テレワーク拡大でビジネスパーソンのバッグ事情に変化? 耐久性より「サイズ」重視に【イデアインターナショナル調べ】

ビジネスバッグに不満がある人は6割以上、「重い」「物を出し入れしづらい」がトップ2。

イデアインターナショナルは、「バッグに関する調査」の結果を発表した。ビジネスバッグを選ぶ際に重視している点、メインで使用しているビジネスバッグのタイプ、使用中のバッグに対する不満などについて、全国の20代~40代のビジネスパーソン500名から回答を得ている。

ビジネスバッグへの最大の不満は「重い」

まず「ビジネスにおいて主に使用するバッグのタイプ」を聞くと、「トートバッグ」32.4%、「ショルダーバッグ」28.8%、「バックパック」24.4%がトップ3で、全体の8割近くを占めた。オフィス勤務者・自宅勤務者で比較すると、オフィス勤務者は「トートバッグ」34.2%を、在宅勤務者は「バックパック」32.6%を主に使用していた。

「仕事とプライベートでバッグを使い分けているか」を聞くと、「使い分けている」61.0%、「使い分けていない」39.0%で、使い分けている理由については「仕事のときはPCが入る大きめなバッグを使うから」「仕事では両手の空くバックパックを使うようにしている」「プライベート用はカジュアル過ぎるので、仕事のときには合わない」といった意見があがった。

そこで「ビジネスバッグを選ぶ際に、特に重視しているポイント」をコロナ禍前・後でそれぞれ聞くと、1位はいずれも「価格」、2位は「デザイン・色」となった。一方3位は、コロナ禍前は「耐久性」27.0%、現在は「PCが入るか」29.3%に変化していた。テレワークの拡大により、PCを持ち歩く機会が増えたことで、ビジネスバッグに求める条件が変化したと考えられる。

なおビジネスバッグ1つあたりにかける金額は、平均「11,000円」で、男女差・年代差はあまりなかった。またふだんPCを持ち歩く人の割合は全体の34.6%だった。職種別では、「事務職」で34.7%。「営業職」で59.6%がPCを持ち歩くと回答している。

最後に「使用しているビジネスバッグに不満があるか」を聞くと、6割以上がなんらかの不満を感じていた。具体的に聞くと、「重い」33.1%、「物を出し入れしづらい」25.0%、「服装に合わせづらい」18.8%が上位にランクインしている。その他「ポケットが少ない」「撥水・防水性がない」といった意見も多かった。仕事スタイル、所有PCのサイズや重さ、さらには機能面・デザイン面で、バッグに何を求めるかは十人十色のようだ。

調査概要

  • 【調査対象】全国の20代から40代ビジネスパーソンの男女
  • 【調査方法】Webアンケート調査
  • 【調査期間】2021年6月7日~9日
  • 【有効回答数】500人
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