自分用のスマホを持つ時期、「高校1年生」28.2%に次いで「中学生1年生」22.3%【LINEリサーチ調べ】
LINEの調査サービス「LINEリサーチ」は、高校生のスマホ事情について調査した結果を発表した。LINEユーザーの高校1年生~3年生男女に、「自分用のスマホを持った時期」「スマホで普段行っていること」「家庭でのルール・約束事」を聞いている。
自分用のスマホを持った時期:新入生になるときがスマホデビューのタイミング
まず「自分用のスマホを持ったのはいつからですか?」と聞くと、「高校1年生」28.2%、「中学1年生」22.3%がとくに多い。やはり新入生になったタイミングでスマホを持たせるという親が多そうだ。ただし、小学生時代からというケースも17.2%存在する。逆に高校2年生・3年生でというケースはほとんど見られない。この結果、高校1年生時点で、ほぼ9割以上の子どもが自分用スマホを持っていることとなる。
スマホで普段行っていること:トップはYouTubeやTikTokなどの「動画視聴」
次に「普段スマホでよくしていることは何ですか?」と聞くと、男女ともに1位は「動画をみる(YouTube、TikTokなど)」。2位は、女子は「友だちやフォロワーのSNSをみる」47.9%だが、男子は「ゲームをする」67.7%と違いが現れた。数字を見ると、女子はSNSやメッセージのやりとり、ゲームもまんべんなく行っているが、男子は動画視聴とゲームの2つがとくに高く、利用が集中しているようだ。
家庭でのルール・約束事:基本ルールは1年生時点で学ぶ
「スマホを使うときの、家族のなかでのルールや約束事」を聞くと、すべての学年で「データ通信容量の上限が決まっている」が1位となった。使用時間と利用料金に直結すること、数字として定めやすいことから、ルールに採用している親が多いと考えられる。
2位以下は学年ごとにかなり違っており、スマホデビュー直後の高校1年生だと「ゲームの課金禁止」「ネット上に個人情報を書き込まない」「IDやパスワードを他人に教えない」などの基本的な注意事項があがっている。一方、高学年になると「わからない/特にルールはない」が増加していた。
調査概要
- 【調査対象】LINEユーザーの高校1年生~3年生男女
- 【調査方法】LINEリサーチによる調査
- 【調査期間】2020年4月14日~17日
- 【有効回収数】1,023サンプル
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