Instagramの月間アクティブユーザー数は2000万人。ユーザーの8割がビジネスアカウントをフォロー
Instagramは、BtoBマーケター・広告主向けにInstagram Dayを開催し、Instagramが日本でどのように使われ、広告主がどのどのように活用しているのかなどを紹介した。
Instagramの月間アクティブユーザー数は、グローバルでは8億、日本では2000万へ
フェイスブック ジャパン 代表取締役の長谷川晋氏が登壇し、ユーザー推移やどのように使われているかなどについて紹介した。
長谷川氏によると、Instagramの月間アクティブユーザー数は、グローバルでは8億、日本では2000万超えるまでに成長したという。
Instagramが日本で、このような大きなイベントを開催するのは2015年以来2回目となり、2015年当時と月間アクティブユーザー数を比較しても、グローバルでは3億から8億へ、日本では810万から2000万へと成長を続けている。
また長谷川氏は、2017年9月に行った18~44歳の男女2053人を対象とする、Instagramの利用実態の調査結果を紹介した(フェイスブックの委託調査・実施はKanter)。
日本におけるInstagramユーザーの男女は、男性39%、女性61%だという。
Instagramユーザーの最も多い利用シーンは、自宅でくつろいでいるときが59%と1位となり、次いで移動中が31%、仕事の休憩中の18%が続いた。
「よく見るコンテンツ」の上位15位を紹介した(右の数字は2015年比)。1位は有名人の投稿、2位は友人の投稿、3位はファッションと2015年と比べても上位3トップは根強い人気がある。
2015年と比較して減少しているコンテンツは、4位の写真や13位のアート・デザインである。一方、よく見られるコンテンツとして増加しているものは、5位の料理、6位の旅行、7位の動物・ペット、12位のスポーツは50%以上増加している。
利用後の気持ちとしては、2015年と比較すると次のような変化が見られた。
ハイクオリティなものに触れる場やセンスを見せる場よりも、自分と同じ興味を持った人とつながれる場(61%)や世界をもっと知れる(61%)、最新のカルチャーやファッションを知れる(56%)といった回答が多く、自分の日常を切り取る場としてInstagramは利用されていることがわかる。
その証拠に、人気のハッシュタグは次の通りだ。
- #猫
- #ランチ
- #ハンドメイド
- #海
といったものから、
- #写真好きな人と繋がりたい
といった、文章のハッシュタグが多く利用されていることは、グローバルでみても日本のユニークな点だと長谷川氏は強調する。
ユーザーの8割は自主的にビジネスアカウントをフォロー
次に初来日となる、Instagram 最高製品責任者のケビン・ウェイル氏(Kevin Weil)が登壇した。
ウェイル氏は、昨年追加されたInstagramの機能「Instagram Stories(インスタグラム ストーリーズ)」がどのように使われているか言及した。
インスタグラム ストーリーズのデイリー利用者数はグローバルで2.5億を超える。
また、Instagramを利用している広告主はグローバルで200万、ビジネスアカウントは1500万に上る。驚くべきことは、Instagramユーザーの80%は、自主的にビジネスアカウントをフォローしているという。
「インスタグラム ストーリーズができたことによって、今までの4倍の動画が再生されるようになり、Instagramのエンゲージメントもこれによって大きく変化した」とウェイル氏は強調した。
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