総務省が発表したメディア利用実態の調査結果から考える、ECの未来とは?【ネッ担まとめ】 | 新・ネットショップ担当者が知っておくべきニュースのまとめ | ネットショップ担当者フォーラム

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ネットショップ担当者が読んでおくべき2025年6月30日~7月13日のニュース

6月末に総務省の情報通信政策研究所から調査報告書が発表されました。国民のメディアの利用実態から見える生活者の変化を垣間見ることができます。今回は総務省の調査結果を起点に、情報の届け方と受け取り方、そして価値の伝え方がどう変わりつつあるかを考えていきましょう。

ついに40代で「ネット」が「テレビ」を抜く

「令和6年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」の公表 | 総務省
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01iicp01_02000125.html

「(1)主なメディアの平均利用時間
・主なメディアの平均利用時間について、全年代では、平日、休日ともに、「インターネット利用」の平均利用時間が最も長く、「テレビ(リアルタイム)視聴」がこれに続く傾向が継続している。
【平日】インターネット:181.8分(+8.2分)、テレビ(リアルタイム):154.7分(-8.2分)
【休日】インターネット:183.7分(+4.0分)、テレビ(リアルタイム):182.7分(-19.3分)
・年代別にみると、休日の40代で「インターネット」の利用時間が「テレビ(リアルタイム)」を初めて超過。平日、休日の60代で「テレビ(リアルタイム)」の利用時間が大幅に減少。

なんといっても注目は、初めて40代が休日にテレビよりもインターネットを長く利用したというデータ。「いまさら?」という気もしますが、広くデータを取ると、このタイミングということなのでしょうね。

そして、この傾向は今後ひっくり返ることは99%ありません。ECにおいても、40代の消費行動の「主戦場」がネットであることを、より明確に意識する必要があるかもしれません。

(4)メディアの重要度・メディアの信頼度
・「情報源としての重要度」は、全年代では「テレビ」が81.3%と最も高い。年代別では、10代から40代では「インターネット」が最も高く、50代から70代では「テレビ」が最も高い。
・「娯楽としての重要度」は、全年代では「インターネット」が80.4%と最も高い。年代別では、10代から40代では「インターネット」が最も高く、50代から70代では「テレビ」が最も高い。
・「メディアとしての信頼度」は、全年代では「新聞」が59.9%と最も高い。年代別では、30代及び70代を除く各年代では「新聞」が最も高く、30代及び70代では「テレビ」が最も高い。

「重要度」「信頼度」「娯楽性」という指標が分かれているのが興味深いデータがありました。若い層はインターネットに娯楽と情報源の両方を求め、高齢層になるほどテレビと新聞を信頼している傾向に。ターゲットごとに訴求すべき「媒体の顔」を選ぶ必要がありますね。

他にもさまざまなデータが出ていますので、ぜひチェックしてみてください!

要チェック記事

「食べログ離れ」は誤りだった 売上は過去最高を更新、利用者数はなぜ増える? | ITmedia ビジネスオンライン
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2506/26/news058.html

まあ実際、私もいまだに「食べログ」中心で使っていますしね。習慣化しているサービスはなかなか変えられません。

ワークマンの“冷感Tシャツ”がヒット連発 累計180万枚超えの次に来るのは? | ITmedia ビジネスオンライン
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2506/27/news020.html

これ、マットレスに敷く「冷感パット」をTシャツにした発想ですよね。たしかに、敷くんじゃなくて、着ればいいのか!(笑)

顧客は「選ぶのが面倒」、人にスッと選んでもらうための発想 | Forbes JAPAN
https://forbesjapan.com/articles/detail/79602

たしかに、数が多いと選べない。そして自分が選んだ選択肢が「正しかったのか」「もっと正しいものがあったのでは」と不安になります。

「安全じゃない」「変な虫も一緒に届いた」などの声もあるが…批判を一蹴「SHEIN」「Temu」儲けのカラクリ | 東洋経済ONLINE
https://toyokeizai.net/articles/-/886344

「SHEIN(シーイン)」や「Temu(ティームー)」を見ていると、「既存の価値」や「適正価格」が何なのかわからなくなります。そこに意味があるのかもしれません。

“儲かる飲食店”は何が違う? レストラン経営の数字と現実 | ITmedia ビジネスオンライン
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2507/02/news002.html

ECにおける「売上の公式」的なものが実店舗だと意外に浸透していないことも。ECマーケティングの視点からみると面白いです。

〈インタビュー〉マーケティング会社「刀」の森岡毅CEOに「ジャングリア沖縄の開業」「イマーシブ・フォートでの試行錯誤」を聞いた | 東洋経済ONLINE
https://toyokeizai.net/articles/-/888703?display=b

今だからこそ読んでおきたい森岡氏のインタビュー。「ジャングリア」での巻き返しを期待しています。

今週の名言

1.2kgの「重すぎるフライパン」で大逆転…下請けばかり「ジリ貧の町工場」を黒字の優良企業に変えたアイデア | PRESIDENT Online
https://president.jp/articles/-/96807

「御社の製品は海外メーカーの類似品ではないですかと聞いてみました。そうしたら『似ているように見えるかもしれないが、これは私たちの技術を駆使した全く別の商品だ』と言われたのです。その言葉で目が覚めました。同じ鋳物のフライパンでも、自分たちの技術で全く新しいフライパンを作ればいいのだと」

(中略)

「入社したての頃は、『何も知らないから』という理由で、古参の社員から馬鹿にされることもありました。それでも知らなかったからこそ、これまでのやり方に対して『なぜ?どうして?』と純粋に疑問に思うことができたのです。従来の考え方にとらわれなかったからこそ新商品の開発に取り組むことができたし、その結果がフライパンの商品化に繋がったのだと思います」

「知らない」は弱さではなく、強さになり得ますよね。

従来の枠にとらわれない、「なぜ?」と問える無垢な目線が、既存の思考を揺さぶることがあります。そして、それは「他の誰にも見えなかった答え」にたどり着く一歩になる。

どうしても「自分が無知なだけでは?」と思ってしまうところですが、まずは「直感」を大切にしたいですよね。

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オリジナル記事:総務省が発表したメディア利用実態の調査結果から考える、ECの未来とは?【ネッ担まとめ】 | 新・ネットショップ担当者が知っておくべきニュースのまとめ
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