ネットショップ担当者フォーラム

【スマホユーザー調査】ネット通販する理由は? 表示内容はどこまで見る? タップした広告は?

7 years 8ヶ月 ago

スマートフォン(スマホ)を使う消費者は、なぜスマホでネット通販をを利用するのか? 表示内容はどこまで閲覧しているのか? また、企業の広告についてどのような認識を持ち、タップしているのか? 消費者庁は5月、スマホを使うユーザーの意識などを調査し、その結果を「スマートフォンにおける打消し表示に関する実態調査報告書」に盛り込み公表した。スマホEC時代のユーザー行動をまとめてみた。

消費者意識調査は、消費者庁がWebアンケートとグループインタビューを実施。1000人から回答を得た。詳しい調査内容はこちら

スマホを使うシーンは「自宅でくつろいでいるとき」が最多

「普段の生活のどのような場面で、スマートフォンで商品・サービスのWebページを見ることが多いか」と質問したところ、73.7%が「自宅で、くつろいでいるとき(他のことをしている時を除く)」と回答。

「外出先で、ちょっとした空き時間(休憩時間、待ち合わせ中など)」は44.6%、「電車やバス、車などで移動しながら」は36.3%、「家事の合間」が11.9%と続いた。

(図表 普段スマートフォンの表示に接する時間や場所)。自宅で、くつろいでいるとき(他のことをしている時を除く)73.7%、外出先で、ちょっとした空き時間(休憩時間、待ち合わせ中など)44.6%、電車やバス、車などで移動しながら36.3%、家事の合間11.9%、テレビの視聴中やPCを使っているとき、雑誌などを読んでいるとき11.6%、店頭で買い物しているとき7.4%、食事中6.9%、入浴中やトイレの中で6.2%、仕事中3.5%、その他0.1%、特になし14.2%
図表 普段スマートフォンの表示に接する時間や場所(画像は消費者庁の発表資料を編集部がキャプチャ)

スマホを使った消費行動について

スマホの閲覧頻度が高いユーザーほど商品を購入する

過去1年間にスマホで商品・サービスの購入・申し込みをした経験のある割合は55.1%(551人)。性別・年代別の特徴では、30代と40代の女性がスマホ経由で購入・申し込みする割合が高い(65.2%~65.9%)。

また、スマホでWebサイトなどを「ほぼ毎日」「週に1日以上」、閲覧時間は「2時間以上」「1時間以上~2時間未満」のユーザーは、スマホで商品の購入・申し込みをする割合が高かったという(62.3%~71.4%)。

【属性別】過去1年間のスマートフォンでの購入経験
図表 【属性別】過去1年間のスマートフォンでの購入経験(画像は消費者庁の発表資料を編集部がキャプチャ)

スマホ購入はポイントなどがお得に5割

スマホでの購入経験者(551人)に対して、スマホ経由での商品・サービスの購入・申し込み理由を聞いたところ、最も多かったのは「24時間いつでもどこでも購入・申し込みができる」(78.0%)。

「店頭に行ったり、他の媒体(PC、電話等)で購入・申し込みをするより、手間や時間がかからない」が69.9%。スマホ経由の購入についてはポイントをPCよりも多く付与するキャンペーンを実施している事業者も多く、「スマートフォンで購入・申し込みをすると、ポイントや割引があり、特になる」が55.2%だった。

また、30.1%が「スマートフォンを使っている時に、購入・申し込みをしたい商品・サービスが見つかる」と回答している。

(図表 スマートフォンでの購入経験者(551人)におけるスマートフォンでの購入・申込みの理由(複数回答))。24時間いつでもどこでも購入・申し込みができる、店頭に行ったり、他の媒体(PC、電話等)で購入・申し込みをするより、手間や時間がかからない、スマートフォンで購入・申し込みをすると、ポイントや割引があり、得になる、口コミやレビューなど、購入・申し込みをする前に参考となる情報を得やすい、購入・申し込みをする前に、他の商品・サービスとの比較がしやすい、スマートフォンを使っている時に、購入・申し込みをしたい商品・サービスが見つかる、特に理由はないが、スマートフォンで購入・申し込みをしている、その他
図表 スマートフォンでの購入経験者(551人)におけるスマートフォンでの購入・申込みの理由(複数回答、画像は消費者庁の発表資料を編集部がキャプチャ)

スマホ閲覧時に偶然、商品を見つけて購入は42.8%

スマホの商品・サービスの購入・申し込み経緯を質問したところ、50.6%が、「スマートフォン以外の媒体(PC、テレビ、雑誌等)で商品・サービスを知った上で、スマートフォンで購入・申し込みをしようとした」と回答。

「店頭で実物を見た上で、スマートフォンで購入・申し込みをしようとした」(44.6%)、「スマートフォンでキーワード検索などしている際に、偶然商品・サービスを見つけて購入・申し込みをしようとした」(42.8%)と続いた。

広告を閲覧したことによる消費行動については、24.1%が「スマートフォンで目に留まった広告がきっかけで購入・申し込みをしようした」と回答した。消費者庁はこうした消費行動について次のように解説している。

30.1%が「スマートフォンを使っている時に、購入・申し込みをしたい商品・サービスが見つかる」と回答していることも踏まえると、あらかじめ商品・サービスのことを知らない状態でスマートフォンを使用している際に、スマートフォンからの情報を基に偶然購入・申し込みをする場合があると考えられる。グループインタビュー調査では、スマートフォンでセール商品を見つけるとすぐに買ってしまうといった意見が聞かれた。

(図表 スマートフォンでの購入・申込みの経緯(複数回答))スマートフォン以外の媒体(PC、テレビ、雑誌等)で商品・サービスを知った上で、スマートフォンで購入・申し込みをしようとした。店頭で実物を見た上で、スマートフォンで購入・申し込みをしようとした。スマートフォンでキーワード検索などしている際に、偶然商品・サービスを見つけて購入・申し込みをしようとした。スマートフォンで目に留まった広告がきっかけで購入・申し込みをしようとした。友人や知人のSNSの投稿ややり取りがきっかけで、購入・申し込みをしようとした。その他
図表 スマートフォンでの購入・申込みの経緯(複数回答、画像は消費者庁の発表資料を編集部がキャプチャ)

スマートフォンの画面上の表示に対する接し方

スマホでは「目に留まった情報だけを拾い読みする」

スマホでWebサイトやアプリを閲覧するユーザーは、表示された画面内容はどの程度、閲覧しているのだろうか。

スマホでの画面上の表示について、「目に留まった情報だけを拾い読みする(「目に留まった情報だけを拾い読みする」「どちらかというと目に留まった情報だけを拾い読みする」)と答えた割合は66.5%。じっくり画面内容を閲覧しているユーザーはそれほど多くない状況が浮かび上がった。

グループインタビューでの意見
  • 普段から大きな文字や図表だけを見て、関心のあるところは細かい表示も見る
  • とりあえず全体を把握しようとして下にスクロールしながら見るため、大きな文字や画像しか目に入ってこない
  • 小さくて目立たない文字は見ない
(図表 スマートフォンの画面上の表示に対する接し方)、目に留まった情報だけを拾い読みする 23.4%、どちらかというと目に留まった情報だけを拾い読みする 43.1%、どちらともいえない・わからない 23.2%。どちらかというと画面に表示されている情報は全て目を通す 9.3%、画面に表示されている情報は全て目を通す 1.0%、目に留まった情報だけを拾い読みする 66.5%
図表 スマートフォンの画面上の表示に対する接し方(画像は消費者庁の発表資料を編集部がキャプチャ)

「スクロールして下まで読まない」は4割

スクロールに関し、「表示された画面の下に内容が続いていても、スクロールして下まで読まない」「どちらかというと表示された画面の下に内容が続いていても、下までは読まない」に40.4%が回答した。

グループインタビューでの意見
  • 上の方にある表示は比較的目を通すが、下にスクロールするにつれて飛ばし読みをする
  • 下の方にあまり関心がないことが書かれていると見ない
  • (注意書きなどが)下にあると思って読んでいない
  • 途中でスクロールするのをやめてしまうことがある
(図表 スクロールが必要な場所にある表示に対する接し方)。表示された画面の下に内容が続いていても、下までは読まない 12.7%。どちらかというと表示された画面の下に内容が続いていても、下までは読まない 27.7%。どちらともいえない・わからない 35.9%。どちらかというと表示された画面の下に内容が続く場合は、スクロールして下まで読む 18.5%。表示された画面の下に内容が続く場合は、スクロールして下まで読む 5.2%。画面の下に内容が続いていても、スクロールして下まで読まない 40.4%
図表 スクロールが必要な場所にある表示に対する接し方(画像は消費者庁の発表資料を編集部がキャプチャ)

関心のある情報のリンクは「すぐにタップ」するが約4割

関心のある情報を見つけた場合、Webページ上の表示内容を確認することなく、「すぐにハイパーリンクの文字列をタップする」「どちらかというと気になる情報を見つけると、すぐに画像や文字のリンクをタップする」と38.2%が回答した。

グループインタビューでの意見
  • 通販サイトにおいて、ページの下部や別ページ等にある注文画面や申込画面に移動するボタンがページの途中に表示されている際、値段等の情報を見た時点で、他に関心のある情報がなければ、ページの下まで読む必要がないので、すぐにボタンを押す
(図表 ハイパーリンクに対する接し方)。気になる情報を見つけると、すぐに画像や文字のリンクをタップする 8.8%。どちらかというと気になる情報を見つけると、すぐに画像や文字のリンクをタップする 29.4%。どちらともいえない・わからない 39.9%、どちらかというと情報を全て読み終わるまでは、画像や文字のリンクをタップすることはない 16.2%、情報を全て読み終わるまでは、画像や文字のリンクをタップすることはない 5.7%、関心のある情報を見つけると、すぐにハイパーリンクの文字列をタップする 38.2%
図表 ハイパーリンクに対する接し方(画像は消費者庁の発表資料を編集部がキャプチャ)

スマートフォンの広告の閲覧経験、閲覧対象

広告だと思ってタップしたことがある人は約4割

過去1年間に広告をタップしたか質問したところ、「広告だとわかってタップ(クリック)したことがある」と41.3%が回答。

「広告とは意識せずに、気になったフレーズ(文字)や画像などをタップ(クリック)したら、後から広告であることに気づいたことがある」が27.7%で続いた。この2つの選択肢のいずれかを回答した人は、全体の60.8%(608人)。

スマートフォン広告の閲覧経験
図表 スマートフォンの広告の閲覧経験(複数回答、画像は消費者庁の発表資料を編集部がキャプチャ)

スマートフォンの広告の閲覧対象

広告をタップしたことがある回答者(608人)に対し、「どのような種類の広告をタップしたか」を質問したところ、33.1%が「自分が閲覧している検索結果や記事、SNSの投稿などと、見た目が似ている広告」をタップしたと回答。39.0%が「自分が閲覧している検索結果や記事、SNSの投稿などと、テーマや内容が近い広告」をタップしたという。

