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同様のサービスが急に出てくるのは偶然なのか [週刊IFWA 2012/10/29]

13 years 1ヶ月 ago
定期メルマガの巻頭コラムのアーカイブです。メルマガの登録はこちら↓からどうぞ。


■ 同様のサービスが急に出てくるのは偶然なのか

前回のメルマガで、サイバー・コミュニケーションズが広告に対する反応を脳波などのデータで計測し、ビジネスに役立てる取り組みをするというリリースを紹介しました。

一方、先週の更新情報では日立の脳計測技術を使ってインテージがリサーチのサービスとして提供を開始するというリリースの紹介があります。

この二つは研究結果の公表とサービスのリリースということで、若干性質が異なること、応用分野も広告効果測定と一般的なリサーチと違うので、お互いの情報を事前に知っていた可能性は低いような気がします。

話はかわって、10月の上旬にGoogleがタグ管理ツールの提供を開始してから、広告効果系のツールベンダーを中心に、多くの類似サービスのアナウンスが追随しました。

こちらの内情も詳しくは知りませんが、タグ管理ツールは内々にテスト的に使って頂くなどということは既に普通に行われていたのではないかと思うので、Googleの発表を契機に雪崩を打ったように、サービスとしても公開する決心をさせたという流れにみえます。

サービス提供会社にとっては、追随するのか最初に発表するのか、有料なのか無料なのか、いろいろと判断が難しいのではないかと思いますが、恐らく内部では各社いろいろな議論があったのではないかと想像します。

昔サービス提供側にいた頃のことが思い起こされます。渦中に入ると、お客さんの方から競合他社のサービス開始準備の情報を教えてくれる場合もあります。この場合は、お客さん側としては選択肢を増やしたいがために、複数社にサービス提供をして欲しいとの意図があるわけです。

一方そういうアンテナに届かない場合は全く知らなかった、予想もしてなかったというケースもあります。この場合は、社内ではどうするんだという話で、対応検討会議などでドタバタすることになります。
noreply@blogger.com (hiromi ibukuro)

画像表示を高速化してサイトパフォーマンスを向上させる5つのTIPS

13 years 1ヶ月 ago


画像ファイルの表示を高速化してサイトのパフォーマンスを向上するTIPSを5つ紹介する。「ファイルサイズの縮小」「width属性とheight属性の不使用」「キャッシュの有効化」「画像ファイルを別サーバーに置く」「CSSスプライトを使う」

- 画像表示を高速化してサイトパフォーマンスを向上させる5つのTIPS -

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ビデオリサーチ、ツイッターで番組への反響を測定

13 years 1ヶ月 ago
Twitter Japanの協力を得て、ツイッターでのテレビ番組への反応を測る指標の整備に取り組むと発表。最初の取り組みとして、「1分あたりのツイート件数」とその「前四週平均」を番組別に算出して評価するという。
noreply@blogger.com (Kenji)

パナソニック、交通広告で電子クーポンを配布

13 years 1ヶ月 ago
駅のベンチ広告の横にある機器にスマートフォンをかざすと、テレビ広告が視聴でき、駅のコンビニ「NEWDAYS」で使える150円割引クーポンが抽選で当たる。この施策は「山手線トレインネット」車内でも展開されているようだ。
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フェイスブックで紹介された写真
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=207626216036112
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=210169359115131
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noreply@blogger.com (Kenji)

フェイスブックで反応率を高める方法

13 years 1ヶ月 ago
コムニコとニフティが「MarkeZineDay 2012」で発表したプレゼンテーション資料を公開している。フェイスブックの投稿の反応率について偏差値を算出して、ファン数の異なるページ間でも反応率の優劣を比較しやすくした。また、個別の投稿を分析すると、画像ありの投稿の反応率は画像なしのそれの5倍だった。投稿に含まれる平仮名の割合と反応率には正の相関が、片仮名の割合と反応率には負の相関があった。漢字の割合は20%から30%が最適だった。問いかけや行動の喚起を含めることが有効であることも確認された。最も反応率が高いのは17時台の投稿だったが、7時台、11時台の投稿も反応率が高かった。7時台は投稿が少なく目立ちやすいのが要因と推測される。
noreply@blogger.com (Kenji)

広告会社のマーケは企業のデータドリブンなマーケティングをサポートできるか

13 years 1ヶ月 ago

 「広告会社の行く末」では、広告会社の営業マンをやり玉にあげてしまったが、次は広告会社のマーケである。昔はマーケティング対象商品を企業シーズから組み上げるのではなく、コミュニケーション開発の目線から商品ブランドのコンセプトワークをする広告会社のマーケの役割というのが注目された時期もあった。

