YouTube、日本でも広告付きのオリジナルコンテンツ配信に前向き

YouTube チーフビジネスオフィサーのロバートキンセル氏は、YouTubeの利用状況、今後の展望などを語った。

YouTubeのチーフビジネスオフィサーのロバートキンセル氏は、「YouTubeにおけるコンテンツの取り組み」と題して、YouTubeの利用状況、今後の展望などを語った。

YouTube チーフビジネスオフィサーのロバートキンセル氏

日本でも広告付きオリジナルコンテンツ配信に前向き

YouTube Redでは、すでにオリジナルコンテンを製作してきたが、YouTube Red会員でなくとも無料で見られる、広告付きオリジナルコンテンツの配信を日本でも検討しているという。

YouTube Redは、日本では利用できないが、2016年2月にスタートした有料サービス。現在は、米国、オーストラリア、韓国、メキシコ、ニュージーランドの5カ国で利用可能。

1分間に400時間分の動画がアップロードされている

ロバート氏は、YouTubeの利用状況について次のように述べた。

現在YouTubeは、1分間に400時間分の動画が全世界でアップロードされている。1日あたり10億時間ストリーミング(2016年10月)されており、MAU(月間アクティブユーザー)は、15億人に達するという(2017年5月)。

一方、ニールセンの調査によると、日本国内で1日に4500万人が、YouTubeにアクセスしている。18~59歳のインターネットユーザー77%が利用しており、市場規模としては全世界で2番目の市場になったという。

 
 

また、さまざまなタイプのコンテンツ増加によって、視聴者が増加。それに伴い、つぎのような広告商品においても、広告想起率が向上したという。

  • 「グーグル・プリファード(Google Preferred)」と呼ばれる、視聴回数の多いトップ5%のコンテンツに予約型で配信できる広告
  • 「バンパー(Bumper)広告」と呼ばれるスキップできない6秒広告
  • 「TrueView インストリーム広告」と呼ばれる5秒した後、スキップできる広告
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