【レポート】Web担当者Forumミーティング 2011 Spring

マルチデバイスとソーシャルの時代に応える次世代Webコンテンツ管理 | サイトコア

マルチデバイス時代のWebコンテンツ管理について、ワールドワイドにCMSを展開するサイトコアが解説
【レポート】Web担当者Forumミーティング 2011 Spring

この記事では、2011年5月31日に開催されたセミナーイベント「Web担当者Forumミーティング 2011 Spring」の講演をレポートする。他のレポートをご覧になりたい方はこちら

マルチデバイスとソーシャルの時代に応える次世代Webコンテンツ管理

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数種類のブラウザと携帯電話だけに対応しておけばよかった数年前と違い、現在はインターネットコンテンツを閲覧できる環境が飛躍的に増えている。また、ソーシャルメディアにより今まで見ることのできなかったユーザーの声が可視化されたことも重要だ。Aセッション最初の講演では、このような時代におけるWebコンテンツ管理について、サイトコア株式会社 マーケティング&テクノロジー対応 上席執行役の高沢冬樹氏から、CMSメーカーの見解が語られた。

現在はマルチデバイスの時代

高沢 冬樹氏
サイトコア株式会社
マーケティング&テクノロジー対応
上席執行役
高沢 冬樹氏

A会場で最初に実施されたのは、CMS「Sitecore CMS」を開発・販売するサイトコアの高沢冬樹氏によるセッションだ。

高沢氏は冒頭、スマートフォンやタブレット、IPTV、インフォメーションキオスク、デジタルサイネージなどの普及を踏まえ、現在が完全にマルチデバイスの時代であると定義。「以前のようにPC用に作成したHTMLソースを、携帯用のコンパクトHTMLなどに作り替えて流用する手法では通用しない。デバイスごとに最適化されたWebが求められている」と指摘した。

さらに、ここで言う最適化は単なるレイアウトの違いに留まらず、機能差(Flashの利用可不可など)の吸収、ボタンの数にあわせたナビゲーション設定、画面解像度による自動リサイズなどさまざまな要素があり、これらにすべて対応する必要があるとした。

コンテンツとプレゼンテーションの分離

次に高沢氏は、企業のWebサイト作成体勢は、コンテンツとプレゼンテーションを切り離し、企業のWeb担当者などのビジネスユーザーはコンテンツの作成・編集に、開発者やデザイナーはプレゼンテーションにそれぞれフォーカスし、両者がスムーズに協業するという形が理想との見解を示した。

しかし、周知のとおり両者のやりとりには時間とコストがかかる。高沢氏はそれを実現するのがCMSだとし、「Sitecore CMS」のデモンストレーションを用いて解説を行った。

Webブラウザに表示されたCMSの画面から、Flashで作成されたヘッドバナーのテキスト部分を直接インラインで編集するだけで、Web用のFlashファイルとスマートフォン用のFlashを使わない代替画像を同時に生成し、デバイスごとにリアルタイムプレビューを行う様子を実際に披露した。高沢氏は、「プログラムやデザインの知識がなくても、Web担当者が自らコンテンツを編集しながら、各デバイスでの最終的な見え方を確認できる」とメリットを説明し、デザイナーに頼ることなくWeb担当者が編集できるため、「緊急のお知らせを表示したい、キャッチコピーを今すぐ変えたい」といった無理なリクエストにも応えることができるとした。

多言語展開とバージョニング

次に、ワールドワイドに展開するサイトコア社のクライアント企業をいくつか例にあげ、マルチ言語サイトのブランディングマネージメントの重要性を指摘した。たとえば、レゴ社のサイトでは、国ごとにトップページに掲載される商品は異なるものの全体のユーザーインターフェイスとトーン&マナーは見事に統一されていた。

また、マルチ言語サイトのなかには、メインとなる言語とそれ以外の言語で情報量や鮮度が異なる例が見受けられるとし、「グローバルコンペティションの時代では、異なる言語でもできるだけ同一のブランディングで情報をタイムリーに発信する必要性がある。そのためにもマルチデバイス&マルチ言語を1つの環境で管理できることが重要」とし、それを実現するためのプラットフォームとしてCMSのメリットを再度主張した。

共感と評判を伝えるソーシャルメディア

最後に高沢氏は、「一方向のコミュニケーションであった従来のWebサイトと異なり、現在はソーシャルメディアの時代。ソーシャルの評判を積極的に引き出すソーシャルグラフと親和性を高める必要がある」と、ソーシャルメディアの重要性について言及し、FacebookやTwitterといったソーシャルメディア発のコンテンツを簡単にサイト内に取り込んだり、同一ソースでFacebookページやアプリを生成できる「Sitecore CMS」のソーシャルメディア関連機能を紹介した。

最後に高沢氏は、これからのCMSに求められていくであろう要素について「ワークフローやガバナンスの管理も重要だが、新しいデバイスやコミュニケーションのパターンが増えていくなかで、新しい展開に対してすばやく答えることのできる開発環境や、クラウドコンピューティングの力をすばやく取り入れる適応能力が非常に重要になっていく」と語り講演を終えた。

※講演内容の詳細をご覧になりたい方は、記事冒頭の動画をご利用ください。

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