直接、エンドユーザーとコミュニケーションしづらいメーカーからすると、メディアと、メディアを通して消費者を理解している代理店の提案にはそれなりの価値はあった。しかし今、商品ブランドのマーケティングに関しては、広告主企業側の優秀なマーケターに対抗できるわけもなく、さほど優秀でない代理店のマーケの多くは、企画書の代書屋さんになっている場合が多い。

 営業の能力が比較的落ちてきて、ろくに企画書すら書けなくなったので、こうした需要が広告会社社内で膨らんだからとも言えよう。

 だいたい「ストプラ」と呼ばれるような「代理店のマーケ」は、表現戦略やメディア戦略を明示し、具体的なアウトプットを理論武装するのが役割だ。

 しかし、優秀なクリエーターは、何故こういう表現なのかというロジックを簡潔明瞭に説明できるので、企画書を何枚も書いてプレゼンに時間をかけるまでもない場合も多い。


従来、広告会社側に情報が多かった時代には、いわゆる「前段」で、クライアントが気付いていないことを提起できて、それに基づいたアウトプットを提案できた。
もちろん今でもこうした「前段」が決め手となってコンペに勝利するシーンもあるだろうが、代理店しかもっていないメディアの情報からアプローチしたり、クライアントが気づかなかった「消費者インサイト」を提起することは難しくなっていると言わざるを得ない。


 企業にとってのマーケティングメディアは「ペイドメディア」だけではなくなった。そしてオウンドメディアを持ち始めた広告主は、代理店よりはるかに消費者を知ることになる。広告主は「買うメディア」に関してのみ、代理店を必要とすることとなる。様々なテーマの中の「短期的な認知獲得」だけ「代理店さんお願いね」になってしまう。


 そもそも、広告会社のマーケがマーケティング施策を「こうすべきだ」と提起する時、何をもってそう判断するかのロジックはあるようでない。データを持ち出して論拠をつくるものの、ではそうしたデータがどのくらいだったら、どうすべきかという客観的、科学的理論に基づくことはあまりない。「データがこの閾値を超えたら、こうすべきである」という判断基準を明確にすることはほとんどできない。


それも仕方がないというか当然で、「そんなに単純にデータだけで判断ができるものではない」というのがマーケティングの奥深いところだ・・・なんていうようなマーケターの経験や知見による(能力による)判断がすべてだったころはそうだったであろう。


しかし、今後はそうはいかなくなる。データドリブンな判断や施策決定が求められるようになると、理論や経験的理論値から、データに閾値を設定して、これを超えたらどうするという方針が事前になければならない。具体的施策案ではなく、戦略方針である。高速PDCAを廻す場合、具体的な施策はまだしも、基本戦略ではどういう手を打つかは事前に設計されていないと、高速化できない。従来の年一回のキャンペーンであれば、代理店にオリエンして1カ月後提案を受けるスタイルでも良かったが、時間軸だけの問題でなく、そもそもキャンペーンモデルで対応するのか、から考え直さないといけない。

そして、ビッグデータ時代に、マーケティングに関わるデータはどこくらい広告会社が手にすることができるだろうか。まず代理店でなくても誰でも手に入る(当然広告主も)データがネットによって爆発的に増えた。クエリー情報などは典型だ。(グーグルトレンドくらいは当然使ってるだろう。)その上に、企業がもつデータは膨大に増えた。特にオウンドメディアにおけるデータだ。マーケティングコミュニケーションに関わるデータ測定を行うコミュニケーションダッシュボードの概念だと、ペイド、オウンド、アーンド、すべてのメディアを観測することになる。ペイドメディアで起きた効果(反応)も、オウンドやアーンドで観測するので、広告主企業が、「説明変数」をほとんど手にする。もちろん「目的変数」は当然企業側にしかない。


マーケティングダッシュボード2.jpg

*上記の図は日本インタラクティブ・マーケティングの真野英明氏の「マーケティングダッシュボードの概念図」に、ずうずうしくも少し書き足させていただいたものです。真野さん有難うございます。


その上、従来リアルな販売チャネルだけでなく、自社でECや会員化によるサービスを開発する企業が増えると、エンドユーザーと直接コミュニケーションできる。もう代理店は広告主企業にデータを貰わないと何も提案できなくなる。

