ユーザエクスペリエンスが切り開くHCDの未来 - HCD-Netが2010年度のフォーラムを6/12に開催

HCD-Net(人間中心設計推進機構)は、2010年度のフォーラムを6月12日(土)に東京都港区の東海大学で開催する。

今回のテーマは「ユーザエクスペリエンスが切り開くHCDの未来」。ユーザエクスペリエンス(UX)に関して、規格から具体的な取り組み方までの最新の話題を提供し、議論する場として開催される。

HCD-Net非会員も参加可能。

イベントの詳細や申し込み:
http://www.hcdnet.org/event/hcd-net2010user_experiencehcd.php

【開催要領】
●日 時:  2010年6月12日(土)
・フォーラム 午後1時~5時30分
・交流会   午後6時~8時
●場 所:  東海大学 高輪校舎 4号館2階 4201教室
http://www.u-tokai.ac.jp/info/traffic_map/shared/pdf/takanawa_campus.pdf
●主 催:  NPO法人 人間中心設計推進機構
●協 賛:  ヒューマンインタフェース学会
●参加費:
・フォーラム 会員3,000円(当日3,500円) 一般5,000円(当日5,500円)
・交流会   会員4,000円(当日4,500円) 一般6,000円(当日6,500円)
●定員:   150名

【プログラム】
12:30~ 受付
13:00~13:10 はじめに(早川 誠二氏、HCD-Net副理事長)
13:10~14:40 ユーザエクスペリエンスとサービス原則(北島 宗雄氏、産業技術総合研究所)
14:40~14:55 総会報告(鱗原 晴彦氏、HCD-Net事務局長)
14:55~15:05 パラレルセッション

【パラレルセッションの内容】
●<セッションA>(15:30~17:30、4201教室)
サービス利用者のUX計測・モデル化の事例
本セッションでは、消費傾向や計測条件が異なる2つの集客フィールド(プロ野球観戦と温泉旅行)を中心に、認知的クロノエスノグラフィー(CCE)を適用した事例を示し、その効果について述べる。
-北島 宗雄氏(独立行政法人産業技術総合研究所)
-田平 博嗣氏(株式会社U’eyes Design)

●<セッションB>(15:30~17:30、4204教室)
ユーザエクスペリエンス(UX)から実利用経験(RUX)へ
- ISO13407からISO9241-210への改訂に寄せて

本セッションでは、UXを議論するための基礎として、その歴史的経緯(ユーザビリティ関連とマーケティング関連)を確認する。また実利用経験のUX評価とはどういうものかを考察する。
-黒須 正明氏(HCD-Net理事長)
-安藤 昌也氏(HCD-Net理事)

●<セッションC>(15:30~17:30、4205教室)
アドバンストデザインにおけるUXアプローチ
本セッションでは、新たな情報による気づきや相互触発による新しいモノコトのアイデア展開をリアルタイムで行う。テーマは誰もが身近に感じられる「自転車」と「東京」である。
-松原 幸行氏(HCD-Net理事)
-畑中 元秀氏(takram design engineering)
-石黒 猛氏(石黒猛事務所)

●<セッションD>(15:30~17:30、4206教室)
アジャイルUXの潮流
本セッションでは、HCD実務家のためのアジャイル開発の入門講座として、代表的な手法である「スクラム」のエッセンスをワークショップ形式で解説する。またHCD実務家がアジャイル開発チームとスムーズに協働作業するための基本的な概念と手法について解説する。
-樽本 徹也氏(HCD-Net理事)
-川口 恭伸氏(株式会社QUICK)

イベントの詳細や申し込み:
http://www.hcdnet.org/event/hcd-net2010user_experiencehcd.php

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