「検索サイトで検索した結果とともに表示される文字の広告」をタップしたが23.2%で、これらの広告のいずれかをタップした人は68.1%にのぼった。

また、「過去に自分が閲覧・検索した商品・サービス等に関連のある広告」をタップしたユーザーは44.4%だった。

自分が閲覧している検索結果や記事、SNSの投稿などと、見た目が似ている広告68.1%、自分が閲覧している検索結果や記事、SNSの投稿などと、テーマや内容が近い広告33.1%、検索サイトで検索した結果とともに表示される文字の広告39.0%、過去に自分が閲覧・検索した商品・サービス等に関連のある広告23.2%、ポータルサイトなどに表示される画像や映像を用いた広告(バナー広告)44.4%、その他の広告30.1%
検索結果や記事等に紛れるような形態の広告1.0%
図表 スマートフォンで表示される広告の種類(複数回答、画像は消費者庁の発表資料を編集部がキャプチャ)
調査方法
  • 調査期間:2017年10月2日~2018年2月28日
  • 調査方法:普段スマートフォンを利用している一般消費者を対象として意識調査を実施。Webアンケート調査
  • 回答者数:1000人(有効回答ベース)
  • 対象者:普段スマートフォンを利用している全国の消費者(スマートフォン利用率を考慮した地域別・年代別の人口構成比)
  • 実施時期:2018年2月5日~7日
    ※グループインタビュー調査の対象人数は12人(6人1グループ)。男女別に1グループずつで、普段スマートフォンを利用している20~40歳代の消費者。実施日は2018年1月31日。

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販・ECに関する業界新聞の編集記者、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、現在に至る。EC業界に関わること約13年。日々勉強中。

瀧川 正実

メール配信システム「Cuenote FC」が大幅機能強化。ターゲットに応じたメールマーケティングが容易に

7 years 8ヶ月 ago

ユミルリンクは6月13日、メール配信システム「Cuenote FC」に、RFM分析などさまざまなデータを分析できる機能を追加した。

新たに追加したのは「購買データ」「顧客データ」「メールの行動データ」など、さまざまなデータをGUI上で集計・分析するツール。ユーザーはターゲットに応じたメールマーケティングを容易に実行できるようになる。

分析ツールは100万件規模のデータを数秒以内に集計でき(同社ベンチマーク値)、リアルタイムなデータ分析が可能。活用例は次のとおり。

  • RFM分析で、見込み顧客に優良顧客へ引き上げるメール施策の実行
  • 商品カテゴリごとに購入金額や購入回数を集計・分析
  • 休眠顧客をアクティブにするメール施策の実行
  • 過去のキャンペーンでメールを開封していない顧客に対する販売促進
  • 特定の商品を購入した顧客に対するアップセル、クロスセル施策
データ連携→分析・セグメント→ メール配信
分析ツール…RMF分析、商品カテゴリ別集計、開封・クリックの横断分析
システムイメージ

機能強化の内容

1. RFM分析……最新購買日(Recency)、購買頻度(Frequency)、購買金額(Monetary)の3要素を使い、優良顧客や見込み顧客、休眠顧客などに分類し、顧客分類などに応じたメールマーケティング施策を行える。RFM分析に必要な購買データは、自動または手動で「Cuenote FC」に蓄積可能。

購入頻度 最新購買日 優良顧客 一般顧客 休眠顧客 離反顧客

2. メールの行動分析……複数のキャンペーンを横断して、メールの行動データ(開封、クリック、コンバージョン)、顧客データ(性別、居住地などの属性情報)や購買データを組み合わせ、分析からターゲットの抽出までをGUI上で簡単に行える。特定のターゲットに対してシナリオ形式のメールを送り、メールマーケティング施策の効果を高めたり、アップセル施策を実行したりなど、さまざまなメールマーケティング施策が可能。

「Cuenote FC」は、数千万規模の一斉メール配信が高速・確実に実行できる。現在約1,300社以上が導入しており、月間メール配信数は約42億通。提供形態と販売価格は下記のとおり。

  • クラウドサービス(ASP・SaaS)
    初期費用:30,000円~(税別) 月額費用:5,000円~(税別)
  • オンプレミス型(ライセンス)
    初期費用:2,250,000円~(税別) 月額費用:46,000円~(税別)
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ecbeing、ECソリューション市場占有率で10年連続シェア1位。構築数は1100社を突破

7 years 8ヶ月 ago

ECサイト構築システム「ecbeing」を展開するecbeingは6月13日、富士キメラ総研が発行する「富士マーケティング・レポート」において、ECサイト構築ソリューション市場占有率で10年連続1位を獲得したと発表した。

また、国内における「ecbeing」のECサイト構築実績は1100サイトを突破したという。

「富士マーケティング・レポート」によると、2017年度のECサイト構築ソリューション市場は155億円で、「ecbeing」の市場シェアは45.2%。

2017年度のECサイト構築ソリューション市場

カテゴリ別の市場シェアは「アパレル」で49.2%、「食料品・飲料」で61.0%、「健康・美容関連」で42.5%、「サービス販売」で46.2%となっている。

2017年度のECサイト構築ソリューション市場(カテゴリ別)

カテゴリ別の2017年度ECサイト構築ソリューション市場

ecbeingによると、2017年はクレジットカード情報の漏えい対策など高水準のセキュリティ基準を設ける企業が増えたことなどから、オープンソース系のECシステムからecbeingにリニューアルを行うケースも多く、導入社数の増加につながったという。

2018年6月には「ecbeing」を基盤としたクラウド型ECプラットフォーム「mercart(メルカート)」の提供を本格的に開始。すでに20社以上のEC事業者が導入したとしている。

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

4年連続で売り上げが伸びた日本トイザらスのEC事業、好調の秘訣と今後の施策 | 通販新聞ダイジェスト

7 years 8ヶ月 ago

玩具などを販売する日本トイザらスではEC事業が好調に推移している。2017年度のEC事業は増収増益となり、4年連続で売り上げが拡大した。売り上げ伸び率でも、通販サイト訪問者数でも前年を上回る成果を挙げている。

品ぞろえ拡充し増収増益、通販サイトの接客機能に磨き

成長を支えた要因の一つとして、まずはアイテム数の拡充がある。実店舗と同じアイテムをECでも取り扱えるようになったほか、ネット限定商品の取り扱いも拡大。「商品登録が実店舗に追いつくようになった。16年度の春はまだできていなかったが、現状ではほぼ100%をカバーできている」(eコマース本部の西原慎祐シニア・ディレクター)とする。

そして、昨年6月に実施したサイト刷新の効果も大きく、パーソナリゼーションのツールとして顧客が住んでいる地域の天候に応じた個別のページ表示機能を開始。具体的には雨の予報地域に対して傘や合羽といったレイングッズをページトップのバナーで表示(画像)。また、夏シーズンで晴れ予報の地域に対してはUVケア商品やサングラス、浮き輪などを同様の形式で表示して、バナーから購入ページに誘導していった。レイングッズについては、このツールの効果もあって前年比二桁増の売り上げとなったようだ。

日本トイザらスのECが手がける、雨の予報地域に対して傘や合羽といったレイングッズをページトップのバナーで表示

今のところは天候別での訴求だが、今後は気温、湿度、紫外線などより細かい条件から個別に商品を提案できるような機能にしていく考え。

商品選びのサポートとしては、ベビーカーやチャイルドシート、抱っこひもといった使い方の説明が必要な商品について「セレクトガイド」ページを導入。商品の特性や特徴、使用上の注意といった実店舗の接客でもよく受ける問い合わせをベースにしたアドバイス情報を専用ページにまとめたほか、メーカー別・対象年齢別に適した商品の選び方などが分かるようにもなっている。導入効果は上々で、対象商品の売り上げを前年比で全体平均以上に伸ばすことができた。

顧客対応に関連しては従来からのコールセンターに加えて、昨年11月より「LINE」上でAIが問い合わせに回答するサービス「LINEカスタマーコネクト」を開始。利用者は「キャンペーン・クーポン」「配送」など大枠から質問内容を選択し、その後AIによるLINE上でのやり取りで解決に導いていくという。1カ月に1000件程度の利用率で、今後、質問内容によっては適宜人が対応する仕組みも取り入れる考え。

商品画像でも見せ方に工夫

SEO対策に向けては、商品説明やタイトルが検索で重視されるということもあって、商品コンテンツのリッチ化を進めている。昨年からはこれまで1行のみだった商品解説文などは3行以上に増量。並行して画像や動画の種類も拡充を図っている仕入れ先のメーカーからの提供画像はなるべく複数枚にするよう協力を求めたほか、自社での撮影機会も増やしている

以前はアパレル商品中心に自社で撮影を行っていたが、現在は玩具商品でも対応。必要に応じてサンプルを取り寄せたり、一部では360度撮影ができる画像コンテンツも導入するようになった。

画像撮影では特に人物を入れ込むことを重視。商品説明文のリッチ化を進めているものの、商品サイズや利用イメージ、色合いなどは一目でわかる表現が求められているため、時には自社の社員の子供などもモデルに起用して商品画像を作成している。「マットの広さやぬいぐるみの大きさなどはパーツだけで見せても伝わらない。人物を見せたり工夫して、パッケージにはない通販サイト専用の画像を用意している」(同)とした。

コンテンツのリッチ化を進めたことに加え、レコメンドの精度を高めて電池や付属商品のついで買いを訴求できたこともあり、一件当たりの買い上げ点数が上昇。結果的に、前年よりもコンバージョンが高まったようだ。

実店舗と在庫連携強化、欠品解消で物流工程も効率化へ

物流費高騰に伴う負担を軽減するため、商品配送の効率化や実店舗とECでの在庫連携などを強化している。

まずは実店舗で商品が欠品している際に、店内の専用カウンターのタブレットなどで通販サイトの在庫を確認してその場で注文できるサービス「ストア・オーダー・システム」(画像)を拡充。これまでは利用対象を自転車やベビーカーといった大型商品中心に絞っていたが、昨年5月からは全商品で対応するようにした。店内に配置するタブレットについても各店舗2台以上配置するようにしていった。

通販サイトの在庫を確認してその場で注文できる日本トイザらスのサービス「ストア・オーダー・システム」

また、通販の物流センターに在庫がない商品について、実店舗の在庫から顧客に出荷する「シップ・フロム・ストア(SFS)」サービスについても昨年7月より対象アイテム数を以前の7~8倍まで拡充している。通販の物流センターに在庫がなくても実店舗に在庫がある限り、通販サイト上では「在庫あり」となるため、100%に近い形で欠品率の改善が進んだという。

SFSに関しては、顧客がいる近隣の実店舗から出荷する仕組みであるため、特に同社の通販物流センターがある兵庫県神戸市と千葉県市川市から離れた地域にいる顧客にとっては、商品がより速く届くといったメリットも生まれている。

これらの実店舗との在庫連携施策は、欠品率をなくすといった効果だけでなく、昨今の配送料の値上げ問題への対応にも大きくつながる。

同社では昨年より3辺サイズ合計で2メートル以上を超える自転車やベッド、大型遊具といった一部の大型商品について、一律送料を1950円から6000円に値上げしている。しかし、顧客の近隣店舗からの配送案件が増えたことで、地域によっては物流センターからの顧客への配送よりも物流コストが大幅に軽減できるため、大型商品を除いた商品についてはまだ値上げをせずに済んでいるという(現状は1回の受注につき4900円以下の場合は送料590円)。「物流事業者の値上げは大きく影響を受けたが、当社の強みとして全国に約160の実店舗がある。顧客を近隣の(送料がかからない)実店舗に誘導していくことは大事になる」(eコマース本部の西原慎祐シニア・ディレクター)とする。

