
スタートトゥデイの2017年4-9月期決算(中間期)における「ZOZOTOWN事業」の商品取扱高は、前年同期比39.9%増の1164億1700万円だった。全体の取扱高は1196億5600万円で同38.3%増。
前期に出店したショップが取扱高の増加に貢献したほか、当期も幅広いジャンルのプランドが新規出店し、取扱高を押し上げた。
9月末時点のショップ数は1016店舗。ショップの純増数は第1四半期(4-6月)が33店舗、第2四半期(7-9月)は29店舗だった。
アダストリアが展開する「repipi armario」、ワコールの「Wing」、資生堂ジャパンの「watashi+ by shiseido」(MAQuillAGE、 INTEGRATE、MAJOLICA MAJORCAの複合ショップ)などが出店。さらに、ストリートブランドの「N.HOOLYWOOD」「BEDWIN & THE HEARTBREAKERS」「ATTACHMENT や、アウトドア商品を扱う「NATAL DESIGN」「Haglofs」なども新規出店した。
2016年11月に後払い決済「ツケ払い」を導入して決済手段を拡充したことや、複数のブランドが合同でクーポンを発行するプロモーション施策なども取扱高の増加に寄与している。
直近12か月(2016年10月~2017年9月)における年間購入者数は696万3986人。アクティブ会員1人当たりの年間購入金額は4万6818円、年間購入点数は10.9点だった。
デバイス別の出荷比率はスマートフォンが80.4%、パソコンが19.5%、モバイスが0.1%。
ZOZOTOWN事業は「受託ショップ」「買取ショップ」「ZOZOUSED」の3つの事業で構成されている。「受託ショップ」はブランドから商品の在庫を預かり、受託販売を行うビジネスモデルで、ZOZOTOWN事業の商品取扱高の94.3%を占めている。
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:「ZOZOTOWN」の2Q取扱高は1164億円、出店ショップは1000店突破
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.

「ECサイトでの売上を伸ばすために、CVRアップの方法を本気で考え抜こう!」ということで始まったこの連載。第1弾のテーマは「ユーザーを本気で知る」です。
「むむ? ユーザーのことならいつだって考えてるし、知ってるよ」という方もいるかもしれません。確かに日ごろ目にするユーザーレビューやアンケート、顧客属性データなどもユーザーを知る手がかりにはなります。しかし、今回解説するのはもっと「本気で知る」ための方法です。 キャラクターデザイン◎材井千鶴 イラスト◎宮川綾子

「ユーザーを本気で知る」って具体的にどういうことでしょうか?
ここで言う「ユーザーを本気で知る」とは、アナタのお店やサービスを、今、ユーザーはどのように評価していて、どのような心理状態で関わっているのか、ユーザーの「深層心理」に注目し、商品やサービスに触れる前の行動や心理、購入後の状態まで理解を深めていくことを指しています。
ユーザーについて理解を深めていくことで、心理に即した施策を的確に打ち出していけるようになりますし、お店やサービスのデザインやキャッチコピーも、ユーザーにとってより「刺さる」、ニーズに合ったものを作れるようになります。

例えば、同じ商品を扱う店舗が複数ある場合、店舗担当者は「ユーザーは価格で選ぶだろう」と考えて他店よりも安く提供しようとします。これはこれで正しいのですが、「あるユーザー層」には刺さらない場合があります。
あるユーザーは「誰から買うのか」を重要視し、信頼のある企業からの買い物を好みます。サイトの会社概要は必ずチェックし、社長の顔が掲載されていると安心する……。このように日常の買い物に「信頼」を最重要視するユーザーは実在します。
そのようなユーザーの心理を理解すると、最良の計画は、「他店よりも安く」ではない場合もあります。ユーザーの心理を理解し、応えていく。すると、ユーザーの「良い体験」へとつながります。「良い体験」をしたユーザーは、お店やサービスのファンになります。
ユーザーを本気で知ると、目の前の課題解決だけではなく、将来的なファン層を作ることができるのです。
では早速、「ユーザーを本気で知る」ための方法を3つご紹介します。これら方法はマーケティングの基本であり、ユーザーを本気で知るのに大いに役立ちます。
上記はどれも、仮説を立ててユーザーにアプローチし、分析するための方法です。実例を挙げながら紹介します。
ペルソナとは、企業が提供する商品やサービスにとって最も重要で、かつ象徴的なユーザー像のことです。
ユーザーとはどんな人物か、「30代 男性 関東在住 既婚」といった属性だけの「ターゲット」ではなく、趣味や嗜好、行動パターンまで詳しく設定します。

