YouTubeのショート動画って何?動画との違いから投稿方法、活用事例まで紹介 | VIDEO SQUARE

VIDEO SQUARE - 2024年2月28日(水) 19:13
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YouTubeショートは、2020年に追加されたYouTubeの機能です。比較的新しい機能であるため、どのようなものか理解していない方も多いのではないでしょうか。

本記事では、YouTubeショートについて、通常の動画との違いや投稿方法、活用事例などを紹介します。参考として、ぜひ内容をご確認ください。

YouTubeショート動画って何?

ショートという言葉どおり、「YouTubeショート」は60秒までの短い動画を投稿できるサービスです。撮影から投稿まですべてをスマートフォンで完結させられます。機材やアプリなどを使いわける必要がないため、気軽に利用できることが大きな魅力です。

YouTube運営を行っているのなら、ぜひショートの活用も検討してみましょう。

YouTubeとYouTubeショートの違い

YouTubeとYouTubeショートの違いは以下のとおりです。

特徴 YouTube動画 YouTubeショート 動画の時間 12時間 60秒 視聴方法 クリックする スクロールする 画面の向き 横型が主流 縦型が主流

YouTube動画は12時間まで投稿できますが、YouTubeショートは60秒までと極めて短くなっています。従来と違って、ショートはスクロールによって簡単に動画を切り替えられます。スマホでの視聴を想定しているため、縦型が主流となっていることも、YouTubeショートの特徴です。YouTubeについては次の記事でもくわしく紹介していますので、ぜひご覧ください。
YouTube利用者の特徴解説!視聴者層の年齢や属性は?

TikTokとYouTubeショートの違い

「TikTok」は、若い世代に人気のショート動画サービスです。アプリでは60秒までの動画が作成できます。アップロードできる動画の長さは、15秒・60秒・3分からの選択が可能です。長い動画をアップしたい場合は、外部のソフトを使って作成する必要があります。

TikTokは商品紹介動画におすすめ!?TikTok動画広告の種類やポイントを解説

YouTubeショート動画の特徴

YouTubeショート動画のおもな特徴として挙げられるのが次の3つです。

  • 60秒以内の動画が投稿できる
  • 撮影から投稿までがスマホで完結する
  • 広い年代が視聴している

3つの特徴について、それぞれ見ていきましょう。

60秒以内の動画を投稿できる

YouTubeショートは、60秒以内の動画を投稿・公開できるサービスです。投稿された動画は、以下から視聴できます。

  • YouTubeのトップページ
  • YouTubeアプリの「ショート」タブ

ショートはごく短い動画であるため、再生回数を伸ばしやすくなっています。企業なら、商品やサービスの宣伝に便利です。

撮影から投稿までがスマホで完結する

YouTubeショートは、すべての工程がスマホで完結するという特徴もあります。従来は動画の撮影にはカメラ、編集にはツールが必要でした。そのため、動画の作成に手間がかかると感じていた方も多いのではないでしょうか。

ショートなら撮影から投稿まですべてスマホだけで完結します。公開できる動画の長さも60秒以内と短いため、手軽です。

広い年代が視聴している

広い年代が視聴していることも、YouTubeショートが持つ大きな特徴です。ショートサービスは、それぞれ利用している年代に違いが見られます。

サービス名 利用者の年代 YouTube 10~60代 Instagram(リール) 20~40代 TikTok 10~40代

TikTokやInstagramのリールは、若い世代の利用者が多い傾向にあります。YouTubeは、50代・60代の利用者も多いサービスです。広い年代に対してアプローチしたいなら、YouTubeショートが向いています。

YouTubeショート動画のメリット

YouTubeショート動画による代表的なメリットは次の3つです。

  • チャンネル登録者を増やしやすい
  • 収益化できる可能性がある
  • 手間がかからない

3つのメリットについて内容をくわしく紹介します。

チャンネル登録者を増やしやすい

YouTubeショートはチャンネル登録者を増やしやすい傾向にあります。チャンネル登録者を増やしやすい理由は以下のとおりです。

  • Googleのアルゴリズムで、興味を持ちそうなユーザーに動画が表示される
  • いいねやコメントが多いと、多くのユーザーに動画が表示される
  • 動画の時間が短いため視聴しやすく離脱率が低い

