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昨年も書いたので、今年も業界予測を書いてみよう。
景況感でいうと、幾分持ち直し傾向が強くなってきた。ただずっと「前年割れ」で来たので、前年増に転じたといえ、前々年、そのまた前と比較してどうなのかというと、まだまだマイナスだったりする。まあそれでも減少傾向に歯止めがかからないよりはいい。
さて、私なりに、今年の業界に起こりそうな象徴的な動きを予測してみようかと思う。
まずは何と云っても、完全デジタル化元年であるので、テレビ広告をテーマにしてみる。
昨年末もこの年度末にかけても、スポットは好調で、3月ももうほとんど取れない。テレビスポットで溢れた出稿が、新聞やネットに流れている。ネット広告も大型枠からどんどん埋まっている。
ただ、この好調傾向は、スポットと東阪名こそ顕著であるものの、タイムや地方にまで好調を完全に取り戻しているとまではいかないようだ。テレビ広告の好調を支えているネットやモバイル新興企業のスポット出稿がそういう出稿傾向にあるせいもあるだろう。タイムや地方局にもしっかり出稿が入らないと、テレビ局の経営にとっては本当の回復とまではいかないだろう。また単価が昔の景気のいい時代と比べると本当に安くなっているので、満稿でも昔ほどの収入がある訳ではない。
とはいえ、テレビ広告の効果は再認識されたと思う。ネット企業がこれほどテレビを使っていること自体がそれを象徴している。ネットでの会員化を促す広告メディアとしてテレビが一番絶対量を獲得できるメディアであるからだ。新興ネット企業も、ダイレクトマーケターと同じ使い方をしている。テレビ広告に求めるブランディング効果は「ダイレクトブランディング」ともいうべきマーケティング目標が主流となったのかもしれない。これがいつまで続くかが問題だが、ネット企業の収益性からして、また競合環境の激化からして、簡単に低調にはならないだろう。
ただ今のような番組制作が続くと、本当に可処分所得のある層の視聴率はどんどん取れなくなる。ターゲット視聴率ベースでみると、獲得したいGRPはますますとりにくくなる。またそろそろ15秒ベースでのリーチとフリークエンシー(GRPをいかに獲るか)の議論になる広告主と、そうでない広告主に2極化するように思う。個人的な感覚でいうと、頻度よりも長尺の印象に残るCMの方が「ネットインプレッション」(最終的に残る印象)は大きい。大量出稿ができない広告主には良質なTVCMクリエイティブが再認識される時代に入った。ソーシャルメディア上で議論されるような(レピュテーションを獲得する)CMをいかにつくるかがテーマになるのではないだろうか。前述のダイレクトブランディングを求める傾向とは別に大量出稿は出来ないだけに、クリエイティブ(TVだけでない統合シナリオをベースに出来たテレビのクリエイティブ)をよ~く考える広告主が是非たくさん出てきて欲しい。即効性ばかりを広告に求められると業界としては辛い。マーケティングの時間軸を比較的長く設定した(トリプルメディアではオウンドメディアやソーシャルメディアは長期間の継続性を前提にしているのだから)テレビの使い方を再検討すべきである。その意味でBS、CSを含めたタイムの活用がポイントになる。この場合、視聴を促すためのモバイル広告というのも出てくるだろう。「テレビからネットへの誘導」の時代から「モバイルからテレビへの誘導」が起こる。一度に何かを伝える力は既にモバイルにあったりする。
生活者のデジタルメディアへの接触時間は、メディア接触時間の21.6%を占めている。一方、広告費としては10%強しかないので、このギャップは埋まっていくべきものと考えられ
るが、テレビとネットの2強メディアをコミュニケーションメディアの中核にするのは当然で、テレビ広告の効果を最大化するためにネット活用が必然となる。
さて、テレビ番組という強力なコンテンツは、今年いろんなデバイスに拡散すると思える。見逃し視聴やアーカイブをコンテンツ課金する手法は全く成長できないでいるが、広告モデルで新規コンテンツがPCやiPad、ネットTVなどに流れ、成功する事例が今年はでてくるだろう。テレビ局は基本コンテンツを持っているので、これまでテレビ放送以外の利用に消極的だったが、デバイスの拡散という時代の流れには抗しきれないから、かえってテレビ放送以外のコンテンツのマネタイズに積極的に転じる可能性がある。こうした際に一番影響を受けるのは、旧来型の放送の広告枠の売り方しか知らない代理店だろう。
