ニールセン、2014年日本のインターネットサービス利用者数ランキングでスマホの利用者数1位はGoogle
インターネット調査のニールセンは、スマートフォン視聴率情報「Nielsen Mobile NetView」、PC版インターネット視聴率情報「Nielsen NetView」を基に2014年の日本におけるPCとスマートフォンでのインターネットサービス利用者数ランキングをまとめ、12月16日発表した。スマートフォンは月間のインターネット利用者数が2013年10月時点から約900万人増加し、2014年10月時点では約4400万人となった。アプリとWebブラウザから利用者が多かったサービスは1位がGoogleで平均月間利用者数は4127万3000人、2位はYahoo!で3875万4000人だった。調査の基となったNielsen Mobile NetViewは、全国4000人の調査協力モニターから取得するアクセスログ情報によって作成、Nielsen NetViewは全国4万人以上のオンライン視聴者パネルからデータを収集している。
個別のアプリ利用状況では、もっとも利用者数の多かったアプリは「LINE」で、2013年の月間平均利用者数と比較すると約1000万人増加し、3100万人が利用していた。LINEのほかでは「Twitter」「Yahoo!JAPAN」も昨年から大きく利用者数を増やした。PCからのインターネット利用者の多いサービスは、トップ10すべての増加率が2013年に比べて2ケタの減少となった。2014年はスマートフォン躍進の年で、さまざまなインターネットサービスの利用がPCからスマートフォンに移行していることが分かる。PCからの利用率は「楽天」や「Amazon」などのECサイトでそれぞれ15%、14%の減少。動画サービスの「YouTube」も18%減少した。
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