50代・60代の在宅勤務が2倍に、職種では総務や営業が増加【ウォンテッドリー調べ】
「社会はいま、大きな転換点にいると思う」という人が90.1%に達する。
2020/5/13 8:00 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
ウォンテッドリーは、新型コロナウイルス感染拡大に関する調査結果およびスローガン「これから、シゴトとどう生きる? #シゴトの未来」を発表した。
在宅勤務の実施状況、働き方への意識、社会への意識、会社との心理的距離などについて、1万人以上から回答を得ている。
高齢者層ほど在宅勤務が増加、職種では総務
まず「在宅勤務をしてるか?」を聞くと、2020年4月1日~4月8日には22.6%だったが、2020年4月29日~5月6日になると46.1%と倍以上に増加していた。
また職種を登録しているユーザー、生年月日を登録しているユーザーについて、「在宅勤務をしてるか?」の回答を、4月と5月で比較した。
その結果、職種別では、総務が254%、営業が215%と、マーケティングの137%に対して1.5倍以上の伸びが見られた。また年代別では、50代が210%、60代が199%と大きく伸長していた。これは、高齢者ほど重症化しやすいという新型コロナウイルスの特性に配慮した結果と思われる。
働き方や社会の捉え方にも意識の変化、“大きな転換点”という人が9割超
「コロナショックで働き方への意識は変わったか?」「社会はいま、大きな転換点にいると思うか?」「コロナ禍で、会社との心理的距離はどうなった?」といった質問に対しては、「働き方への意識が変わった」72.8%、「社会はいま、大きな転換点にいると思う」90.1%、「会社との心理的距離が広がった」63.9%と、多くの人の心象風景に変化が生じているようだ。
調査概要
- 【調査対象】つながり管理アプリWantedly People利用ユーザー
- 【調査方法】アプリ内投票機能による「新型コロナウイルス感染拡大に関する調査」を実施。
- 【回答者総数】81,572名
※質問ごとに、調査期間と回答者数は異なる。
- (1)「在宅勤務をしてる?」対象:34,126名、期間:2020年4月1日~4月8日
- (2)「在宅勤務をしてる?」対象:30,692名、期間:2020年4月29日~5月6日
- 職種別回答の対象と期間:4,277名(2020年4月1日~4月8日)、3,596名(2020年4月29日~5月6日)
- 年代別回答の対象と期間:6,040名(2020年4月1日~4月8日)、5,328名(2020年4月29日~5月6日)
- (3)「コロナショックで働き方への意識は変わった?」対象:25,908名、期間:2020年4月8日~4月15日
- (4)「社会はいま、大きな転換点にいると思う?」対象:25,618名、期間:2020年4月15日~4月22日
- (5)「コロナ禍で、会社との心理的距離はどうなった?」対象:13,132名、期間:2020年4月22日~4月29日
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