ペルソナの重要性をお話するたびに、このような声を聞きます。
「ターゲット」じゃダメなの?
ペルソナだけに絞るのって不安。だっていろんなユーザーがいるし。
ペルソナを作ってみたけど、あまり役に立たなかった。
なぜ、「ターゲット」だけではいけないのか。なぜ「ひとりのペルソナ」(案件によってはペルソナを複数人作成することもあります)が必要なのか。それは、ペルソナを作成することで、広く漠然としたサービス提供ではなく、たった1人に刺さる、いわば究極のサービスを考えることができる からです。
実際の作成方法は次回の【実践編】で詳しくご紹介しますが、分析データなどの調査をもとに(←ココ重要!)、複数人で(←ココも重要!)ペルソナを作成すると、より的確なものになります。
ペルソナを活用できないという場合は、作成方法が正しくなかったか、活用方法が適していなかったと言えるでしょう。
実際のペルソナ活用例をご紹介します。ある食品企業でペルソナを作成しました。「関西在住の58歳女性。人付き合いや近所付き合いを大切にし、おすそ分けやお土産などのギフトは日常的。自分が良いと思ったものは、すぐに周囲におすそ分けしたくなる」というペルソナ視点で、サイト分析を行いました。
ペルソナからは「多くの人に配るために個包装を好む」と推察できましたが、サイトをチェックしてみると、そもそもギフトを購入するまでの導線がわかりにくく、ギフトの包装状態も不明確で個包装かどうかもわからず、安心して購入できない状態だということがわかりました。
そこで、ギフト周りのページを中心に改善した結果、想定した層によるギフト商品のCVRが、改善前より65%アップしました。
ペルソナを作ることでユーザーの姿を思い浮かべることができ、そのペルソナ像を関係者全員で共有し、サービスを作ることができるのも利点です。
カスタマージャーニーマップとは、商品やサービスと、ユーザーが関わる部分を時間軸に沿って表(マップ)にしたものです。ユーザーと商品やサービスが触れ合うタッチポイント(接点)ごとに、ユーザーの体験を記入します。記入する際に時間軸に沿ったユーザーの心理状態や、起こした行動を詳しく記載します。

カスタマージャーニーマップを作成することで、ユーザーと企業の関係性を一覧できます。例えばなかなか売上が伸びないと悩む企業のカスタマージャーニーマップからは、タッチポイントの量や質が足りていないことなどが明らかになったりします。
他にも集客方法とユーザーの心理がマッチしていない、購入後のフォローが足りないなど、ユーザーの心理・行動をタッチポイントと照らし合わせてみることで、施策を立てるヒントが浮かび上がってきます。
ユーザーテストはユーザーが実際に商品やサービスを使っている様子を観察し、分析するテストのことです。「ユーザビリティテスト」とも言います。
ECサイトでは、実際にユーザーにサイトでショッピングをしてもらう様子を観察することで、CVRまでにどのような問題点があるのか発見できます。

ユーザーには企業側の都合は関係ありません。自分の経験やその時の気分でECサイトを利用するのです。その様子を観察することで、多くの改善のヒントが得られます。
実際にユーザーテストをやってみた中で、サイト内で大きく注意文が書かれていたにも関わらず、ユーザーはそれにまったく気付いていなかった、という例もありました。色や配置を工夫して、情報の注目度合いを変化させることはできます。しかし、それが本当にユーザーに理解されているかは、直接ユーザーに聞いてみなければわかりません。
課題発見の手法としておすすめしたいユーザーテストですが、実施するには、機材やテストを受ける被験者の募集が必要なのでハードルは高め。まずは、知り合いの方にサイトを使ってもらうのも良い手でしょう。
どうやってユーザーを本気で知るのか、さまざまな手法があります。また、明確なゴールがあるわけでもありません。しかし、大切なのはユーザーを「わかっている」「知っている」と思うのではなく、ユーザーを本気で知ろうとする、その姿勢を持ち続けることです。
担当者の主観に頼ることなく、よりユーザーに「刺さる」方法で集客し、ユーザーが納得して商品やサービスを購入する。そして満足していただく「体験」へとつなげる。ユーザーを知らずしてCVRアップはなり立たないと言い切っても良いでしょう。
「ユーザーを本気で知る」について熱く語ってしまいましたが、いかがでしたでしょうか。次回は実践編。ペルソナを作成する方法について、さらに詳しく解説します。
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:売上アップに直結する“本気”のユーザー理解。「わかってるつもり」から卒業する方法 | “本気の”CVRアップ実践講座
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.