さて、ネット広告であるが、今年は3つの傾向が顕著になると思う。ひとつは、第三者配信の標準化の兆しである。これがないと、DSPだのRTBだの米国型の仕組みは成立しない。ノンプレミアムの広告枠からDSP型バイイングは始まるが、有力媒体でもすべてのPVがプレミアムという媒体はない。掲載面の品質に一定の保証があることを前提にしないと配信対象クッキーを選ぶ仕組みも、すべての広告主向けにはならない。そうしたことがいくつか解決されていく年になるだろう。
ふたつ目は、ディスプレー広告とそのクリエイティブの再評価である。リスティングというプルモデルでの刈り取りの限界(効率は良くても絶対量を獲得できない)が露呈する。そろそろ種蒔きもしないといけない広告主は増えるだろう。「獲得のためのブランディング」のためにネット広告(特にディスプレー広告)のクリエイティブの進化が認められる年になる可能性がある。
みっつ目は、やはりソーシャルメディアに対応する広告モデルがいくつか試されるだろうことである。ソーシャルグラフをマーケティングに活用する考え方は、いわゆる広告に止まらない。フェースブックが日本でクリティカルマスに達するユーザー数を獲得するかどうか別にして、フェースブックにはソーシャルメディア対応の機能がほとんどあるので、ファンページ構築とその運営を企業が社内に取り込むことは、今後のソーシャルメディア対応を考えると必須条件だと云える。
フェースブックのファンページを立ち上げて運営することをひとつの社内横断プロジェクトとして、ブランドのマーケティング担当者と広報担当者、お客様窓口担当者の3者が社内で連携することが求められる。組織編成が時代に対応するにはまだまだ時間がかかる。しかし今対応し始めないと、遅れをとるのは間違いない。企業の担当者は、ソーシャルメディアの影響力の認識と向き合い方を社内で共有できる人たちと「握る」ことで、この過渡期を乗り切らないといけない。「組織編成が時代に対応していない」と経営陣を批判したところで、結局、責任を問われたり、自分たちの時代に困るのは現場で担当している者なのだから、社内横断的に、また企業の壁を超えて情報、知恵、人材を求めることが必要だ。
もうひとつ最後に・・・、今年は「インタラクティブプランニングブティック」(クリエイティブブティックと少し概念が違う)が日本でも萌芽するかもしれない。デジタルマーケティング領域での、コンサル、プランニング、オペレーションが揃うと本格的に面白くなってくる。企業の経営状況が持ち直してきた今年、マーケティングのデジタルシフトに金を使うのは必然的である。
ただそうした企業支出をしっかり取り込める広告マーケティング会社はそれほど多くはない。出来る人はまだ限られている。
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</div>#wrapper { margin:0; padding:0; }
#non-fans { position:absolute; top:0; left:0; }大晦日ということで、毎年恒例の一年の振り返りをしまーす!毎年そう思いますが、今年はことさら疾風怒濤の一年間だった気がします。
まずは全体の話題からっ!
<2010年重大ニュース:国内>
1位:尖閣諸島沖で中国漁船が海保巡視船と衝突、海上保安官が撮影ビデオを流出(9月~)
2位:ノーベル化学賞に根岸氏、鈴木氏(10月)
3位:宮崎で「口蹄疫」発生(4月)
4位:113年間で最も暑い夏、気象庁発表(9月)
5位:鳩山首相退陣、後継に菅副総理・財務相(6月)
<2010年重大ニュース:海外>
1位:チリ鉱山落盤事故、33人「奇跡の救出」(10月)
2位:北朝鮮が韓国を砲撃、韓国側で民間人含む死者4人(11月)
3位:上海万博開幕、7300万人入場(5月)
4位:ハイチでM7.0地震、23万人死亡(1月)
5位:メキシコ湾で原油流出、米史上最悪の海洋汚染事故(4月)
※出典:読売新聞「読者が選ぶ10大ニュース」 via:笑豆(ニコマメ)研究所
とにかく、夏が暑かった!
続いて、(記憶を頼りに)身の回りであったことのまとめ。
<記憶に残った今年の動き>
● フリーミアムが流行語に。実際に多くのFREE戦略が実行された
● フラッシュマーケティングの隆盛。Grouponとポンパレが実質一騎打ちに?
● もしドラ大ヒット。160万部とかあり得ないから!