 こうした時代に、代理店のマーケはいったい何が出来るのか。

 コミュニケーション(クリエイティブ)という「右脳」の作業にロジックらしいことを加える作業でやってきた代理店のマーケが、ビッグデータ時代の企業のデータドリブンな評価や判断をどうサポートできるのか。
 データを貰うとして、どこまで分析できるのか。ビッグデータからどんな文脈を発見できるのか。そもそもそんなことを企業は広告代理店に頼るのか・・・。
 
 岐路にあるのは、明白だ。

アンケート調査のような「意識調査」、つまり消費者に意見を聞く調査データからではなく、行動を起こしたログとしての「行動データ」から文脈を読み出すことが、今の代理店のマーケに出来るか。勝負はまずはそのあたりからだ。

「Google アナリティクス基礎講座」を読んだ

13 years 1ヶ月 ago
久々のGoogle アナリティクス本だ。かなりこのアクセス解析ツールも普及してきたので、初心者が手軽に手にしたい本としては手ごろな本に仕上がっているといえよう。

導入(Chapter 1)から基本設定(Chapter 2)、基本操作(Chapter 3)というところで導入から画面操作までを押さえ、主要な分析のためのデータ利用についてはChapter 4と5で扱っている。

Chapter 5では少し高度なレポートまで紹介しているが、さすがにこのボリュームの書籍においてはこの辺りまで網羅的に記述するのは無理があるが、まあこんなことまでできそうだということが伝わればそれでOKだろう。

一方で画面リファレンスなどでは詳細情報まで行き渡っているなど、付録(Appendix)は充実している。

誤字脱字系は別として、少々気になった記述の部分を補足しておきたい。

・P21最後のパラグラフで「1回の訪問につき、目標は1種類のみカウントされます。それが全部で20種類まで設定できます」のところは正確には、「目標は20個まで設定可能。但し1回の訪問で、その各目標は最大1カウントしかしない。購入完了ページを目標URLにしておいたとして、同じ訪問内でそれを2回踏んでもコンバージョン(目標達成)数は1となる。同じ目標URLを別でも登録しておくと、そちらもダブルでカウントすることになる。」

・P78最下部のPointで、前方一致の例の二つ目は結果が○ではなく×だと思う。

・P174二つ目のMemoで「常に直近30日で表示されます。」は31日だと思う。ログイン時の「アカウント ホーム」では過去30日間のデータを表示するのだが、実際の各プロファイルに進むと、過去31日間のデータを対象にしたレポート画面に入る。

・P68一番下の訪問の滞在時間での設定例のコメント「動画閲覧をしてほしいページなどでは動画の秒数など」とあるが、この目標設定は訪問に対して絞り込める目標なので、特定ページの滞在時間に対して設定できないことに注意が必要だ。(2012/10/28追記)

最新の画面のキャプチャーを見ながら初級者がGoogle アナリティクスを使うシーンにおいてはよい本だと思うが、もう少し活用をじっくりして見たい人には「できる100ワザ Google Analytics 増補改訂版 SEO&SEMを強化する新・アクセス解析術」を超える本はまだ出ていないと思う。

最新でも2009年版ですでに3年経っているが、中級者以上が活用本を求めているのであれば、依然こちらがお薦めであることは間違いないだろう。そして、最新画面キャプチャーで網羅的なマニュアル本が必要な方には拙著のPDF本「Google アナリティクス完全マニュアル」がお薦めだろう。

<目次>
Chapter 0:Google アナリティクスとは
Chapter 1:Google アナリティクスを導入しよう
Chapter 2:計測のための設定をしよう
Chapter 3:レポート画面の基本操作
Chapter 4:分析の基本
Chapter 5:Google アナリティクスで定期チェックをしよう
Appendix



発行:技術評論社
著者:吉田喜彦
定価:1,680円+税
約22
0ページ

関連リンク:
書評ページをまとめた
noreply@blogger.com (hiromi ibukuro)

書籍『サイトサーチアナリティクス』本日発売

13 years 1ヶ月 ago
監修と翻訳(6章以降)を手がけた書籍『サイトサーチアナリティクス』が2012年10月27日に発売されました。 サイト内検索の利用状況を分析することで、Webサイトのコンテンツやナビゲーションを改善するための考え方と方法が書かれています。 サイトサーチアナリティクスはウェブ解析(アクセス解析)の一種ですが、「Web情報アーキテクチャ―最適なサイト構築のための論理的アプローチ」の著者、ルイス・ローゼンフェルド氏が書いていることもあり、Web制作やユーザーエクスペリエンス(UX)の視点で書かれています。制作系の人は、Google AnalyticsやSiteCatalystなどのWeb解析ツールを活用して、データに基づいたコンテンツやナビゲーションの改善提案が可能になります。ウェブ解析系の人は、ウェブ制作系の人に役立つ解析活用方法を提案できるようになることでしょう。 詳しくは「サイトサーチアナリティクス...