大型商品については送料値上げの影響で今年度は苦戦が見られるものの、今年から通販サイトでの告知を見て実店舗で買い物する顧客に対して割り引きするようなサービスを数回実施するなどテコ入れを図っている。

受け取り先も拡大図る

そのほかにも自社内での物流スキームだけでなく、仕入れ先であるメーカーとの物流連携も強化する。メーカー(の倉庫)から顧客に直接配送するもので、以前から500アイテム程度を対象に取り組んでいたが、今後は拡大を図っていく。同社の物流センターを経由せずに送れることから顧客にとっては配送リードタイムが短くなり、同社にとっても物流工程の短縮によるコスト削減効果が得られるという。

また、通販購入商品を近隣の実店舗で受け取れる「イン・ストア・ピックアップ」も並行して強化。これまであまり実施していなかった店頭受け取りに関するプロモーションを積極化し、利用を促していく。

関連して、受け取り先についても自社の実店舗だけでなく、コンビニエンスストアでの受け取り先エリアを拡大していくことを目指す。さらに、今年度上期中にはヤマト運輸の営業所での受け取りを開始する考えで、郵便局での受け取りや駅前の宅配ロッカーの活用なども今年中の開始を視野に入れている。「不在時の再配達など、配送業者の作業負荷をいかにして減らしていくか。顧客とのタッチポイントを広げていけるかだと思う」(西原シニア・ディレクター)とした。

元々、通販を行う有店舗企業にとって、「店頭受け取りサービス」自体は自社の実店舗に集客するひとつの戦略という意味合いがあったが、現在では物流費の高騰に伴い、そういった視点も変化。自社の拠点にこだわらず、顧客とのタッチポイント拡大を図ることで集客以上のメリットが生まれるという考え方ができているようだ。

サイトのリッチ化に本腰、「コミュニティー」をフックに集客

これからの課題としてサイトコンテンツのさらなるリッチ化をひとつのテーマに挙げている。

昨年度を商品別で見るとゲーム機やベビー用品など高額商品の需要を獲得できたことから顧客単価の上昇が見られた。18年度の市場についても引き続き成長することが見込まれているが、近年は配送料金の値上げが進んでいることもあって、以前と同水準の伸び幅を確実に確保することは厳しくなると見ている。そのため、「今までは(通販サイトで)『売る』をメインにしていたが、今後はマインド的な部分でのサービス提供強化にシフトしていくような取り組みになっていく」(eコマース本部の西原慎祐シニア・ディレクター)と説明。

具体的には決済サービスの多様化やコミュニティページづくりなど顧客目線での利便性の改善に着手していく。特にコミュニティページは情報提供を通じて顧客との接点が拡大すると考えられ、すでにベビーカーやチャイルドシートなどで開始している商品解説ページの「セレクトガイド」(画像)機能などに近いものをイメージしている。

日本トイザらスが手がける商品解説ページの「セレクトガイド」

一般的にベビー関連商品についてはスペック説明以上の情報を求める顧客が多いことから、運営する専門店の「ベビーザらス」などでも得た接客ノウハウを生かしつつ「知育玩具」といった解説が必要なアイテムを中心に深堀りしたページを作り込む考え。現状では通販サイトとは別のドメインではなく、一体化したページづくりを検討している。

玩具がメインの通販サイトであるため、プレゼント需要という視点ではクリスマス、誕生日など購入機会は限られている。コミュニティページをフックに、イベントがない時期でも頻度高く集客ができるようなページ作りを目指す。

また、カスタマーレビューのテコ入れとしては、関連キャンペーンの定番化を図っていく。現状ではまだレビューがあまりついていない商品も全体の数%あることから、期間限定で行っているレビュー投稿に応じたクーポン付与などについて、条件やインセンティブ内容を変えながら、通年で行うことを検討。カスタマーレビュー数の拡大でSEO対策を図り、トラフィックの増加につなげていく

そのほか商品施策では昔からの定番アイテムの売り上げが好調なことから引き続き品ぞろえを充実する考えで、並行して自社ブランド商品による差別化も実施。通販サイトでのプロモーションや見せ方は商品のアップデートと共に頻度を高めてファン獲得を目指す。

通販新聞

アリババの「AI+ロボット」はEC業務をどう変える?[人工知能活用が進む中国ECの今] | 中国の最新買い物事情~トランスコスモスチャイナからの現地レポート~

7 years 8ヶ月 ago

中国のEC業界では今、プロモーションやバックオフィスなどの業務で、人工知能(AI)の活用が進んでいます。1日で約2.8兆円もの流通額を記録したAlibaba(アリババ)グループの2017年「ダブル11」では、爆発的な注文に対し、AIなどが対応して業務の効率化やコスト増を抑制する取り組みも始まっています。中国内でEC業務をサポートしているトランスコスモスチャイナの事例などを踏まえ、中国EC業界におけるAI活用の今をお伝えします。

Alibaba店で始まったAI活用の受注と問い合わせ対応、粗利率向上にも貢献

アリババは2015年7月、ECサービス、ショッピングガイド、タスクアシスタントなどを備えたAIパーソナルアシスタント「Ali Xiaomi」を独自開発し、サービスをリリース。2016年7月には、ECサイト運営企業向けのAIロボット「店小蜜(デンシャオミー)」プロジェクトを立ち上げました。

「デンシャオミー」を利用するECサイトでは、人間のオペレーターが退勤した後、「デンシャオミー」が顧客の注文や問い合わせ、チャットなどに自動で対応します。夜間におけるECサイト内での滞留時間の増加、サイト離脱の抑制といった効果をあげ、商品の購買を促進しています。

店小蜜(デンシャオミー)アイコン
店小蜜(デンシャオミー)

また、「デンシャオミー」はチャット対応する人間のオペレーターが忙しいときは、率先して顧客対応を行うのです。「デンシャオミー」によって、ECサイトで利用されているチャットツール「阿里旺旺(アリワンワン)」を通じた返答の待ち時間を大幅に短縮。シームレスな顧客対応を行い、100%の返答率を実現しています。

阿里旺旺のチャット画面
阿里旺旺(アリワンワン)のチャット画面。ある店舗の「店小蜜(デンシャオミー)」が率先して顧客に対応しています

「デンシャオミー」は2017年3月29日に正式リリース。4月15日には、「淘宝網(Taobao)」と「Tmall(天猫)」に出店するすべての販売店(出店企業)向けに無料提供されました。こうした状況を受け、20以上のブランドの「Tmall」出店・店舗運営を支援していたトランスコスモスチャイナにとって、「デンシャオミー」の研究は喫緊の課題となったのです。

2017年4月初旬、トランスコスモスチャイナは「デンシャオミー」に関するプロジェクトチームを発足。アリババの「デンシャオミー」開発部門、運営部門と積極的にコミュニケーションを取り、関連知識を半年間かけて学習。試験運用、データ分析、テストの繰り返しを経て、8人の「デンシャオミー」トレーニングエンジニアを育てました。

プロジェクトチーム発足後の約半年後、2017年の「ダブル11」を迎えることになりました。そいて、「デンシャオミー」の活用で早速、効果をあげることに成功したのです。ご存知の通り、アリババの「ダブル11」(2017年)の取引高は1682億元で、過去最高の記録を更新。たった11秒でTmallにおける取引額は1億元を突破し、28秒で10億元、3分01秒で100億元を超える盛況ぶりでした。

「ダブル11」当日の問い合わせ件数は通常日比で10~20倍に膨れあがったものの、ほとんどの取引を最初の1~2時間以内に完了することができました。大幅な受注増加だったのです、通常日のように取引を処理できたのです。なお、取引内容は、商品に関する問い合わせ、決済など各種問い合わせ、受注、決済などが含まれます。

通常、「ダブル11」開催の6か月前に大量のオペレーターを用意しなければ、当日の大幅な取引増に対応できません。当時、消費者からの質問に答え商品販売を促進するカスタマーサービス担当者(プリセールス担当者)は、カスタマーサービス担当全体の約70%を占めていました。2017年、トランスコスモスチャイナのECプロジェクトに携わったクライアントの7割は「デンシャオミー」技術を利用し、「デンシャオミー」の導入によって、カスタマーサービス担当全体の約50%にとどまる割合のプリセールス担当者で対応することができました

なお、取引に対応するオペレーターの人数は2016年比で40%以上減に成功しながら、寄せられた問い合わせに対しては95%の確率で解決できました回答へのクオリティ向上はもちろん、オペレーターの募集時間、募集コスト、トレーニング時間、トレーニングコスト、人件費といった節約にもつながり、2016年比で7%以上も売上総利益率が増加しました。

店小蜜(デンシャオミー)
(出典元:Baidu baike)
店小蜜(デンシャオミー)の役割とメリット
(出典元:TCC内部資料)

AIが新たな仕事を創出、キャリアアップの道も

トランスコスモスチャイナは2018年、「デンシャオミー」のサービス向上を目的に、アリババとの提携を強化しました。より多くの「店小蜜(デンシャオミー)」トレーニングエンジニアを育成し、従業員により多くの学習と変革のチャンスを提供するためです。

社内事例をご紹介しましょう。オペレーターの管理担当者として2016年に入社した「Aさん」は、2017年の「デンシャオミー」導入をきっかけに、キャリアアップの転機を迎えました。カスタマーサービスに関する知識を備え、勤勉な「Aさん」はすぐに「デンシャオミー」トレーニングエンジニアのリーダーになりました。このような昇格の機会ができたのも、「デンシャオミー」の導入があってこそなのです。

現在、「Aさん」による指導の下、「デンシャオミー」を使った顧客対応における問題解決率、サービス効率が大幅に向上しました

ある店舗での店小蜜(デンシャオミー)の使用状況
(出典元:TCC内部資料)

中国における人工知能の今

米カリフォルニア大学バークレー校の電気工学およびコンピュータサイエンス学部の教授で、人工知能研究家のスチュアート・ラッセル氏は、「2018年中国(上海)第6回国際技術輸出入交易会(CHINA <SHANGHAI>INTERNATIONAL TECHNOLOGY FAIR)」でのスピーチで次のように強調しました。

人工知能の活用とは、ロボットを正しく行動させ、その価値を最適化することだ。データと知識は公的資源でなければならない。これは全人類の基本的権益であり、人間の知能を上回るAIはまだまだ実現していない。

2018年の「中国(上海)国際技術輸出入交易会」では、人工知能とAIロボットの専属ブースが設置されました。音声対話、スマート医療、自動運転、AIサービスロボットなどを活用した多様なシーンは、国内外の多くの事業者の関心を集めました。想像以上のスピードでAIが私たちの生活に浸透していくことが実感できたのです。

中国の3大インターネット企業BAT(Baidu、Alibaba、Tencent)、国外のGoogle、IBM、Microsoft、Facebook、Amazonなどの大手企業はAIロボットの開発に巨額の研究費を投じ、先行者利益を獲得しようとしています。

Baiduが独自開発したAIロボット「小度(Xiaodu)」を例に説明しましょう。「小度(Xiaodu)」はBaiduの自然言語処理部門で誕生し、2014年9月16日に江蘇衛視のテレビ番組「芝麻開門(Raid the cage)」でデビューしました。Baiduの強力な人工知能に関する技術をベースに、自然言語処理、対話システム、音声ビジュアル技術を搭載。ユーザーとの円滑なコミュニケーションを提供しています。

