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「●● □□」と「□□ ●●」のように語順によって検索結果が違うのはなぜ?

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「●● □□」と「□□ ●●」のように語順によって検索結果が違うのはなぜ?
★★★☆☆ ユーザーのクリックを見ているから (Quora)

複合キーワードでの検索の場合、単語の語順を変えると検索結果が大きく異なることがあるがこれはなぜか?

Quora(クオラ)というQ&Aサイトに投稿されたこの質問に対して、グーグル社員のブルース・R・ミラー氏が次のように回答した。

検索ボックスに入力された単語の並び順を取得する機械学習のアルゴリズムを、数あるパラメータの1つとしてグーグルは使っている。意味的なひも付けを開発するために、その後どのリンクをクリックしたかをそのアルゴリズムは見ている。

とはいえ、ユーザーがどの結果をクリックしたかで順位を変えるような単純なアルゴリズムではないだろう。表示させた検索結果が妥当なものかどうかの判断に、ユーザーのクリックも含めているのだと思われる。

SEOを知らないサイトでも上位表示できるのか
★★★★★ グーグルが求めているのは良いコンテンツ (Google Webmaster Central Channel)

グーグルが好むサイトは、SEOのベストプラクティスのテクニックをよく知っていて、マット・カッツさんが教えてくれたコツどおりにやる人が作っているサイトのように見えます。

すばらしいコンテンツを実際には持っているけれど技術的に乏しいサイトがたくさんあるに違いありません。こういったサイトがペナルティを受けているなんてことはないですよね?

このような質問に対してグーグルのマット・カッツ氏が回答した。

検索順位を下げるような手動対応を与えられるという点では、ペナルティを受けることは絶対にない。だが質の良いコンテンツがあるのに間違いを犯している人々のバランスを取ろうとはしている。

たとえば、いつもこんなふうに質問される。「とても正しくW3Cに準拠したコードを書いているのになんで特典をもらえないのか?」

答えはこうだ、「HTMLの文法がおかしくても本当に良いすばらしいコンテンツはある」。誰かがチェックリストで採点してHTMLの構成が満点だったとしても、だからといって、そのページが最高のコンテンツだということにはならない。

コンテンツにアクセスしやすくしたりクローリングしやすくしたり良いタイトルを付けたりといったように、だれもがやれる共通項目は存在する。でもバカみたいにどうしようもない墓穴を掘るようなことをやってしまったとしても、良いコンテンツであるなら、僕たちは検索ユーザーにそのページを見せたいんだ。

JavaScriptを実行してリンクを見つければならなかったり、全ベージにtitleタグがないためにtitleタグを推測して合成しなければならなかったりしたとしても、僕たちはそうしようとする。

あなた方がSEOをやらなくてもいいように僕たちはなんとかうまくやろうとするし、そうして良いコンテンツを見つけようとするんだ。もちろん、コンテンツにアクセスしやすくしたり役に立ったりといったようなことに少しでも時間を費やしてくれたらおおいに助かる。

SEOに関して何もかもすべて正しくやれているわけじゃないからといって、そのサイトにペナルティを与えるなんてことは、絶対にない。SEOに詳しくない人でも、良いコンテンツを持っている人はいる。何よりもまず、人々が本当に気に入って心を引き付けるようなコンテンツを、僕たちは検索ユーザーの目の前に差し出したいんだ。

僕たちは、毎年毎年どんどんGooglebotを賢くしてきているしインデックスして結果を返す新しい方法を考えている。そんなことに取り組み続けていくつもりだし、比較的うまくいくと思っているよ。

複数の言語・地域を対象にしたサイトで使うrel="alternate" hreflang="x"をグーグルが解説
★★★☆☆ Web標準仕様をサポート (Google Webmaster Central Blog)

複数の言語または複数の地域を対象としてコンテンツを公開している場合に、対象となるユーザーに適切なコンテンツを見せることができる「rel="alternate" hreflang="x"」というHTML属性がある。グーグルは2010年9月からこの仕様をサポートしているが、これに関する詳しい解説が、改めてウェブマスター向け公式ブログで公開された。

rel="canonical"や301リダイレクトと併用すれば、コンテンツがまったく同じあるいはほぼ同じときでも検索結果に自分が出したいと望むページを出すことが可能だ。重複コンテンツ問題を発生させず、被リンクなどの評価を統合することにも効果を発揮する。

たとえば、英国に住む英語ユーザーが英グーグル(google.co.uk)で検索した時は英国向けのページを検索結果に表示させ、オーストラリアに住む英語ユーザーが豪グーグル(google.com.au)で検索したときにはオーストラリア向けのページを検索結果に表示させ、フランスに住むフランス語ユーザーが仏グーグル(google.fr)で検索したときにはフランス向けのページを検索結果に表示させることができる。しかしグーグルはそれらのページを1つのグループとして認識してくれる。

日本語でのヘルプができあがっているので複数言語・複数地域をターゲットにしたサイトを運用しているウェブ担当者は読んでおくといい。ただし、はっきり言ってややこしいし、どこまで期待どおりに機能するかも未知数だ。

ちなみに、これらの属性はグーグルが勝手に作ったものではなく、HTML4の時代から仕様に含まれているものだ。

ウェブマスターツールの重要なキーワードは消せない
★★★☆☆ 「重要」という言葉使いが良くない (Google Webmaster Central Help Forum)

ECサイトを運営しているウェブ担当者がグーグルの公式ヘルプフォーラムで次のように質問した。

ウェブマスターツールの[ウェブ上のサイト]>[キーワード]で、私のサイトで最も重要度が高いキーワードとして「VAT」(付加価値税のこと)が出ています。

たしかに「VAT」という単語はすべての商品ページに何度も出ている言葉だから理由はわかりますが、「重要なキーワード」から除外することはできますか?

グーグル社員のスーザン・モスクワさんが次のように回答した。

このキーワードレポートは、クローラーが見つけた、サイト内でもっともよく使われているキーワードを示しています。

ウェブマスターツールの表示から「VAT」を除外したとしても、ページでそのキーワードがよく使われているという事実は変わりません。

だから、ウェブマスターツール上で「キーワード」の表示から特定のキーワードを表示させないようにすることに意味はありません。また、他のキーワードよりも「重要度」が高いか低いかを私たちに伝えることはできません。

ウェブマスターツールのキーワードレポートは「重要度」(英語では「Significance」)というラベルが付いているが、そのキーワードの「重み付け」ということではなく、何回書かれていたかという「サイト全体での出現頻度」の意味しか持たない。上位に出てくるキーワードは、単に「サイトでよく使われている」に過ぎず、「グーグルが重要視している」という意味ではないのだ。

キーワードレポートはたとえば次のような場合のトラブルがないかの発見に使う。

  • 自分がサイト内に数多く書いたはずのキーワードが表示されていない ⇒ グーグルに正しくインデックスされていない
  • 「バイアグラ」のような身の覚えのないキーワードが表示されている ⇒ サイトがハッキングされている

基本的には気にすることのないレポートだと筆者は考えている。

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