ネットショップ担当者フォーラム

DIYの体験ができる2店目の実店舗、大都が「二子玉川ライズ S.C.」に4/24オープン | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 7ヶ月 ago
メーカーの商品を使って体験を行う「ショールーム」、DIYを楽しむための「ワークスペース」などを用意

大都は「二子玉川ライズ S.C.」に2店目の実店舗「DIY FACTORY FUTAKOTAMAGAWA」をオープン

「DIY FACTORY FUTAKOTAMAGAWA」(DIY FACTORY 二子玉川店)の外観

DIY用品のECを手がける大都は4月24日、DIY用品を販売する実店舗「DIY FACTORY FUTAKOTAMAGAWA」(DIY FACTORY 二子玉川店)を東京・世田谷区の新商業施設「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」にオープンする。2014年4月に開設した大阪店に続いて2店舗目。

大阪の「DIY FACTORY OSAKA」では取引先であるメーカーの協力のもと、実店舗をオープン。販売のほか、商品を実際に使ってDIYを楽しむ体験教室などを展開している。

「DIY FACTORY 二子玉川店」のビジネスモデルも大阪店と同様、メーカーの協力のもと実店舗事業を展開。メーカーの商品を使って体験を行う「ショールーム」、DIYを楽しむための「ワークスペース」などを用意した。

東京店オープンに先立ち、4月21日にお披露目会を実施。山田岳人社長は次のように語った。

DIYファクトリーの2号店目。昨年4月に初めての実店舗をオープンし、たくさんの方にお越しいただける店になった。日本ではDIYという業態は文化になっていないので、しっかりとした文化にしていきたい。当社のビジョンは『つくる楽しさを、未来へつなげたい。』。子供たちにモノ作りを教えていくこと。壊れたら自分で直すとか、しっかり伝えていくのが僕らのミッションだと考えている。しかし、インターネットだけでは実現できない。それをかなえるのが実店舗だった。1年くらいで700くらいのワークショップをやった。これも、僕たちだけではなく、メーカーさんに小スペースを提供するといった形式でメーカーさんに協力をいただき、実店舗が出せている。創業78年になるが、先代からの思いを受け継いで、DIYを日本で本気で広げていきたい。

お披露目会であいさつする山田岳人社長

お披露目会であいさつする山田岳人社長(写真中央)。
楽天SOY受賞の「河内屋」のシャンパンや「よなよなの里」のクラフトビール、「ハイ食材室」の生ハムなどが振る舞われた

「二子玉川ライズ」では楽天が4月24日、「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」に「楽天カフェ」をオープンする。また、夏までに本社を「二子玉川ライズ・タワーオフィス」に移転する予定となっている。

大都は1952年設立。2002年にECサイトを開設し、2009年からロングテール戦略を進めて業容を拡大。現在は日本最大級のDIYツールのECサイトを運営している。楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーのDIY大賞などを受賞している。

DIYを利用するユーザーは年々増加しているが、国内工具メーカーの商品の売り場面積は少なくなり、消費者が手に取れる機会が少なくなってきている。市場の拡大による潜在顧客の獲得、国内工具メーカーが販売する商材の認知向上と販路拡大といった課題を解決するため、実店舗展開を進めている。

※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:DIYの体験ができる2店目の実店舗、大都が「二子玉川ライズ S.C.」に4/24オープン | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約8年。まだまだ、日々勉強中。

ニュース分類: 
記事カテゴリー: 
takikawa

「機能性表示食品制度」を知っている人は9割も、内容を理解していない女性は3割超 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 7ヶ月 ago
「単語を知っており、制度の内容も漠然とわかっている」は53.5%

ソフトブレーンのグループ会社であるソフトブレーン・フィールドは4月17日、4月1日にスタートした機能性表示食品制度に関する認知度調査「機能性表示食品制度に対する既婚女性の意識調査」を実施した。制度の内容を理解していない女性は3割超にのぼっていることがわかった。

「機能性表示食品」について、「単語も制度の内容もわかっている」は13.8%、「単語を知っており、制度の内容も漠然とわかっている」が53.5%となった。67.3%の女性は制度について理解している。

「単語は知っているが制度の内容はわからない」は23.7%で、「単語も制度の内容もわからない」が9.0%。認知度については90%を超えている。

「機能性表示食品制度」に関する認知度など

購入頻度が低い商品に機能性の説明が記載されていた場合の購入意欲について調べた。「購入意欲有り」は22.7%、「購入意欲無し」が19.5%。「購入するかわからない」は57.8%だった。

:購入頻度の低い商品に、健康上気にしていることに働きかけることが記載されていた場合

成分表記のみと機能性の説明が記載されていた場合の購入意欲についても調査。通販・ECで多い加工食品で「ルチン入り」と記載した場合、「普段買っている商品よりも高くても購入する」が10.2%だったが、「正常なコレステロール値の維持に役立ちます」という表記では25.5%と、15.3ポイント上昇している。

機能性の表示があった際の商品の購買意欲について

回答者からは、商品に含まれている成分がどのような効果・効能をもたらすのかがわかると購入につながりやすいといったコメントがあがっている。

成分表示よりも具体的に書いてある方が購入しやすい。(40代)

最近トクホや機能性食品がだいぶ増えて、商品を選ぶ決め手のひとつになっています。「どの程度含有されているか」や「どのように摂取するとより身体に吸収されやすいか」等より深い情報がパッケージに記載されてあると、より購入意欲につながります。(30代)

ソフトブレーン・フィールドは「食品の機能性表示をきっかけに、購入する商品を選ぶ際の指針となったり、これまで購入しなかった商品を『試す』といった購買行動につながると言えそう」とまとめている。

調査概要は次の通り。

  • 対象:ソフトブレーン・フィールド登録の会員
  • 調査方法:リサーチサイト「リサれぽ!」を活用したインターネットリサーチ
  • 調査地域:全国
  • 調査期間:2015年3月20日~3月26日(7日間)
  • 有効回答者数:999名
  • 回答者(女性)の属性:20代2%、30代22%、40代48%、50代24%、60代以上4%

※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:「機能性表示食品制度」を知っている人は9割も、内容を理解していない女性は3割超 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約8年。まだまだ、日々勉強中。

ニュース分類: 
記事カテゴリー: 
takikawa

ビィ・フォアードとビッグウェーブが業務提携、海外向け自動車リサイクルパーツの商品数拡充へ | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 7ヶ月 ago
国内とは異なる商品の需要を発掘し、年間売り上げ50億円を見込む

中古自動車輸出入・販売のビィ・フォアードは4月21日、自動車リサイクルパーツ販売のビッグウェーブと業務提携し、海外向けの自動車部品販売サイトをリニューアルすると発表した。現在、ビィ・フォアードが運営する自動車リサイクルパーツ販売サイトの在庫パーツは1300点だが、業務提携で国内40万点の中古パーツが販売可能となる。海外リサイクルパーツ市場への販路拡大を図り、年間売り上げ50億円をめざす。

近年、日本で使用されていた中古自動車が海外へ大量に輸出されるようになり、2014年には128万台が輸出されている。しかし、それらの車両に対応する消耗品や交換部品の供給は不足しているため、車両が故障しても修理することができない状況となっている。

ビィ・フォアードは修理に必要な部品への現地ニーズへ対応するためECサイトで、手軽に購入できる仕組みを整えることを決めた。ECサイトは5月12日にリニューアルする予定。

自動車リサイクル部品の国内市場は、現行から車歴10年までの販売・流通が多くを占めている。一方、海外では、車歴10年以上が多いため、国内とは異なる需要が望めるとして、海外向けの自動車リサイクルパーツの販売を強化していく考え。

ビッグウェーブの服部厚司社長(右)とビィ・フォアードの山川博功社長(左)

※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:ビィ・フォアードとビッグウェーブが業務提携、海外向け自動車リサイクルパーツの商品数拡充へ | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

ニュース分類: 
記事カテゴリー: 
nakagawa-m

セールスフォースなどを日本に招いた投資会社が選んだ、ECサイト構築サービスのデマンドウェアとは | 単発記事 | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 7ヶ月 ago
米デマンドウェア・インクのトム・エブリングCEOにインタビューした

「セールスフォース」「コンカー」などのサービスを日本に招き、サービス展開を支援しているベンチャー投資会社、サンブリッジコーポレーションは、各分野でベストなサービス提供会社を探し、日本市場でのバックアップを行っている。そのサンブリッジコーポレーションがECサイト構築サービスでベストパートナーとして選んだのが、2015年4月から本格的にサービス展開するデマンドウェアだ。サービスの強みや今後の展開について、米デマンドウェア・インクのトム・エブリングCEOに聞いた。

レベニューシェア型のサービス体系、導入EC企業が平均して30%の成長

米デマンドウェア・インクのトム・エブリングCEO

――御社のサービスの特徴について教えてください。

「デマンドウェアコマース」の特徴は、多言語や数多くの通貨に対応するなどグローバル化を前提に設計している点。もともと、ドイツで設計したサービスで、アメリカで成長してきた。グローバルでeコマースを展開したい企業にとっては最適なシステムになっています。

オンラインからオムニチャネルまで、クラウド環境でサービスを提供している点も大きな特徴。2004年にサービスを提供し始めたときはオンプレミス型で提供してきましたが、流れの早いコマースの動きに対応しにくいという問題がありました。また、1年や1年半ごとに最新のシステムに切り替えて対応しようとすると、導入しているEC企業に大きなコスト負担を強いるため、クラウド型に切り替えることにしました。クラウドで提供することで、定期的に実施している自動アップグレードで、コマースビジネスに必要な最新機能を常に提供できるという強みがあります。

ビジネスモデルも特徴的です。多くのECサイト構築サービスでは月額固定費やトラフィック数に応じたコストが必要となるケースが多いですが、当社の場合、売り上げの1~3%を徴収するモデルで提供しています。顧客であるEC企業の成長が当社の成長にもつながるため、EC事業者の成長のための提案、システム開発などを行うようにしています。当社のサービスを導入しているEC企業が平均して30%の成長ができているのもこうした料金体系を採用していることも理由としてあげられると思います。