2012Q3世界のスマートフォン出荷台数は157百万台に など

13 years 1ヶ月 ago
2012Q3世界のスマートフォン出荷台数は157百万台に
2012/10/26のJuniper Researchのリリースから。

http://www.juniperresearch.com/viewpressrelease.php?pr=345

2012Q3世界のスマートフォン出荷台数シェア、Samsungが31.3%
2012/10/25のIDCのリリースから。

http://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prUS23753512

どちらのデータもSamsungが5,630万台、Appleが2,690万台だけど、トータルの数値が違っているね。まあこのくらいの差は出てくるちゅうことだな。


noreply@blogger.com (hiromi ibukuro)

米小売りサイトで年末商戦のメールキャンペーンが半数以上が既に開始

13 years 1ヶ月 ago
2012/10/26のRetail Email Blogから。http://www.retailemailblog.com/2012/10/alert-majority-of-retailers-have-begun.html

まさに蓄積の勝利みたいなしっかりしたデータだ。毎週5年にわたるデータの蓄積がなければこんなデータは提供できない。まさの僕が大好きな愚直で素晴らしいデータだ。こういうデータを提供する会社にこそ、お金を支払うべきだと思うね。


noreply@blogger.com (hiromi ibukuro)

マット・カッツ氏「ブラックハットSEO対策とウェブマスター支援に力を注ぐ」【海外&国内SEO情報ウォッチ】

13 years 1ヶ月 ago


「海外&国内SEO情報ウォッチ」を更新。今週は、『マット・カッツ氏「ブラックハットSEO対策とウェブマスター支援に力を注ぐ」』、『不自然リンクを帳消しにする(かもしれない)待望のツールがついに登場』、『グーグルがコピペサイトにさらにダメ出し』など10記事+4記事。

- マット・カッツ氏「ブラックハットSEO対策とウェブマスター支援に力を注ぐ」【海外&国内SEO情報ウォッチ】 -

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リンクの否認ツール:Q&A のご紹介

13 years 1ヶ月 ago
先日提供を開始したリンクの否認ツールについて、ブログ記事「サイトへの不自然なリンクを否認する新しいツールの提供を開始しました」に続き、Q&A をご紹介します。

このツールは上級レベルのウェブマスター用に開発されたものです。サイトへのリンクに否認すべきものがあり、ツールの用途やそれがもたらす影響について明確に理解している場合に限り、このツールを使用してください。

質問: このツールは、どのサイトでも使用する必要がありますか?
回答: いいえ。ほとんどのサイトではこのツールを使用する必要はありません。このツールの用途や必要性を理解していない場合は使用しないことをおすすめします。


質問: リンクを否認すると具体的にどうなるのですか?それらのリンクは完全に無視されるのですか?
回答: このツールを使用すると、どのリンクを否認したいかを Google に指定することができます。通常の場合、Google はそれらのリンクを無視するようになります(評価しないようになります)。rel="canonical" 属性と同様に、これは指示ではなく提案として取り扱います。Google は、個別のケースについて Google 独自の判断を優先することがあります。ただし、通常はユーザーからの提案をもとにリンクを評価します。


質問: ファイルをアップロードしてからどれくらいでリンクが無視されるようになりますか?
回答: その URL からのリンクが無視されるようになるには、否認ツールを用いて指定された URL を Google が再クロールしてインデックスに再登録する必要があり、この処理には数週間かかることがあります。


質問: 「ネガティブ SEO*」の可能性がある場合もこのツールを使用できますか?
回答: このツールは主に、悪質な業者に SEO を依頼してしまったり、自身で不適切なリンク操作を行ってしまった場合に使用するものです。自分の依頼で 不適切なリンク操作 (PageRank を転送する有料投稿や有料リンクの設定等)を行ったことがわかっている場合は、まずはそのリンク元サイトに連絡し、それらのリンクを削除するよう依頼してください。問題のあるリンクを削除することによって、ユーザーがあなたのサイトへの不自然なリンクを見かけてあなたのサイトやビジネスを信頼できなくなる、といった事態を防ぐこともできます。不自然なリンクの削除に最大限の努力を払って、それでもいくつか除去できないリンクがあるという状態になってから、はじめてリンクの否認ツールの使用を検討してください。
Google では、各サイトの掲載順位が他のウェブマスターによって操作されることのないよう対策に努めています。しかしながら、そのような第三者からの悪意のあるリンクがサイトの評価に悪影響を及ぼしていると思う場合は、リンクの否認ツールを使用して、それらのリンクを無視するよう Google に指定することができます。繰り返しになりますが、Google では独自のアルゴリズムを開発してネガティブ SEO へ対策を実施していますので、ほとんどのウェブマスターの皆さまはネガティブ SEO について心配する必要はありません。