3年以上の期間を経て、2018年2月8日にCCTV(中国の国営放送のテレビ局)主催の催し「Chinese Spring Festival Gala Online」に登場し、司会者と「飛花令」(中国の詩歌にちなむゲーム。負けた者は罰として酒を飲まなければならない)を楽しみ、Baiduの強力な人工知能技術を披露。そして、中国の伝統文化もPRしたのです。

小度(Xiaodu)
(出典元:Baidu baike)

「小度(Xiaodu)」は、ヒアリング、会話、移動が可能です。技術の発展に伴い応用できる分野やシーンは拡大し、車の中、家の中、公共場所で、さまざまな情報を検索することもできるようになりました

一方、インテリジェントハードウェア(情報収集・処理と接続機能を有し、インテリセンス、インタラクティブ、ビックデータサービスなどの機能を備えたインターネットの端末デバイス製品)の機能性およびビジネス運用能力も大幅に向上しました。その活用例が顔認識技術です

広州で開催された2017年フォーチュン・グローバル・フォーラムにおいて、Tencentの取締役会長兼CEO馬化騰(Ma Huateng)氏は「私たちの顔認識技術は、データ解析に基づいて、人が老いた時の様子、たとえば5年後、10年後の様子を推測できますので、行方不明になった子供を探すことにも大変役立ちました」という事例を発表しています。

顔認識は、簡単に言うと、アルゴリズムにより顔の構造情報を取得し、識別された対象者の年齢、肌色、性別、表情等の特徴を判断すること。顔認識技術は主に11の顔マッチングと、1Nの顔検索に用いられています。

顔認識技術
出典元:Baidu baike(中国の検索エンジンである百度が2006年4月に公開したオンライン百科事典)

中国で広まっているニューリテールは、小売業界自身の「産業革命」であり、小売業全体に大きな影響を与えると考えられます。人工知能は従業員の効率を大幅に高め、新しい雇用機会をもたらすと同時に、消費者によりよい体験を提供し、企業に大きな競争力をもたらします

現在、トランスコスモスチャイナは「618」イベントの準備に取り組んでおり、「ダブル11」、「ダブル12」など大規模なECイベントにおいて、人工知能が業績向上に貢献してくれると期待しています。

杜蓓敏(Grace Du)

トランスコスモスチャイナ(transcosmos China)

Business Support Department Director
業務支援部ディレクター
杜蓓敏(Grace Du)

トランスコスモスチャイナ(transcosmos China)

トランスコスモスチャイナ(transcosmos China)はトランスコスモス株式会社の100%出資子会社。上海(4拠点)、北京、天津、合肥、長沙、西安の6都市の複数の拠点でサービスを提供しています(台北、深センには支社を開設)。

杜蓓敏(Grace Du), トランスコスモスチャイナ(transcosmos China)

倉庫ロボット「Amazon Robotics」導入の物流拠点「アマゾン茨木FC」を9月開業

7 years 8ヶ月 ago

アマゾンジャパンは可動式の商品保管棚「Amazon Robotics」を導入した新たな物流拠点「アマゾン茨木FC(フルフィルメントセンター)」を2018年9月に開業する。

国内で「Amazon Robotics」を導入するのは、「アマゾン川崎FC」に続く2拠点目。

アマゾンジャパンは可動式の商品保管棚「Amazon Robotics」を導入した新たな物流拠点「アマゾン茨木FC(フルフィルメントセンター)」を2018 年9月に開業

「アマゾン川崎FC」のイメージ

「Amazon Robotics」は、自動走行ロボットが商品棚の下に入り込み、棚を持ち上げて移動するシステム。商品棚を作業員の前まで運ぶため、作業員は倉庫内を歩き回る必要がない。入荷した商品の棚入れと、受注商品の棚出しの時間を削減できるという。

「アマゾン茨木FC」の延床面積は約6万4000平方メートル。所在地は大阪府茨木市。

アマゾンジャパンのジェフハヤシダ社長は、茨城FCの竣工について次のようにコメントしている。

国内で2拠点目となる「Amazon Robotics」導入の物流拠点を大阪府茨木市に開業することができ大変嬉しく思います。西日本を含む全国のお客様に、より快適なオンラインショッピング体験を提供したいと考えています。今後も、地域社会に根ざしたFC づくりを展開してまいります。

「Amazon Robotics」はアマゾンの米国倉庫などで導入されており、日本では2016年に「アマゾン川崎FC」に導入した

「アマゾン川崎FC」に導入した「Amazon Robotics」

「アマゾン川崎FC」に導入した「Amazon Robotics」

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

クリエイティブ制作管理業務を最大40%効率化する「AdFlow」がセールスフォースと連携

7 years 8ヶ月 ago

バナーやランディングページ(LP)を制作するクリエイターズマッチは6月11日、制作プロジェクト管理に特化したグループウェア「AdFlow(アドフロー)」が、セールスフォース・ドットコムのマーケティングプラットフォーム「Salesforce Marketing Cloud」と連携したと発表した。

「Marketing Cloud」のユーザーに対し、「AdFlow」が持つ業務効率化機能やデジタルアセットマネージメント(DAM)機能を提供する。

「AdFlow(アドフロー)」が、セールスフォース・ドットコムのマーケティングプラットフォーム「Salesforce Marketing Cloud」と連携

「AdFlow」と「Salesforce Marketing Cloud」の連携イメージ

「AdFlow」は、クリエイティブ制作における業務効率化を目的に開発された、クラウド型のプロジェクト管理ツール。制作ツールや情報の一元化と「見える化」により、クリエイティブ制作フローを最大40%効率化できるという。制作物と実績データを蓄積するDAM機能も備えている。

電通や博報堂アイ・スタジオ、ADK、アイ・エム・ジェイ、トランスコスモス、ユナイテッドアローズ、シップス、ワコール、ポーラ、ユニリーバ・ジャパン、NTTドコモ、ニフティ、再春館製薬所など1000以上の事業者が導入している。

「Marketing Cloud」は、Webサイトやメルマガ、SNS広告といったデジタルチャネルを横断し、顧客ごとに最適化された情報を最適なタイミングで発信するマーケティングプラットフォーム。

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

60万店が使う「Shopify」の日本版もInstagram連携をスタート

7 years 8ヶ月 ago

世界で60万サイトが利用しているECプラットフォーム「Shopify」の日本法人Shopify Japanは6月8日、日本国内向けに展開する「Shopify」がInstagramのショッピング機能と連携したと発表した。

「Shopify」を利用しているECサイトは、Instagramのオーガニック投稿に商品をタグ付けし、商品詳細を表示したり、写真からECサイトにリンクを貼ることができる。

Instagramのショッピング機能を利用するには、FacebookチャネルをインストールしてFacebook Shop(Facebookのショップ機能)の承認を受けた後、Instagramのビジネスアカウントを取得する必要がある。

「Shopify」はすでに米国、英国、オーストラリア、カナダなどでInstagramのショッピング機能と連携している。

「Shopify」日本版もInstagram連携をスタート(画像は編集部がキャプチャして追加)

国内でInstagramと連携したことについて、Shopify Japanは次のようにコメントしている。

Instagramは5億人のアクティブユーザーがおり、その中でグローバルに販売できるネットショップを持つことによって、さらにグローバルリーチが広がります。「Shopifyペイメント」を利用すると、価格を押さえて国内外に販売。FacebookやmessengerなどのSNSを弊社の管理画面1つで網羅です。

「Shopify」は2006年にサービスを開始し、2017年9月時点で世界175か国で60万サイト以上が稼働している。ECサイト構築から在庫管理、受注処理、決済まで統合管理できるほか、売上分析ツールや不正検知システムなどを実装。利用料は月額29ドルから。

決済方法は大手クレジットカード会社のほか、「Apple Pay」や「Google Pay」などと簡単に連携できる「Shopifyペイメント」を提供。「Amazon Pay」「PayPal」「コンビニ払い」といった外部の決済サービスとも連携している。

Instagramは6月5日、米国などで3月から開始していたショッピング機能を日本で開始すると発表。すでにアパレルメーカーのベイクルーズグループや、ファッションモール「ZOZOTOWN」などが利用しているほか、無料のショッピングカート「BASE」やオープンソースのECシステム「EC-CUBE」なども連携している。

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

元キタムラの逸見氏がオムニチャネルのECシステム設計を徹底解説! GitHubの「自社ECの仕様を学ぼう」も必読 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ

7 years 8ヶ月 ago

オムニチャネルを視野に入れたECのシステム設計が、ここまで詳細な記事になったのは初めてではないかと思います。GitHub(ソフトウェアやプログラムの開発プラットフォーム)に公開されている「自社ECの仕様を学ぼう」もかなり詳細ですので、ネットショップ担当者のみなさんは必読です。

ECシステムの疑問点がすべて解消します【必読!】

オムニコンサルの逸見光次郎さんが語る「システム設計、EC担当者がおさえておくべき勘所」 |ネット通販情報満載の無料Webマガジン「ECzine(イーシージン)」
https://eczine.jp/article/detail/5719

Commerble橋本圭一さんが語る「システム設計、EC担当者がおさえておくべき勘所」 |ネット通販情報満載の無料Webマガジン「ECzine(イーシージン)」
https://eczine.jp/article/detail/5720

まとめると、

  • オムニチャネルはマーケティングの一部ではなくサプライチェーン。商品、販促、IT、経営、財務・法務など、全部がつながってくる話
  • オムニチャネルではフロントと基幹をいきなりつながない、間のミドルウェアが必要。ミドルウェアの部分にECのシステムを組み上げていく
  • 基本的にシステムは作った時点から劣化していくもの。機能を追加するだけではなく、パフォーマンスを維持することも非常に大事

基幹系のシステムを扱う情シスの人たちは、データを吐き出すことは嫌がりませんが、基幹系にフロントから、データが流れてくることは非常に嫌がります。なぜなら、複数の部署がかかわっているシステムなので、それぞれの部署のシステムに影響しないよう、それぞれテストが必要だからです。ならば、一度ミドルウェアに仮構造を作り、そこにコピーすればいい。

ECを運営するには多くの場合で在庫が必要です。在庫の管理は基幹といわれる社内システムで行われています。その連携がECでしばしば問題になり、オムニチャネルを始めようとすると顕著になってきます。拡大しようとするとどうしても出てくる問題ですので、わからないではなく、こういった記事を読んで勉強しておきたいですね。

橋本さんは、ECの仕様をまとめた「自社ECの仕様を学ぼう」をGitHubに公開中です。上記記事とあわせて参考にしましょう。

自社ECの仕様を学ぼう ・ GitBook
https://commerble.github.io/ecspec/

ついに始まったInstagramでショッピング

Instagramの「ショッピング機能」を解説! 導入方法&活用事例&支援サービスまとめ | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/5500

まとめると、

  • Instagramショッピングの承認を受けるには「ビジネスで、提供者契約とコマースポリシーに準拠した物理的な商品を販売している」などの条件を満たす必要がある
  • ショッピング可能な投稿をすると、フィードやビジネスプロフィール上の写真の左下に、ショッピングバッグのアイコンが表示される
  • BASE、EC-CUBEなど多くのシステムで連携開始の発表がされている

ショッピング機能を導入してまだ1週間ぐらいだが、CTRで他に類を見ない数値が出ている。投稿を工夫しながら波に乗っていければと考えている。フィードを作るのがちょっと大変だったが、効果が出たので苦はない。(I-ne 販売本部 ECセールス部 部長 小松 悠氏)