ネットショップ担当者のみなさんは当たり前のように発行しているメールマガジン。私もたくさんのショップのメルマガを購読しています。最近はきれいな写真が入ったHTMLメールが主流ですよね。
HTMLメールってなんだか難しそうで手間もかかりそう。知識のない私でも簡単にHTMLメールを作れるツールってないのかな? 実は、新しくなった「Cuenote FC」なら、びっくりするほど簡単にHTMLメールが作成できるらしいんです。そこで今回、開発・販売元のユミルリンクさんにお話をうかがってきました。メルマガのトレンドや開封率を上げる方法なども聞いてきました! 写真◎吉田浩章
渡辺:1回に数100通程度であればそんなにたいそうな仕組みを使わなくてもメールは配信できるんですが、数千、数万という規模になってくると、メールを一斉にちゃんと送るということは意外と難しいんです。
通常ならメールが届かないということはまずありませんが、大量のメールを一気に送ると、メールを受け取る側のキャリアから「迷惑メールなのでは」と判断されて、メールを受け取らない措置を取られることがあるんです。
かといって、1通ずつ送っていたら送り終えるまでに時間がかってしまいます。たとえば、タイムセールの告知を送ったのに、タイムセールが終わる頃に届くようではダメですよね。
他にも、送ったつもりなのにメールが届いてないとか、キャリア側にブロックされてしまって、送りたいのに送れない……そういったことが起こらないように「Cuenote FC(キューノートFC)」のような仕組みをご利用いただいているんです。
──最近、メルマガって減ってるんじゃないかって言われているそうですが……。
渡辺:LINEなどの普及でメールを使う頻度は減ったかもしれませんが、私たちの月間配信数は実は伸びているんです。
メールはこれまで、幾度も「なくなるんじゃないか」と言われてきた歴史があるんです。2000年過ぎにRSSが出てきたとき「もうWebの更新情報はRSSでまかなえちゃうからメールはいらないね」と言われ、Twitterが出てきた時も「SNSで送れば良いからメールはいらなくなる」と言われました。
最近だとよりメールに近いLINEのようなメッセージングアプリが使われていますが、意外と「メールをやめます」というところは少ないですね。
特にLINEを使っていないシニア層を主要顧客にしている企業など、メールでなければアプローチできない顧客層があるんです。SNSってタイムラインに流れて行ってしまうので、見逃されてしまうことが多いんですよね。これからも顧客に対するアプローチ手段は増えるかもしれませんが、メールはなくならないと思います。
──毎日どれくらいのメールがユミルリンクさんのシステムから配信されているんですか?
渡辺:月単位だとおよそ36億通、1日1億通以上です。ECサイトなど累計1800社にご利用いただいています。Webでサービスを展開している企業だけでなく、メーカーや地方自治体など、幅広くご利用いただいています。
渡辺:私たちのサービスは大量のメールを早く確実に届けるということが特徴。そして、アプリケーションのパフォーマンスが優れているので、コストが抑えられる。コストが抑えられるから、低価格でサービスを提供できるんです。
また、操作性が良いので簡単にメールを配信できるのも特徴です。中小企業では他の業務と兼任でメルマガを担当されているケースが多いので、マニュアルを見なくても操作ができるのはメリットだと思います。
操作が簡単なだけではなく、メールマーケティングのための機能が一通り標準でそろっているのも特徴です。たとえば、アクセス解析ツールと連携すれば、カゴ落ちメールの配信もできます。一斉配信からマーケティングまで、同じシステムでできるのは大きな特徴だと思います。
そして、メール配信サービスは他にもありますが、毎月36億通のメールを送っている実績がある事業者はほとんどありません。
最後にセキュリティですね。メールアドレスは個人情報ですから、万が一、漏れるようなことがあれば、ご利用いただいている企業さんがお客さんからの信用を失うことになってしまいますから。
──セキュリティ対策ってどんなことをしているんですか?
渡辺:クラウドサービスなのでWeb上からログインしていただくんですが、システム管理者さん用にこのようなトークンをお渡ししていて、これがないとログインできないようになっています。ボタンを押すと6桁の番号が表示されて、それがワンタイムパスワードになります。
