ニールセン、スマートフォン利用実態調査で「Facebook」がよく使うサイトのトップ10入り

コミュニケーションサービス「LINE」が急増、利用開始者の男女比率で女性が男性超える

メディア視聴行動分析サービスのニールセンは、スマートフォン・メディア利用実態調査レポート6月版の結果をまとめ、7月24日発表した。スマートフォンの利用動向では、よく使うウェブサイトで「Facebook」が初めてトップ10に入り、コミュニケーションサービス「LINE」の割合が急増した。最近6ヵ月のスマートフォンの利用開始者の男女比率では、初めて女性が男性を上回った。

全国のスマートフォンユーザーを対象に5月21~23日に調べた。サンプル数は約3000。調査は四半期ごとに実施している。スマートフォンからよく利用するウェブサイトでは、「Google検索」がトップ、次いで「YouTube」となったが、Facebookが前回調査の12位から順位を上げて10位に入った。上昇率が高かったのはLINEで、前回の24位から14位になった。

スマートフォンを初めて利用した時期に関しては、調査の度に女性の割合が増加していたが、最近6ヵ月では女性が56%を占めた。ニールセンは、特に20代女性のスマートフォンからのオンラインショッピングが増加傾向にあり、今後注目する層になる、と分析。LINEについては、通話、メールの従来型コミュニケーションに特化して利用者を獲得した、と解説している。

ニールセン
http://www.netratings.co.jp/

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