副業ニーズが急速に上昇、副業を認める企業に対して高い好感度。課題は「情報の提供方法」【YOUTRUST調べ】

副業を認めない企業に対する魅力度は、6割超が「低下した」と回答。

YOUTRUSTは、「副業に関する実態調査」の結果を発表した。同社の副業・転職SNS「YOUTRUST」ユーザー238人から回答を得ている。厚生労働省は9月2日に「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を発表するなど、安心して副業・兼業に取り組めるよう、労働時間管理や健康管理などについて言及しており、こうした背景を受けた調査となっている。

「副業を認める企業」ほど魅力は向上

まず企業の魅力度について、「副業を認める企業」「副業を認めない企業」それぞれについて聞くと、副業を認める企業は、6割超が「向上した」と回答。一方、副業を認めない企業は6割超が「低下した」と回答している。

また直近の3か月について、副業意欲の変化を聞くと、「副業意欲が高まった」48.8%が最多で、半数近くにのぼっている。副業に対して、95%以上が現状維持もしくは向上を示す結果となった。

副業をしたい理由については、前回2位の「収入を増加したいから」が1位となり、1位だった「知見や視野を広げたいから」は3位に下降した。

副業禁止は少数派

なお副業経験の有無について聞くと、約75%が「副業経験あり」だったが、副業・転職のキャリア情報が集まるYOUTRUSTのユーザーが母数である点は留意する必要があるだろう。

また副業未経験者の58人に「本業で副業が禁止されているかどうか」を聞くと、禁止されている人は、約25%にとどまった。

調査概要

【調査対象】副業・転職SNS「YOUTRUST」ユーザー
【調査方法】Webアンケート
【調査期間】2020年8月12日~23日
【有効回答数】238人

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