渡辺:会社外からはアクセスできないようにするとか、ログインできる場所をIPアドレスで制限することもできます。
あとは、クラウドサービスの中に不正侵入防止装置も入れているので、アタックを感知したらブロックするほか、セキュリティに穴がないかのチェックを定期的に行っています。24時間、自動で監視していますが、何かがあれば担当者が駆けつけます。
──五十嵐さんはもともと「Cuenote FC」のユーザーさんだったとか?
五十嵐:そうなんです。家電量販店でメルマガ担当をしていました。最初は別の製品を使っていたんですが、10~20万件だった会員数が300万件くらいになり、配信のスピードや安定性が課題になってきました。
家電量販店なので開店してすぐのタイミングでメルマガを送っていたんですが、配信に時間がかかっていたんです。朝、店頭で買い物をして帰ってきたお客さまが、家に帰ってから届いたメルマガを見て「こんな情報知らなかったよ」って話になってしまったこともありました。スピードっていうのはすごく大事なんですよね、それで「Cuenote FC」を採用しました。
渡辺:従来、HTMLメールはソースコードを書いてもらって、それをシステムに登録、配信する形でした。コードを書ける人がいないと作成できないし、外注すればコストがかかる。「HMTLメールをやりたいけどやれない」という声が多かったんです。今回のバージョンアップは、ソースが書けない人にも簡単にHTMLメールを作れるようになったことが最大の特徴です。WebサイトのCMSのような感じで、ブログ感覚でどんどん作っていただけます。
──なぜHTMLメールが良いんでしょう?
渡辺:画像でないと伝わらない情報ってありますよね。ネットショップを運営している方にとっては、言葉で伝えにくい情報を伝えられるのがメリットです。
メルマガってECサイトに来てもらうためものではありますが、それだけではありません。定期的に発行することでショップやブランドの名前を覚えてもらうのも1つの大きな目的ですよね。その時は買わないけど、いざ何か買おうと思ったときに思い出してもらえる。そういうこともメルマガの効果なので、HTMLメールでショップのロゴやイメージをどんどん伝えていくっていうことは大事だと思います。
──HTMLメールとテキストメールの利用比率ってどれくらいなんですか?
渡辺:ECサイトの売上トップ50社のメルマガを毎年調査しているんですが、最新の調査だと66.6%がHTMLメールでした。サクッと作ってすぐに配信したい入荷情報などにはテキストメールがよく使われています。私たちのクライアントの中には、HTMLメールとテキストメールを比較すると、意外とテキストメールの方が合っているというケースもあるんです。ECサイトで物販をしてる企業だと、圧倒的にHTMLメールが多いですね。
池:全体の流れとしては、最初にテンプレートを選択します。ここで決めたら他のレイアウトに変更できないわけではなく、途中で変更もできます。次に差出人としてショップの名前を入れ、件名を入力します。
本文についてはドラッグ&ドロップで画像を入れ、それに関する文字を入れていくだけです。パーツごとの場所の移動や入れ替えもドラッグ&ドロップでできます。
Cuenote FCのHTMLメール作成画面。画像の位置や余白のサイズ、テキストの追加など、直感的に操作できます
池:あとは文字サイズや色を変更したり、文字にリンクを設定したり、宛名を差し込みで入れたり……。Webサイトへ誘導するボタンやSNSのボタンも、画像をご用意いただかなくてもパーツがあるので簡単に追加できます。
──簡単だから画像をたくさん入れたくなっちゃいますね。どれくらい貼っても良いんですか?
渡辺:画像はリンクされているだけなので容量はそれほど増えませんが、ソースコードが増えればメール自体の容量が増えてしまいます。なので、あまり大きなメールにしない方が良いです。まだガラケーの方がいらっしゃるので、100KB以内を目安にするのが良いと思います。
メールで使用した画像はユミルリンクのサーバーに保存されます。HTMLメールはガラケーで受信するとデコメのように表示されるので、画像も一緒に添付しなればいけないんです。最近のスマートフォンのメールやGmailはリンクで参照されているだけなので画像は添付されません。
そういったデバイスごとの違いがちょっと複雑なんですが、「Cuenote FC」ならメールの作成時に配信先のデバイスを意識する必要なく、スマートフォンにもパソコンにもガラケーにも最適化されたメールを配信できます。

