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2010年米インターネット広告、新聞広告を抜く

14 years 11ヶ月 ago
2010/12/21のeMarketerの記事から。 http://www.emarketer.com/Article.aspx?R=1008126 日本では2009年にインターネット広告が新聞広告を抜いている。 関連リンク: 米オンライン広告、2014年まで二ケタ成長に 米2010Q3のインターネット広告売上は4半期過去最高の64億ドルに 2010年上期のヨーロッパのオンライン広告費、二桁成長に 米2010上期インターネット広告、対前年同期比二ケタ増に回復 米2010Q1インターネット広告は59億ドルで、対前年同期比7.5%増米2009年インターネット広告は227億ドルで、対前年比3.4%減 英インターネット広告費、9年間で23倍に 2009年モバイル広告は前年比112.9%(電通) インターネット広告が新聞広告費を抜く、日本の広告費(電通発表) 2009Q3米
Hiromi.Ibukuro@gmail.com (衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ))

Googleが重複コンテンツを見破るアルゴリズムとは?

14 years 11ヶ月 ago
1つのコンテンツが様々な形でネット上に流通する現在、検索エンジンが重複コンテンツをどう処理しているかという問題はSEOのプロでなくとも気になる話題です。今回はGoogleが取得した特許を元にGoogleの重複コンテンツの判別アルゴリズムをSEO by the Seaが探ります! — SEO Japan 検索エンジンの特許のなかには、検索エンジンがコアの機能を実行する仕組みを詳細に取り上げているものもある。「コアの機能」とは、ページのクロール、ページのインデックス、そして、検索者への結果の表示を意味する。 例えば、昨年の12月、私は「アンカーテキストと異なるクローリングの早さに関するGoogleの特許」と言うタイトルのエントリを投稿した。これは、2003年に申請された特許をクローズアップしており、検索エンジンがウェブページをクロールし、見つけたページのウェブアドレスやURLを集める仕組みを説明した。 このエントリが取り上げた特許は、「ウェブクローラーシステムでのアンカータグのインデックス」であり、グーグルがどのぐらいの頻度で特定のページを訪問または再訪問しているのかをひも解いていた。毎日複数のページをクロールすることもあれば、リアルタイムまたはリアルタイムに近いペースでクロールするページもあり、- 場合によっては数分おきにクロールされるページもある。ウェブページのリアルタイムのインデックスに関して、ここ数ヶ月で多くの議論が重ねられてきたので、今回は、2003年に申請されたこの特許に注目してみようと思う。 この過去の特許は、検索エンジンのクローラーが、一時的なリダイレクト(302)と永続的なリダイレクト(301)を、その違いに注目し、そして、ある時は一時的なリダイレクトを追跡し(検索結果に表示するページを判断するため)、そして、永続的なリダイレクトに関連するURLを集めて、後ほど – 一週間後やそれ以降 – 対応するクエリに放り込むことで、異なる扱いをする仕組みにも触れている。 この特許は、ページのクロール中に見つけたリンクの前後のテキスト、そして、アンカーテキストが、これらのリンクに対する注釈として用いられる仕組みを取り上げ、そして、検索エンジンがテキストを近くのリンクと関連付けるかどうかを特定する際に注目する特徴の幾つかを紹介している。 また、「ウェブページをクロールしている際に見つけた重複するコンテンツを特定する方法、そして、コンテンツに対する最も適切なアドレス、またはカノニカルなURLを特定する仕組み」と言う非常に興味深いトピックも取り上げている。これは検索エンジンにとっては非常に重要である – 同じコンテンツが複数のページで見つかった場合、検索エンジンは同じコンテンツに対して複数のソースをインデックし、表示することに時間もリソースも費やしたくないからだ。 今週、関連するグーグルの特許が認められた。この特許は検索エンジンが重複するコンテンツを扱う仕組みについてさらに詳しく説明している。この特許を申請した考案者達は、同じ日に申請されたアンカーテキストに関する特許にも関わっていた。