Instagramのショッピング機能が日本でもリリースされました。条件がいくつかありますので、記事をご確認ください。勘違いしたくないのは、Instagramに出せば売れるわけではないということ。すでにInstagramでフォロワーを持っていて反応もあって、売るものがある時に売れるということです。

○○をすれば儲かる。なんてことはありません

Eコマースはアパレルブランドの起死回生の切り札ではない | 南充浩 オフィシャルブログ
http://minamimitsuhiro.info/archives/2561.html

まとめると、

  • 単にサイトを構築・公開しただけでは集客はできないし、物は売れない。支持もされない。それを煽る無責任なコンサルタントやウェブ業者も数多くいる
  • 実際のところは消費者の数は変わらないからこれまで店舗で買っていた人や他社のブランドを買っていた人がネットにやってくるだけ
  • アパレル小売の市場規模は変わらず、どこで買うかという買い先が変化しているだけに過ぎないということ

ネット通販はリアル店舗に確実に影響を与える。

同じ物がネットで安く売られていれば誰だってネットで買う。

ZOZOTOWNで割引クーポンが配布されていれば誰だってそれを使って安く買う。

だからZOZOTOWNに出店しているブランドの客単価は前年比20%減で落ち続けているのである。

かなり辛口の記事ですが、企業側の人もコンサル側の人も耳が痛いのでは? 何かしらの手段を導入したら売れるという時代はとっくの昔に終わっていますので、甘い言葉には乗らないようにしたいですね。

EC全般

「千疋屋」が売上高を20年で5倍にできた理由 | 100年企業 生き残りのお作法 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
https://toyokeizai.net/articles/-/223613

時代の変化に対応するには、変化の真っただ中で育った人たちということ。

ヨドバシの接客力を支える「すごい教育」 (1/5) - ITmedia ビジネスオンライン
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1805/31/news048.html

個の力を最大限に生かす仕組みができています。接客マニュアルも1990年代後半に廃止。

メガネスーパー、100人で店舗を「御用改め」 - 日経トレンディネット
http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/column/16/090200078/060600289/

こちらはトップ自らがどんどん引っ張るタイプ。

「離婚届」や「トイレットペーパーの芯」も メルカリに出品されている意外なモノ (1/2) - ITmedia Mobile
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1806/02/news015.html

理由を聞くとなるほど!となりますよね。ここに気づける人が商売センスを持っているんでしょうね。

Amazon、楽天は物流問題にどう対処した? 宅配クライシス前後の配送会社利用率調査 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/5485

Amazonはデリバリープロバイダでごたごたしましたが、何とか切り抜けているようです。

宅配ロッカー、「利用したくない」が59%…マクロミル調査 | 通販通信
https://www.tsuhannews.jp/52912

受け取るものの重さや金額に影響されそうですが、このような結果もあります。

ネット広告「不快になったことがある」75%。意図せぬ広告クリックは68%が体験【イーライフ調べ】 | Web担当者Forum
https://webtan.impress.co.jp/n/2018/06/05/29463

「役立った広告がある」が19.4%だったのも意外。

わずか3分、スマホだけで車が売れるDMM AUTO誕生 | TechWave(テックウェーブ) #WAVE
https://techwave.jp/archives/dmm-com-unveil-dmmauto-can-be-sold-only-by-smartphones.html

査定に必要な項目が明確になっているのでできること。

今週の名言

動物園も同じですが、水族館に就職する人は、できればずっとバックヤードで生き物の世話をしていたいんです。接客は得意じゃない。着ぐるみを着て解説なんてやりたくない。でも、魚だけ見ていてはお客さんからお金をもらえません。単に魚が好きで飼育がしたいならもっと給料が高い仕事に就いて家で好きな魚を飼え、と若手には指導しています

お金なし、知名度なし、人気生物なし 三重苦の弱小水族館に大行列ができるワケ (1/5) - ITmedia ビジネスオンライン
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1806/08/news041.html

もちろん仕事ではあるのですが、僕にとってはそれだけではないんです。言葉に言い表すのは難しいのですが、お金とか数字だけを追ったものだけではなくて、好きな野球に携われていることが何より嬉しい。

「一番に大事にしているのは“売る”ことではなく、お客さんの“笑顔”です」野球専門用品ショップ 澤木勇太郎さん : スポーツメディア ギャザー : SPORTS JAPAN GATHER
https://sjgather.com/magazine/201806011500/

今週は二つ名言を紹介します。自分が楽しいことだけで生きていくのか、数字も見ていくのか。みなさんもこの悩みがあると思いますので、名言の元記事を読んでみてください。

森野 誠之

運営堂

運営堂代表。Web制作の営業など数社を経て2006年に独立後、名古屋を中心に地方のWeb運用を支援する業務に取り組む。現在はGoogleアナリティクスなどのアクセス解析を活用したサイト・広告改善支援を中心にWeb制作会社と提携し、分析から制作まで一貫してのサービスも開始。豊富な社会・業務経験と、独立系コンサルタントのポジションを活かしてWeb制作や広告にこだわらず、柔軟で客観的な改善提案を行っている。理系思考&辛口の姿勢とは裏腹に皿洗いを趣味にする二児のパパ。

森野 誠之

中国EC市場で成功するには何をするべきか? 成功例、失敗例から学ぶ中国SNSマーケティングの勘所【ホワイトペーパー無料提供】

7 years 8ヶ月 ago

「中国EC市場は魅力だけど、どうやって売ればいいのかわからない」「売り方が日本と異なり、閑古鳥が鳴いている」――。越境EC、現地でのECを含めた中国ECに関して、こんな声をあげるメーカーやEC事業者は少なくない。成功を収めるにはどうしたらいいか? その1つの鍵となるのが、SNSを活用した「認知拡大」があげられる。

詳しい資料をダウンロードできます

中国向けのマーケティングを行うにあたり、まず初めに考えることは「いかに自社商品の存在を知ってもらうか」(認知拡大)。日本でも同様ですが、自身が知らない商品は当然ながら買いませんし、知っているとしても信用に足ると思った商品でなければ買いません。

今回紹介するホワイトペーパーでは、多くの事業者が抱える問題と課題をこのように指摘。「クチコミに基づいて信用し、意思決定する傾向が極めて強い」という中国の消費者にアプローチするには、トレンドに合致したSNSの効果的な活用だと解説する。

ホワイトペーパーでは、中国市場に向けたSNS活用の成功例、4社の失敗例を具体的に紹介。SNSを起点とした消費者マーケティングの効果を最大化するための具体的な4ステップを分かりやすく解説している。

なぜ中国市場を狙うべきなのか?

日本においては少子高齢化、人口減少といった問題の顕在化からから、海外需要の取り込みに軸足を置いた「グローバルマーケティング」へとシフトする企業が増えている。中でも、圧倒的な経済成長率を見せている中国だ。

10億人以上の消費者を抱える中国は売上拡大が期待できる市場として、多くの企業によって熱い視線を注がれており、メーカーや大手小売を中心に多くの国の企業が中国市場へ参入している。

経済産業省が2018年4月にまとめた「電子商取引に関する市場調査」によると、2015年における国別の越境ECサイトの利用者数(海外のサイトから商品を購入する人の数)は、中国が7000万人でトップ。2位は米国(3400万人)。

主要国の越境EC利用者数(2015年)経済産業省の調査

主要国の越境EC利用者数(2015年)(単位:万人)

日本から中国向けに商品を販売する越境EC規模は、2017年で中国は1兆2978億円2021年には2兆8487億円まで拡大すると予測されている。

越境ECポテンシャル推計値(2017年時算出)経済産業省の調査

越境ECポテンシャル推計値(2017年時算出)

また、オンライン決済の大手PayPal社が中国ユーザーに対して行った調査によれば、オンライン上での商品の購入先国として1位にあがったのは日本であり、ECにおいても「日本発の商品が支持されている」という結果が報告されている。

目まぐるしい成長を遂げている中国市場への進出を検討している方、中国市場で成功を収めたい方は必読のダウンロード資料である。ぜひ以下から資料をダウンロードし、中国市場での課題解決、および市場参入への参考資料として活用してほしい。

PDFのご案内
PDFの掲載内容
  • 国内需要だけでは売上拡大に限界が!?
  • 中国向けマーケティングで失敗しないために知っておくべき認知の重要性と中国消費者の特長
  • 中国向けマーケティングを成功に導く「トレンドPR」
PDFのダウンロードはこちら 「Impress Business Library」(インプレス・ビジネスライブラリー)に移動します
池辺 紗也子

楽天の「ラクマ」、新潟市にカスタマーセンターをオープン。年内に160人の雇用めざす

7 years 8ヶ月 ago

楽天は6月11日、フリマアプリ「ラクマ」のカスタマーサポートの新拠点「楽天ラクマCS新潟オフィス」を新潟県新潟市に開所した。「ラクマ」が地方にカスタマーセンターを設置するのは初めて。現時点のスタッフ数は40名。年内に160名の雇用をめざす。

楽天の松村亮執行役員によると、「ラクマ」の流通総額は2017年末時点で約1400億円。前年同期比2.7倍と成長中だが、「楽天市場」と比較して問い合わせ率が約7倍と多い。そのため、「業務の成長にカスタマーセンターの品質向上が不可欠と考えた」(松村氏)。

新オフィスの主な役割は、取引に関する問い合わせへの対応、違反商品や不正取引のパトロールの2つ。齋藤高輝氏(カスタマーサポートグループ マネージャー)によると、

さまざまな自治体を比較検討する中でアクセスが良く都市機能が充実しており、新潟市からの手厚いサポートもあり、良い条件だった。

カスタマーセンターでは、サービス内容をしっかり理解して取引に応じた対応を的確にしなければならず、多くの人材が必要。さまざまな企業が地方にカスタマーセンターを作っているが、新潟に進出している企業はなく、良い人材の確保が見込めると判断した。

カスタマーサポートがストレスフルな仕事であるのは事実。我慢強い県民性にも期待している。また、専門学校や大学が多く若者が多い印象。「ラクマ」は若いユーザーが多いため、使ったことがあればスムーズにサポートできるとも考えている。(齋藤氏)

楽天 カスタマーサポートグループ マネージャー 齋藤高輝氏
楽天 カスタマーサポートグループ マネージャー 齋藤高輝氏
楽天ラクマCS新潟オフィス 執務エリア楽天ラクマCS新潟オフィス ミーティングスペース
オフィスのテーマは「リフレッシュ、コミュニケーション&効率的な業務」。ワークスペースをリフレッシュエリアで囲むような設計にし、「“こんなところで働いてみたい”と思ってもらえるようなスタイリッシュなオフィスを目指した」(齋藤氏)

開所式には新潟県副知事や新潟市長も出席し、期待を語った。

新潟市は県庁所在地の中で離婚率が一番低いという調査もあり、我慢強い県民性。定着率も高いという評価を得られると思っている。将来的に200人規模の雇用が発生するということで、地元の商店街にとっても良い話だ。カスタマーサポートの一大拠点になるよう協力していきたい。(篠田昭新潟市長)

楽天ラクマCS新潟オフィス テープカット
左から楽天の松村亮執行役員、新潟県副知事の高井盛雄氏、新潟市長の篠田昭氏、楽天の齋藤高輝氏(カスタマーサポートグループ マネージャー)
uchiya-m