──最近のメルマガのトレンドってあるんですか?
渡辺:レイアウトの流行りはレスポンシブデザインです。画面の幅に応じて自動的に4列が2列になったりします。メールはいつどの端末で開封されるかわかりませんが、「Cuenote FC」で作成したメールなら、どのデバイスでも最適な状態で見ていただけます。
渡辺:外資系企業で流行り始めているのはemoji(絵文字)です。昔のフィーチャーフォン時代の懐かしい絵文字ではなく、普通のPCでも見られるUnicodeの絵文字です。iPhoneなどではすでに使えていて、海外では1年くらい前からメルマガに使われています。タイトルに使うとテキストが並んでいる中で目立つので、ちょっとクリックしてみようかなという感じになると思います。
渡辺:「Cuenote FC」ではメールを配信するだけでなく、効果測定をし、開封率が低かったとしたらその原因は何なのかを検討し、少しずつ効果を上げるための分析ツールも搭載しています。管理画面では時間別やデバイス別の開封率や、URLのクリック率などがわかります。
──開封率ってどうやったら上がるんですか?
渡辺:ABテストを自動でやってくれるツールが標準で入っているので、件名を2パターン作成してテスト対象の購読者に均等に送信し、開封率が高い方を送信します。ABテストは時間や件名でできますが、頭の中で考えて作っても、やってみると結果が違います。私たちもメルマガを送っているんですが、良いと思っても外れることがあります(笑)。
渡辺:料金は登録するメールアドレスのユニーク数で決まります。2000件まで登録できるプランで月額費用は5000円から。配信数の制限はありません。月額費用の中に会員登録、退会フォーム(マイページ)、ステップメール、配信リスト連携機能、開封・クリック率効果測定などが含まれており、メールの作成から効果測定、会員管理までが完結します。
標準で付いている機能が多く、外部ツールと連携すればレコメンドメールを送ったりもできますので、通常の一斉配信から、メールマーケティングを少し高度にしたい方にもご満足いただける機能がそろっていると思います。
──「Cuenote FC」への乗り換えや、新規で申し込む際に必要な作業って何ですか?
渡辺:システム間で連携していなければ、導入ハードルはかなり低いですね。「明日からCuenote FCに切り替えできますか?」とお問い合わせいただいて、1日で切り替えたケースもあります。会員情報もシステム間で連携してしまえば、配信リストをCSVでアップロードすることすら不要です。
──サポート体制は?
池:10時から18時まで電話やメールで対応しています。それ以外の時間帯で障害などがあれば随時対応します。
質問内容は管理画面の使い方が多いですね。登録の方法やマイページや空メールの設定方法、HTMLの質問もあります。「開封率が前回より落ちてしまった」なんてご相談もいただくこともありますが、可能な限りお答えします。
「最後に読者の方にお伝えしたいことはありますか?」と質問したら、「HTMLメールを送りたいけどソースが書けないから送れないとお悩みの方は、ぜひ新しくなったCuenote FCのデモを触っていただきたい。試してみてどれくらい簡単なのか、まずは体験してください」と答えた池さん。
私も実際に触ってみてその簡単さにびっくりしました。これならPCに慣れていない人でもできそうです。みなさんもぜひ触って、体験してみてください!