安定性が高く、10年間にわたり99.99%の可用性という点も「デマンドウェアコマース」の特徴の1つでしょう。米国のクリスマス商戦でも売り逃すことがないことから、利用しているEC事業者からも信頼され、他のシステムに乗り換える企業が極端に少ないことが誇りでもあります。

――現在のデマンドウェアの実績は。

事業を開始して10年間、毎年平均して50%以上の成長を果たしており、上場してからも50%以上の成長を維持しています。2014年時点で250社、1100以上のサイトが当社のサービスを利用し、年間取扱高は合計で1兆円以上になります。日本向けサイトでは現在クロックスやランズエンドなど14社が利用して、日本での取扱高は約85億円となっています。また、パナソニックや資生堂などの日本の企業が海外で販売する際には、当社のサービスを利用しています。

有力メーカー、小売企業などが利用している(同社サイトから)

2015年中に大規模な企業数社へ導入し、成長実績作る

――4月から日本での展開を本格的にスタートするということですが、なぜこの時期に展開を始めたのでしょうか。

当社のビジネスは、導入企業とともに成長することを目的としているので、システムを提供するだけではありません。そのためのノウハウも必要で、顧客となるEC企業をサポートするための質の高い人員を確保する必要があります。そのため、数年前から慎重に準備を進めてきました。十分満足していただけるサービスを提供できる段階になったため、日本でも本格的にサービス提供を始めることにしました。日本の企業はオムニチャネル展開を進めたり、海外での販売を本格化するタイミングなので、当社がサポートできる部分は大きいのではないかと思っています。

――EC企業の場合、その企業独自の機能であったり、システムの開発が必要な場合が多々あります。そういったニーズにはどのように対応するのですか。

ベースとなるシステムはクラウドで提供していますが、このシステムとAPIをつなぐ形でカスタマイズできるようになっています。当社指定のSIがこうしたカスタマイズを実施し、サービスを提供します。EC事業者のあらゆる要望に応えられるようになっています。例えば、ニューバランスは個人にフィットするようなランニングシューズが作れるサービスを、カスタマイズしたシステムで提供しています。SIについては、これからさらに日本企業との連携も進めていく予定なので、全く知らないSI会社を使うということはありません。

――ターゲットとなる事業者の規模は。

現在、サービスを提供しているEC企業の規模は年商5億円から500億円規模。とはいえ、これ以下の売り上げでも当社の場合、ともに成長することを想定していますので、現状では小さくても成長すると見込まれる企業の場合はターゲットとしています。また、当社指定のSIがサイト制作や基幹システムとのつなぎこみなどをフェーズに分けて行うため、構築総費用として3000万円から5000万円ほど投資できる企業がターゲットとなります。

――今後の日本展開の計画は。

2015年中に中核となる数社に導入していただくことを考えています。こうした会社が、米国での成功と同じように成長していけば、来年、再来年は自然と利用していただける会社が増えるのではないか。アメリカでは10年間サービスを提供していますが、まだ当社のシェアは5%にとどまっています。ただ、当社のシステムを使っているEC企業は成長しているので、シェアも今後さらに高まっていくでしょう。日本でも、最初はシェアはそれほど取れないと思いますが、成功を積み重ねることで、選ばれるシステムになっていければと考えています。

※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:セールスフォースなどを日本に招いた投資会社が選んだ、ECサイト構築サービスのデマンドウェアとは | 単発記事 | ネットショップ担当者フォーラム
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.

単発記事
記事カテゴリー: 

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

中川 昌俊

「Commerce21 S5」とデジミホのCRM分析システムが連携を開始、コマース21 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 7ヶ月 ago
オプション機能として「アール・エイト」を使うことができるようになり、開発作業など不要でスムーズにCRM分析を始められる

コマース21は4月22日、2015年1月から提供を開始した短期間・低コストでECサイトを構築できるパッケージ「Commerce21 S5」と、デジミホが提供するCRM分析システム「R∞(アール・エイト)」を連携させると発表した。5月中に連携する予定。

「Commerce21 S5」を利用している企業は、オプション機能として「アール・エイト」を使うことができるようになり、開発作業など不要でスムーズにCRM分析を始められる。コマース21は今後もこうした連携システムを増やし、「Commerce21 S5」の利便性を向上させる。

両システムを連携させることで、データを基に各種分析が可能になる。顧客の購買行動、購買心理を分析しながらLPOやメール、レコメンドなど、精度の高い顧客とのコミュニケーションが実現できるようになる。

オムニチャネルやO2O施策、One to Oneマーケティングにも活用可能。特に店舗を持つアパレル企業のEC売り上げ拡大につなげることができるとしている。

「Commerce21 S5」は、コマース21のこれまでの知見を生かし、豊富な機能を取り揃えたEC構築パッケージ。製品のコア部分には手を加えず、各機能モジュールを追加、入れ替えを行うことで、EC企業のニーズに合ったECサイトの構築を短期間・低コストで実現できる。

「従来の製品では初期予算として2000万円くらいからが相場となっていたが、新製品は1000万円以下から提供できる」(森雅人S5企画開発部部長)としている(参考記事)。

※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:「Commerce21 S5」とデジミホのCRM分析システムが連携を開始、コマース21 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

ニュース分類: 
nakagawa-m

売上アップの近道はECが店舗より劣っている部分の理解と改善にあり。 | 検索とレコメンドで実現するEC時代の接客術 | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 7ヶ月 ago
店舗はECと違って「人」が対応している。だからECは商品と消費者ニーズのマッチング精度を高める必要がある

ECで最適な接客を実現するために必要なことは「マッチング」と「タイミング」の2つです。ここで質問。ECと店舗のマッチングで、劣っているのはどちらでしょうか?それはECがはるかに劣っています。ECでマッチングの精度をあげるために利用されるのが、「良い商品を見つける」という意味での「商品検索」です。ECの売り上げをアップさせるには、「マッチング」で店舗よりも劣っている部分を改善することが重要になるのです。

「消費者」と「商品」のマッチングは購入に至るか否かの勝負の分かれ目

消費者が良い商品と出会う場を作るために、メーカーや販社は日々新しい商品を開発し、広告にたくさんのお金を使っています。

実際に消費者と商品が接触する場は店舗かECです。買い物の「現場」であり「最前線」なのです

ここでの「消費者」と「商品」のマッチングこそが、商品開発、広告、マーチャンダイジングの流れが“結実”するかどうかの勝負の分かれ目となるのです。

店舗におけるマッチングは、商品陳列と接客がその役割を担っています。それぞれの役割を説明すると、「陳列は万人向けのマッチング」、接客は店員によって異なりますが、おおむね「パーソナライズされたマッチング」です。

ECに置き換えると、「ナビゲーション」「検索」「レコメンド」がそれにあたります。

  • ナビゲーション
    店舗でいうと陳列に近いといえます。ただECのナビゲーションはパーソナライズされるケースもあるので、同じとまでは言えません。
     
  • 検索とレコメンド
    店舗では接客によって行われています。「この商品を探しているんですが」と聞けば教えてくれますし、「お客さまにはこちらの商品もいかがでしょうか」というお薦めもしてくれます。

店舗とECのマッチング要素は「同じなのか?」というと、少なくとも現状ではECは店舗に劣ります。ただ、いろいろな要素はありますが。

この「劣っている部分」を改善することこそが、いまのECに最も必要な要素の1つなのです。

ECが店舗よりも劣っていることを克服することがマッチングのカギ

ではなぜECは店舗に「劣って」いるのでしょうか。

それは簡単。店舗はECと違って「人」が対応しているから。そこに尽きます。

ECの検索とレコメンドは店舗だと接客に該当しますが、リアルの接客は、ECにおける検索とレコメンドをはるかに上回っています。店舗は接客によって、検索とレコメンドのほか、「それだけではない商品検索機能」を持っているのです。

ここで、たとえを用いて説明してみます。

ECが店舗に「劣っている」ケース

ECサイトの検索で「水」と入力した場合、ほぼ「飲料水」を探していると考えられます。お店で「水はどこにありますか?」と聞けば、飲料水コーナーを案内してくれることでしょう。

ところがECでは、「化粧水」や飲料水に近いジュース、水産加工品が表示されるケースがあります。ほんの一例ですが、こうした「キーワードに対して適切でない商品が表示されるケース」は枚挙にいとまがありません。

また、商品名を微妙に間違えている場合でも、店舗であればほぼ正しい商品の陳列場所を教えてくれますが、ECでは「お探しの商品は0件です」と一刀両断にされるケースがたくさんありますよね。ひらがなとカタカナを違えただけでも商品が検索結果に出ないECサイトもあります。

店舗がECより「優れている」ケース

店舗ならではの高度な接客という意味のケースを考えてみます。たとえば、「今度釣りに行くので必要な道具を教えてほしい」「自転車を始めてみようと思うのでどんなモデルがいいか相談に乗ってほしい」など、目的に対して、何を買えばいいのかわからない状態とは結構ありますよね。

店舗ではこうした相談こそ「待っていました」といわんばかりに、丁寧な接客が行われますが、ECの場合はそもそもこうした相談の窓口すらほとんどありません。

お客さんが「この製品を探しているんですが」と相談した場合、たとえば後継機種が発売されていたり、他社製品が人気だった場合などに、「その製品もありますし、こうした新商品などもあります」という提案を受けるケースがある。

これは「Aを買っている人はBも買っている」という、いわゆるレコメンドのパターンとは少し異なってきます。お客さんのニーズと、店員の商品知識のマッチング。ユーザー情報と商品情報がそろったところでのマッチングであるのです。

「ECサイトにそこまで求めるのは酷だ」「理想が高すぎる」――確かにこうした声があがってきそうですし、そういう面も否めません。

実際のところ、店舗よりもECの方が「失敗した買い物」の率が高いのではないでしょうか。もちろん実物が見れないというのもその一因ですが、店員に相談できないというのも大きな要素ではないでしょう。

ECは商売なのですから、お客さんには満足度の高い買い物をしてもらいたいと運営者も考えるはずです。

マッチングロジックの積み重ねが重要、だけどそれを個別に行うのは難しい現状

「どうやってそんなマッチングを実現するのか」というと、それは「こういう場合にはこう」というマッチングロジックを積み重ねていくしかありません

これは面倒な地道な作業です。そのため、「どんな場合にもうまくいくようなロジック」を探してしまいますが、ECの流通量が拡大するにつれてロングテールの比率は上がっていくので、それは難しいでしょう。柔軟なマッチングロジックを実装できるシステムを使用する必要などが出てきます。

