企業サイトのWebユーザビリティ評価ランキング、「明治」が前年98位から3位にジャンプアップ!【トライベック調べ】
コロナ禍を乗り越え、顧客体験向上を目指しサイトリニューアルした企業が大幅ランクアップ。
2021/2/2 10:00 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
トライベックは、「Webユーザビリティランキング2021 企業サイト編」を発表した。全15業界・150サイトについて、5つの評価軸(全102評価項目)で評価を行っている。
【5つの評価軸(全102評価項目)】
- アクセス性
- サイト全体の明快性
- ナビゲーションの使いやすさ
- コンテンツの適切性
- ヘルプ・安全性
サイトを全面リニューアルした企業が大幅ランクアップ
今回のランキングは、1位「KDDI」、2位「UQコミュニケーションズ」、3位「明治」、4位「大同生命」、5位「中外製薬」となった。前年2020年は1位~5位の企業の顔ぶれに変動はなかったが、今回前年98位の明治が3位にまでジャンプアップした。
スコアで見ると、全体の平均点は72.77点(2019年:71.57点)で前年より上昇。全体的にスコアが上がっているが、1位の「KDDI」は前年の90.58点という高スコアからさらに91.12点とスコアを上げていた。コロナ禍を受け各社がサイトのUX/CX改善に注力したと考えられる。Webサイトの全面リニューアルを行った企業は、150社中20社と例年より多く、「明治」の他では、13位「積水ハウス」も前年115位から大きくランクを上げている。
一方6位「清水建設」(前年23位)、9位「松井証券」(前年14位)、10位「大日本印刷」(前年19位)などは、定期的なWebサイトの見直しで、堅実にスコアを上昇させた。
調査概要
- 【調査対象】「総合電機・ITサービス」「精密機器・電子部品」「情報通信」「機械・部品メーカー」「自動車・自動二輪」「医薬品」「化学・繊維・印刷」「鉄鋼・金属・材料」「銀行・クレジットカード」「証券・保険」「商社・流通・小売」「食品・飲料・生活用品」「建設・不動産・住宅」「鉄道・運輸」「電力・ガス・エネルギー」の全15業界において、売上上位の国内主要企業
- 【調査期間】2020年9月下旬~12月上旬
- 【調査方法】「A.アクセス性」「B.サイト全体の明快性」「C.ナビゲーションの使いやすさ」「D.コンテンツの適切性」「E.ヘルプ・安全性」の5評価軸・全102項目について評価
- 【対象企業・ブランド数】150サイト
※記事初出の時点で社名に誤表がありました。訂正してお詫びします(2/2 編集部)
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