「オンライン診療」認知度は84.1%、高齢者ほど知っているが利用していない現状【MMD研調べ】

利用経験は全体では18.0%、8割超が「今後も利用したい」と回答。
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MMD研究所は、「オンライン診療に関する調査」の結果を発表した。オンライン診療の認知、利用経験の有無、利用のきっかけ、良い点・悪い点、今後の利用意向などについて、20歳~69歳の男女12,517人、そのうちオンライン診療経験者321人から回答を得ている。

「オンライン診療」は、病院での診療、往診・訪問診療に続く、第三の診療スタイルとして期待されており、特に今回のコロナ禍により急速に普及すると考えられている。厚生労働省では、受診者・医師向けの啓発活動、医師向けの研修などを実施中だ。

オンライン診療への関心はどの世代も半数以上が関心を示す

まず全体(12,517人)に「オンライン診療の認知」を聞くと、「知っている」33.4%、「名前だけ聞いたことがある」50.7%、「知らない」15.9%で、認知度(知っている+名前だけ聞いたことがあるの合計)は84.1%に達する。性年代別では、最も認知度が高いのは60代女性(93.6%)、最も低いのは20代男性(68.9%)だった。

続いて「知っている」と回答した4,185人に「利用経験」を聞くと、「現在利用している」11.5%、「過去に利用していた(現在は利用していない)」6.5%で、18.0%が利用経験者だった。性年代別では、最も利用経験が多かったのは男性20代(43.4%)など若年層が多く、認知度とはほぼ逆の結果になった。

全体の関心度(非常に関心がある+どちらかと言えば関心がある)を見ると、どの世代も5割以上で、ここまで大きな年代差は見られない。年齢層が上がるほど「オンライン診療は知っているし関心もあるが、デジタルディバイドにより使えない・使わない」という状況が進むと推察される。

オンライン診療利用経験者、今後も利用したい人は8割超

ここからオンライン診療利用経験者(321人)に絞り、「オンライン診療を利用したきっかけ」を聞くと、「感染予防のため病院に行くことを控えたかった」38.9%が最多。以下「かかりつけ医や病院がオンライン診療に対応していたから」31.8%、「通院時間短縮のため」29.0%が続いた。

「オンライン診療を利用して良かったこと」「不安や不満に感じたこと」では、「感染症などのリスクが減る」45.5%が良い点の1位、「触診がないので不安だった」26.8%が悪い点の1位だった。きっかけ同様に、感染予防や感染症への警戒心など、コロナ禍の影響が強い一方で、やはり“直接の接触がない”メリットがデメリットにもなっている格好だ。

なお、オンライン診療の今後については「増えてほしい」が66.7%、今後の利用意向については「利用したいと思う」52.0%、「やや利用したいと思う」34.0%で、やはり拡大・継続を望んでいる利用者が多いようだ。

調査概要

  • 【調査対象】予備調査:20歳~69歳の男女、本調査:オンライン診療経験者
  • 【調査方法】インターネット調査
  • 【調査期間】2020年10月15日~11月2日
  • 【有効回答数】予備調査:12,517人、本調査:321人
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