*いくつかの手法が「ネガティブ SEO」 として語られることがありますが、ここで言及している「ネガティブ SEO」とは、第三者がターゲットとするサイトにガイドライン違反となるような悪質なリンクをはることで、そのサイトの検索結果上の掲載順位を操作しよう(順位を下げよう)とする行為のことを指しています。


質問: 私のサイトへのリンクのほとんどは設定した覚えのないものです。このような場合もこれらのリンクに対処する必要がありますか?
回答: いいえ。Google では、それぞれのリンクに適切な重みづけをしており、通常の状況においては、リンクに関する追加情報をお送り頂く必要はありません。このツールの使用が想定されるのは、 主に、ご自身で設置または依頼して作成した、 Google の品質ガイドラインに違反するリンク を理由に Google から 不自然なリンク に関する警告が届き、最大限努力したにも関わらず削除できないリンクがある場合です。


質問: 否認すべきでないリンクをアップロードしてしまいました。間違えてアップロードしたリンクを取り消すにはどうしたらよいですか?
回答: アップロードしたリンクを変更するには、否認ツールで既にアップロード済みのファイルをダウンロードして変更を加え、無視すべきリンクのみを記載した状態にしてアップロードし直します。なお、アップロードしたファイルがクロールされてインデックスに反映されるまでに数週間かかることがあります。


質問: 「サイトへの不自然なリンク」の通知を受け取っていなくても、予防策としてリンク ファイルを作成すべきですか?
回答: 通称 “Penguin” アップデートの影響がサイトに及んでおり、スパムの疑いのあるリンクや低品質なリンクを設定したことが原因ではないかと思う場合は、サイトへのリンクを調査し、Google のウェブマスター向けガイドラインに違反するリンク プログラム などによるリンクを否認することをおすすめします。


質問: ファイルをアップロードした場合でも、再審査リクエストを申請する必要がありますか?
回答: はい、サイトに対する手動の対策についての通知が届いている場合は再審査リクエストを申請してください。リンクの否認ツールは、どのリンクを無視すべきかを Google に指定するためのものです。サイトに対する手動のスパム対策についての通知が届いた場合は、まずその原因となったリンク(自身が関与した、あらゆる作為的なリンク、低品質なリンク)をできる限り削除する必要があります。疑いのあるリンクを可能な限り削除したら、削除できなかったリンクのうち、どのリンクを無視すべきかをリンクの否認ツールを使用して Google に指定してください。なお、否認するリンクについての情報が Google のインデックスに反映されるまでしばらく時間がかかります。最後に、再審査リクエストを送信して、ウェブスパム チームにサイトの再審査を依頼してください(再審査リクエストのレポートにリンクの否認ツールを使用したことを記載してください)。再審査の結果、サイトが Google の品質ガイドラインに準拠していることが確認でき次第、手動による対策を取り消させていただきます。


質問: 同じ企業のドメインであっても、example.com と example.co.uk からのリンクを別々に否認する必要があるのですか?
回答: はい。複数のドメインからのリンクを否認するには、ドメインごとにファイル上で指定する必要があります。


質問: www ありの URL と www なしの URL はどのように扱われますか?
回答: これらの URL は技術的には異なる 2 つの URL です。リンクの否認ツールでは、リンクを細かく指定可能にすることを重視していますので、これらの URL は別のものとして扱います。否認したいリンクが複数の URL で表示される場合は、そのリンクを URL ごとに指定する必要があります。もちろん、ドメイン全体を指定することも可能です。


質問: たとえば something.example.com を否認して、そのサブドメインからのリンクのみを無視することはできますか?
回答: ほとんどの場合は可能です。一般的に広く知られているホスティング サービス(wordpress.com、blogspot.com、tumblr.com など)のほとんどでは、「domain:something.example.com」を否認すると、そのサブドメインからのリンクのみが否認されます。ごく稀に、非常に新しいホスティング サービスなどで、ドメイン全体からのすべてのリンクが否認されることもあり得ます。しかし、サブドメインをリストに含めると、そのサブドメインからのリンクのみを無視することができる場合がほとんどです。