グーグルがウェブページのクロール中に重複するコンテンツを探す理由について、この新たに申請された特許は、前半部分で次のように説明している: また、別のウェブサーバーに保存されていても、同じコンテンツを共有する文書の重複したコピーが増え続ける傾向があります。 一方では、これらの文書の重複したコピーは歓迎される。なぜなら、一つのウェブサーバーが閉鎖されることで、ウェブサーバー上の文書を読み込むことが出来なくなるリスクを軽減するからだ。しかし、もう一方では、適切に対応されない場合、フロントエンドおよびバックエンドでの検索エンジンの仕事量を大幅に増やし、効率を下げるデメリットがある。 例えば、検索エンジンのバックエンドでは、同じ文書の重複したコピーは、コンテンツにおいては関連性のない異なる文書として扱われ、そのため検索エンジンは、重複した文書を処理し、管理するため、ディスクのスペース、メモリ、ネットワークの帯域幅を浪費する。 フロントエンドでは、重複する文書を保持すると、検索エンジンは大きなインデックスを検索し、クエリを処理するために処理能力を余分に使わなければならなくなる。また、検索結果に掲載される必要のある様々なコンテンツが重複する文書によって締めだされてしまうと、ユーザーエクスペリエンスにも悪影響を及ぼす可能性がある。 このような理由で、検索エンジンがクロールする際に重複する文書を処理するために余分な労力を注ぐ前に、これらの文書を検知するシステムおよびメソッドを開発しておきたい。 また、これらの重複した文書を効率よく管理し、検索エンジンが重複する文書を含む結果のクエリに対応する際に、効率的に最も適切で信頼できるコンテンツを供与することが出来るようにしたい。 特許: ウェブクローラーシステムの重複する文書の検知 考案: Daniel Dulitz、Alexandre A. Verstak、Sanjay Ghemawat、Jeffrey A. Dean 付与先: Google 米国特許申請番号: 7,627,613 付与日: 2009年12月1日 申請日: 2003年7月3日 概要 ウェブクローラーシステムで重複した文書が検知される。新たにクロールされた一連の文書を受け取ると、新たにクロールされた文書と同じコンテンツがある場合、検知される。新たにクロールされた文書と選ばれた一連の文書を特定する情報は、新しい一連の文書を特定する情報と組み合わされる。 重複した文書は、それぞれの文書に対するクエリの独立したメトリクスに基づいて、含まれるか、除外される。新しい一連の文書を代表する単一の文書は、既定の一連の条件に基づいて特定される。 この特許は、グーグルがクロールおよびアンカーテキストに対処する仕組みを取り上げた、先に認められた特許と重なる部分が多い。例えば、ウェブページの一部のURLは従来のように数日ごとに定期的にクロールされ、別のURLは毎日クロールされ、また別のURLは1日に数回クロールされる点を説明している。 重複する文書の検知に関する特許は、アンカーテキストには触れる程度だが、検索エンジンのコンテンツフィルターが重複するコンテンツのサーバー(特許の申請書ではDupserverと呼ばれている)に対応する仕組みの詳細を提供している。検索エンジンは、新たにクロールされたページを受け取ると、まずDupserverを調べて別の文書の重複するコピーかどうかを確かめ、重複する場合は、どちらがオリジナルのバージョンなのかを特定する。 この特許は、グーグルが見つける重複するコンテンツの種類をすべて網羅しているわけではないだろう – 重複するコンテンツを含む多くのページは、URLによって異なるヘッダーやフッター、サイドバー等の常用のコンテンツで埋められた全く異なるテンプレートが含まれる場合など、種類は多種にわたる。または、一部のコンテンツは重複し、一部のコンテンツはオリジナルのページ、または、複数のソースでコンテンツが重複するページも考えられる。この特許は、網羅する重複するコンテンツの種類を定義しており、リダイレクト、そして、このようなページに関連する重複するコンテンツを処理する方法について説明している: 重複する文書は、実質的に同等の内容を持つ文書であり、完全に内容が一致し、文書のアドレスが異なる形態を取る場合がある。 従って、重複する文書にウェブクローラーが遭遇するシナリオが少なくとも3つは存在することになる: [...]