※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:HTMLメールは難しい? 知識不要で手間いらず。簡単に作成できる方法があるんです! | はぴさやがゆく! ネットショップの裏側探検記
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.

ファストファッション専門のECモール「SHOPLIST.com by CROOZ」を運営するクルーズは10月30日、2018年12月に稼働する新たな物流センターの詳細を公表した。
物流施設が拡張することで「スピード便」の保管量は現状の約3倍に拡大する。最新設備を導入して物流を効率化するほか、施設内に商品撮影スタジオも併設する計画。
新たな物流センターは「SHOPLIST.com by CROOZ」専用に構築する。 建物は鉄骨造の4階建で、延床面積は約1万3717 坪。所在地は神奈川県相模原市内。
稼働後は、午後1時までに注文を確定すると最短翌日に商品が届く「スピード便」の保管量が約3倍に増え、配送日数のさらなる短縮が見込めるという。
機動的なフルフィルメントと物流の効率化を実現するため、通過過重5トンを確保したクライミングレベラー(トラックと倉庫間・地上と倉庫間の段差を解消する、可動式のブリッジ兼スロープの役割を果たす設備)も導入する。
最大1000人が働けるよう、休憩室や更衣室、駐車場、駐輪場などを設置する予定。
物流センターはリース契約で使用する。契約開始日は2018年10月31日の予定。リース料の総額は開示していないが、2017年6月時点のクルーズの連結純資産額の30%を超えているという。

クルーズのEC事業は急拡大しており、2017年3月期の「SHOPLIST」売上高は前期比31%増の190億円だった。
SHOPLIST専用の新物流センターの着工にあたり、小渕宏二社長は次のようにコメントしている。
今回の新物流センターの建設は、未来への投資と位置付けており、当社の掲げる重点戦略の 1つ「SHOPLISTをファストファッションEC分野を代表するブランドへ」の第一歩だと考えております。当社は、今後も短期的な利益ではなく、永続的な事業成長のための取組みを積極的におこなってまいります。引き続きクルーズの進化と成長に是非ご期待ください。
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:クルーズが新物流センター、「SOPLIST」の配送日時短縮などを実現
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.
どの国の Google で検索しようが、今いる国での検索結果を返すように Google は検索の仕様を変更した。たとえば、今までであれば、日本からでも英 Google (google.co.uk) で検索すれば、基本的には、英国でするのと同等の検索結果が返ってた。しかし、これからは日本で検索すると日本の Google で検索した結果が返ってくる。
- Google検索が、国ドメインではなくユーザーの居場所に応じた結果を返すように仕様変更 -
Posted on: 海外SEO情報ブログ - SuzukiKenichi.COM by Kenichi Suzuki

アマゾンジャパンはこのほど、物流代行サービス「Fulfillment By Amazon(FBA)」の新メニューとして、小型で軽い低単価商品を対象とした「FBA小型・軽量商品プログラム」を開始した。
商品の包装寸法がメール便サイズ以内で、重量950g以下、単価が800円以下の商品が対象。さらに、過去4週間で出品者による出荷かFBAで総計25個以上の販売実績があることが条件となる。
「あわせ買い対象商品」の制約がないため消費者は1点から商品を購入することが可能。通常のFBAと同様にAmazonプライムが適用される。
メディア(本・ミュージック、ビデオ・DVD)商品、アダルト商品、中古商品など一部の商品ジャンルは対象外。

出荷作業手数料は、荷物のサイズと販売価格の組み合わせに応じて119~169円の間で6段階に設定されている。発送重量手数料は無料。
通常のFBAプログラムの手数料は「Letter A」が245円、「Letter B」が329円に設定されており、「FBA小型・軽量商品プログラム」の方が安い。