そうしたシステムは単純な検索やレコメンドしかできないシステムに比べ、高価格になり、導入を躊躇するケースも多くなります。

ただ、ECにおけるマッチングの向上というのは、店舗における接客の向上と本質的には同じ。正確にいえば、「接客のなかの商品検索を実現している部分と同じ」です。

たとえば先ほどの、「水」で検索すると飲料水が表示されないケース。化粧水が表示されるのは、単に機械的に商品名を検索対象にしているのが原因です。本来であれば、「水」というカテゴリを指すキーワードは、カテゴリ検索用の辞書登録などをしておき、そちらに先にヒットするようにすれば、「飲料水」から結果が表示されます。

また、カテゴリが「飲料水」ではなく「水・ジュース」というカテゴリだった場合で、かつカテゴリ内が人気順表示の場合には、飲料水ではなくてジュースが先に表示されてしまうということが起こり得ます。

この場合はカテゴリ内に「水」というサブカテゴリを作るといった対策が必要となってきます。もしくは商品にタグ情報を付けていくという方法でも実現できます。

こうしたパターンが増えていくうちに、「一般的にAというケースはBというロジックの追加でカバーできるのではないか」という、マッチングロジックの汎用化ともいえるケースが増えてきます。

私がECサイトの検索とレコメンドに注力しているのは、ECサイトの事例を増やすことで、こうした「ECサイトの接客」ともいえるパターンを蓄積し、それを提供してきたいと考えているためです。

店舗の接客でも、汎用化できないケースが多々あります。それでも「どの店舗においても通用するノウハウ」はあり、商売という長い歴史のなかで蓄積され、いまでは当たり前のように使われているものもまた多いでしょう。

ECはまだまだ歴史が浅いため、こうしたノウハウはまだ非常に少ないのが現状です。こうしたノウハウやロジックをECサイトが個別に蓄積しようとすると、大変効率が悪くなってしまいます。

ECサイトにおける「商品検索=マッチングロジック」は、まだまだ黎明期であり、「餅は餅屋」ともいえるような部分が大きいのです。

次回も引き続きマッチングと、今回触れなかったタイミングについて考えてみます。

※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:売上アップの近道はECが店舗より劣っている部分の理解と改善にあり。 | 検索とレコメンドで実現するEC時代の接客術 | ネットショップ担当者フォーラム
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.

検索とレコメンドで実現するEC時代の接客術
記事カテゴリー: 

山崎 徳之

株式会社ゼロスタート

山崎 徳之(やまざき・のりゆき)
株式会社ゼロスタート 代表取締役社長

青山学院大学卒業後、アスキー、So-netなどでネットワーク・サーバエンジニアを経験。オン・ザ・エッヂ(現ライブドア)のデータホテルを構築・運営の後、海外においてVoIPベンチャーを創業。2006年6月に株式会社ゼロスタートコミュニケーションズ(現株式会社ゼロスタート)を設立、代表取締役就任(現任)。ECソリューションの「ZERO ZONE」シリーズとして検索エンジンやレコメンドエンジンを開発・販売している。

山崎 徳之

ヤフーのスマホゲームとYahoo!ショッピングを連動へ、ゲームのポイントをモール利用可能なクーポンに交換 | 通販新聞ダイジェスト | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 7ヶ月 ago
ヤフー子会社のGameBankが配信するスマホ向けゲーム「大集合!ワイワイパーティ」とモールを連動

オンラインゲームで『ヤフーショッピング』で使える高額クーポンを取得」。ヤフー(本社・東京都港区、宮坂学社長)の子会社でモバイルオンラインゲーム事業を行うGameBank(本社・東京都港区、椎野真光社長)が年内に配信を開始するスマートフォン向けゲーム「大集合!ワイワイパーティ」で、ヤフーが運営する仮想モール「ヤフーショッピング」と連動した試みを実施する。4月8日に都内で開催したGameBankの事業説明会で発表した。

ユーザーがゲームで得たポイントを仮想モールでの買い物で使用可能な割引クーポンに交換できるもの。また、キャンペーン時には高額商品向けの特別クーポンの付与も行なう。ヤフーが将来的な収益の柱として総力を挙げて強化・育成していくゲーム事業にテコ入れを急ぐ仮想モールを絡ませることで、モール事業も集客強化および流通総額拡大につなげたい狙いのようだ。

「大集合!ワイワイパーティ」は今期から本格始動するGameBankが今年リリースを予定する4タイトルのスマホ向けオンラインゲームの1つで、提携するカヤックが制作を担当する他のユーザー同士が協力や対戦できるクイズやビンゴなどのミニゲームが複数収録されたもの。

同ゲームでは「ヤフーならではの新しい仕組みのコンテンツを作っていきたい」(椎野社長)として、ゲーム内で獲得したポイント「ワイワンポイント」を「ヤフーショッピング」で使用できる「全商品対象1000円オフ」や「全店全商品対象10%オフ」などの割引クーポンに交換できるようにする。「ゲームをがんばるほどお得に買い物ができるようになる。単純な仕組みだが、ありそうでなかった。ゲームでポイントを貯め、クーポンを獲得し、『ヤフーショッピング』で買い物をする。これにより、ゲームをやる意義も少し変わるのではないか」(ヤフー・小澤隆生ショッピングカンパニー長)とする。

また、ポイントを貯めて割引クーポンに交換できるだけでなく、特別なキャンペーンの際に、特定のゲームをクリアしたり、高いスコアを出せたユーザーには高額な特別クーポンを付与する試みも定期的に実施していく考え。「誰もが欲しいと思うようなお得なクーポンをキャンペーン単位で定期的に出していく」(椎野社長)、「単に割引クーポンを付与するだけでは、普通でつまらない。“お祭り”的にめちゃくちゃお得な超高額なスペシャルクーポンも出していきたい」(小澤氏)とする。

「大集合!ワイワイパーティ」は年内中の配信を予定し、明確なリリース時期は未定とするが「比較的早いタイミングでリリースできれば」(椎野社長)としている。

ヤフーでは伸びシロが高く、収益性の高いスマホ向けオンラインゲーム事業の強化のため、今年1月に専門子会社のGameBankを設立。今年から自社ゲームアプリの配信を始める。まずは年内に「大集合!ワイワイパーティ」を含む4タイトルを、2年間で10本程度のタイトルを配信する計画。ゲームのプロモーションにはヤフーのポータルサイトでの告知や仮想モールを含むヤフーの各種サービスとの連携、グループの携帯電話キャリアのワイモバイルの端末利用者限定でゲームを先行体験できるようにする仕掛けなど、グループ全体のリソースを活用して、利用者を増やし、「201X年までに、国内最大のオンラインゲームパブリッシング会社となる」(椎野社長)とゲーム事業の強化を図る考え。

「ヤフーショッピング」では、ヤフーが多くのリソースを集中させて強化を急ぐゲーム事業と連携させることで「eコマース革命後に出店者数は増えたが、買い手はなかなか思うように集まらない」(小澤氏)とする「ヤフーショッピング」の課題の1つでもある集客面の強化策として期待しているようだ。

 

「通販新聞」掲載のオリジナル版はこちら
ヤフーのスマホゲーム 仮想モールの高額クーポン付与、ゲームの獲得ポイントで交換(2015/04/17)

※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:ヤフーのスマホゲームとYahoo!ショッピングを連動へ、ゲームのポイントをモール利用可能なクーポンに交換 | 通販新聞ダイジェスト | ネットショップ担当者フォーラム
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.

通販新聞ダイジェスト
記事カテゴリー: 
通販新聞

人気商品の購入者には絞り込んだ文面でリピートを促進しよう | マンガで納得! インターネット販売 売れるネットショップ開業・運営 | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 7ヶ月 ago
コツ49:人気商品の購入者には絞り込んだ文面でリピートを促進しよう

登場キャラクター

いぬさきさん

いぬさきさん 美容品専門の通販サイトを運営している。

さるもとさん

さるもとさん 美容情報には敏感。主婦だからお得な情報にはもっと敏感。

いぬさきさん「お試しセットを買ってくれた人にリピートしてほしいな。メルマガ送ろう
さるもとさん「メルマガ? この間買った化粧水と美容液のお試しセット!」
件名 ○△化粧品のお試しセットを購入いただいたお客様へ
使った翌日、肌がモチモチしていると言われ、即リピートです(ウータンさん・24歳)
お試しから続けてみたら毎日スッキリ! 化粧崩れもなくなりました(ゴリさん・31歳)
さるもとさん「ふむふむ、確かに私も潤ってるかも」
しかも今なら30%引き!
さるもとさん「何ですって!? 1年分まとめて買っちゃおう」
いぬさきさん「さっそくメルマガ効果が!! このお客さんなんて1年分くらい一気に買ってる!! やだ…なんだか私も買いたくなってきちゃった」

「商品セグメント配信」で単品リピートを促進する

米や水、健康食品や化粧品などの単品リピート商品を扱っている場合に、特に有効なリピート促進方法を紹介します。特定商品の購入者に絞り込んで(セグメントして)メルマガを送るのです。

まず、件名を「○○を購入したお客様へ」といったものにすれば、一般のメルマガと違って、「自分のことだ」と認識されやすくなるので、はるかに開封率は高くなります。読者が絞られている分、開封後の精読率もかなり上がります。結果として、そのメルマガですすめる商品は、売れやすくなるのです。

リピート促進に必要なのは「前回購入への満足を高める」ことと「次回購入のきっかけを作る」ことの2つです。

このメールの場合は、まず、文中にほかのお客さんからの満足のコメント(レビュー)を転載したり、マスコミや識者からの評価、商品の売れ行きなどを伝えたりすることで「商品の良さ」を提示し、その商品の満足度を再認識してもらいましょう。

次に、リピートの背中を押すための「特典」を示しましょう。「購入時にこの合言葉を記入すれば、リピーター様特典で○○をおまけします」とか、「今だけ増量」など。定期購入やまとめ買いなど、より高額な商品へのステップアップを促進する場合は、特典を厚くしていくことで、お得感を演出しましょう。

特典を無理に豪華にしなくても、その良さを丁寧に説明することでもリピート効果はアップするものです。丁寧で親切な姿勢を見せることが肝心です。

件名 ○△化粧品のお試しセットを購入いただいたお客様へ
さるもとさん「この間買った化粧水と美容液のお試しセット!」
商品の満足度を再認識してもらえるだけでなく、リピート購入につながることも期待できる。

※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:人気商品の購入者には絞り込んだ文面でリピートを促進しよう | マンガで納得! インターネット販売 売れるネットショップ開業・運営 | ネットショップ担当者フォーラム
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.