ビジネス・ファウンダーの終焉

14 years 11ヶ月 ago
Instigator Blogから新しい起業像に関する話題を。ネットの普及やテクノロジーの発展で従来の起業家のモデルは変わりつつあるという内容。これから起業したい人は読んでおくと参考になるかも。 — SEO Japan スタートアップチームの構成として広く受け入れられているものは、1人がビジネス・ファウンダーでもう1人がテクニカル・ファウンダーである。これは、理論的には筋が通っている。1人が製品を作ってもう1人がそれを売るのだ。しかし、実際にはそんなに簡単な話ではない。 少し前に私は、ファウンダーは周囲と連携を取らずに仕事をすることはできないと書いた。もしもビジネス側の人間が技術サイドにタッチしなかったり、その反対のことがあれば、たくさんの問題を引き起こす可能性がある。ここ数カ月で複数の起業家と話をしてみて、私は自分の考えをさらに一歩先へと進めることにした。つまり、ビジネス・ファウンダーは死んだということだ。 私たちは、より多くのスタートアップが2人のテクニカル・ファウンダーで共同設立されるのを目にするようになっている。それは、彼らが暗い部屋に座って一晩中コードに取り組むことができるという意味ではない。全くもってその反対なのだ。しかし、技術側の人間も、自分たちのビジネスの築き方についてより多くの知識をつけてきている。彼らは、カスタマーサービスや口コミの輪やユーザー獲得やマーケティングといったようなことについて学び、積極的に把握しようとしている。彼らは、従来のビジネス・ファウンダーの責務を引き継ぎながら、製品開発やコーディングの近くに居続け、かつ積極的に取り組むのだ。 技術的なノウハウを持っていない古典的なビジネス・ファウンダーの価値は著しく下がっている。それは、会社が製品やマーケットフィットを見いだしていて、すでに拡大する準備ができているなら違うかもしれないが、早い段階でスタートアップは純然たるビジネス・ファウンダーなしで成功しているのである。 “新しい”ビジネス・ファウンダーとは、テクノロジーを収集して製品を作ることができる人物である。それは、A/BテストのためにランディングページとWordPressサイトを一緒にハックできる人物。それは、アナリティクスを収集することができる人物。それは、プロダクト・マネージメント(“プロジェクト・マネージメント”はない!)を任される人物。従来のビジネス・ファウンダーはこれらのスキルを今すぐに身につけるか、そこから離れるかのどちらかしかない。なぜなら、テクニカル・ファウンダーが彼らの領域に積極的に入って来ているからだ。そして、テクニカル・ファウンダーはこれらのビジネスの要素を理解し、受け入れ、優れていなければならない。そうあるはずなのだ。 あなたが自分のスタートアップについて考え、“誰が顧客に話すのか?”と自問する時、それは、2人のファウンダーのうちのどちらか1人であるべきではない。両方のファウンダーが顧客に話をすべきなのだ。両方のファウンダーが初期のカスタマーインタビューに対応すべきなのだ。そして、あなたが“UIやプロダクトフローをデザインしたりすることに関わるのは誰か?と自問する時、その答えは全員である。 従来のビジネス・ファウンダーは終焉を迎えた。 しかし、それはスタートアップがテクノロジーを重視しビジネスを無視するということではない。全くその反対である。今日のスタートアップにあるほとんどのリスクは、マーケットリスクであってテクニカルリスクではない。重要なのは、マーケットリスク、解決すべき問題、市場機会、買収戦術、価格設定などを特定する人物が、ソリューションを築くべき人物と同じであるということだ。スタートアップにいる全ての人がビジネス・ファウンダーなのだ。そして、全ての人がテクニカル・ファウンダーなのである。 この記事は、Instigator Blogに掲載された「5 Computer Illiterate People Who Make Money Online」を翻訳した内容です。 10年前とは考えられない程、低コストでウェブサービスを立ち上げられるこの時代、起業に必要な・求められる人の質も代ってくるのでしょうね。経営を見る人間(CEO)と技術を見る人間(CTO)のツートップで役割分担して事業を進める方式が少し前まではある種、ネット企業の理想のパターンとして見られていたと思いますが、確かに今の時代はスタートアップであればCEO=CTOで十番回せる場合も多いでしょうし、分かれているにしろお互いの能力がより求められる時代になっているのかもしれません。喜ばしい面とチャレンジングな面、両方があると思いますが、そもそも日本は米国に比較してテクノロジーを分かる人間で経営を分かる人間が少ないといわれることも多いのは事実です。とはいえ経営なんてやりながら学んでいくことですし、テクノロジーに強い人は経営を見る人がいないことを恐れず起業にチャレンジしてほしいですね! — SEO Japan