● 新たなコミュニケーションプラットフォームの台頭と普及(Blog&mixiがTwitter&Facebookへ)
※ワールドカップの瞬間最高ツイートは3,500(平均は700~800)ツイート/秒で世界最高だったらしい(CAカワムラくん情報)
● K-POPが大ヒット。忘年会ではKARAのケツ振りがプチ流行。個人的には少女時代の方が好き
● 大晦日におさらいしたい2010年ソーシャルメディア5大ニュース(CNET Japan)
コミュニケーションプラットフォームにも新たな変化が大きかった一年でした。
<2010年から流行り始めた(普及し始めた)プラットフォーム>
● コミュニケーション系
・Facebook
● 位置チェックイン系
・Foursquare
・ロケタッチ
・mixiチェックイン
・Facebook Places
●写真・画像系
・Instagram
次は、2011年の記憶に残ったデジタルキャンペーン。TwitterやFacebookのソーシャルグラフをうまく活用するキャンペーンが続々と出てきた一年でした。下記キャンペーンの共通点は、グラフをうまく使うだけでなく、興味喚起、ブランド体験としての文脈づくりや、クリエイティブの作り込みがすばらしい点。仕掛けと仕組みの両方がしっかりと設計された良事例だと思います。
<2010年の記憶に残ったキャンペーン>
● KDDI IS Parade
● ワコール 踊れ!谷間戦隊ラランヌ
● 高橋酒造 SHIRO Cheers System
● JRA 篠田麻里子の写真を作ろう!好き取り!MY JOCKEY
トライバルメディアハウスでも、多くのプロモーションをお手伝いさせて頂きました。また、今年はSMMコンサルティング事業部を立ち上げ、TwitterやFacebook関連のご支援を本格化させた一年でもありました。会社関連のニュースをいくつかご紹介。
<トライバルメディアハウスの2010年総括>
● 1月:Z会の大学のクチコミポータルサイト「ダイガクエスト」サービス開始
● 1月:ベネッセの若年層向けコミュニケーションツール Cal-fee サービス開始
● 3月:クチコミ分析エンジン「ブームリサーチ」にクロスメディア分析機能が実装
● 4月:USJ 「宇宙ジャンケン:AKB48とジャンケンして100万円をゲットしちゃおう!」キャンペーンスタート。累計200万ジャンケン突破
● 4月:ソーシャルメディアマーケティングの参考書を目指した『キズナのマーケティング』(アスキー新書)を出版、多くの方に読んで頂きました。感謝!
● 6月:トライバルメディアハウスのコーポレートサイトをフルリニューアル
● 6月:宣伝会議Internet Marketing & Creative Forum2010に出展
● 6月:USJの夏キャンペーン「ユニバーサル・サマー・アドベンチャー」オープン
● 7月:AIGエジソン生命が家族力研究所を立ち上げ
● 7月:トライバルメディアハウス20訓(基本理念)を策定
● 10月:Facebookファンページ開設・運用支援で cci と業務提携
● 10月:毎年恒例となったトリンプAMO’S STYLE究極のランジェリーが3年目の発売開始
● 10月:USJの公式Twitterアカウントがスタート
● 10月:USJのクリスマススペシャルサイト Limited Christmas が2年目のオープン
● 10月:リクルートSUUMOがFacebookにファンページを開設。開設2ヶ月でファン数2,500人を突破
最後に、2010年一年間のこのブログのアクセス数TOP5をご紹介。2010年4月に前の イケダノリユキのCommunitainment Blog からこのブログに引っ越してきたため、約9ヶ月間の集計
<2010年 ikedanoriyuki.jp ブログアクセスTOP5エントリー>
1位:AKB48ならぬTSM(豊島:年増)48が出現!(笑)
2位:docomoの新キャンペーン:Who is my boss?
3位:【必見】 Did you know? シリーズ
4位:(備忘録的メモ)日本企業のFacebookファンページまとめ
5位:ソーシャルメディア利用実態調査(日経BPコンサルティング)
※番外編(6位)は、【急募!!】トライバルメディアハウス人材募集のお知らせ でした(このエントリーからのご応募で2名の仲間が増えました!)。引き続き熱い想いを持った仲間を募集中なので、興味アリ!という方は こちら からお気軽にご応募ください!
締めくくりに、2010年にTwitter上で話題にっていた記事で、個人的に笑った・泣いたエントリーTOP3をご紹介。どれも一読の価値むちゃくちゃアリなので、ぜひ年末年始のお休み中にどうぞ(雑煮噴出し注意、ハンカチ必須)
<笑った・泣いたコンテンツTOP3>
1位:NAVER 【コーヒー】テレビ番組のネ申テロップ【吹いた】
2位:オモコロ特集「Twitterは本当にモテるのか?」
3位:あるクリスマスの日の出来事
1位と2位は腹筋がやばかったネタ、3位はリアルに涙腺に来たネタ(且つ自分の「仕事」というものを再認したネタ)でした。この3つは永久保存版ですな。
ということで、今年も最高に楽しい一年間でした。皆様、本当にお世話になりました!来年(2011年)も宜しくお願い致しますっ!