ユミルリンクが公開した「カゴ落ちメール調査レポート」によると、カゴ落ちメールを実施している企業は全体の4割に達した。
調査対象は、日本流通産業新聞社が発行する「日本ネット経済新聞」の「ネット通販売上高ランキング(2025年版)」に掲載されたECサイト売上トップ50社。調査期間は2025年8月6日~9月5日。
カゴ落ちメール「実施済み」は2019年の3倍以上
カゴ落ちメールを送っているかを聞いたところ、「実施済み」は40%、「未実施」は54%、「調査不可」は6%だった。コロナ禍以前の2019年は「実施済み」の回答割合は12.6%。EC市場の伸長に合わせてカゴ落ちメール対策が進んでいることがわかる。

カゴ落ちメールを送っているサイトの割合
メール回数は「1回送信」が6割、「2回以上送信」が4割
カゴ落ちメールを何回送っているかを聞いたところ、最も多かったのは「1回のみ」で60%、続いて「3回以上」が30%、「2回のみ」が10%だった。
アパレル業界に絞ってみると、対象企業の7割(10社中7社)がカゴ落ちメールを実施しており、メール回数は「2回以上」が多かったという。
ユミルリンクは「アパレル以外の業界は、カゴ落ちメールの配信は1回が多かったものの、今後は配信回数が増える可能性がある」と推測している。

1回のカゴ落ちに対するメール配信回数
調査概要
- 調査対象:日本ネット経済新聞(2025年6月12日発行)「ネット通販売上高ランキング(2025年版)」に掲載されたECサイト売上トップ50社
- 調査期間:2025年8月6日~9月5日(31日間)
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オリジナル記事:カゴ落ちメールを実施している企業は4割、配信回数は「1回のみ」が60%
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