パソコンの知識が皆無なのにネットで大儲けしている5人の賢者

14 years 11ヶ月 ago
ネットで一儲けしたい!でもネットの知識が足りないから無理!と諦めてしまっている方は世の中多数いると思いますが、ネットどころかパソコンの知識が無くともネットで成功することは不可能じゃありません。今回はITリタラシー弱者なのにネットで成功した人たちの夢あるお話を。 — SEO Japan オンラインでお金を稼ぐことが、難しいことである必要はない。あなたはコンピューターの達人である必要はないし、経験豊富な起業家である必要もない。 世の中には一番に賢いとは言えない私のような人間は腐るほどいるが、私たちはオンラインでお金を稼ぐ方法を見つけてきた。私が最初に始めた時、私はまだ高校生で、どうやって会社を立ち上げるのかもどこからスタートすればいいのかも分からなかった。しかし、私は徐々にそれを理解したのだ。 それをあなたに証明するために、オンラインでお金を稼ぐだけでなく、設立者が最初に始めた時には会社を起こすことについて何も知らなかったというビジネスを5つ紹介しよう。 1: ティモシー・サイクス 既にあなたも知っての通り、多くの人が株取引でお金を失っている。その一方で、ティムは市場を調査することやペニー株を取引することに長けている。彼個人では1ヵ月の株取引で100,000ドルを稼ぐことはできないが、優れたトレーダーになる方法を他の人に教えることでもっと多くを稼ぐことができるかもしれないと彼は考えた。 彼は、TimothySykes.comを立ち上げ、株式市場について教育をした。彼の知識はもっと情報を求めている人達に評判が良かったため、彼は自然ともっと多くのコンテンツを提供するようになった。しかし、ただ与えるだけでなく、彼は追加情報には料金を発生させることに決めた。それがDVDという形になっている。 ティムは、実に年間130万ドルをブログから稼いでいる。 2: ガールフレンドの作り方 マイクとジェイソンは、デートが得意な南カリフォルニアの若者だ。生活のために、彼らは男性に魅力的になる方法を教えている。数年前にビジネスのアドバイスを求めて彼らが初めて私に連絡してきた時、こいつらはいい加減でお金なんて稼げやしないと思っていた。その後、彼らの顧客の何人かに会ってみると、私は彼らがその市場にある真剣な悩みを解決しているということに気が付いた。 今日まで早送りすると、彼らは自分達のウェブサイト、ガールフレンドの作り方の中で自分達の知識を電子ブックにまとめることを決定し、今では1ヵ月に20,000ドルの収益を上げている。午前11時に仕事を始める彼らにとっては少ない金額ではない。 3: Toon Junkie あなたは、子どもの頃にわんぱくダック夢冒険やデジモンやテールスピンといった漫画を見ていただろうか?子どもの頃に漫画漬けだったマニュ・セティは、最近の漫画は彼が成長期に見ていたものとは比べ物にならないと感じた。 彼は漫画にとても情熱的だったがために、あなたの子どもの頃の素晴らしい漫画を自分の子どもと一緒に見られるように共有するビジネスを始めたのだ。 マニュは開発者にお金を支払い、古き良き漫画を売るeコマースサイトを作った。今では、Toon Junkieは1ヵ月に81,000ドル以上の収益を上げている。 4: Youporn (NSFW) 数年前、私はスタンフォード大学の中退者から電話をもらった。アダルトビデオだけを取り扱ったYouTubeのまがいものを作ったら面白いのではないかと言うのだ。彼は全くビジネスプランを持っていなかったが、彼はアダルトビデオにはお金を払うべきではないと考えていた。 私はその創設者と何年も話をしていなかったが、ある時、Youporn (NSFW)は月に30億ページビューを達成し、1ヵ月120,000ドルの広告収入を上げていた。 私が、なぜそんなにYoupornを人気にすることができたのかと尋ねると、彼は、自分は顧客が探していたものを提供しているのだと答えた。それが無料のアダルトコンテンツなのだ。 5: Bradford &Reed 私の親友、アンドリュー・ワーナーは、彼が子どもの時にはすでにビジネスを始めたがっていた。お金を持っていない時代、優れたコンピューターさえも持っていない時代にだ。 彼は、人々がオンラインで無料のグリーティングカードをもらえる方法を生み出したがっていた。なぜなら、世界がコンピューター世代に移行する中、私たちがEメールを介してグリーティングカードを受け取れないわけがないからだ。 彼は、自分の古くなったJ-Crewの洋服を持ち出して現金に換えることにした。そして、そのお金を、e-グリーティングカード会社を始めるために使ったのだ。彼はウェブサイトの作り方もプログラミングの仕方も知らなかったため、自分がビジネスサイドを担当し、技術的なことを扱えるビジネスパートナーを見つけた。 数年のうちに、その会社は年間3800万ドルの収入、年間1800万ドルの利益を得るようになったのだ。 結論 私は、これらの成功者の話しを理由に、多くの人が失敗しているオンラインビジネスをすることが簡単であるとあなたを説得しようしているわけでは決してない。しかし、同時にあなたはそれが全く難しいことではないということに気が付く必要がある。 細かいことを心配する代わりに、あなたは外に出て何かやってみる必要があるだけなのだ。1つやってみるのではなく、オンラインビジネスについて考えることに時間を費やし過ぎれば、あなたがお金を稼ぐことは決してないだろう。 それに加え、私が上で紹介した人達はある程度ついてはいたが、彼らがうまくいっている本当の理由は、彼らがその市場の悩みを解決したからである。人々の問題を解決することができれば、あなたはそれに支払いを請求することができるのだ。 ティモシーは、あなたが株式市場でお金を稼ぐ手助けをしている。 マイクとジェイソンは、あなたが街で女性と出会う手助けをしている。 マニュは、あなたがかつて好きだった古い漫画を見ることを可能にしている。 Youpornの創設者は、あなたが無料でアダルトコンテンツを見るのに役だっている。 アンドリュー・ワーナーは、あなたがオンラインでグリーティングカードを受け取ることを可能にしている。 あなたは、誰かコンピューターの達人ではないのにオンラインで成功している人を他に知っているだろうか? この記事は、QuickSproutに掲載された「5 Computer Illiterate People Who Make Money Online」を翻訳した内容です。 [...]

