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<h1>2010年にもっとも読まれた記事は</h1>
<p>2010年に「インターネット広告のひみつ」に投稿した700件以上のブログ記事のうち、閲覧数上位10記事は次の通りです。</p>
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</div>#wrapper { margin:0; padding:0; }
#non-fans { position:absolute; top:0; left:0; }大晦日ということで、毎年恒例の一年の振り返りをしまーす!毎年そう思いますが、今年はことさら疾風怒濤の一年間だった気がします。
まずは全体の話題からっ!
<2010年重大ニュース:国内>
1位:尖閣諸島沖で中国漁船が海保巡視船と衝突、海上保安官が撮影ビデオを流出(9月~)
2位:ノーベル化学賞に根岸氏、鈴木氏(10月)
3位:宮崎で「口蹄疫」発生(4月)
4位:113年間で最も暑い夏、気象庁発表(9月)
5位:鳩山首相退陣、後継に菅副総理・財務相(6月)
<2010年重大ニュース:海外>
1位:チリ鉱山落盤事故、33人「奇跡の救出」(10月)
2位:北朝鮮が韓国を砲撃、韓国側で民間人含む死者4人(11月)
3位:上海万博開幕、7300万人入場(5月)
4位:ハイチでM7.0地震、23万人死亡(1月)
5位:メキシコ湾で原油流出、米史上最悪の海洋汚染事故(4月)
※出典:読売新聞「読者が選ぶ10大ニュース」 via:笑豆(ニコマメ)研究所
とにかく、夏が暑かった!
続いて、(記憶を頼りに)身の回りであったことのまとめ。
<記憶に残った今年の動き>
● フリーミアムが流行語に。実際に多くのFREE戦略が実行された
● フラッシュマーケティングの隆盛。Grouponとポンパレが実質一騎打ちに?
● もしドラ大ヒット。160万部とかあり得ないから!
● 新たなコミュニケーションプラットフォームの台頭と普及(Blog&mixiがTwitter&Facebookへ)
※ワールドカップの瞬間最高ツイートは3,500(平均は700~800)ツイート/秒で世界最高だったらしい(CAカワムラくん情報)
● K-POPが大ヒット。忘年会ではKARAのケツ振りがプチ流行。個人的には少女時代の方が好き
● 大晦日におさらいしたい2010年ソーシャルメディア5大ニュース(CNET Japan)
コミュニケーションプラットフォームにも新たな変化が大きかった一年でした。
<2010年から流行り始めた(普及し始めた)プラットフォーム>
● コミュニケーション系
・Facebook
● 位置チェックイン系
・Foursquare
・ロケタッチ
・mixiチェックイン
・Facebook Places
●写真・画像系
・Instagram
次は、2011年の記憶に残ったデジタルキャンペーン。TwitterやFacebookのソーシャルグラフをうまく活用するキャンペーンが続々と出てきた一年でした。下記キャンペーンの共通点は、グラフをうまく使うだけでなく、興味喚起、ブランド体験としての文脈づくりや、クリエイティブの作り込みがすばらしい点。仕掛けと仕組みの両方がしっかりと設計された良事例だと思います。
<2010年の記憶に残ったキャンペーン>
● KDDI IS Parade

● ワコール 踊れ!谷間戦隊ラランヌ

● 高橋酒造 SHIRO Cheers System

● JRA 篠田麻里子の写真を作ろう!好き取り!MY JOCKEY

トライバルメディアハウスでも、多くのプロモーションをお手伝いさせて頂きました。また、今年はSMMコンサルティング事業部を立ち上げ、TwitterやFacebook関連のご支援を本格化させた一年でもありました。会社関連のニュースをいくつかご紹介。
<トライバルメディアハウスの2010年総括>
● 1月:Z会の大学のクチコミポータルサイト「ダイガクエスト」サービス開始

● 1月:ベネッセの若年層向けコミュニケーションツール Cal-fee サービス開始
● 3月:クチコミ分析エンジン「ブームリサーチ」にクロスメディア分析機能が実装
● 4月:USJ 「宇宙ジャンケン:AKB48とジャンケンして100万円をゲットしちゃおう!」キャンペーンスタート。累計200万ジャンケン突破