マンガで納得! インターネット販売 売れるネットショップ開業・運営
記事カテゴリー: 
川村トモエ, 湯鳥ひよ+トレンド・プロ(マンガ)

「ZOZOTOWN」の検索経由の流入は47%。ファッションEC上位3サイトの集客構造調査など | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 7ヶ月 ago
来訪頻度の高い上位ファッションECでは直帰率が20%前後で、平均滞在時間は約10分もある

ネット行動分析サービスを提供するヴァリューズは4月20日、通販サイトのファッション領域について、2015年1月~3月のサイト訪問者数、訪問回数を集計し、ランキングを作成した。ランキングのほか、上位サイトの基本指標の比較調査も行っている。

「ファッション」カテゴリのECサイト訪問者数を集計したところ、訪問者数の1位は千趣会の「ベルメゾンネット」、2位はニッセンの「ニッセン」。3位は「ユニクロ」、4位には「ZOZOTOWN」がランクインした。

5位にはセシール、6位にはベルーナ、8位にはフェリシモが入り、トップ10のうち半数がカタログ通販サイトが占めた。カタログ通販の集客力の高さを示している。

ファッションECサイトの訪問者数TOP30

ユーザー1人あたりの訪問回数(訪問頻度)ランキングでは、1位はテレビショッピングの「ショップチャンネル」、2位もテレビ通販の「QVCジャパン」。3位は「ZOZOTOWN」。「ショップチャンネル」「QVCジャパン」はテレビ通販との連携があるためか、3か月間で1人あたりの訪問回数が10回超となっている。

ファッションECサイトの訪問頻度TOP30

上位ファッションECサイトの直帰率は20%前後

ヴァリューズでは、来訪頻度の高い上位ファッションECのうち、テレビ通販から「ショップチャンネル」、アパレル特化のECモールから「ZOZOTOWN」、会員制アウトレットモールから「BRANDELI」(運営はニッセン)を選出。サイト基本指標を比較した。

各サイトの特徴は、直帰率が20%前後と低く、平均滞在時間が約10分もあること。来訪ユーザーを逃さず、サイト内で回遊・滞在させるサイト構成になっているようだ。購入者に絞った平均滞在時間では、「ZOZOTOWN」が30分超。各サイト共通して、購入者では平均滞在時間が約2~3倍に伸びているという。

ジュピターショップチャンネルとZOZOTOWN、BRANDELIのサイト基本指標

各サイトの集客構造も比較した。「ショップチャンネル」や「ZOZOTOWN」は、「お気に入り(ブックマーク)/履歴」経由の流入が30%を超えて、一定のファンが定着していることがうかがえる。

「BRANDELI」はメルマガを登録するとセール会場に誘導するため、「メール経由」の流入が27%と高い。

「ZOZOTOWN」では「自然検索」経由の流入割合が47%。検索キーワードはサイト名の「ZOZO」、各アパレルブランドの名称、アイテム名など。流行の変化が激しいファッション業界だが、常に新作が入荷する「ZOZOTOWN」では旬のキーワードを的確に捉えたSEO対策が有効に機能しているようだ。

ショップチャンネル、ZOZOTOWN、BRANDELIの流入元構成比

今回の調査は、全国の20万人規模のモニター会員の協力で、ネット行動ログとユーザー属性情報を用いたマーケティング分析サービス「VALUES eMark+」を使用、2015年1月~3月の3か月間で各サイト訪問者数、訪問回数を集計し、訪問頻度ランキングを作成した。訪問頻度の高い上位サイトについて、同時期のサイト基本指標、訪問者の属性、流入元構成などを分析した。

※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:「ZOZOTOWN」の検索経由の流入は47%。ファッションEC上位3サイトの集客構造調査など | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約8年。まだまだ、日々勉強中。

ニュース分類: 
記事カテゴリー: 
takikawa

アドエビスを広告効果システムからマーケティングプラットフォームに、ロックオン | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 7ヶ月 ago
他社システムとの連携強化し、データの測定、活用を幅広くしていく

ロックオンは4月21日、提供している広告効果測定システム「アドエビス」のブランドコンセプトをマーケティングプラットフォームに刷新すると発表した。

これまでは、広告効果測定の機能を充実させてきた。今後は測定データを活用しながら幅広いマーケティング分析が必要になっているとしてブランドコンセプトを変更。今後は他社との連携を積極的に行い、機能を拡張していく考え。

「アドエビス」はすでにエムデータが提供しているテレビCMの放映回数が計測できる「TVメタデータ」や、アラタの広告レポート作成支援システム「glu」と連携している。今後はオープン型DMPや各種BIツール、ダッシュボードなどとの連携を充実し、取得できるデータを増やしていく。

また、活用ツールとの連携も進める。自社で提供しているリスティング広告運用サービス「THREe」とはすでに連携しているが、今後はDSPサービスやメールサービス、アンケートサービスなどとの連携も計画している。

マーケティングプラットフォームの概要

※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:アドエビスを広告効果システムからマーケティングプラットフォームに、ロックオン | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

ニュース分類: 
記事カテゴリー: 
nakagawa-m

Apple Watch対応アプリを「BASE」に追加、販売状況確認などの機能をECサイト&消費者向けに | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 7ヶ月 ago
ショッピング利用者とショップ管理者向けの両機能を開発、それぞれ主に3つの機能を搭載

通販・ECサイトを無料で開設・運用できる「BASE(ベイス)」を提供するBASEは4月21日、「BASE」のApple Watch向けアプリケーションを開発した。ショッピング利用者とショップ管理者向けの両機能を搭載。消費者はApple Watchから商品を購入できたり、ショップ管理者は販売状況を手軽に確認できる機能などを搭載した。

「Apple Watch 対応版 BASE iPhone アプリ」は、iTunes App Storeにてダウンロード可能なBASEのiPhone アプリ Version2.5.0に組み込まれている。

ショップ管理者向け機能の特徴は主に3つ。

  • 購入情報が届き、その場で確認できる
  • 商品発送後、対象の注文情報に表示される「配送完了にする」をタップすると、2秒程度で送信完了
  • 商品の在庫数の追加が可能

消費者向け機能に搭載した機能は主に3つ。

  • お気に入りのショップが新商品を公開するとプッシュ通知の受信ができる
  • Apple Watchから5秒程度で好きな商品が購入できる(購入にはBASEのiPhoneアプリから事前にオンライン決済サービス「PAY.JP」のログインとクレジットカード番号の登録が必要)
  • 「BASE」スタッフが厳選したお薦め商品をチェックし、購入できる

BASEにApple Watch対応アプリを追加

「Apple Watch 対応版 BASE iPhone アプリ」のイメージ

BASEは今後も、Apple Watch向けアプリケーションの提供を通じ、ショップオーナーが発信する情報をいち早く消費者が受信できる環境を構築するとしている。

通販・ECサイトを無料で開設できる「BASE」は4月現在、15万店超のショップが利用している。

※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:Apple Watch対応アプリを「BASE」に追加、販売状況確認などの機能をECサイト&消費者向けに | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約8年。まだまだ、日々勉強中。

ニュース分類: 
記事カテゴリー: 
タグ: 
takikawa

500万ダウンロードのファッションコーディネートアプリ「WEAR」をフルリニューアル、スタートトゥデイ | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 7ヶ月 ago
買った商品のコーディネート例がアップされるとプッシュ通知する機能などを追加

スタートトゥデイは4月20日、ファッションコーディネートアプリ「ウェア(WEAR)」をフルリニューアルした。すでに購入した商品やお気に入りのアイテムを使ったコーディネートをアップすると、プッシュ通知でお知らせする機能などを追加。ユーザーによりアクティブに使ってもらうようにした。媒体としての価値を高めていく考え。

「WEAR」は今回のリニューアルで、これまでに利用率が最も高かった「コーディネート検索」や「ランキング」の機能を拡充。「コーディネート検索」では、アイテムやブランド、流行ワードなどさまざまな条件で検索できるようにした。「ランキング」ページではリアルタイムランキングと月間ランキングで表示を変えて閲覧できる。

トップページに表示するメインメニューは、「ランキング」「見つける」「タイムライン」といった利用率が高いメニューに限定。初めて利用する人も直感的に操作できる仕様に変更した。iOSとAndroidで同じだったUI(ユーザインタフェース)設計は、それぞれの利点を生かしたものに改良した。

新たな取り組みとして、「WEAR」の投稿に使用した商材や「SAVE」アイテムを使ったコーディネート例が「WEAR」上にアップされると、プッシュ通知を送る機能を追加。「ZOZO ID」と連携させると、ゾゾタウン(ZOZOTOWN)で購入した商品やお気に入り登録した商材を使ったコーディネートがアップされた際にも同様に、プッシュ通知でお知らせがくるようにした。

「WEAR」のリニューアルはダウンロード数が500万件を突破したことを機に実施。リニューアルと合わせて、これまで展開国は26の国と地域だったが、AppStoreとGoogle playを利用できる全世界でのダウンロードに対応した。

リニューアル後のWEARのトップページ

※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:500万ダウンロードのファッションコーディネートアプリ「WEAR」をフルリニューアル、スタートトゥデイ | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

ニュース分類: 
記事カテゴリー: 
nakagawa-m

シニア市場向け通販ビジネスを読み解く。消費につながるのは「身体の変化」 | スクロール360の「シニア通販本」 ダイジェスト | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 7ヶ月 ago
「解放段階」にある「こだわりの大人女性」