2011年を彩る5つのソーシャルメディアのトレンド

14 years 11ヶ月 ago
ソーシャルメディアエクスプローラーから2011年に注目されるであろうソーシャルメディアのトレンドを5つ紹介します。流石に鋭い考察です。 — SEO Japan ソーシャルメディアはどこに向かっているのだろうか?半年後に“事情通”になるために今学ぶべきことは何だろうか?2010年も残すところあと6週間となり、多くの人々が2011年を予測するエントリを投稿している、あるいは今後投稿することになるが、私も便乗し、今後の展開に関する予測、そして、分析をこの場を借りて発表させてもらうことにする。 消費者によるコンテンツのキュレーション 「消費者のストリームに私のブランドは掲載されているだろうか?」これがブランドマネージャー達が、2011年のソーシャルメディアの取り組みを行う上で、最も自問するべき疑問である。なぜなら、来年、人々は自分のコンテンツをより管理可能な形式でコントロールすることを重要視するようになるからだ。消費者は、ツイッターやフェイスブックで多くのブランドをフォローするとクーポンや特売を得ることが出来る点に気が付きつつあるが、いずれ多過ぎる情報の管理に頭を悩ませることになるだろう。 そのため、フェイスブックでは、消費者がウォールからコンテンツを投稿するブランドを除外し、友達リストを使って“本当”の友達にのみに注目し、そして、心から興味をそそられるアイテムのみにコメントを残したり、共有するようになっているのだ。ツイッターでは、Cadmus(カドマス)と言う名の企業が、ツイッターの利用パターンに基づき、どのコンテンツがユーザーに最も関連するかを特定することで、私たちがストリームを閲覧する仕組みを変えようとしている。ペイパー.liやフリップボード(iPad用)等のその他のツールも、基本的にはコンテンツの人気を基にツイッターを管理し、コンテンツを読者フレンドリーにする。 ブランドにとっては、ただ単にコンテンツを作成するだけでは不十分ということになり– 人々のストリームで管理してもらえるコンテンツを作らなければならない。コンテンツが本当に説得力に溢れ、共有する価値があるなら、注目を集め、ライクされ、コメントやリツイートを生み出し、人々のストリームに正当に反映されるので、ブランドマネージャーは胸をなでおろすことが出来るだろう。この取り組みに失敗すると、SEOの専門家とインフルエンサーを味方につけ、そして、コンテンツを人々のツイッターのストリームの見やすい場所にプロモートするため、ある程度の現金を用意しなければならなくなるだろう。 ニッチのロケーション 2010はロケーションの年であったと言っても過言ではない。しかし、2011年は、ニッチのロケーションの年になるだろう。インターネットユーザーのたった4%しかロケーションベースのサービス(LBS)を利用していないのは事実だが、Foursquare(フォースクエア)とGowalla(ゴーワラ)が今年メディアで多くの注目を集めたのも疑いようのない事実である。来年、LBSはさらに焦点が絞られるようになり、その結果、人々が(1)特別な見返りがあると感じ、(2)“大物”が一人占めする感覚が少なくなったと感じれば、利用する人は増えると予測している。 Image via CrunchBase ショップキック等のサービスは、バーゲンを好み – そして、買い物をしたい店にのみ位置を知ってもらいたいと願う – インストアの買い物客に人気がある。フードスポッティングのような新しいプラットフォームは食べ物のニッチで注目を集めている; Xtifyのジオロケーションテクノロジーを使えば、プレイボーイのようなブランドが、アプリを特定の場所の層にターゲットを絞って提供することが出来る。中身を教えてもらい、母親に知られなければ、私は買うかもしれない。 ゲーム化およびソーシャルゲーム このトピックは私の大好物だ。確かに最近やけにファームビルにはまっているが、理由はそれだけではない。自然だからだ。結局、私達は、モノポリーのオモチャを手に入れるためだけに、マクドナルドでラージのドリンクを10年に渡ってオーダーしているのだ。2010年に目立ったのはロケーションだけではなかった。Zynga(ジンガ)もまた多くの注目を集めていた – 同社は、フェイスブックと公式に提携を結び、アップルにすり寄り、そして、人々の自由な時間を奪ったのだ。それでは、2011年、ソーシャルゲーム界では何が起きるのだろうか?私は、ソーシャルゲームはスーパーボウル化するとみている。 冒頭で伝えたはずだ。大きなブランドは既にスーパーボウルのマーケティングを既に計画しているだろう。一般人がビールが詰まった箱のおまけのトロフィーを集める光景が目に浮かぶようだ。