「FBA小型・軽量商品プログラム」は米国と英国で実施しており、日本が3か国目。
出品者はFBAのアカウントを取得後、対象商品を選定し、セラーセントラルから「FBA小型・軽量商品プログラム」の利用を申請する。1回の納品で1ASINあたり最低24個の納品が必要。
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:アマゾン、小型・低単価商品を安価に配送する「FBA小型・軽量商品プログラム」開始
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.
ネットショップ担当者フォーラム編集部が編集した雑誌『EC物流最前線 送料値上げ時代を勝ち抜くためのヒント20選』が10月31日に発売されました。本書では、値上げ時代に突入したEC物流に関し、専門家による対策の提言、最新の物流トレンド、EC企業の事例など掲載。送料値上げ時代を勝ち抜くためのヒントをまとめました。今回は本書についてご紹介!
◆『EC物流最前線 送料値上げ時代を勝ち抜くためのヒント20選』の詳細はこちら!(インプレスの販売ページにジャンプします)
「送料は値上げしていくことを前提に物流を設計する必要がある」。複数の物流関係者がこう語るように、EC物流は値上げ時代に突入したと言われています。
特集ではこうした時代を生き抜くためのヒント20を掲載。物流の専門家10人による提言、ロボット物流やヤマトグループの物流戦略、物流施設選び、物流視点で改善に取り組むEC企業5社の事例をまとめています。
物流業界の著名人が提言するEC物流対策の一部を紹介すると、
配送会社とWin-Winの関係性を持つことも今後はキーポイントになる。つまり、配送キャリアとの協力体制だ。たとえばヤマト運輸。再配達削減や顧客データの蓄積などを目的に、会員制サービス「クロネコメンバーズ」の会員を増やそうとしている。ECサイト上で「クロネコメンバーズ」への誘導や、クロネコメンバーになった会員に、ヤマト運輸の営業所での商品引き取りを促進することで、ラストワンマイルの配達荷物低減、再配達ゼロへの寄与となる。その代わりに配送料金の割引を交渉するなど、荷主と配送会社という立場ではなく、相互に利があるような関係を構築していくのも一案ではないだろうか。
withRiver株式会社 代表取締役社長・白川久美氏
業界が一体となって配送コスト上昇の原因を根本的に絶つ必要がある。その1つが再配達の削減。再配達個数は全体の約20%だが、実際の負荷は同35%。配送費用が上昇する要因の1つである再配達を減らせば、中長期的には配送コストの削減につながるはずだ。
株式会社イー・ロジット 代表取締役社長 兼 チーフコンサルタント 角井亮一氏
などなど、EC物流の改善などに役立つヒントを提供します。
1996年前後にスタートしたと言われるネット通販。その黎明(れいめい)期からECを手がけているベテランショッパーに取材、「成功の秘訣(ひけつ)」などを伺ってきました。
イージー、岩城真珠、エーデルワイスファーム、カゴメ、壽屋オンライン、スワロースポーツ、竹虎、Hamee、ヒカリスポーツ、フェリシモ、ミネルヴァ・ホールディングス、ヤッホーブルーイングなど計14社に取材。
赤字からのV字回復などの山あり谷ありのネット通販人生、試行錯誤の上に成長軌道に乗せたEC事例などを掲載しています。
巻末にはネット通販の業務を支援する260サービスを一覧化し、システム選びなどに役立つ保存版資料として活用できるようにまとめています。
本書は、成長を続けるためのECサイト運営に関するヒントに加え、現場の担当者の課題解決に役立つシステム選びなどの情報を、ECの専門情報サイト『ネットショップ担当者フォーラム』が特別号としてまとめました。
ECサイト運営のヒントが見つかる・現場の課題解決に役立つ情報を掲載
こうした考えを持っているEC事業者の課題解決、ニーズに応える一冊とし、ECを行う企業の売り上げアップ、課題解決に役立つ1冊となっています。
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:【本日発売】送料値上げ時代を勝ち抜くためのヒント20などを掲載したEC事業者向け雑誌 | 『EC物流最前線 送料値上げ時代を勝ち抜くためのヒント20選』ダイジェスト
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.