日本のウェブマスターの皆さまからあがった質問から


英語版記事での Q&A は以上となります。ここからは、日本のウェブマスター ヘルプフォーラム などで皆さまから寄せられていたご質問や誤解をもとにした Q&A をご紹介します。

質問: 否認するリンクのリストを送る際は、どのファイル形式でアップロードするとよいでしょうか?
回答: リンクの否認ツールが対応するファイル形式はプレーン テキスト形式(.txt という拡張子を持つファイル形式)となります。プレーン テキスト形式以外のファイル(.pdf、.doc、.xls、.xlsx 形式など)をお送りいただいても Google 側でシステムに正常に反映することができず、否認の処理が行なわれませんのでご注意ください。もし異なるファイル形式でアップロードしてしまった場合は、プレーン テキスト形式でファイルをアップロードしなおしてください。なお、文字コードは UTF-8 形式の利用を推奨します。


質問: ファイル中のコメントはどのように扱われるのでしょうか?
回答:前回のブログ記事 でファイルの記入例として# 記号で始まるコメント記入をご紹介していますが、このコメントは、ご自身の参考コメントとしてのご利用を想定しており、現在のところ Google でこの情報を利用する予定はありません。再審査リクエストをお送り頂く際には、同様にファイル内のコメントを再審査チームが審査に利用することはありませんので、再審査に必要な情報は再審査リクエストのレポート上に漏れなく記入してください。


質問:サブディレクトリ単位での否認は可能ですか?
回答:現在のところ、URL 単位か、ドメイン単位での否認のみが可能です。


質問: サイトへの不自然なリンクをすべて否認してしまえば、再審査リクエストは通る(手動によるスパム対策は解除される)?
回答:いいえ、今回のブログ記事でもご紹介していますように、サイトに対する手動のスパム対策についての通知が届いた場合は、まずその原因となったリンク(自身が作成した、あらゆる作為的なリンク、低品質なリンク)をできる限り削除する必要があります。違反箇所を削除することが、問題の根本的な解決につながる最良の方法です。


ご質問やご意見がありましたら ウェブマスター ヘルプフォーラム までお知らせください。



リンクの否認ツール:Q&A のご紹介

13 years 1ヶ月 ago
先日提供を開始したリンクの否認ツールについて、ブログ記事「サイトへの不自然なリンクを否認する新しいツールの提供を開始しました」に続き、Q&A をご紹介します。

このツールは上級レベルのウェブマスター用に開発されたものです。サイトへのリンクに否認すべきものがあり、ツールの用途やそれがもたらす影響について明確に理解している場合に限り、このツールを使用してください。

質問: このツールは、どのサイトでも使用する必要がありますか?
回答: いいえ。ほとんどのサイトではこのツールを使用する必要はありません。このツールの用途や必要性を理解していない場合は使用しないことをおすすめします。


質問: リンクを否認すると具体的にどうなるのですか?それらのリンクは完全に無視されるのですか?
回答: このツールを使用すると、どのリンクを否認したいかを Google に指定することができます。通常の場合、Google はそれらのリンクを無視するようになります(評価しないようになります)。rel="canonical" 属性と同様に、これは指示ではなく提案として取り扱います。Google は、個別のケースについて Google 独自の判断を優先することがあります。ただし、通常はユーザーからの提案をもとにリンクを評価します。


質問: ファイルをアップロードしてからどれくらいでリンクが無視されるようになりますか?
回答: その URL からのリンクが無視されるようになるには、否認ツールを用いて指定された URL を Google が再クロールしてインデックスに再登録する必要があり、この処理には数週間かかることがあります。