「ReFa」などのMTG、EC売上は42%増の約98億円(2017/9期)

7 years 8ヶ月 ago

美顔ローラーや健康機器などを販売するMTGの2017年9月期における「ダイレクトマーケティング事業」の売上高は、前期比42.6%増の98億5600万円だった。同事業の売上高は、ECサイトを通じた一般消費者への販売と、EC事業者への卸売りを合計したもの。経常利益は同36.3%増の33億3400万円だった。

MTGの連結売上高は同53.7%増の453億2500万円で、「ダイレクトマーケティング事業」の割合は21.7%。

MTGの2017年9月期における「ダイレクトマーケティング事業」の売上高は、前期比42.6%増の98億5600万円

MTGのダイレクトマーケティング事業売上(単位は百万円)

2017年9月期は美顔ローラーなどのブランド「ReFa」や、EMS(筋電気刺激)などのトレーニング機器ブランド「SIXPAD」の売り上げが伸びた。

2017年8月から9月にかけてテレビCMを放送したことでECサイトの購入者が増加。「SIXPAD」のトレニーング機器で使用するジェルシートの定期購入者も増えているという。

2018年9月期中間期(2017年10月~2018年3月期)における「ダイレクトマーケティング事業」の売上高は50億3800万円。「ReFa」などの新商品が好調に推移した。経常利益は21億4500万円だった。

MTGは主に百貫店や量販店、通販会社、美容サロン、スポーツジムなどへ卸売りを行っている。海外の小売業者との取引もある。

7月10日には東証マザーズに上場し、約300億円を調達する予定。調達資金は商品の研究開発や広告宣伝、海外事業の拡大、人材採用などに充当する。

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

アリババが天猫国際(Tmall Global)のリアル店舗をオープン。オフライン展開の狙いとは? | 上海で働く駐在員の中国EC市場リポート

7 years 8ヶ月 ago

アリババは2018年4月20日、天猫国際(Tmall Global)の越境ECリアル店鋪の1号店を杭州にオープンしました。オンラインの商品を直接確認でき、スマホでQRコードをスキャンするだけで決済が完了します。今回は店舗の様子をレポートします。

商品情報の閲覧も決済もQRコードで

1号店があるのは杭州西湖銀泰モール。およそ300平方メートル弱のフロアに、 天猫国際(Tmall Global)の売れ筋商品が1,100アイテムほど並びます。

商品価格はもちろんオンラインと同じです。オープンは2018年4月20日ですが、1月31日からテスト運用を開始していました。

天猫国際(Tmall Global)の越境ECリアル店鋪の第1号店の様子
天猫国際(Tmall Global)のリアル店鋪 1号店の様子
店内で行われている「秒殺セール」。カウントダウン後に表示されるQRコードを読み取ると、特別価格で商品を購入できる
※ 微博(weibo)に投稿された天猫国際の投稿動画よりキャプチャ(動画はこちら
店頭に設置されている検索モニター
店頭に設置されている検索モニター。商品のQRコードをこの検索モニターでスキャンすると、商品の詳細情報やレビューを閲覧できる。店舗の入り口にサンプルを自動で配布する機械も配置されており、QRコードのスキャンでサンプルを受け取れる
淘宝(Taobao)アプリで商品のQRコードをスキャンすれば決済完了

商品は基本的には自宅への配送。店舗から5km圏内なら、14時までに購入すれば当日着が可能です。一部、持ち帰りが可能な商品の場合、決済してから数分で商品を受け取れます。

さらなる顧客創出のための実店舗展開

この店舗に続く2号店は、アリババ西溪園区のモールに出店する予定。さらに深センや寧波など、保税区のある地域での展開を予定しているそうです。

アリババがこのような動きをするようになった背景には、日本などへの旅行の際に起こっている「爆買い」を、中国国内での消費にシフトさせたいという狙いがあると考えられます。

天猫国際の代表・奥文氏は次のようにコメントしています。

中国国内の消費を活性化させるために、3つのステップがあると考える。

  1. 商品が「ない」状態から「ある」段階へ
    2014年に越境ECサービス天猫国際を開設し、一般貿易では輸入できなかった商品の流通ルートを確立した。90%以上がこれまで中国国内に輸入できなかった商品。
  2. 商品が「ある」から「商品数が多い」段階へ
    現在、天猫国際では63か国、3,700カテゴリー、14,500ものブランドを取り扱うまでになった。
  3. 「商品数が多い」から「質や精度の高い商品、サービスがある」段階へ
    ユーザーに対してさらに消費を促すために、購入体験、サプライチェーン、物流、配送に力を入れる。今回のリアル店舗での販売もその一環。
◇◇◇

中国の保税区では、数年前からこのようなモデルが模索されてきました。しかし、今のところ成功を収めている保税区はほとんどありません。中国のEC化率は約20%。つまり、アリババは80%のリアルな小売市場に切り込みをかけたと言ってもいいでしょう。

今回この分野にアリババが参入したことで、どれだけ風穴を空けられるのか、大変興味深いところです。

高岡 正人

株式会社エフカフェ 取締役

1975年生まれ。立命館大学政策科学部卒。コンサルティングファームにて企業変革コンサルティングを経て、2005年有限会社フリースタイルカフェ(現エフカフェ)の創業に参画。取締役に就任。

日本、中国、ASEANでネット通販事業に特化したコンサルティング、運営支援を行い、1カ月の半分を中国・上海で過ごす。

銀行等での講演多数。また日経ネットマーケティング等で執筆。最近では銀行等の海外支援事業部と連携し、日本からアジアへのネット通販進出を支援している。

高岡 正人

ネットショップの経営者が女優とお付き合いできる可能性について、真剣に考えてみた | 竹内謙礼の一筆啓上

7 years 8ヶ月 ago

ZOZOTOWNの前澤友作社長と女優の剛力彩芽さんが交際宣言したのに続き、エンタメ系Webサービス「SHOWROOM」の前田裕二社長と同じく女優の石原さとみさんの熱愛が発覚した。

立て続けに発覚したIT社長と女優の交際報道を見て、「ネットショップの経営者が女優とお付き合いできる可能性」について真剣に考えてみることにした。

前澤社長はTwitterで下記のようなツイートをした。

「IT社長=女優とお付き合いできる」という構図が世間をにぎわせたが、IT業界の隅っこで15年もお仕事をさせてもらっている私の回りには、女優とお付き合いしている経営者には1人もいない(私に言っていないだけかもしれないが)。

ましてや、EC業界だけに絞れば、女優とお付き合いできた経営者はおそらく前澤社長以外皆無だろう。ネットショップの経営者が女優とお付き合いするためには、下記のようなステップが考えられる。

ステップ1 「儲ける」

まず、大前提としてネットショップ運営で「儲ける」必要がある。ネットショップの社長から「お金持ち」を差し引いたら、ただのパソコンとインターネットに詳しいオヤジでしかない。儲からなければ女優は振り向いてくれないし、儲かっていることもひっくるめて男としての魅力だろう。

しかし、現実問題として、ネットショップで儲かる仕組みを構築することは難しい。商品を仕入れて売るというビジネスは利益が薄く、競合店が発生しやすい。

さらにネットショップの場合はページ制作や受注管理等のランニングコストもバカにならない。楽天市場やAmazonに出店してしまうと価格競争や広告費の投資にも追われてしまい、必然的に利益を削る商売を強いられることになる。

流行やトレンドにも左右されて安定した売上を作り続けることも難しいので、小売業の部類に入るEコマースという商売では、女優を振り向かせるほどの稼ぎを叩き出すことは困難だ。

もし、ネットショップでガッツリと稼ぎたいのであれば、やはりメーカーになることである。自社で製造する商品をネットで販売するビジネスであれば、高い利益率を確保することができるし、競合他社との競争にも巻き込まれにくい。

また、付加価値が付けやすく利益率の高い健康食品や化粧品、レンタル事業や業務用の特殊技術を用いたBtoB向けの商品など、儲かることを前提に考えた商品を取り扱うことは、利益率が高く安定した売上を確保できるネットショップ構築への“はじめの一歩”と言える。

ステップ2「出会う」

その次に重要なことは「出会い」である。社内でページ制作や受注管理をしているだけでは、桐谷美玲には会えないし、土屋太鳳と出会うこともない。オフィスに閉じこもりがちなネットショップの経営者は、意識して出会いを作っていかなければ、女優どころか一般女性とも巡り会えない

ちなみに、前澤社長は雑誌『GOETHE(ゲーテ)』の取材で剛力彩芽さんと知り会ったとか。GOETHEの2018年7月の最新号にはプロサッカーの大迫勇也選手が登場しており、4月号の表紙には福山雅治さんがレストランで秋元康氏らと料理に舌鼓を打っている写真が掲載されている。女優とお付き合いすることよりもGOETHEの取材を受けることのほうが難易度が高いかもしれない

「やっぱり一般人が女優とお付き合いするなんて無理なんだよ」と、諦めてしまう人もいるかもしれないが、ネットショップの社長であれば女優と出会える可能性はゼロではない

まず、自社で広告を展開している企業であれば、必ず取引先に広告代理店が存在しているはずである。そして、その先には芸能事務所やモデル事務所が存在しており、そこの人脈をたどっていけば女優と出会える可能性は十分にある。「広告」という武器を使えば、ネットショップの経営者も女優との夢の出会いを手に入れることは不可能ではないのだ。

また、一般人と女優が出会った事例として、「知人の紹介」という話もよく目にする。これも考え方を変えれば、IT社長だから女優と出会えたわけではなく、IT社長として稼ぐことができたから人脈が広がり、人脈が広がったから女優と出会うツテができた、ということのように思える。

そういう意味では前澤社長の「みんなも目指せIT社長!!稼いで稼いで稼ぎまくれー!!」という言葉は、そんなに的外れな発言ではないことが理解できる。

ステップ3「カッコよくなる」

稼いで出会うためのツテができたら、あとは「カッコよくなる」ことである。金があっても男性として魅力がなければ、やはり女優としては「ごめんなさい」だろう。仮に物好きな女優とうまく付き合うことができたとしても、写真週刊誌に撮られたときに、自分の容姿がネットで叩かれるのは辛いだろう。

しかし外見に関しても、お金さえあればどうにかなることが多い。稼ぐようになれば服や持ち物にもお金がかけられるようになるし、経営者は人に見られる仕事が多いので、必然的に体形の維持や髪形、肌の手入れにも投資するようになる。どうしようもないほどダサかった若者が、経営者になったとたんにカッコよく変貌したというようなことは、IT業界においてそんなに珍しい話ではない。

また、経営者となって人付き合いの幅が広がるとお洒落なお店への出入りが増え、会員制のレストランの1つや2つ、顔なじみになるのも決して難しくない。そういう大人の社交場に顔が利くようになることも“モテアイテム”の1つになるだろう。

お金を手に入れることができるようになると、トークの内容も変わってくる。成功体験によって男性としての自信が身につき、大きな夢を語れるようになる。例えば、一部上場して海外に進出する話や、彼女のためにファッションブランドを立ち上げてネットで販売してあげる話など、ネットショップの社長ならではの夢を語ることができるようになれば、多少不細工でも、バーカウンターの暗がりなら、総合評価は1.5倍ぐらい上がるだろう

◇◇◇

ネットショップという小売業の延長戦上にあるビジネスモデルでは、収益構造の問題で「大金持ち」になることが難しいところもあるかもしれないが、儲かる仕組みさえ構築できれば、女優との出会いを作ることも、お付き合いすることも夢物語ではない

ただし、「女優とお付き合いしたい」というモチベーションだけでは、起業の苦難を乗り越えていくことが難しいのも事実である。特にネットショップ運営の場合、販促のトレンドとノウハウの移り変わりが激しいこともあり、経営者に揺るぎない信念と大義がなければ、成功をつかむことは想像以上に困難だ。

そう考えると、前澤社長の投稿の最後の言葉が、実はEコマースにおける成功の本質を突いていると思えてならない。

お金目的になると稼げないから気をつけれー!