そのトロフィーは当然ながらソーシャルウェブと連動しており、消費者は勝利品を共有し、ブランドはトロフィーの持ち主のソーシャルスフィアのデータを根こそぎ集めるだろう(まだ計画を練っていないなら、この企画を実施するとよい –お礼は小切手で構わない)。 そしてフットボール以外では、ファームビルがブランド統合の新たな実験場になりつつある – ここ数週間で大きな発展を遂げており、ファーマーの保険、映画「メガマインド」、そして、マクドナルドのプロモーションが新たに行われている。来年、さらに多くの、そして、さらに深いブランドと既存のゲームプラットフォームの統合が行われ、さらに、消費者を刺激するため、特別優待、クーポン、あるいは、おまけに対するゲームの構造を作成するブランドが増えるだろう。 実は、ソーシャル・メディア・エクスプローラの月刊のニュースレター「ナビゲーター」の今月号で、ジェイソンがゲーム化に関する素晴らしいアイデアを紹介しているので、是非、皆さんには購読してもらいたい。 QR コード ここまでくるとギーク度が高過ぎるかもしれないが、私はQRコードが大好きで、名刺に自分のQRコードを載せるほどだ。追跡することが出来ない従来の印刷メディアおよび屋外のメディアに双方向性が加わり、追跡することが出来るようになる。さらに、何でもない物体や出来事に新しさと不思議な感覚がもたらされる効果もある(Maker Faireで見かけた編み物のQRコードの写真を見てもらいたい – 編み物大好き人間として、これには度肝を抜かれた。ただし、このコードを読み込むためのQRリーダーを作ることは出来ないだろう)。 QRコードは私のようなギークの個人的な趣味のように思えるかもしれないが、日本では受け入れられており、2011年には51%のアメリカ人がスマートフォンを手に入れる点を考慮すると、米国でも飛躍的に成長する態勢は整っている。現在、多くの素晴らしい企業やアプリがQRを試しており(または事業の命運をかけており)、来年、雑誌へのブランドの統合、屋外のメディアでの一貫性のある利用、さらにQRコード、ゲーム化、そして、ソーシャルコマースのマッシュアップを含め、この分野でさらに多くの取り組みが行われるのではないだろうか… ソーシャルコマース 当初、このトレンドについては、グループ購入とフェイスブックコマースの2つのトレンドを軸に私は取り上げることにしていた。しかし、考えれば考えるほど、同じことだと言う結論に達するようになった。どちらも、ソーシャルサークルを活用して、買い物や買った商品を共有する新たな手段である。2010年、消費者にすべての買い物を友達全員と共有してもらおうとした大胆なスタートアップが誕生した(今でもBlippy(ブリッピー)とSwipely(スワイプリー)を覚えている人はいるだろうか?)– しかし、元恋人、母親、そして、近所の人々と購入した医薬品等、あらゆる買い物の情報を共有したいと願う人は少なかったようだ。 しかし、グルーポンを使って「私にはどんな利点があるの?」要素、あるいは、フェイスブック・コマースを介して「見てくれ、俺って格好いいだろ」要素が加わると、個人の買い物(あるいは買おうとしている製品)を既存のソーシャルプラットフォームを通じて自ら共有する人は増える。 また、ソーシャルコマースは、私がフェイスブックを取り上げる際によく引き合いに出す「魚がいる場所で釣りをする」コンセプトにも当てはまる: フェイスブックに6億人近い顧客候補がいるなら、クーポン以外にも他に何かを与える試みを行うべきである。2010年、抜け目のないブランドは、モバイルコマースのアプリを介した収益が増加していた。2011年は、挑戦を惜しまない勇敢ブランドにとって、ソーシャルコマースの年になるのではないだろうか。 2011年の上述の5つのソーシャルメディアのトレンドについて同意して頂けるだろうか?それとも全く同意出来ないだろうか?私は何かを見過ごしているだろうか?コメント欄で教えてもらいたい。 この記事は、Social Media Explorerに掲載された「Five Social Media Trends For 2011」を翻訳した内容です。 QRコードがアメリカで流行っていないのは知りませんでしたが、どれも納得の内容でした。ソーシャルゲームは日本でも既に大流行ですが「ゲーム化」というコンセプトは今後様々な分野に広がりそうですね。日本はLBSでもゲーム化で成功した事例もありますし。ソーシャルコマースはまだまだ発展過程といった感じでしょうか。最初の「コンテンツのキュレーション」は誰もがそして企業にとってもソーシャル化が必須となってくるこれからの時代、ますます重要になってくる分野でしょうね。ソーシャル・コンテンツ・キュレーターなんて肩書きの人がそのうち出てくるかもしれませんね。 — [...]