第二の人生を再構築するとき

消費の牽引役として圧倒的な数の力を持つこだわりの大人女性だが、そのニーズを的確に掴むことは容易なことではない。

彼女たちを攻略するため企業に求められるのは、こだわりの大人女性特有の思考や行動にどのようなものがあるのかを今一度見直し、それらがどう消費に結び付くのかを徹底的に考えることではないだろうか。

そこで、こだわりの大人女性の捉え方や攻略の切り口を整理してみることにしよう。

まず、彼女たちを理解するキーワードして、「解放段階」という言葉を紹介したい。

シニアビジネス分野のパイオニアである村田裕之氏は、著書『シニアシフトの衝撃』(ダイヤモンド社)の中で、ジョージ・ワシントン大学の心理学者であるジーン・コーエンによる心理的発達の研究について、次のように述べている。

コーエンは、50代中盤から70代前半にかけての段階を【解放段階】と呼んでいる。日本の団塊世代は、ちょうど【解放段階】のど真ん中にある。この解放段階においては、何か今までと違うことをやりたくなる傾向がある。たとえば、サラリーマンを早期退職して沖縄に行ってダイバーになる。あるいは、ずっとパートでレジ打ちをやっていた女性がダンスの先生になる、といった具合だ。こういう一瞬の【変身】が起こりやすくなるのがこの段階の特徴だ。

この「解放段階」は、女性にこそ強く表れる特徴ではないかと、私たちは考える。

団塊世代の女性は、その多くが20代前半で結婚と出産を経験し、家事と育児、場合によっては家計のために仕事もこなし、夫と子どものために精一杯生きてきた。

ある時、子どもがひとり立ちして母親業から解放され、自分の時間が持てる余裕が生まれる。ある程度の貯蓄や自由になるお金もある。これからは自分自身のために時間とお金を使い、第二の人生を楽しもうと考えて不思議はない。

株式会社スクロールのアパレル通販である『ブリアージュ』では、商品に対する評価のヒアリングや新商材・新サービスに関するニーズの調査を目的としたグループインタビューをたびたび行ってきた。自社ユーザーと他社通販ユーザーを混ぜた50〜60代の女性たちのリアルな声を拾ってみると、彼女たちが「解放段階」にあることがよく分かる。

例えば、週に数回のパートをしているある女性は、働く動機はお金ではなく社会との関わりを求めているためであり、趣味は習い事、という。ファッションに対するマインドでは「余裕のある大人の女性に見られたい」という意識が強く、エレガントなものを好む。年齢を重ねてきたため、いまさら安っぽいものは着られないと考えていて、素材の良い服など価値感にこだわりがあるものを慎重に選択している。

他にも、これまでとは違う新しい自分を探し、自分を磨き、自分のためにお金を使い、自分がとことん納得の行く商品を求めているという声が多かった。すべては、第二の人生を再構築するための行動だ。

消費につながるいくつもの「変化」

では、解放段階にある彼女たちは、どのようなきっかけで消費という行動を起こすのか。

前出の村田裕之氏は、人がモノやサービスを買うきっかけは「状態の変化」であるとして、「加齢による身体の変化」「本人のライフステージの変化」「家族のライフステージの変化」「世代の嗜好性の変化」「時代性の変化」の5つを挙げている。

これをシニアに当てはめてみると、ひとつめの「身体の変化」は、加齢に伴ういわゆる老化であり、個人差はあるものの誰にでも起こる現象だ。老眼になる、耳が遠くなる、ひざが痛くなる、物忘れしやすくなるなど、様々な形で身体機能が低下していく。そして、こうした現象は、シニアが消費行動を行う際、意思決定の大きな要因となる。

身体機能の変化は更年期ぐらいから加速し、病気、ストレス、生活習慣などとも結びついて、様々な生活上の問題につながってくる。

とくに女性の場合、閉経という大きなイベントがある。更年期障害は男性にも起こるが、女性のそれは閉経をきっかけに大きな波として襲ってくる。本人にとっては大変な苦痛だが、ビジネスとしては大きなチャンスの種だ。

身体機能の変化には、体型の変化も含まれる。『ブリアージュ』のグループインタビューで、通販を利用していない50〜60代の女性からは、「試着しないとサイズが合うか分からないので利用しない」「サイズ展開がもっと幅広くなれば(利用するかもしれない)」「サイズが合わなかった場合の返品の仕方が簡単ならば利用する」などの意見が多く聞かれた。これらの問題さえクリアできれば、こだわりの大人女性を優良顧客として掴むことはそれほど難しくないだろう。

骨粗鬆症や膝痛、腰痛などの発症については、若い頃からの食生活やスポーツ経験、あるいは体型などが影響するため、50歳前後から症状が現れる人もいる。身体機能の変化が消費のきっかけになるという意味において、ターゲットは非常に広範囲にわたることになる。

50代と60代でのニーズの違い

50〜60代の女性には、程度に差はあっても「疲れやすくなった」「体型が崩れてきた」など共通の悩みがある。ただ、50代と60代では悩みに多少の違いが見られることも理解しておきたい。

例えば、仕事を持っている女性の場合、50代はまだ現役で、外出や人と接する機会が多い。そのため見た目の変化に敏感で、35〜49歳のF2層同様にスキンケアやダイエットなどへのニーズが強い。

一方、60代の女性はすでに仕事をリタイアしている人が多く、見た目の変化に多少柔軟になっている。その分、腰痛や膝の痛みなど健康上の悩みが増えてくる。

厚生労働省によれば、介護や支援が必要になる原因として「関節疾患等」及び「骨折・転倒」が多いという。関節の痛みを訴える60代の女性は、すでに要介護予備軍に差し掛かっている。本書が設定するこだわりの大人女性の中でも、60代と50代とではまったく違うニーズが発掘できる可能性があるわけだ。

他にも、美容や体型維持のための行動として、50代では「コラーゲンやコエンザイムQ10」など美容系サプリメントの購入が目立つ一方、60代では「ウォーキング」「水泳」「エアロビクス」など運動の割合が高くなる傾向がある。

50代女性は現役で仕事を続けていたり、子どもが手を離れていないケースもある。美容のためとはいえふんだんに時間を費やすことは難しい。その分、サプリメントなど手軽な解決策を求めるのだろう。

対して、リタイアして時間に余裕がある60代女性では、スポーツジムに通うなど時間をかける方法が選択できるようになる。そのため、60代女性には履き心地の良いウォーキングシューズや体型を隠せるスポーツウェアなど、50代にはあまり見られないニーズが出てくるのだ。

ただし、身体機能の変化は、ある一定の年齢を過ぎたら必ず起こると決めつけてはいけない。およそ50年前の60歳と、現在の60歳とでは、身体機能の状態はまったく別物だと言っても過言ではない。1960年の日本人男性の平均寿命は65.3歳、女性は70.2歳だった。2013年ではそれが、男性が80.21歳、女性86.61歳といずれも過去最高を更新している。

50年前の60歳は、平均寿命まで5〜10年しか時間がなかったが、今では「第二の人生」に費やせる時間が20年以上もあるのだ。この20年にどう関わっていけるのか、シニア市場向けの通販ビジネスはそのニーズを徹底的に発掘するべきだ。

▼ 続きは本で!▼

※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:シニア市場向け通販ビジネスを読み解く。消費につながるのは「身体の変化」 | スクロール360の「シニア通販本」 ダイジェスト | ネットショップ担当者フォーラム
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.

スクロール360の「シニア通販本」 ダイジェスト
記事カテゴリー: 

高山 隆司

株式会社スクロール

高山 隆司(たかやま・りゅうじ)

株式会社スクロール360 取締役

1981年株式会社スクロール(旧社名株式会社ムトウ)に入社後、新規通販事業の立上げ、販売企画、INET戦略策定を経て、2008年に株式会社スクロール360の設立に参画。以来、多くの企業の通販事業の立上げ、EC戦略策定、物流立上げを経験。現在、スクロール360では300社のEC通販企業のサポートを行なっている。

山下 幸弘

株式会社スクロール360

株式会社スクロール360 プロモーション課長

スクロール360設立当初より、通販企業の販促支援を統括。スクロールの通販ノウハウを生かした、コンサルティングから販売促進を含む実務支援において、100社を超える企業の売上拡大支援実績を持つ。

高山 隆司, 山下 幸弘

こ、これは見ざるを得ない……。画期的な「ねこあつめ」の広告。 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 7ヶ月 ago

ネットショップ担当者が読んでおくべき2015年4月13日〜19日のニュース

今週の要チェックはEC全般売上アップのヒントです。どちらにも共通するのは、自社の都合を考えず、買ってくれる人のことをひたすら考えること。そこから逆算していくと自動的に行動が決まり、売上も付いてきます。人気の「ねこあつめ」は時間のかからないゲームなので気軽に楽しめますよ。

※記事の難易度を、低い難易度:低から高い難易度:高まで、3段階で示しています。

EC全般

  • 成功しやすいEコマースって、どんなネットショップ? | ECマーケティング人財育成
    http://www.ecmj.co.jp/...