質問: 「ネガティブ SEO*」の可能性がある場合もこのツールを使用できますか?
回答: このツールは主に、悪質な業者に SEO を依頼してしまったり、自身で不適切なリンク操作を行ってしまった場合に使用するものです。自分の依頼で 不適切なリンク操作 (PageRank を転送する有料投稿や有料リンクの設定等)を行ったことがわかっている場合は、まずはそのリンク元サイトに連絡し、それらのリンクを削除するよう依頼してください。問題のあるリンクを削除することによって、ユーザーがあなたのサイトへの不自然なリンクを見かけてあなたのサイトやビジネスを信頼できなくなる、といった事態を防ぐこともできます。不自然なリンクの削除に最大限の努力を払って、それでもいくつか除去できないリンクがあるという状態になってから、はじめてリンクの否認ツールの使用を検討してください。
Google では、各サイトの掲載順位が他のウェブマスターによって操作されることのないよう対策に努めています。しかしながら、そのような第三者からの悪意のあるリンクがサイトの評価に悪影響を及ぼしていると思う場合は、リンクの否認ツールを使用して、それらのリンクを無視するよう Google に指定することができます。繰り返しになりますが、Google では独自のアルゴリズムを開発してネガティブ SEO へ対策を実施していますので、ほとんどのウェブマスターの皆さまはネガティブ SEO について心配する必要はありません。

*いくつかの手法が「ネガティブ SEO」 として語られることがありますが、ここで言及している「ネガティブ SEO」とは、第三者がターゲットとするサイトにガイドライン違反となるような悪質なリンクをはることで、そのサイトの検索結果上の掲載順位を操作しよう(順位を下げよう)とする行為のことを指しています。


質問: 私のサイトへのリンクのほとんどは設定した覚えのないものです。このような場合もこれらのリンクに対処する必要がありますか?
回答: いいえ。Google では、それぞれのリンクに適切な重みづけをしており、通常の状況においては、リンクに関する追加情報をお送り頂く必要はありません。このツールの使用が想定されるのは、 主に、ご自身で設置または依頼して作成した、 Google の品質ガイドラインに違反するリンク を理由に Google から 不自然なリンク に関する警告が届き、最大限努力したにも関わらず削除できないリンクがある場合です。


質問: 否認すべきでないリンクをアップロードしてしまいました。間違えてアップロードしたリンクを取り消すにはどうしたらよいですか?
回答: アップロードしたリンクを変更するには、否認ツールで既にアップロード済みのファイルをダウンロードして変更を加え、無視すべきリンクのみを記載した状態にしてアップロードし直します。なお、アップロードしたファイルがクロールされてインデックスに反映されるまでに数週間かかることがあります。


質問: 「サイトへの不自然なリンク」の通知を受け取っていなくても、予防策としてリンク ファイルを作成すべきですか?
回答: 通称 “Penguin” アップデートの影響がサイトに及んでおり、スパムの疑いのあるリンクや低品質なリンクを設定したことが原因ではないかと思う場合は、サイトへのリンクを調査し、Google のウェブマスター向けガイドラインに違反するリンク プログラム などによるリンクを否認することをおすすめします。


質問: ファイルをアップロードした場合でも、再審査リクエストを申請する必要がありますか?
回答: はい、サイトに対する手動の対策についての通知が届いている場合は再審査リクエストを申請してください。リンクの否認ツールは、どのリンクを無視すべきかを Google に指定するためのものです。サイトに対する手動のスパム対策についての通知が届いた場合は、まずその原因となったリンク(自身が関与した、あらゆる作為的なリンク、低品質なリンク)をできる限り削除する必要があります。疑いのあるリンクを可能な限り削除したら、削除できなかったリンクのうち、どのリンクを無視すべきかをリンクの否認ツールを使用して Google に指定してください。なお、否認するリンクについての情報が Google のインデックスに反映されるまでしばらく時間がかかります。最後に、再審査リクエストを送信して、ウェブスパム チームにサイトの再審査を依頼してください(再審査リクエストのレポートにリンクの否認ツールを使用したことを記載してください)。再審査の結果、サイトが Google の品質ガイドラインに準拠していることが確認でき次第、手動による対策を取り消させていただきます。


質問: 同じ企業のドメインであっても、example.com と example.co.uk からのリンクを別々に否認する必要があるのですか?
回答: はい。複数のドメインからのリンクを否認するには、ドメインごとにファイル上で指定する必要があります。


質問: www ありの URL と www なしの URL はどのように扱われますか?
回答: これらの URL は技術的には異なる 2 つの URL です。リンクの否認ツールでは、リンクを細かく指定可能にすることを重視していますので、これらの URL は別のものとして扱います。否認したいリンクが複数の URL で表示される場合は、そのリンクを URL ごとに指定する必要があります。もちろん、ドメイン全体を指定することも可能です。