3DTVの購入意向、北米とヨーロッパは相対的に低い

14 years 11ヶ月 ago
2010/12/20のNilesenのブログから。 http://blog.nielsen.com/nielsenwire/consumer/purchase-intent-for-3dtv-varies-around-the-globe/ オンラインで2010/9に53カ国約27,000人に対する調査結果。既に3Dテレビ保有者は4%、1年以内に買うという割合が9%だった。3Dで見ることに関心のある分野は、スポーツ(64%)、自然(62%)、アクション(60%)、映画(54%)、ゲーム(48%)など。 関連リンク: 2010年は320万台出荷と少ないが、2014年には3Dテレビが主流に(DisplaySearch) 「3Dアトラクション」体験者は9割強が「期待以上」「期待どおり」(シード・プランニング) 2015年世界の3Dテレビ出荷台数、5,000万台に日本の薄型TV市場、
Hiromi.Ibukuro@gmail.com (衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ))

2014年にNFC内蔵携帯電話は世界で2.2億台出荷

14 years 11ヶ月 ago
2010/12/20のiSuppliのリリースから。 http://www.isuppli.com/Mobile-and-Wireless-Communications/News/Pages/Cell-Phone-Mobile-Payment-Market-Set-for-Take-Off.aspx 2010年には5,260万台、携帯電話全体の4.1%だが、2014年には2.2億台、携帯電話の13%を占めると予想。
Hiromi.Ibukuro@gmail.com (衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ))