こういう大切なことをサラッと言えてしまうところが、女優とお付き合いできる社長の魅力なのかもしれない。

竹内 謙礼

有限会社いろは 代表取締役

竹内 謙礼(たけうち・けんれい)

1970年生まれ。大学卒業後、出版社に勤めた後に観光牧場に転職。企画広報担当を経て2004年に経営コンサルタントとして独立。楽天市場、ビッダーズ等で多くのネットビジネスの受賞履歴あり。また、千葉文学賞等の小説、エッセイでも数々の受賞暦を持つ。

大企業、中小企業のコンサルティングはもちろん、サイドビジネスや起業に対しての販促、営業、人材教育のアドバイスを行い、特に実店舗のキャッチコピー制作とネットビジネスへのコンサルティングには定評がある。また、低価格の会員制コンサルティング「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、180社近いコンサルティング指導を日々行っている。

販促、企画、会計、投資の書籍執筆の他、新聞や雑誌等でも連載を持っており、ラジオのパーソナリティとしても活躍。商工会議所や企業での講演、企業での人材教育等、経営コンサルタントとして精力的に活動している。NPO法人ドロップシッピング・コモンズ理事長。著書多数(詳しくはこちら

竹内 謙礼

巧妙化するECサイトへの不正アクセス。セシールの被害は「二重登録防止機能」の悪用が原因

7 years 8ヶ月 ago

ディノス・セシールは6月8日、今月2日に発生した不正アクセスの原因について、外部調査会社による調査結果を公表した。「セシールオンラインショップ」の新規顧客登録申請時の「二重登録防止機能」を悪用した、リストの「スクリーニング」によるものだったことが判明したという。 

490人分の不正ログインが発生

「セシールオンラインショップ」で6月2日、中国国内の201のIPアドレスによる不正アクセスが発生した。不正アクセスの件数は1938件。490人分で不正ログインが成功した。

不正ログインの被害を受けた490人の顧客情報(氏名、所有ポイント数)が第三者に閲覧された可能性がある。クレジットカード情報が閲覧された可能性はないという。

ディノス・セシールは攻撃元のIP アドレスに対して自動遮断処理を行ったほか、プロバイダー単位のアクセス遮断対応を実施したとしている。 

不正ログインの手口は?

外部の調査機関であるTISに調査を依頼した結果、不正アクセスの手口は、「セシールオンラインショップ」の新規顧客登録申請時の「二重登録防止機能」を悪用したものであることが判明したという。

以下のような手段で不正アクセスの被害を受けた。

  1. 攻撃者は、外部で不正に入手したメールアドレスを用いて「セシール」のEC サイトで「新規顧客登録申請」を行った。
  2. すでに登録があるメールアドレスは登録できないようにする機能(二重登録防止機能)を悪用し、登録済みのメールアド レスを確認。
  3.  ECサイトで登録済みであることが確認ができたメールアドレスでリストを生成し、外部で別途不正に入手してあったパスワードを使って不正ログインを試行。 

深夜0時頃に16万件以上の登録申請

ディノス・セシールによると、6月2日午前0時頃から、16万5038件に上る新規顧客登録申請があったという。16万5038件のうち3533件は登録済みで、新規顧客登録ができなかった。不正アクセス1938件すべてが、3533件に含まれていたという。

同社は6月6日に不正アクセスの被害を公表。不正ログインの対象となった顧客には、希望に応じて新しい顧客IDでの再登録を実施している。今後、一層のセキュリティレベル向上策の検討や実施など、 再発防止に努めるとしている 。

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

トイザらスが小型店舗を積極展開する理由

7 years 8ヶ月 ago

玩具やベビー用品を販売する日本トイザらスは6月下旬、店舗サイズが平均的な売り場面積の約2~3割となる小型店を埼玉県内と東京都内の商業施設に出店する。

店頭に陳列する商品は人気商品や定番商品に限定。店頭にタブレット端末を設置し、在庫がない商品はECサイトで販売する。

6月22日に埼玉県富士見市内の「ららぽーと富士見」に出店し、6月29日には東京都立川市内の「ららぽーと立川立飛」内にオープンする。

小型店舗は日本トイザらスの成長拡大に向けた施策の1つ。2016年11月に札幌市と茨城県ひたちなか市、2017年には堺市と仙台市、2018年4月には広島市内に出店した。6月下旬に2店舗が加わり合計7店舗になる。

従来の大型店舗(平均売り場面積約2200平方メートル)に加え、小型店舗を出店の選択肢に加えることで、大都市圏の商業施設など新たなエリアに出店の可能性が広がったとしている。

店頭からオンラインショップに誘導

販売する商品が限定される小型店を積極展開する背景には、実店舗から通販・ECサイトで注文できるプログラム「ストア・オーダー・システム」の推進がある。

トイザらス、ベビーザらス店舗で取り扱いがない商品や欠品商品を、店舗にいながらオンラインストアで注文するプログラムで、204年7月に導入した。店頭で取り扱いがない商品や、店頭在庫が切れた商品は、店頭のタブレット端末を使いオンラインショップで注文できる。

現在、すべての店舗で「ストア・オーダー・システム」を展開。小型店は在庫の種類が従来の店舗よりも少ないため、より積極的に「ストア・オーダー・システム」を活用する。

日本トイザらスは「ストア・オーダー・システム」をオムニチャネル戦略の重要な柱として推進。モバイルの普及やデジタル技術の進化で多様化している消費スタイルに対応している。

日本トイザらスは「ストア・オーダー・システム」の導入店舗を拡充

「ストア・オーダー・システム」は店舗に設置したタブレットやパソコンから注文可能

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

7月は七夕・花火大会・音楽フェスなどネタが盛りだくさん ~Twitter・Facebook・Instagramの投稿事例&アイデア【7月編】~ | Web担当者Forum 特選記事

7 years 8ヶ月 ago

祝日ゼロの6月から一転、7月は「海開き・山開き」「七夕」「海の日」「土用の丑」「花火大会」、さらに2018年はサッカーワールドカップ決勝もあり、イベントネタに困りません。

当連載は、「投稿ネタが思いつかない……」そんなSNS運用担当者のみなさんに向けてお届けしていますが、「投稿ネタがありすぎる」月がテーマだと、読者も減るのでは……と内心ドキドキしています。

ただし、メジャーなイベントが多いということは、ネタかぶりや情報が埋もれてしまうおそれがあるため、工夫も必要です。今回のテーマはそんな7月のシーズンに参考にしたいSNS投稿事例とアイデアを紹介します。また、記事の最後では多すぎるネタの管理に役立つ「コンテンツカレンダー」の活用法も解説しています。

その前に5月・6月の投稿案に困っている方は、ぜひ前回までの記事を参考にしてくださいね。

7月のSNS投稿に役立つネタ
  • 七夕
  • 花火大会
  • 7月の投稿ネタ(一例)
    芥川賞・直木賞の選考会
    スポーツの祭典
    フジロック
    皆既月食

七夕祭り・花火大会など、夏定番のイベントを要チェック

7月といえば気分はもう「夏」です。七夕に花火大会、スポーツ大会や音楽系のイベントなども多く、バラエティ豊かな投稿がSNSを彩ります。なかでも「七夕」「花火大会」のように、毎年恒例かつSNSトレンド入りが間違いないイベントはぜひ投稿したいところですが、各社似たり寄ったりな投稿内容になってしまう懸念もあります。

7月のネタを仕込むときは、押さえるべき定番ネタは押さえつつも、「“2018年の7月”ならではの投稿ネタ」や「自社ならではの投稿ネタ」を加えて、他社との差別化を狙いましょう。

それでは今回も、2017年の投稿事例から見ていきます。今回は、定番の「七夕」「花火大会」の事例を用意しました。

Twitter
トレンド間違いなしの短冊ツイートは、内容・センスこそが重要

7月7日の「七夕の日」にTwitterで毎年盛り上がるのが「短冊」ツイートです。今年もトレンド化するのはほぼ間違いないと思いますので、チャレンジするなら今からネタを考えはじめましょう。

次の投稿は、2017年の「短冊」ツイートのなかでも、いろいろな点で「うまさ」を感じさせたASUS JAPANの投稿です。

台湾に本社を置く、PC・スマートフォンなどのメーカー「ASUS JAPAN」が投稿した「願いごと」は、「ASUSの正しい読み方が浸透するように」というものでした。

もともと「ASUS」の読み方は統一されておらず、「エイサス」「アスース」「アサス」など諸説あったのですが、2012年10月に「エイスース」に統一することが正式に発表されました(その後も、ファンの一部は親しみをこめて、自分のお気に入りの読み方を続けています)。

このツイートは、「七夕」というトレンドにうまく乗りながら自社ブランド名の知名度向上・正しい読み方の拡散にも成功している、実に巧みな事例だといえるでしょう。

チェックポイント!

あえて自分が好きな読み方にこだわり続けるファンたちに対して、ASUS JAPAN公式アカウントがすねたり喜んだり、時にはユーモアを交えながら丁寧に対応するやりとりにも注目です。

これまでも「ASUSの読み方」ネタはたびたび盛り上がっており、「ファンがわざと間違った読み方をする」→「ASUS公式がすねる&感謝する」の流れはまさに予定調和。ファンたちがASUS JAPAN公式アカウントとのじゃれあいにも似たコミュニケーションを楽しんでいる様子がうかがえます。

Facebook
「イタリアの高級スーパーカー」と「日本の伝統行事」の共通点?

次は、前述の短冊の事例と同じく、2017年の七夕にランボルギーニが行った投稿です。

牛のエンブレムが印象的なイタリアのスーパーカーブランド「ランボルギーニ」が7月7日に投稿した画像は、一見、七夕とは無縁に思える真っ赤なスーパーカーでした。しかし、実は「彦星が牛車に乗って、織姫に逢いに行く」という七夕の逸話を「牛のエンブレム」と絡めて、スーパーカーを牛車になぞらえていたのです。

現代版の彦星を描いた投稿内容に、ファンからは「うまい」「彦星カッコ良すぎ」と、賞賛にも近いコメントが寄せられています。

チェックポイント!

七夕にまつわる逸話やトリビアには、面白い投稿ネタになりそうなものがたくさんあります。いくつか例を挙げますので、興味をひかれるものがあればぜひ詳細を調べて、投稿ネタに使ってみましょう。

  • 「織姫と彦星は恋人?夫婦?」
  • 「織姫と彦星の距離は、実際には何km?」
  • 七夕の前日に降る雨 = 「洗車雨(せんしゃう)」
  • 七夕に降る雨 = 「催涙雨(さいるいう)」「酒涙雨(さいるいう)」

Instagram
まるで絵画のようなクオリティ、花火大会の一瞬を捉えた一コマ

続いては、7月から始まる花火大会シーズンにあわせた投稿例です。

2017年8月7日に関西電力がInstagramに投稿したのは、まるで絵画のような、高い芸術性を感じさせる美しい花火の画像でした。そして、添えられたテキストは、26個の厳選されたハッシュタグのみ。画像のすばらしさと適切なハッシュタグの選択によって、多数の「いいね!」が集まっています。

チェックポイント!

