鞄をなくしたことある? 「両手の空く鞄」をほぼ9割が使用もなぜか紛失。被害額は「5万円以上」【MAMORIO調べ】
MAMORIO(マモリオ)は、「鞄の紛失」に関する調査結果を発表した。10月4日の探し物の日に合わせたもので、10~70代男女431人が回答している。
「今後の鞄の紛失対策に、スマートトラッカーを利用したい」74.5%
まず「日常的に使用している鞄のタイプ」を聞くと、「肩かけ(トートバッグなど)」33.6%、「リュックサック」32.0%、「斜めかけ(ショルダーバッグやメッセンジャーバッグなど)」23.9%となり、合わせて89.5%が“身につけて持ち歩く、両手の空く鞄”を使っていた。
「鞄のなかに入れて持ち歩いているもの」は「財布」89.8%、「鍵」79.8%、「スマートフォン」75.6%、「免許証などの身分証明書」66.1%など貴重品が多いが、イヤホンや充電器、薬や手帳、傘といった回答も見られた。
「日常的に使っている鞄の価格帯(購入金額)は72.6%が「1万円以内」だった。一方「中身ごと鞄を紛失した場合の金銭的・精神的な被害総額」は「5万円以上」が55.6%と半数を超える。なかには「20万円以上」13.2%とした人もいる。鞄自体はともかく財布やスマホを無くした場合は、諸手続が大変そうだ。
なお36.7%の人が「鞄を紛失または置き忘れた経験がある」と回答している。
そこで「鞄をなくさないためにとっている対策」を聞くと、「常に持ち歩く」70.3%、「常に注意を払う」55.2%が上位で対策としては不十分な印象だ。「鞄が手元から離れる際は必ずロッカーなどに入れる」14.8%、「鞄に忘れ物防止タグ(スマートトラッカー)やGPSデバイスを取り付ける」2.6%もいるが、「特に対策は行っていない」10.9%も存在した。
ただし「今後の鞄の紛失対策に、忘れ物防止タグ(スマートトラッカー)を利用したいと思いますか」という設問には、「思う」74.5%が圧倒的で、テクノロジーで対処したいという人が多い。
同社のスマートトラッカー「MAMORIO(マモリオ)」以外にも、アップルのAirTagやTileも近年普及している。またサムスンの紛失防止タグ「Galaxy SmartTag2」の日本展開も10月12日に発表されている。さらにはBluetoothやGPSなどは使用せず、単純にキーホルダーのブザーを鳴らすような製品、荷物を動かすとアラートがなる製品といったものもある。自分の利用シーンにあわせて導入するといいだろう。
調査概要
- 【調査対象】10代~70代の男女(全国調査)
- 【調査方法】インターネット調査
- 【調査時期】2023年9月20日
- 【有効回答数】431
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