インターネット利用者の内ソーシャルネットワーク利用割合が低い国は日本とドイツ

14 years 11ヶ月 ago
2010/12/15のPew Global Attitudes Projectのレポートから。 http://pewglobal.org/2010/12/15/global-publics-embrace-social-networking/ 年代間の利用差はどの国でも非常に大きい。またインターネット利用における性別によるギャップは先進国ではやはり日独が15ポイント差と大きい。 関連リンク: 2010/11日本のTwitter.com月間利用者数2,000万人突破、facebook.comは610万人に急増 米オンラインユーザの8%がTwitterを利用 2010/10日本のTwitter.com月間利用者数1,700万人と減少、facebook.comは500万人 2010/9日本のTwitter.com月間利用者数1,900万人で微増(Ad Plannerから)
Hiromi.Ibukuro@gmail.com (衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ))

スポンサードサーチ 広告配信先レポートの活用法

14 years 11ヶ月 ago
広告配信先レポートからの配信対象外サイト抽出・設定は、手間がかからないうえに、リスティング広告の運用における最適化に直結しやすい。また、配信パートナーサイトは随時追加されているため、定期的にクリーニングを行うことで、より費用対効果の高いスポンサードサーチ運用が可能となるだろう。

ネット通販、商品認知はメルマガ、購入の決め手はクチコミサイト

14 years 11ヶ月 ago
2010/12/17の日本通信販売協会のリリースから。 http://www.jadma.org/pdf/press/press_20101217.pdf インターネット通販利用者が商品を知るきっかけは、メールマガジンが最も多く30.8%に達しています。一方、購入の決め手となる情報源は、クチコミサイトが最も高く、2009年よりも大きく増加しています。商品認知はメルマガ、購入の決め手はクチコミサイトであることが判明しました。 加えて、リアル店舗とインターネット通販のどちらで商品を購入することが多いかを聞いたところ、20項目中「CD/DVD/ビデオソフト」「チケット(スポーツ/コンサート/演劇等)」「健康食品」「旅行(ツアー・ホテル予約)」の4項目がインターネット通販で購入する率が高い結果となっています。 インターネット通販利用者のデジタルコンテンツ(ダウンロードコンテンツ)の購入状況
Hiromi.Ibukuro@gmail.com (衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ))

企業向け無線LAN売上、2009年~2014年の年間平均成長率6.0%

14 years 11ヶ月 ago
2010/12/20のIDC Japanのリリースから。 http://www.idcjapan.co.jp/Press/Current/20101220Apr.html ・2010年国内企業向け無線LAN機器市場規模は130億円に。IEEE802.11n対応アクセスポイント出荷台数が増加 ・端末の多様化など企業での無線LANへの関心の高まりにより、2010年上半期の出荷台数、売上額増加
Hiromi.Ibukuro@gmail.com (衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ))

電子書籍コンテンツは2015年には2,400億円市場に

14 years 11ヶ月 ago
2010/12/20の野村総合研究所のリリースから。 http://www.nri.co.jp/news/2010/101220.html 野村総合研究所は、2015年度までの国内を中心とするIT主要5市場の分析と規模予測を行いました。2010年12月17日に発表した、ブロードバンド関連サービス市場、放送メディア市場に続く第二弾として、今回は、ネットビジネス市場6分野、モバイル市場4分野、ハード市場8分野についての予測結果を発表します。 関連リンク: 2009年度の電子決済市場は前年度比105.9%、約39兆5千億円
Hiromi.Ibukuro@gmail.com (衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ))

置くだけでは不十分?ヘルプ活用3つのポイント - ユーザビリティ実践メモ

14 years 11ヶ月 ago

FAQやよくある質問などのヘルプコンテンツは、ユーザの疑問や不安を解消するために、どこのサイトでも必ずと言っていいほど設置されています。

今回から数回にわたって、「FAQ・ヘルプ」をテーマにした記事をお届けする予定ですが、まず今回は、ヘルプ活用の基本ともいうべき3つのポイントについてご紹介します。

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