  • EC成長に必要な3つの条件:売上2倍以上のアップは可能 | TKzoe.com
    http://tkzoe.com/ec-method/ec-growth-factor-1/

    前出の記事によると、Eコマース事業の成功のためのポイントとは、

    1. Eコマース事業の考え方
    2. ECチームメンバー
    3. スキル
    4. 商品
    5. 集客
    6. リソース

    以上の6つ。また、後出の記事によると実店舗がある場合の「成長に必要な条件」は、

    1. 実店舗、WEBマーケティング、EC、システムの特性を理解したEC部門の人材がいる
    2. EC事業の可能性と強みを理解している経営者がいる
    3. ECでのカニバリを恐れず、うまく取り込むブランド(本体事業)部門長がいる

    以上の3つ。「そんなことは分かっているし、これができれば苦労しない」。そう思うかもしれませんが、実際に売っている人が話しているとても大切なポイントです。それぞれ関連記事に詳しい説明がありますのでじっくり読んでみてください。ネットショップを立ち上げる前に勝負がついている感もありますが、ここに気付けば立て直しも可能なはずです。

  • [ECコンサルタントの裏話対談]売れないネットショップ運営者の共通点はこれだ! | ECzine
    http://eczine.jp/article/detail/1792

  • 売れないのは高いからではなく価値が足りないから | WEB戦略コンサルタント 権成俊のブログ
    http://www.webconsultant.jp/strategy/post-44.html

  • 売れない理由 | 伊藤清徳の垂直落下式ムーンサルトプレス
    http://agilmente.com/blog/2015/04/16/sales/

    「売れないのではなく、他が選ばれている」「価格が高いからではなく、価値が足りないから」という言葉は胸に止めておきたいですね。また、3つ目の記事には、

    1. 自社の都合を優先する
    2. 「売る」フェーズと「売れる」フェーズを理解していない

    とあります。売れない理由は実にシンプルです。「買ってくれる人への理解が不足している」。これにつきます。

    買ってくれる人がいなければ商売は成り立たないのですから、基準はお客さま側に置かなければなりません。にもかかわらず、ついつい自社都合で動いてしまうから上手くいかないんですよね。

モール関連

  • BMWが電気自動車をアマゾンで売るワケ | 東洋経済オンライン
    http://toyokeizai.net/articles/-/65182

  • 結婚式場もAmazonで予約 ー 完全定額制の3プライスで挙式販売を開始、挙式までをタブレットでサポート | Shopping Tribe
    http://shopping-tribe.com/news/17523/

    「Amazonで売れないものは何もない!」と感じてしまう記事です。次に来るのは何でしょうか。自分の業界に来ないことを祈りたくなります。

アクセス解析関連

  • 人工知能があなたのWebサイトを分析 | AIアナリスト
    https://wacul-ai.com/

    例えば、約200ページ規模のサイトの場合、 「デバイス」「流入元」「入口ページ」「経由ページ」が異なる 経路同士を比較すると、単純計算でも平均200,000,000通りの 組み合わせがあります。人工知能ならそのすべてを即座に確認し、 改善時の効果が大きいもののみを選出できます。

    (中略)

    あなたが使えば使うほど、人工知能は賢くなります

    • 対象サイトの「クセ」を学習
    • 過去の分析レポートを学習
    • 業界別データからトレンドを学習

    価格は3万円/月

    「おお!」と思って、「価格は3万円/月」で「う~ん」となる人が多いのでは。でも、集計業務にリソースが割かれてしまっているところは、試してみても良いかもしれません。

SNS関連

スマホ・タブレット関連

  • 4月24日、LINEとトリップアドバイザーがそれぞれApple Watch対応アプリの提供を開始 | MarkeZine
    http://markezine.jp/article/detail/22327

    時計なので画面が大きくなるのは難しそうですよね。そうなると文字ではなくて絵を使うことになりますし、ちょっとした情報を受信することになります。Apple Watchに相性の良さそうな自社サービスを考えてみましょう。

売上アップのヒント

  • ギフトイベントは早くはじめて遅く終わろう | ネットショップ担当者フォーラム
    https://netshop.impress.co.jp/node/589

    日々の業務に追われてギリギリに開始。終了と同時にページを削除……というのがよくあるパターン。もうちょっと余裕を持って対応したいですね。

  • これは賢い…アプリ「ねこあつめ」の広告手法が画期的 - NAVER まとめ
    http://matome.naver.jp/odai/2142856653718705101

    自分が飼っている(実際は遊びに来てくれるだけですが)猫が広告を持ってきたら見ちゃいますよね~。私もこのゲームは好きでついつい押してしまいます。表示される広告がパーソナライズドされたらもっと楽しいはずなので、行動履歴などを提供したくなります(笑)。「ねこあつめ」自体は時間がかかるゲームではないので、他のアプリをインストールしてもそれに時間を奪われないのも良いところ。

ネット通販業界の最新情報は、こちらも要チェック!

ドコモ口座 キャッシュゲットモール/機能性表示食品制度スタート | ネットショップ担当者フォーラム2015年4月10日~16日の週間人気記事ランキング

※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:こ、これは見ざるを得ない……。画期的な「ねこあつめ」の広告。 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ | ネットショップ担当者フォーラム
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.

ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ
記事カテゴリー: 

森野 誠之

運営堂

運営堂代表。Web制作の営業など数社を経て2006年に独立後、名古屋を中心に地方のWeb運用を支援する業務に取り組む。現在はGoogleアナリティクスなどのアクセス解析を活用したサイト・広告改善支援を中心にWeb制作会社と提携し、分析から制作まで一貫してのサービスも開始。豊富な社会・業務経験と、独立系コンサルタントのポジションを活かしてWeb制作や広告にこだわらず、柔軟で客観的な改善提案を行っている。理系思考&辛口の姿勢とは裏腹に皿洗いを趣味にする二児のパパ。

森野 誠之

2年目で売上14億円を達成、ファッションEC「fifth」のコードシェアが急成長している理由 | 通販新聞ダイジェスト | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 7ヶ月 ago
今期以降、「フィフス」に頼った成長戦略を改め、自社サイトのプラットフォームとノウハウを活用できる通販サイトを毎年1つずつ開設

衣料品のネット販売を手がけるCODE SHARE(コードシェア)は、女性向けファッション通販サイト「fifth(フィフス)」が2年目(2015年1月期)で14億円を売り上げるなど急成長している。今期はシーズンを細分化したMDに取り組むのに加え、中期的な事業拡大をにらんで新サイトを開設し、「フィフス」とは異なる客層の開拓に着手するほか、ECコンサルティングやフルフィルメントといったBtoB事業にも乗り出す。

集客面は順調、サイト訪問者数は1日当たり7~8万人に拡大

13年4月に開設した「フィフス」は衣料品ECとしては後発ながら、高いビジュアル力とトレンドを反映した品ぞろえで顧客の獲得に成功。売上高は初年度(14年1月)の4億円から前期は約14億円で着地した。利益面は2年目で黒字化を達成したものの、円安の影響を受けて計画値は下回ったようだ

MD面では通常のアパレルと同様、季節を先取りした商品を提案してきたが、通販の特徴として消費者はいますぐ着られる服を求める傾向が強く、とくにシーズンの立ち上がり時期は顧客ニーズとのかい離が生じていたという。そのため、今期は実需期に近い商品提案を行う考えで、従来の4シーズンMDから12カ月のMDを組み立てる

4月以降、展開商品数は従来の常時100~150点から約200点に拡充する。トップスを中心にアクセサリーなどの雑貨も増やすほか、ほとんど展開していなかった水着や浴衣などのシーズン商材にも力を注ぐ

シーズンを細分化したMDを展開するのに伴い、仕入先の見直しにも着手。今夏には中国に駐在員を配して調達ルートを広げるほか、同国でのEC展開を見据えたネットワーク作りも行うようだ

集客面は順調で、「フィフス」のサイト訪問者数は1日当たり7~8万人に拡大しており、昨年投入したスマホアプリ経由の購入率も高いが、今期はウェブ集客ツール「カルテ」などを活用して訪問客の離脱防止やリピート化につなげる

また、事業規模の拡大に伴って3月1日に都内のオフィスを広げ、1階にはショールームを新設。プレス対応を強化するほか、ファッションショーなどを含めたリアルの場でのマーケティングにも取り組む

CODE SHARE(コードシェア)が運営する女性向けファッション通販サイト「fifth(フィフス)」
女性向けファッション通販サイト「fifth(フィフス)」

毎年サイト開設コンサル事業も

一方、中期的な成長をにらんで、今期からはEC事業とBtoB事業(コンサル業務)の両輪で攻める。新たに策定した5カ年計画では、「フィフス」に頼った成長戦略を改め、自社サイトのプラットフォームとノウハウを活用できる通販サイトを毎年1つずつ開設する。というのも、1つのサイトに多くのブランドやテイストが混在することは顧客離れにつながる危険性があることから、セグメント化された客層に合致した通販サイトを開設することで、持続的な成長を目指す。

新規サイトは9月にオープン予定で、ナチュラル系のカジュアル衣料などを扱って新しい客層を開拓する。ターゲット層は「フィフス」より少し上の20代後半~30代前半に設定。著名なファッションアイコンを立てて展開するという。

来期以降に新設するサイトは「ファッションに限定しない」(江島晋一社長)とし、1つのサイトで20億円規模の売り上げを作っていく考え。

BtoB事業では、同社の経営陣はファッション通販モールやブランドの直営通販サイトなどEC立ち上げの経験が豊富で、「フィフス」で得たノウハウも蓄積されていることから、コンサル業務の強化に乗り出す。

また、「フィフス」の撮影などを手がける外部企業と組んで他社ECのささげ業務を始めており、サイト制作などのフルフィルメント業務もメニューに加えるほか、衣料品以外の商品調達先と協業し新サイトを展開することなども視野にある。

なお、同社の16年1月期の売り上げ目標は21億円で、そのうち「フィフス」で20億円を計画する。会員数は現状の25万人強に対し40万人を見込んでおり、1つの通販サイトとして“完成形”を目指す。

「通販新聞」掲載のオリジナル版はこちら:
コードシェアの「フィフス」 2年で年商14億円に、9月に新サイト開設(2015/04/17)

※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:2年目で売上14億円を達成、ファッションEC「fifth」のコードシェアが急成長している理由 | 通販新聞ダイジェスト | ネットショップ担当者フォーラム
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.

