2021年新社会人、がんばりたいのは「仕事」準備しているのは「断捨離」【LINEリサーチ調べ】

新社会人(18歳~24歳)を対象に、新生活に向けた準備や不安についてアンケートを実施。

LINEの調査サービス「LINEリサーチ」は、全国の新社会人(18歳~24歳)429人を対象に「春からの新生活」について調査した結果を発表した。「新生活でがんばりたいこと」「どんな準備をしているか」「不安に思っていること」「入社式や職場はどのような体制になるか」などを聞いている。

がんばりたいことは「仕事」、準備していることは「断捨離」

まず「新生活でがんばりたいこと」を聞くと、「仕事」70.5%が圧倒的多数で、「貯金」40.6%、「収入・資産を増やす(投資なども含む)」32.3%がそれに続く。前年から目立つ増減はないが、「自分磨き」「趣味・自分の好きなこと」が減少、「運動・健康・ダイエット」「友だちづくり・人脈づくり」が増加したという。

「新生活に向けて準備していること」を性別で見ると、男女ともに1位は「断捨離」。男性の33.5%に対し、女性は55.5%にまで達している。2位以降は「貯金」「勉強」が続くが、こちらは男性のほうがやや数字が高い。また男性7位の「パソコン/タブレット/周辺機器を買う」は女性では10位圏外だった。一方女性は「ファッションアイテムを買う」「美容院・ヘアサロンへ行く」「家具を買う」「生活家電を買う」など、多くの項目が男性を上回っており、多方面に準備していることがうかがえる。

「仕事についていけるか」が最大の不安

「新生活に対する気持ち」を聞くと、「期待と不安半々」がもっとも多く33%だが、 「期待でいっぱい」「期待のほうが強い」との回答(32%)のほうが、「不安のほうが強い」「不安でいっぱい」との回答(30%)をわずかに上回っている。

なにかしら不安がある375人に、「新生活で不安に思うこと」を聞くと、「仕事についていけるか」73.1%、「上司や同僚とうまくやっていけるか」61.4%、「朝、ちゃんと起きられるか」48.4%など、職場関連がすべて上位となった。

なお「入社式や業務の態勢」については、入社式は「実際に集まる(リアル)形式のみ」35%が最多で、「まだ決まっていない」33%がそれに続く。約1か月前の調査時点(3月5日~8日)でも企業側が決めかねている様子がうかがえる。

業務の態勢では、「すべて【職場】で業務」45%が圧倒的に多く、何らかの在宅勤務・テレワークを行うとしたのは21%に留まった。ただし新人研修などを経てテレワークに切り替わるといったケースは考えられる。こちらでも「まだ決まっていない」という企業が25%存在した。

調査概要

  • 【調査対象】日本全国の18歳~24歳の男女
  • 【調査方法】LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
  • 【調査期間】2021年3月5日~8日
  • 【有効回答数】2,285サンプル
  • 【集計対象】有効回答数のなかから、今年の3月~4月に就職する予定がある男女429サンプル
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