従来のYouTube動画では、露出を増やすためには工夫が必要でした。しかし、YouTubeショートでは、Googleのアルゴリズムによって動画が表示されやすい仕組みです。動画の内容によっては、短期間でYouTubeのチャンネル登録者数を増やせます。

収益化できる可能性がある

動画を公開するにあたって、収益化を考える方も多いのではないでしょうか。YouTubeショートは、2023年2月1日から、YouTubeショートファンドによる収益分配が開始されています。

条件を満たす必要はありますが、ショート動画でも収益化が可能です。通常の動画よりも受け取れる金額は少ないものの、収益化できることは大きなメリットだといえます。

手間がかからない

YouTubeショートは、手間がかからないこともメリットのひとつです。ショートの動画は60秒以内であるため、短時間で撮影できます。公式アプリによって、ごく短時間で撮影・編集・投稿が可能です。

  • 通常の動画作成には手間がかかる
  • 忙しくて動画を作成する時間が取れない

そう感じている方でも、YouTubeショートなら手間をかけず気軽に動画を投稿できます。

Youtubeショート動画のデメリット

投稿しやすく収益化にも期待できるYouTubeショートですが、デメリットもあります。デメリットとして考えられるのが、次の2つです。

  • 通常の動画への誘導が難しい
  • 視聴者層が若い

ショート動画は、通常動画へと誘導しづらいことがデメリットです。概要欄・関連動画にアクセスするユーザーも少ないため、成果を出すには工夫する必要があります。また、視聴者層が若いことから、自社のターゲットと合わない可能性もあるでしょう。

YouTubeショート動画の投稿のやり方

実際にYouTubeショート動画を投稿するやり方を紹介します。YouTubeショートは、PC・スマホの両方で投稿可能です。それぞれについて、どのように投稿するのかチェックしてみましょう。

PCの場合

PCの場合は、以下の手順でYouTubeショートを投稿します。あらかじめ、60秒以内の動画を準備しておきましょう。

1. YouTubeスタジオにログインする
2. 右上にある「作成」→「動画をアップロード」をクリックする
3. 投稿したい動画を選択する

投稿できる動画は、正方形か縦型です。YouTube のおすすめに選ばれるよう、動画のタイトルや説明に「#Shorts 」のハッシュタグを入れましょう。入れなくても動画が縦型で1分以内ならショート動画として扱われます。見やすい動画になっているか、投稿前に確認しておきましょう。

スマホの場合

スマホの場合は、YouTubeの公式アプリからショート動画を投稿します。

1. 公式アプリにログインする
2. アプリ中央にある「+」をタップする
3. ショートを選択して動画を撮影、または撮影済みの動画を選択する
4. 「完了」をタップする
5. 音楽やテキストなどを必要に応じて追加する
6. 右上にある「次へ」をタップする
7. 詳細を追加して、右下にある「ショート動画をアップロード」をタップする

スマホの場合は直感的な操作が可能です。音楽やテキストは追加しなくても投稿できます。

YouTubeショート動画制作のポイント

実際にYouTubeショート動画を作成するのなら、ポイントを押さえておきましょう。多くのユーザーに視聴してもらうためには、次のようなポイントがあります。

印象的なオープニングにする

ショート動画はオープニングが重要です。動画の内容自体も大切なのですが、オープニングで興味を引けないと、ユーザーは次の動画へと移動してしまいます。

動画自体は加工なしでも投稿できますが、興味を引くオープニングを意識しましょう。ターゲットとなる視聴者に呼びかけをしてみるのも方法のひとつです。評価の高い動画のオープニングも参考になりますので、チェックしてみることをおすすめします。

不要な部分は削除する

動画はリズムやテンポが大切ですので、不要な部分はなるべくカットして投稿しましょう。視聴者が途中で飽きてしまう動画になっていないか、確認してみる必要があります。

ショート動画では60秒までの動画の投稿が可能です。しかし、60秒フルに使う必要はありません。短時間でも繰り返し見たくなるような動画を作成すると、高評価を得やすくなります。実際に見て「飽きずに見られる」と感じる動画を参考にしてみてください。