通販新聞ダイジェスト
記事カテゴリー: 
通販新聞

ハミィがマザーズに上場、初日終値は発行価格を45%上回る3690円。増収増益の通期予想も公表 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 7ヶ月 ago
11時過ぎに付いた初値は4230円。4月20日15時現在での時価総額は約68億円

ハミィは4月20日、東証マザーズに株式を上場した

ハミィの経営者や関係者などで記念撮影

スマートフォングッズのECなどを手がけるHamee(ハミィ)は4月20日、東証マザーズに上場した。午後3時に付けた終値は3690円。発行価格2530円を45.8%上回った。

11時過ぎに付いた初値は、発行価格2530円を67.1%上回る4230円だった。4月20日15時現在での時価総額は約68億円。

ハミィは調達した資金をEC支援のプラットフォーム事業の強化などに充当する予定。機能強化や新規ユーザー獲得のための新サービス開発を目的とした設備投資に充てる。事業拡大にともなう本社オフィスと東京事務所の拡張といった整備、金融機関からの借入金などの返済にも充当する。

同日には2015年4月期連結業績予想を発表。売上高は前期比9.9%増の51億4200万円、営業利益は同55.7%増の3億5300万円、経常利益は同55.5%増の3億4600万円、当期純利益は75.8%増の2億1400万円で、増収増益を見込んでいる。

ハミィは4月20日に株式を上場、電光掲示板の前には「祝上場」の文字が表示

電光掲示板の前で記念撮影を行うハミィの幹部など

ハミィはスマホグッズのECを中心に、同グッズの卸事業、海外展開のコマース事業、EC支援に関するプラットフォーム事業を展開。2014年4月期の連結業績は、売上高が46億8100万円(前期比12.3%増)、営業利益は2億2600万円(同23.8%増)、経常利益は2億2200万円(同5.3%増)、当期純利益は1億2100万円(同14.0%減)。

セグメント別の内訳は、コマース事業の売上高が41億9100万円(同比9.5%増)、営業利益は1億5300万円(同25.3%増)。プラットフォーム事業の売上高は4億8900万円(同43.8%増)、営業利益は7300万円(同20.8%増)。

※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:ハミィがマザーズに上場、初日終値は発行価格を45%上回る3690円。増収増益の通期予想も公表 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約8年。まだまだ、日々勉強中。

ニュース分類: 
記事カテゴリー: 
タグ: 
takikawa

ファッションアパレルECの売り上げを伸ばす追加機能をまとめて提供、ecbeing | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 7ヶ月 ago
ナノ・ユニバースやメーカーズシャツ鎌倉など数多くの導入事例のノウハウを活用

ECサイト構築パッケージを提供するecbeingは4月20日は、ファッションアパレル企業向けに機能を拡張、特化した「ecbeingアパレルテンプレート」の提供を開始した。

ナノ・ユニバースやメーカーズシャツ鎌倉など数多くのファッションアパレル企業の直営サイトへECサイト構築パッケージを導入している関係を活用。導入企業と協力して売り上げを伸ばすためのデザインや機能の追加を進めてきた。こうしたノウハウをテンプレートとして提供することで、さらにファッションアパレル企業への導入を推進していく。

ecbeingはサイト構築だけではなく、ECサイトのコンサルティングにも力を入れており、既存導入サイトからの要望を受け、機能の拡充を進めている。

なかでも、ファッションECのナノ・ユニバースとの取り組みでは、数多くの要望を実現し、その結果、売り上げが前年比2倍で推移する状況を作り出すことができたという(参考記事)。このほか、数多くのファッションサイトとも同様の取り組みを実施。得たノウハウから必要な機能をまとめてテンプレートとして提供することにした。

具体的には以下の機能を提供する。

  • ブランドごとの世界観・接客の演出(ブランド・レーベル別デザイン対応)
  • 店舗×ECの顧客DB・ポイント統合、マイページ共有化
  • 店舗在庫表示、店舗試着予約、店舗受け取り
  • 先行受注会
  • コーディネイト販売/セット販売
  • 複数キャペーン/セール/バーゲン同時開催
  • まとめ買い対応(セット割、よりどり割、複数購入割)
  • ギフトラッピング
  • CRM(会員ランク、シークレットセール、RFM分析、購買・行動履歴からの絞込みメール配信)
  • 各種分析(売上、顧客、商品、プロパー・セール、キャンペーン、お気に入り等)

こうした機能は、従来は個別カスタマイズが必要だったが、テンプレートとして一括で利用できるようにした。これにより、ファッションアパレル企業はECサイトをスムーズに構築することができるようになる。

「ecbeingアパレルテンプレート」の追加利用費用は300万円から。個別カスタマイズで対応するよりもかなり安価に提供する。

※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:ファッションアパレルECの売り上げを伸ばす追加機能をまとめて提供、ecbeing | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

ニュース分類: 
記事カテゴリー: 
タグ: 
nakagawa-m

下心見え見えのメルマガは即ゴミ箱行き。今すぐやめるべし! | 売れるネット広告社 加藤公一レオによる最強の指南本・ダイジェスト | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 7ヶ月 ago
売れるネット広告社、加藤公一レオ氏の著書をチラ見せ!

フォローメールを捨てられないように工夫すると引上率・リピート率が上がる!

一般的に現在の日本人が1日に受信するメールは平均30通超と言われ、そのうえ流通メールの8割以上が迷惑メールという調査報告がある。

そのため、今のお客様は、メールを受信した際、8秒以内にそのメールを開封するか開封しないかを判断し、そのメールを読むか読まないかを判断する。

私個人のメールボックスもそうだが、1日放っておくと、あっというまに「ゴミ箱行き」になるメールであふれかえっている。

読者の方々も同じ状況だと思うが、どのメールをゴミ箱行きにして、どのメールを読み進めるかを瞬時に決めていくクセがつく。繰り返すが、自ら登録したメルマガやパーミッション(許可済)したフォローメールでさえなぜかゴミ箱行きにしてしまう。

なのに、多くの通販会社は、下心見え見えの広告臭のするメルマガばかりを配信してゴミ箱に入れられている。

だから、迷惑臭・広告臭がするから誰も開封せず、誰も読まずに、誰もクリックしてサイトへ行ってくれない。結果、誰も引き上がらない、リピート購入をしてくれない状態になってしまう。

下心が見えるメールはゴミ箱直行

そんな中、通販会社側としてはゴミ箱行きをなるべく少なくし、メールの生存率をガツンと上げるための工夫が必要となる。

生存率を上げるために、実はフォローメールの「見た目」や「性格」が重要になってくる。

ここを工夫することで、フォローメールのレスポンス率は劇的に上がるのである。

ここでは、「必ず見てもらえるメールをつくる方法」について触れたいと思う。

▼ 続きは本で!▼

※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:下心見え見えのメルマガは即ゴミ箱行き。今すぐやめるべし! | 売れるネット広告社 加藤公一レオによる最強の指南本・ダイジェスト | ネットショップ担当者フォーラム
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.

売れるネット広告社 加藤公一レオによる最強の指南本・ダイジェスト

加藤 公一 レオ

株式会社 売れるネット広告社

株式会社 売れるネット広告社 代表取締役社長 1975年ブラジル・サンパウロ生まれ、アメリカ・ロサンゼルス育ち。西南学院大学経済学部卒業後、三菱商事株式会社に入社。その後、Havas Worldwide Tokyo、株式会社アサツーディ・ケイ(ADK)にて、一貫してネットビジネスを軸としたダイレクトマーケティングに従事し、担当した全てのクライアント(広告主)のネット広告を大成功させる。その実践経験とノウハウをもとに、ネット広告のレスポンスを確実にアップさせてしまうため、クライアント企業から『レスポンスの魔術師』との異名をとる。

加藤 公一 レオ

アマゾンが結婚式の定額プラン販売を開始、ワールドブライダルの出店で実現 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 7ヶ月 ago
価格は35万円、50万円、65万円の3つの定額プランで、通常より1~2割抑えた価格で販売する

アマゾンジャパンは4月17日、 海外や国内でのリゾートウエディングをプロデュースするワールドブライダルが「アマゾンマーケットプレイス」に出店し、挙式サービスの販売を開始したと発表した。「Amazon.co.jp」内で挙式サービスを販売するのは初めて。

アマゾンは今年に入り、アート作品(参考記事)や新車(参考記事)の取り扱いを始めるなど、これまで販売していなかった商品展開を進めている。従来、ネットで売りにくかった商品を持つ企業も、自社の商材がアマゾンで販売できるのではないかと考えるケースが増えており、新たな商品の取り扱いにつながっているという。今後、アマゾンで新たなジャンルの商品が販売され始めていく可能性が高そうだ。

ワールドブライダルでは、費用や準備の負担を理由に挙式をしていないカップルや、 再婚、 シニア婚を検討している人などを主なターゲットとして想定。価格は35万円、50万円、65万円の3つの定額プラン。通常より1~2割抑えた価格で販売し、需要の掘り起こしを図る。

挙式プランはハワイ、グアム、オーストラリア、沖縄の4地域の11式場が対象。利用者は式場と料金プランを選び、挙式の希望日を入力するだけで、店に足を運んで打ち合わせをしなくても申し込める。

注文した利用者にはアマゾンが販売するタブレット「キンドル」を提供し、挙式の流れや式場の様子などを確認できるようにした。ネット上で式の準備などを完結できるようにした。

料金の支払いはクレジットカードでの決済も可能。販売するプランは挙式会場、ヘアメイク、衣装料金などの挙式に関する費用となっており、移動日や宿泊費、披露宴の料金は含まない。ワールドブライダルでは追加サービスとしてこれらの対応も電話、メール、店舗で受け付けるとしている。

ワールドブライダルストア

※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:アマゾンが結婚式の定額プラン販売を開始、ワールドブライダルの出店で実現 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

ニュース分類: 
記事カテゴリー: 
nakagawa-m

海外向け通販で月商約1億円も。越境ECに挑む5社の事例から学ぶ課題と可能性 | 通販新聞ダイジェスト | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 7ヶ月 ago
トーキョーオタクモード、山ト小笠原商店、多慶屋、爽快ドラッグ、ケンコーコムの事例を紹介

「越境EC」で海外に打って出る企業が増えている。日本にいながら、リスクを少なく世界中に商品をネット販売するというものだが、物流、決済、顧客対応など海外販売での様々な問題点をクリアしながら、世界各地の消費者を開拓している。例えば日本カルチャー愛好家向けのサイト運営やきめ細かい顧客対応で規模を伸ばす企業のほか、実店舗を絡めた取り組みも出てきている。EC専業大手らも中国をにらんだ戦略の強化に動いている。活気づく越境ECの現状について見ていく。

オタク・観光客などに訴求

寿司1万貫、海をわたる

僕らが思っている以上に海外の人たちはいろいろなものに興味を持っていて、その瞬間に買える場所があるのが大事」。

外国人向けに日本のアニメやゲームのキャラクターグッズなどを取り扱う自社サイト「オタクモード・ドットコム」を運営するトーキョーオタクモードの共同創業者で執行役員の秋山卓哉氏はこう話す。

