「Google Earth」で数年間の変化が分かる機能「タイムラプス」に過去2年の画像追加

これで1984~2018年の35年分が閲覧可能に、スマートフォンやタブレットにも対応

米国Googleの日本法人、Googleジャパンは、衛星写真を基に地球データを表示するサービス「Google Earth」で地域の数年間の変化が見られる機能「タイムラプス」に、過去2年の画像を加えた、と4月26日発表した。これで1984~2018年の35年分が閲覧できる。スマートフォンやタブレットでも利用可能にした。

Google Earthタイムラプスは、世界の各地域の2018年までの変化がさまざまなズームレベルで見られ、ドバイの人工島開発、アラスカのコロンビア氷河の後退、米国ラスベガスの都市拡大などが一目で分かる。日本でも岩手県陸前高田市の防潮堤建設や、沖縄県那覇市の那覇空港第2滑走路建設の様子が見られる。

 

タイムラプスはGoogle Earthのエンジンを使い、USGS(米国地質調査所)/NASA(米国航空宇宙局)のランドサットプログラムなどの衛星画像によって雲がない画像を表示。エンジンには日本のJAXA(宇宙航空研究開発機構)のデータセットも提供を始め、豪雨による土砂崩れを広範囲で検知することに使われている。

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