● 4月:ソーシャルメディアマーケティングの参考書を目指した『キズナのマーケティング』(アスキー新書)を出版、多くの方に読んで頂きました。感謝!
● 6月:トライバルメディアハウスのコーポレートサイトをフルリニューアル
● 6月:宣伝会議Internet Marketing & Creative Forum2010に出展
● 6月:USJの夏キャンペーン「ユニバーサル・サマー・アドベンチャー」オープン
● 7月:AIGエジソン生命が家族力研究所を立ち上げ

● 7月:トライバルメディアハウス20訓(基本理念)を策定
● 10月:Facebookファンページ開設・運用支援で cci と業務提携
● 10月:毎年恒例となったトリンプAMO’S STYLE究極のランジェリーが3年目の発売開始

● 10月:USJの公式Twitterアカウントがスタート

● 10月:USJのクリスマススペシャルサイト Limited Christmas が2年目のオープン

● 10月:リクルートSUUMOがFacebookにファンページを開設。開設2ヶ月でファン数2,500人を突破

最後に、2010年一年間のこのブログのアクセス数TOP5をご紹介。2010年4月に前の イケダノリユキのCommunitainment Blog からこのブログに引っ越してきたため、約9ヶ月間の集計
<2010年 ikedanoriyuki.jp ブログアクセスTOP5エントリー>
1位:AKB48ならぬTSM(豊島:年増)48が出現!(笑)
2位:docomoの新キャンペーン:Who is my boss?
3位:【必見】 Did you know? シリーズ
4位:(備忘録的メモ)日本企業のFacebookファンページまとめ
5位:ソーシャルメディア利用実態調査(日経BPコンサルティング)
※番外編(6位)は、【急募!!】トライバルメディアハウス人材募集のお知らせ でした(このエントリーからのご応募で2名の仲間が増えました!)。引き続き熱い想いを持った仲間を募集中なので、興味アリ!という方は こちら からお気軽にご応募ください!
締めくくりに、2010年にTwitter上で話題にっていた記事で、個人的に笑った・泣いたエントリーTOP3をご紹介。どれも一読の価値むちゃくちゃアリなので、ぜひ年末年始のお休み中にどうぞ(雑煮噴出し注意、ハンカチ必須)
<笑った・泣いたコンテンツTOP3>
1位:NAVER 【コーヒー】テレビ番組のネ申テロップ【吹いた】
2位:オモコロ特集「Twitterは本当にモテるのか?」
3位:あるクリスマスの日の出来事
1位と2位は腹筋がやばかったネタ、3位はリアルに涙腺に来たネタ(且つ自分の「仕事」というものを再認したネタ)でした。この3つは永久保存版ですな。
ということで、今年も最高に楽しい一年間でした。皆様、本当にお世話になりました!来年(2011年)も宜しくお願い致しますっ!
テレビ広告の効果に関する議論は当然昔からあって、変遷しながら様々な考え方が提示されてきたが、トリプルメディア時代には、また従来の考え方と少し違ってくるように思える。
最初に断っておくが、競合ブランドの出稿状況との兼ね合い(シェア・オブ・ボイス)は大きな要素で、投下量の最適化というのはそう簡単ではない。それは別途考慮されるべきものとの前提で、下記に考え方を記す。(今回はどちらかというとマス広告のバイイングを主にやってきた宣伝担当の方向きの話です。)
テレビ広告の到達量と、広告認知率の相関は変数が多く、特にクリエイティブによって、またそもそものブランド力(コミュニケーション資産)によって違う。個人GRPで500%以下の投下で、広告認知率が10%しかとれないものも、80%取れるものもある。また認知率調査をすると、必ず誤認、つまり実際にはやっていない広告を認知したと答えるケースがある。まあ平均値で〇〇GRPで広告認知〇〇%ということにはなるが、さてテーマはどんな指標を目標にするかということになる。