例えば、同社で販売している寿司の形をした靴下「スシ・ソックス」。最初は見た目のユニークさから世界各国のメディアやブロガーが注目し、雑誌、ウェブサイト、料理専門のケーブル番組などで取りあげられた。結果、クチコミで広がり注文がどんどん入った。会員制のオーガニック食品を販売しているスイスの会社がロイヤルカスタマーにクリスマスギフトとして贈りたいからと大量の注文が入ることもあった。

トーキョーオタクモードが販売する「スシ・ソックス」
「スシ・ソックス」

同社でも想定外の状況で、昨年8月に発売してこれまでに累計で5000足は売れているという。秋山氏は「1万貫の寿司が海をわたった」と笑う。

こうしたヒット商品にも恵まれ同社の売り上げは右肩上がりに拡大。昨年12月の年末商戦では月商で過去最高の1億円近くまで売り上げた

買いやすい場所がなかった

トーキョーオタクモードは主にフェイスブック(FB)ページを活用して日本のポップカルチャーの情報を発信している。FBページでは1700万「いいね!」を獲得。そのうち99%以上が外国人で、ユーザーが若いのも特徴。

集まるユーザーは日本のオタク文化の愛好家が多い。しかしFB経由で商品情報について発信しても「リアルでもネットでも海外のユーザーが買いやすい場所がなかった」(秋山氏)という。

もちろん「アマゾン」や「イーベイ」といった売り場はあったが、限定品が手に入らなかったり、CtoC向けだと本物の保証がない。正規品の販売であっても海外対応をしておらず日本語で書かれているためわからないなど、海外のユーザーが気軽に買えなかった。「そこを解決すれば、よりファンに喜ばれるのではないか」(同)。こうして2013年夏にECをスタートした。

最初のうちは商材が集まらず苦戦したものの、徐々に品ぞろえを増やし、今では予約商品なども含めSKUで2万弱程度を扱う。商品単価は100円~60万円と幅広い。平均購入単価は約7000円で、日々購入者が増えている。

購入先は米国・カナダ・オーストラリア・フランスなど欧米圏が多い。ちなみにFBページのファン層はインドネシア、フィリピン、インド、マレーシアなどアジアが多いのに対して、ECでは完全にGDPの高い先進国がメーンとなっている。

海外向け発送作業を内製化

トーキョーオタクモードの越境ECでは梱包にも気を配っている
トーキョーオタクモードはロゴが入った段ボールで発送する

トーキョーオタクモードの越境ECでは梱包にも気を配っている。

パッケージには自社のロゴを入れたオリジナルの段ボールを使い、商品は日本の新聞紙で包む。こうした作業は同社が千葉県内に借りている倉庫で行っているが、2月に倉庫を移転したタイミングで物流業務を内製化した。

というのも海外向けの発送では、長い距離を移動するので段ボールなどの資材も強度が必要になるといった具合に、独自のノウハウが必要になるためだ。配送手段はEMSを利用しており、出荷実績では100カ国を超えているという。

サイトの翻訳チームは7、8人の体制で、全員が外国人。アメリカ人が多く、イギリス人もいる。各自が現地に住みながら翻訳をしている。

越境ECについて秋山氏は「モノが届かないなど日本の常識では考えられないことも起こる」としながらも、「可能性はある」と語る。

山ト小笠原商店、中国人スタッフがきめ細かく対応

「夢は北海道のものを世界へ売ること」。

山ト小笠原商店が運営する「北海道お土産探検隊」は、楽天の「ショップ・オブ・ザ・イヤー2014」海外販売部門で大賞を受賞した。

同社は2012年に楽天の海外販売ページを活用して越境ECを開始。初年度の月商は20万円、年商300万円程度だった。

その後中国人スタッフを採用し、メールなどの問い合わせに対応する体制を整えていく。13年に年商3000万円。14年には年間の売上高が1億円になった。「白い恋人」など日本と同じ定番商品が売り上げの半分程度を占めているという。

顧客の7割は中国から。あとは米国・台湾・香港の順だという。今は中国人スタッフ3人を起用し、中国語・英語・日本語できめ細かく顧客対応を行っている。

同社の小笠原航社長によると、配送や問い合わせ対応など、越境ECに取り組む前は不安な面もあったが、トラブルは少ないとする。「越境ECはマーケットが大きい。まだまだ売れる」(小笠原氏)と今後も強化を進めていく。

多慶屋、外国人来店客に帰国後も購入を

東京・御徒町に紫色のビルがそびえたつ。ディスカウントストア「多慶屋」の店舗だ。年間43万人の観光客が海外から来店する。国で見ると圧倒的に中国が多く、ほかにもタイや台湾などアジア圏が多い。店舗を運営する多慶屋では今年2月から、こうした訪日外国人向けに帰国後のリピート購入につなげる取り組みを行っている。

同社は以前から「お客様に『多慶屋』で継続的に買い物してもらうような環境を作らなければと考えていた」(ネット通販部)という。そこで海外向け転送サービスを行う転送コムが提供する代理購入サービス「バイイー」と連携し、「バイイー」内に越境ECサイトを作成した。

それに合わせて店舗では外国人の顧客が免税手続きをする際にチラシ(画像)を渡す。チラシには英語と中国で、自国でも商品が買えることが記されており、専用サイトのURLとQRコードが記されている。このように「多慶屋」の実店舗で商品を購入した訪日外国人が帰国してからも引き続き購入できるように導線を作った

多慶屋が外国人顧客に配るチラシ
多慶屋が店舗で購入した訪日外国人に配布しているチラシ

「バイイー」内の店舗では手数料(価格の10%)を加えた金額で販売。決済や海外への配送、カスタマーサポートについては転送コムが対応する。多慶屋は受注があれば、国内の転送コムの倉庫に商品を配送するだけ。

多慶屋では「海外の知らないお店よりは、実際に買ってきたお店であれば、安心感からお買い求めいただける可能性は高いのではないか」(ネット通販部)と期待を寄せている。

◇◇◇

中国向け日用品EC、課題は物流コスト

爽快ドラッグ、ケンコーコムの中国進出事例

越境ECを考える上で、最も有望な市場のひとつが中国。現地で法制度が整備されるなど越境ECを行うための事業環境が整いつつある中、爽快ドラッグでは4月初旬に、中国の越境仮想モール「天猫国際(ティーモールグローバル)」に「爽快官方海外旗艦店」を開設し、日用品や健康食品、化粧品などの中国消費者向けの越境ECを開始する。

展開に当たっては、親会社の住友商事が11年に上海市に設立した現地ネット販売事業会社・住商電子商務と連携。住商電子商務は、「品店(ピンディエン)」のブランド名で自社通販サイトを運営するほか、仮想モールの「天猫(ティーモール)」などに出店し、日用品のネット販売を行っており、爽快ドラッグの中国向け越境ECでは、住友電子商務が顧客対応や商品情報の中国語翻訳、返品対応、サイト運営を担当。「ティーモール」での集客方法や商品の見せ方、顧客対応など住商電子商務が持つノウハウを活用できるのが強みだ。

開設当初の「爽快官方海外旗艦店」の取扱商品数は約500品目。受注商品は事前に一括輸出し、中国の保税区倉庫に在庫したものを発送するほか、爽快ドラッグがEMSを使い日本から発送する仕組みで、メーカーに対し、事前に商品を越境ECで扱うことを確認するほか、越境ECの販売実績と国内ECの販売実績を分けて提供するなど、取引先との関係作りにも注力する。

爽快ドラッグがこのタイミングで中国向け越境ECに乗り出すのは、個人輸入物品の税率の明確化や越境EC向け自由貿易試験区の拡大など、現地の環境整備が進んだため。特に「保税倉庫を使った個人輸入の仕組みができた」(小森紀昭社長)ことが大きいとする。また、訪日中国人観光客が日本で購入した商品のリピート需要での越境EC利用が見込め、越境EC仮想モールの新設の動きが出始めていることも大きな要因だ。

爽快ドラッグでは、「爽快官方海外旗艦店」の売上高について初年度数億円、次年度で20億円を計画。今後、他の越境EC仮想モールにも出店していく考え。「今後、価格競争が進むと思うが、その時に、どれだけの物量を動かし、効率化が図れているかが勝負。コストコントロール力で利益が出せると思う」(同)とする。

一方、ケンコーコムでは、13年9月、「ティーモールグローバル」に「kenko海外旗艦店」(画像)を出店し、日用品や化粧品などの中国向け越境ECを開始。約200品目でスタートした取扱商品は、現在では700~800品目で、主要客層は30~40代の女性。売上高の詳細は公表していないが、順調に成長しているようだ。

ケンコーコムが「ティーモールグローバル」で展開する中国向け越境ECサイト
ケンコーコムが「ティーモールグローバル」で展開する中国向け越境ECサイト

商品の販売動向としては、紙おむつなど一部の人気商品に注文が集中する傾向があり、全体の1割程度の商品で売り上げの半分程度を作るイメージ。また、日本の場合、ロングテールの品ぞろえで顧客が買いに来るのを待つプル型のスタイルだが、中国では、「広告出稿やメールの配信など、プッシュをしないと売りづらい」(植田厚副社長)という。中国は売れるものが売れる市場。そのため、ロングテールの発想はなく、現段階では、商品数を増やすにしても売筋の1000~2000品目程度とみているようだ。

中国向け越境ECの展開拡大に向けケンコーコムがポイントとみているのは、やはり物流コスト。取扱商材の特性もあり「物量を回し、物流のコストコントロールができなければなかなか利益は出ない」(同)とする。

また、現状、中国向けの越境ECは「ティーモールグローバル」がメーンだが、新たに越境ECの仮想モールが出てくる中、今後、複数の越境EC仮想モールに出店し、各モールの顧客にきちんと商品を届けるという流れが進めば、仮想モールに複数出店してきた日本でのノウハウを活かせるとみている。

※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:海外向け通販で月商約1億円も。越境ECに挑む5社の事例から学ぶ課題と可能性 | 通販新聞ダイジェスト | ネットショップ担当者フォーラム
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.

通販新聞ダイジェスト
通販新聞
確認済み
14 分 33 秒 ago
ネットショップ担当者フォーラム フィード を購読

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る