衣袋教授のGoogleアナリティクス入門講座

Googleアナリティクスの導入から、運用、活用まで、正式なサポートがない初めての人でもゼロから学んでいけるように、丁寧に解説していく。

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「サブディレクトリへのトラフィック」フィルタの設定方法

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「サブディレクトリへのトラフィック」フィルタの設定方法

このフィルタの目的

「プロパティ」のレベルで収集する大元のデータは、通常はドメイン名全体を対象に収集しておく。しかし、会社の部門ごとにWebサイトのディレクトリが分かれているような場合に、それぞれの部門に所属している社員には、自分の部門だけのデータしか見せないようにしたいことがある。そのようなときに使うのが、この「サブディレクトリへのトラフィック」フィルタである。

たとえば、営業部門管轄のコンテンツのディレクトリが「/sales/」、広告宣伝部管轄のコンテンツが「/pr/」となっているとして、営業部員には「/sales/」のアクセス解析データだけを見せるようにしたい場合の設定を説明しよう。

このフィルタの設定方法

「プロファイルにフィルタを追加」画面で、「サブディレクトリへのトラフィック」(図5青枠部分)をプルダウンで選択すると、図5のような画面表示になる。

図5:「サブディレクトリへのトラフィック」フィルタ
図5:「サブディレクトリへのトラフィック」フィルタ
  • 上部の「フィルタ名」図5紫枠部分)には「営業部」と入力する。
  • 中央下部の「サブディレクトリ」図5黄枠部分)には「/sales/」と入力する。この「サブディレクトリ」の右側に記述するテキストは「/sales/」とか「/pr/」などというように、スラッシュ(/)でディレクトリ名を囲む形になる。
  • 左側のプルダウン図5緑枠部分)は、「/sales/」以下のコンテンツへの訪問だけに絞り込みたいので、「右のみを含む」を選択する。
  • 右側のプルダウン図5黒枠部分)は「前方が一致」を選択する。

[保存]をクリックすれば、設定が保存され、新しいフィルタが作成される。

もちろん、こういった利用形態であれば、部門の数だけのプロファイルを作り、プロファイルごとに同様のフィルタを設定する必要がある。

◇◇◇

以上「ドメインからのトラフィック」「IPアドレスからのトラフィック」「サブディレクトリへのトラフィック」の3つの既定フィルタを説明してきたが。最後に、フィルタに関する注意点を1つ。

フィルタを設定したプロファイルでは、以後、フィルタによって加工されたデータをもとに集計されることになるのだが、フィルタが適用されるのは、フィルタを設定した後から計測されたデータだけだ。

フィルタを設定しても、設定以前にさかのぼってデータが加工されるわけではない。

集計し始めてから途中でフィルタを設定すると、集計範囲が変わってしまうので、トレンドを見る場合には注意が必要だ。フィルタは、できるだけ集計し始めのうちに設定しておこう。

繰り返しになるが、フィルタを適用する場合は、メインのプロファイルではなく、メインのプロファイルとは別に作った加工用のプロファイルを使うようにしてほしい。メインのプロファイルにフィルタをかけてしまうと、何かミスがあったときにその期間のデータが使い物にならなくなってしまうからだ。

データをフィルタで加工して使うために新しいプロファイルを作る手順は第2回を参照してほしい。

筆者の『ユニバーサルアナリティクス版Googleアナリティクス完全マニュアル(PDF)』が発行されました。

筆者が講義を行うGoogle アナリティクス徹底講座も、定期的に開催しています。 → Google アナリティクス ゼミナール

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