もちろん商品カテゴリーやブランドごと、あるいはターゲットによっても変わってくるが、しっかりした調査をしてきているブランドでは、単純な認知の先にある評価、つまり「魅力がある」と評価したり、「評判がいい」と周りの評価を認識していたり、「購入意向」、「購入実績」を抑えている。
おそらく「続・トリプルメディアマーケティング」的な講演では、お話すると思うが、従来の意識調査で把握できる指標だけでなく、トリプルメディア時代では、行動を把握できる、そしてこのユーザー行動を指標として管理し、それをドライブさせるマーケティング施策が必要となる。(この件の詳細は別途)
さて、こうした認知以上の指標をしっかりとると、テレビとネットを組み合わせる目的が明確になってくる。例えば、テレビCMだけで認知した人の「評価」、「購入意向」、「購入経験」と、テレビCMとWebの両方で認知した人の、同じ指標に大きな差がでている場合、「単なる広告認知者」をより多く獲得するよりは、いかに「ブランド評価者」を獲得するかを目標にする方が戦略的だと云える。というのも、ブランドを評価してくれたり、購入して利用経験をしてくれる人を獲得する方が、ソーシャルメディア空間でのレピュテーションをより期待できるからであり、逆にいうといくら広告を認知する人だけを多く獲得しても、オピニオンをもって発信してくる人を獲得できないなら、広告投資のパフォーマンスは低いと言わざるを得ないからである。
そこで、同じ投下コストでリーチをシミュレーションしてみる。スポットの取り方や持ち単価にもよるが、あるケースだと、テレビで約3億円の出稿をしても、5千万円減らして2億5千万円にしてもリーチはほとんど変わらない。テレビを減らした分の5千万円をネット広告に投じてみると(プランの詳細は省くが)20%強のリーチが獲得できる。テレビと合わせると、テレビだけより多くののリーチが獲れる。(テレビだけでこのリーチを獲得するには約4億5千万が必要だ。)
その上で、テレビとネットの両方に接触した人の広告認知以上の「ブランド評価者」、「購入意向者」、「利用経験者」をしっかり捕捉して、どう組み合わせると単なる「広告認知」だけでなく「ブランド評価者」をより多く獲得できるかをベンチマークする必要がある。
もちろんこれはメディア配分の議論だけでは意味がない。コミュニケーション施策そのもの(コミュニケーションプラン全体)が何を目標に設計されるかということに帰結する。
トリプルメディアの3つの円の真ん中(3つが重なっている部分)には、「統合シナリオ」というべき「コミュニケーション戦略」が位置づけられる。
今、生活者のデジタルメディアへの接触時間は、メディア接触時間の21.6%を占めている。一方、広告費としては10%強しかないので、このギャップは埋まっていくべきものと考えられるが、単にそういうことより、「ブランド評価者」の獲得効率で、テレビ出稿やWeb施策、モバイル施策、ソーシャルメディア施策を、トリプルメディア連動という概念のなかで組み合わせることが必要である。結果的にデジタルメディア投資は増えるとは思うが・・・。
マス広告を中心にペイドメディアへの出稿をメインでやってきた宣伝部でとっては、オウンドメディアとソーシャルメディアを考慮して組み合わせないといけないというミッションは、そんなに簡単ではない。ただ、ソーシャルメディアにも連携して「ブランド評価者」をいかに効果的かつ効率的に獲得するかということに、目標を再設定すると、到達量や認知率だけを指標にしていた時代よりは、マーケティング担当(ブランド担当)や広報担当、顧客窓口担当と連携して、同じ目標を共有して機能する「トリプルメディアマーケティング」発想に近づくのではないかと考える。
組織体制が時代に追いつくにはそれなりの時間がかかる。この間、いくら組織体制が悪いと愚痴を言ってみても、対応できなければ担当者のせいにされるのだから、企業内で、少なくとも、ブランドのマーケティング担当者と、広報担当者と、お客様窓口担当者は、マインドと情報の共有を進めた方がいい。3者で「握る」ことをお薦めする。このあたりうの詳細は、来年の講演で・・・。