テーマを決める

YouTubeショートは時間が限られているため、テーマを決めて投稿する方法がおすすめです。何を伝えたいのか、なるべくわかりやすくする必要があります。

視聴回数が多い動画は、いずれもメッセージが明確です。「伝わりやすさ」をアップするために、テーマを決めて動画制作を行いましょう。

YouTubeショート動画の活用事例

企業は、どのようにYouTubeショート動画を活用しているのでしょうか。実際にYouTubeショートを活用している企業の事例を紹介します。

  • 味の素KK公式チャンネル
  • マイナビ転職
  • 大京警備保障株式会社

3つの活用事例について、どのような内容なのか、チェックしてみましょう。

味の素KK公式チャンネル

19.6万人のチャンネル登録者を持つのが、味の素KK公式チャンネルです。味の素KK公式チャンネルでは、多くのYouTubeショート動画を公開しています。YouTubeショートのメインとなっているのが、自社商品を使ったレシピ動画です。

商品パッケージを見ても「作り方がわからない」という方も多いのではないでしょうか。ショート動画では野菜を切る様子もあり、料理にくわしくない方でもわかりやすい内容です。テキストでの説明も入っているため、音声なしでも理解できます。

マイナビ転職

大手転職サイトの「マイナビ転職」でも、YouTubeショートを活用しています。そのなかの1本「【転職あるある】実際に辞める人は知らない間に準備してサクッと辞めがち」の視聴回数は153万回以上です。ほかに、10万回以上再生されているYouTubeショート動画が多数あります。

マイナビ転職は、転職に関心を持つユーザーに向けて、転職・就職に関する「あるある」な内容のYouTubeショート動画をメインに発信しています。

大京警備保障株式会社

166万人ものチャンネル登録者数を誇るのが、西新宿にある大京警備保障株式会社です。大京警備保障株式会社では、人気アニメの動画や、社員による「踊ってみた」動画などを取り入れた、エンターテインメント性の高いYouTubeショート動画を作成しています。

YouTubeショート動画のおもな作成目的は採用や広報です。ショート動画が功を奏し、費用をかけない採用活動に成功している企業です。

YouTubeショート動画は収益化出来る?

動画作成にあたって、収益化が気になる方も多いでしょう。YouTubeショート動画は収益化が可能です。ただし、通常のYouTube動画よりも、再生回数に対する収益は低くなっています。

種類 再生1回あたりの収益の目安 10万回再生されたときの目安 YouTube動画 0.05〜0.7円 5,000〜70,000円 YouTubeショート 0.03円〜0.01円 300〜1,000円

金額は低いものの、YouTubeショート動画には公開までの手間が少ないというメリットがあります。収益を重視するなら、視聴者数を増やし、コンスタントに投稿しましょう。

以下の記事ではYouTube収益化の条件について解説しています。ぜひご覧ください。
YouTubeの収益化の条件は?広告収入の種類についても解説!

YouTubeショート動画制作は内製と外注どちらがおすすめ?

実際にYouTubeショート動画を制作するにあたって考えられる方法は、内製と外注の2つです。どちらが向いているかは、状況によって違います。

内製が向いている 外注が向いている

・なるべく費用を抑えたい
・頻繁に更新したい

・品質にこだわりたい
・マーケティングに詳しくない

費用をかけずに動画を作成したいのであれば、内製を検討してみるのもよいでしょう。頻繁に更新したいときも、内製が適していると考えられます。内製の場合、チャンネル登録者数を増やすにはマーケティングの知識が必要です。
マーケティングの知識がなく、品質にこだわりたいと考えているのなら、外注を選ぶ方法がおすすめです。

YouTubeショート動画制作ならCrevo株式会社

視聴者の興味を引くYouTubeショート動画の制作なら、Crevo株式会社にお任せください。チャンネル登録者数を増やす・商品の認知拡大をめざすなど、目的に合わせた動画の制作が可能です。動画を制作する用途に合わせ、見せ方にこだわった動画制作を行っております。

また、動画のイメージに合ったナレーターの用意も可能です。見積もりは無料となっておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
YouTube(TrueView)広告の動画制作・映像制作 | Crevo株式会社(クレボ)

まとめ

YouTubeショート動画は、幅広い年代のユーザーが視聴しているショート動画サービスです。インパクトのある動画を投稿すると、短くても多くの人に見てもらえる可能性があります。商品やサービスの認知向上に役立てられるだけでなく、収益化も可能であるのが、YouTubeショート動画です。

ただし、視聴回数を増やすには、ポイントを押さえた動画制作が必要になります。YouTubeショート動画制作ならCrevoがご相談を承っておりますので、ぜひお問い合わせください。

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