夏の行事・イベントで「インスタ映え No.1」といえば、花火大会ではないでしょうか。企業公式アカウントとして花火大会の画像を投稿するのであれば、ぜひ撮影機材やテクニックにもこだわり、妥協なき画像・動画を用意したいところです。

また、Instagramの投稿で重要なのがハッシュタグです。「#琵琶湖花火大会」のように狭い範囲を指すものから、「#花火」「#夏」などの定番ハッシュタグ、そして「#夜景ら部」のようにInstagramならではの人気ハッシュタグまで、バランスよく付けるよう工夫してみましょう。ちなみに、Instagramのハッシュタグの上限は「30個」です。

7月の投稿ネタ(一例)
「芥川賞・直木賞の選考会」「スポーツの祭典」「フジロック」「皆既月食」

ここまで、7月の記念日などに絡めた投稿事例を紹介してきました。ここからは、その他のイベントやニュースネタをいくつか紹介します。

「ファンを楽しませる投稿」=「ネタ」×「自社情報」、この方程式はもう覚えましたよね?

第159回芥川賞・直木賞の選考会(2018年7月18日)

7月18日には、第159回芥川賞・直木賞の選考会が予定されています。ノミネート作品のタイトルや内容、著者のプロフィールなども調べて、自社情報と絡められることがないか考えてみましょう。

芥川賞・直木賞関連のトリビアも、まだ意外と知られていないものが多いので、ネタとして使えるものがあるかもしれません。

スポーツの祭典が目白押し

2018年7月には、有名なスポーツイベントが多数開催されます。開催地や出場選手などを研究して、企業活動や商品サービスと絡められる情報がないか考えてみましょう。各スポーツや大会自体のトリビアを紹介する投稿も、ファンに「驚き」を与えることができそうです。ぜひ事前に準備して、タイムリーな投稿を狙いましょう。

2018年7月に予定されているスポーツ関連イベント

FUJI ROCK FESTIVAL '18(2018年7月27日~29日)

7月27日~29日には、1997年夏に誕生した国内最大級の野外ロック・フェスティバル「フジロック」が開催されます。2018年は苗場で20回目の開催となる節目の年とあって、SNSで話題になる可能性が高いと思われます。音楽やフェスにまったく関係がない企業であっても、発想を広げて投稿ネタに含めてみましょう。

たとえば、フジロック参加者におすすめのグッズや衣類などをリスト化して紹介しているWebページが多くあります。自社の商品でおすすめできるものがないか、ぜひリストを研究して探してみましょう。社内で野外フェスの参加経験者を探して、リアルな意見を取り入れるのもおすすめです。

他にも、アウトドア関連企業なら「テント泊を快適にするコツ・注意点」を紹介したり、地元企業や旅行関連企業などであれば「現地の天候・気温予想と注意点」、防犯関連企業なら「防犯グッズ、危険回避の方法」を紹介したりするなど、専門性を生かすことができれば、ファンに喜ばれる投稿案が浮かぶでしょう。

皆既月食(2018年7月28日明け方)

7月28日明け方には、2018年2回目の皆既月食が起こります。月食観察にあると便利な「双眼鏡」や「望遠鏡」「カメラ」、スケッチするための「画材」などをおすすめするチャンスですね。眠気防止の食品・飲料・グッズの紹介も喜ばれそうです。

また、「皆既月食中の月はどんな色になる?」など、意外と知られていない豆知識をクイズにするのも面白そうです(国立天文台のサイトで答えを確認する)。

◇◇◇

7月は行事やイベントも盛りだくさんの月です。記事で紹介しきれないほどのイベントがあり、SNS運用担当者としては「投稿ネタがありすぎて、どれを投稿すべきか」悩むかもしれません。

そんな時におすすめなのが「コンテンツカレンダー」の作成です。市販のカレンダーやエクセルの表などを利用して、次の2つを順番に記入していきます。

  1. 企業が伝えたい情報(マーケティング系コンテンツ)

    新商品の発表、キャンペーン情報、イベント情報など、必ず投稿したいものを記入します。投稿予定日を(発表日や発売日の関係上)動かせない出来事から優先的にスケジューリングしていきます。

    ただし、SNSは企業の宣伝の場ではありません。たとえ宣伝や販促が目的だとしても、「企業が伝えたい(書きたい)こと」だけを一方的に押し付けるような投稿にならないよう気をつけましょう。

    可能な限り「ファンを楽しませる投稿」=「ネタ」×「自社情報」を意識して、SNSという場に違和感なく、ファンにも喜ばれる投稿を目指すのがおすすめです。

  2. ファン・フォロワーを楽しませる情報(企画系コンテンツ)

    マーケティング系コンテンツのスケジュールを埋めたら、次にファンを楽しませる投稿ネタを考えて、カレンダーを埋めていきます。

    トリビアやお役立ち情報など、楽しんでもらったり、便利だと感じてもらえたりするような投稿ネタを考えてみましょう。

コンテンツカレンダーを作ることで、日々の投稿内容を関係者で検討・共有することができますし、「計画的な投稿」を継続しやすくなります。「担当者が忙しすぎて、つい“時間のある時だけ投稿”」になりがちという企業にこそ、コンテンツカレンダーの活用をおすすめします。

たとえば、筆者所属のコムニコでは、次のようなコンテンツカレンダーを使っています(無料テンプレートも提供しています)。その他にも、新聞社や小売業などが提供する「販促カレンダー」(検索するといくつも見つかります)を応用するのもいいでしょう。

2018年7月を例にしたコンテンツカレンダー
コンテンツカレンダーのサンプル(架空のお菓子メーカー)

オリジナル記事はこちら:7月は七夕・花火大会・音楽フェスなどネタが盛りだくさん ~Twitter・Facebook・Instagramの投稿事例&アイデア【7月編】~(2018/05/09)

後藤真理恵

株式会社コムニコ/一般社団法人SNSエキスパート協会

株式会社コムニコ
カスタマーサクセス局 コミュニティマネジメントチーム マネージャー

一般社団法人SNSエキスパート協会 代表理事

東京大学 文学部卒・中学高校教諭第一免許状(国語)取得。日本オラクル(株)にて、技術者向け研修の開発~実施、講師育成、技術者向け資格試験の問題開発などを担当。その後はマーケティング、パートナービジネス部門などを歴任。

2013年にコムニコに入社。自らも数多くの企業のSNSマーケティングを支援するとともに、9名のコンテンツクリエイターからなるチームをマネージャーとして率いる。同チームが作り出すSNS投稿案は、毎月約1,000本。

2016年11月、一般社団法人SNSエキスパート協会代表理事に就任。「SNSエキスパート検定(初級・上級)」講座/認定試験の実施を通して、SNSマーケティングの正しい知識を持つ人材育成にも努めている。

著書に『ファンを獲得! Facebook投稿ノウハウ』(翔泳社・共著)。

後藤真理恵

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7 years 8ヶ月 ago

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    ※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

    uchiya-m

    アプリ経由のCVRはモバイルWebの5 倍超[クリテオ調査]

    7 years 8ヶ月 ago

    Criteoが世界のオンラインショッピングについて調査したグローバル・コマース・レビュー(2018年第1四半期)の分析結果によると、北東アジア(日本・韓国)ではECのアプリ経由のコンバージョン率(CVR)がモバイルウェブサイトの5倍以上だった。

    北東アジア地域におけるECのデバイス別のCVRはアプリが21%、モバイルWebは4%、PCは5%。

    アプリは高いコンバージョン率という(クリテオ調査)

    高いコンバージョン率を生み出すアプリ

    北東アジアでのEC取引におけるデバイス比率は、アプリが50%、モバイルWebが26%、PCが24%。アプリ内決済は世界全体でも拡大しており、前年同期比8ポイント増の44%だった。

    モバイルWebとアプリ、PCで販売している事業者における、ECのチャネル比率を世界の地域別に見ると、多くの地域でオンライン取引の50%以上をモバイルが占めている。北米やアジア太平洋、中東・アフリカではモバイル取引のうちアプリの比率が高い。

    アジア太平洋地域でも、現在オンライン取引の76%をモバイルが占めており、アプリ内売上が圧倒的(クリテオ調査)

    アジア太平洋地域におけるオンライン取引のデバイス別割合

    アジア太平洋地域におけるデバイス別のオンライン取引の比率は、モバイルが76%を占め、アプリの比率はモバイルWebの約2倍。

    オムニチャネルの売上効果は?

    オフラインとオンラインのデータを統合している小売業者は、それ以外の事業者と比べて4倍以上の売上データを活用でき、マーケティング活動を最適化できるとしている。

    オムニチャネルは消費者1人あたりの売り上げが大きい。全世界でオムニチャネルの消費者の割合は全体の7%にとどまるものの、売上全体の27%を占めているという。

    オンラインのみの消費者の割合は全体の44%を占めるが、売り上げに占める割合は24%にとどまる。オフラインのみの消費者は全体の49%で、売上全体の49%を生み出している。

    生涯価値が最も高いのはオムニチャネルの消費者(クリテオ調査)

    オムニチャネル消費について

    「グローバル・コマース・レビュー」では80か国以上の5000以上の小売業者を対象に、消費者の閲覧データと購入データを分析したという。 

    渡部 和章

    ライトプロ株式会社 代表取締役

    渡部 和章(わたなべ・かずあき)

    新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

    趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

    渡部 和章

    千趣会子会社のファッションECモール「モバコレ」が「CROSS MALL」と連携、出店者の業務負担を軽減

    7 years 8ヶ月 ago

    千趣会の子会社モバコレは6月5日、ファッションECモール「モバコレ」と複数サイト一元管理システム「CROSS MALL(クロスモール) 」が連携したと発表した。

    「CROSS MALL」をすでに利用しているファッションEC事業者が「モバコレ」に出店しやすい環境を整えることで、「モバコレ」の取扱商品数の拡大を図る。

    「モバコレ」は主に20代の女性をターゲットとしたファッション通販サイト。150以上のブランド、3万アイテム以上を販売しているという。

    「CROSS MALL」は複数のECサイトの商品データや在庫、受注処理などを一元管理できるASPサービス。店舗運営業務を効率化するほか、複数のECモールの在庫を一元化できるため、取扱商品数が多いブランドは「CROSS MALL」を使うことで多店舗展開が行いやすくなる。

    「CROSS MALL」は現在、「Rakuten」「Yahoo!ショッピング」「Amazon」「Qoo10」「ポンパレモール」「Wowma!」「ZOZOTOWN」「&mall」「SHOPLIST」などと連携している。

    「CROSS MALL」は現在、「Rakuten」「Yahoo!ショッピング」「Amazon」「Qoo10」「ポンパレモール」「Wowma!」「ZOZOTOWN」「&mall」「SHOPLIST」「モバコレ」などと連携

    「CROSS MALL」は今後も連携ECモールを拡大する予定

    渡部 和章

    ライトプロ株式会社 代表取締役

    渡部 和章(わたなべ・かずあき)

    新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

    趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

    渡部 和章
    確認済み
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