質問: たとえば something.example.com を否認して、そのサブドメインからのリンクのみを無視することはできますか?
回答: ほとんどの場合は可能です。一般的に広く知られているホスティング サービス(wordpress.com、blogspot.com、tumblr.com など)のほとんどでは、「domain:something.example.com」を否認すると、そのサブドメインからのリンクのみが否認されます。ごく稀に、非常に新しいホスティング サービスなどで、ドメイン全体からのすべてのリンクが否認されることもあり得ます。しかし、サブドメインをリストに含めると、そのサブドメインからのリンクのみを無視することができる場合がほとんどです。


日本のウェブマスターの皆さまからあがった質問から


英語版記事での Q&A は以上となります。ここからは、日本のウェブマスター ヘルプフォーラム などで皆さまから寄せられていたご質問や誤解をもとにした Q&A をご紹介します。

質問: 否認するリンクのリストを送る際は、どのファイル形式でアップロードするとよいでしょうか?
回答: リンクの否認ツールが対応するファイル形式はプレーン テキスト形式(.txt という拡張子を持つファイル形式)となります。プレーン テキスト形式以外のファイル(.pdf、.doc、.xls、.xlsx 形式など)をお送りいただいても Google 側でシステムに正常に反映することができず、否認の処理が行なわれませんのでご注意ください。もし異なるファイル形式でアップロードしてしまった場合は、プレーン テキスト形式でファイルをアップロードしなおしてください。なお、文字コードは UTF-8 形式の利用を推奨します。


質問: ファイル中のコメントはどのように扱われるのでしょうか?
回答:前回のブログ記事 でファイルの記入例として# 記号で始まるコメント記入をご紹介していますが、このコメントは、ご自身の参考コメントとしてのご利用を想定しており、現在のところ Google でこの情報を利用する予定はありません。再審査リクエストをお送り頂く際には、同様にファイル内のコメントを再審査チームが審査に利用することはありませんので、再審査に必要な情報は再審査リクエストのレポート上に漏れなく記入してください。


質問:サブディレクトリ単位での否認は可能ですか?
回答:現在のところ、URL 単位か、ドメイン単位での否認のみが可能です。


質問: サイトへの不自然なリンクをすべて否認してしまえば、再審査リクエストは通る(手動によるスパム対策は解除される)?
回答:いいえ、今回のブログ記事でもご紹介していますように、サイトに対する手動のスパム対策についての通知が届いた場合は、まずその原因となったリンク(自身が作成した、あらゆる作為的なリンク、低品質なリンク)をできる限り削除する必要があります。違反箇所を削除することが、問題の根本的な解決につながる最良の方法です。


ご質問やご意見がありましたら ウェブマスター ヘルプフォーラム までお知らせください。



2012/4-9月日本のPC出荷、台数ベースで0.8%増

13 years 1ヶ月 ago
2012/10/24のJEITAの統計資料から。
http://www.jeita.or.jp/japanese/stat/pc/2012/

台数ベースでは対前年同期比0.8%増。第1四半期が1割増くらいだったが、第2四半期は失速。金額ベースでは上期全体で前年同期比10.9%減。単価は約1割安くなっているという事だ。

ノートPC比率は台数ベースで73.4%。金額ベースで72.8%なので、単価はデスクトップでもノートでもそれ程変わらないという事だ。さてWindows 8 の発売開始となる10月以降どうなるのか。

noreply@blogger.com (hiromi ibukuro)

Googleに送った再審査リクエストは本当に人間が読んでいるのか?

13 years 1ヶ月 ago


「再審査リクエストを送ったとき本当の人間に読んでもらえる可能性はどのくらいあるのか? 結果が戻ってきたときそれに対して返答する方法を考えているか?」、この質問にGoogleのマット・カッツが回答した。すべての再審査リクエストは実在する人間が読んでいるとのこと。

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複数デバイスの同時利用者、テレビとPCの組合せが最も多い

13 years 1ヶ月 ago
2012/10/23のニールセンのリリースから。
http://www.netratings.co.jp/news_release/2012/10/DCDB.html

複数のデバイスを同時利用すると回答した人は全体の3 分の2 にのぼり、多くの人が2つ以上のデバイスを同時に利用している。もっとも同時利用されるデバイスはテレビで、次いでPC。この2 つを中心としてスマートフォンを加えると、3 つのデバイスの同時利用が全回答数の75%に達した。




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Googleアナリティクスで集計対象期間を思いどおりに指定する方法

13 years 1ヶ月 ago
Web担当者Forumの2012/10/25の記事をどうぞ。
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/10/25/13955

デフォルトの集計対象期間は過去31日間で固定。各月で暦日が変化するのが、どうもこういうデータを見る時は要注意なところです。

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