ラーメンまで月額制の料金で食べられるようになりました。野郎ラーメンの場合は31日通うと2万円を超えるので、8,600円とはかなりお得なサービス。これからはチケットやポイントよりもサブスクリプションモデルかも。
「サブスクリプション型ビジネス」導入に必須な3つの視点 | 電通報
https://dentsu-ho.com/articles/5518
【野郎ラーメン】サブスクリプションモデルを11月1日リリース 定額で野郎ラーメンが食べられる ? | 株式会社フードリヴァンプ
http://fr-h.co.jp/news/subscription
ZOZOTOWN、「送料自由」の利用状況を公開 平均送料は96円、送料0円が設定された注文の割合は43% | スタートトゥデイ
https://www.starttoday.jp/news/20171024-2879/
まとめると、
平均送料なので母数の違いを考慮する必要もありますが、ここまであからさまに関西が低くなるのは面白いですね。しかし、全体平均も100円ほどというのはちょっと残念な結果。実際の送料を明記しておけば、変わった結果になったかもしれません。
【アマゾン】、留守宅のドアを開け宅配!画期的もサービス拡大が極めて厳しい理由とは? | 激しくウォルマートなアメリカ小売業ブログ
http://blog.livedoor.jp/usretail/archives/52039107.html
まとめると、
不在を確かめた後、配達員は専用端末でスマートロックをスキャンし住所を確認、玄関ドアを開錠する。スマートロックのスキャニングで自動的にアマゾン・クラウドカムの撮影も開始される。配達員はドアを開けるものの家には入らず注文品だけ室内に置いてスマートロックを施錠する。
「なんでこんなサービスが出るの?」と思えるぐらいユニークなサービスです。今はちょっと変わったサービスですが、スマートホームが普及してくると当たり前のサービスになるのかもしれません。
9割の案件は断る。インスタで有名な柴犬まるアカウントにみる、ブランドを守ることの大切さ | INFLUENCER LAB
https://influencerlab.jp/interview-maru/
依頼する側はその時だけ自分にメリットがあればいいですもんね。ブランドは一瞬で壊れるので断ることも大切です。
ネットで服を売るアイドルゆうこす 目指すのは次世代の「ジャパネットたかた」なのか | ハフィントンポスト
http://www.huffingtonpost.jp/2017/10/19/yukos-and-the-future-of-commerce_a_23248412/
ライブコマースは簡単にできてしまうがゆえにトラブルにもなりそうです。ネット業界というのは、トラブルになってから考える傾向もあるのでちょっと気になるところです。
1日1億円を売った実演販売士の傾向と対策 | 東洋経済オンライン
http://toyokeizai.net/articles/-/193422
「実演販売は、確固とした理論で成り立っている」。ライブコマースと関連して考えると、様々なものがくっついてきます。
横浜DeNAベイスターズが5年間で来場者数を76%増やすためにやったこと | ITmedia
http://marketing.itmedia.co.jp/mm/articles/1710/23/news038.html
「データ分析の結果を具体的なイメージに落とし込んで共有する」。データだけ見ても、なにそれ?ってなりますよね。
「ビフォー・アフター」原則禁止に=美容医療トラブルで広告規制―厚労省方針(時事通信) | Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171025-00000066-jij-soci
美容業界の方々はLPなどの表現にご注意を。
東京に住んでいるとみんな検索したりスマホ使ったりしているのでそれを基準にマーケティングしてしまうけど、東京は別の国と捉えるべきです。
「自社の情報は、知らない人にとって砂の1粒と同じ」-佐藤尚之(さとなお)氏が「ファンを大事にするべき」と語る理由 #熱狂ブランドサミット2017|ferre
https://ferret-plus.com/8790
これは私も同感。日本は東京とそれ以外の2つの国があります。
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:ラーメン業界初? 「野郎ラーメン」も導入する月額定額制のサブスクリプションモデルとは【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.

ビックカメラの2017年8月期連結業績におけるグループのEC売上高は、前期比5.3%増の729億円だった。EC化率は同0.3ポイント上昇して9.2%。
オムニチャネルを推進し、スマートフォンアプリの機能として「商品在庫や売価の事前確認」「商品の取り置きや店頭受取」「ECサイトと店舗のポイント共通利用」「セール情報などの発信」を提供した。
「ネットで注文 店頭受け取り」も強化しており、店頭受け取りサービスの受注件数は2015年8月期の第4四半期と比べて約4倍に増えている。

グループのEC売上高はビックカメラ、コジマ、ソフマップなどの合計。ブランド別の成長率はビックカメラが同12.6%増、コジマは同8.3%増だった。
ビックカメラグループはインターネット通販関連の中期計画として「オムニチャネル強化」「品揃えの拡充」「配送品質の向上」を掲げている。前期はグループのECシステムを統合したほか、物流拠点の再配置などを実施した。
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:ビックカメラの連結EC売上高は5.3%増の729億円、EC化率は9.2%【2017年8月期】
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.
まとめると、
継続型の課金といえば動画視聴サービスなどがメインでしたが、今ではいろいろな業界に導入されています。その最大のメリットは「ユーザーが定着してくれること」による収益の安定化です。把握すべきデータ、設計すべき項目もたくさんありますので、紹介した記事をしっかり読んでみてください。しかし、ラーメンまでとは……。
関連記事
https://www.wwdjapan.com/498952