ビジネスマンの情報源は、Web検索情報が新聞・書籍・雑誌等を上回る ~ガートナー調査

ガートナー ジャパンは11月8日、日本のビジネスマンにおけるITを利用したワークスタイルに関する調査結果を発表した。

「検索で得られるWeb情報」が情報源の第1位に

  • ビジネスマンが仕事で利用する情報源で、「検索サイトを介して入手できる情報」すなわち「Web検索情報」の利用度が、「新聞・書籍・雑誌」といった「リアル」の既存メディアを抜いて第1位になった。第2位との差はわずかであったことから、両者が逆転したのは比較的最近のことと推定できる。
  • 長い間、ビジネスマンの情報源としての中心的な存在は紙媒体であったが、現在はインターネットがこれを上回っており、世界中でこのような現象が起こっているものと考えられる。
  • この傾向は年齢が低いほど高くなっており、世代交代が進むにつれてますます高まるものと考えられる。
  • 第8位に「検索サイトでのみ提供されている情報」があるが、これはおもにポータルサイトを指すとみられる。かつて固定的なポータルサイトでどれだけ情報が提供できるかで集客を競った時代があったが、こうしたポータルサイトがビジネスマンの情報源としてあまり重要でなくなっていることを示唆している。
  • 同時にこれは、「検索エンジン」がますます重要な存在になりつつあることを示すとともに、ビジネス情報が「リアル」からWeb、有料から無料(あるいは極めて低料金)への流れが加速しているという点で重要な変革とみられる。

ガートナー ジャパン
http://www.gartner.co.jp

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