完全栄養食のD2Cブランド「BASE FOOD」「BASE Cookies」を展開するベースフードは、香港、台湾、シンガポール向けECサイトに定期販売機能を実装した。
定期販売機能を追加したのは、ベースフードが運営する「BASE FOOD HK(香港)」「BASE FOOD TW(台湾)」「BASE FOOD SG(シンガポール)」。ECプラットフォームには「Shopify」を使っており、定期通販・ECマーケティングのShopifyアプリ「Mikawaya Subscription」の導入で実現した。
たとえば、「BASE FOOD HK(香港)」ではストア側が決めた固定セットが届く「スタートセットプラン」などを販売。定期便2回目以降は、顧客が初回購入時のセット商品を解除して、自分の好きなフレーバーに変更できる。
「スタートセットプラン」の購入画面イメージ
2回目以降の定期便で顧客が商品を組み合わせるイメージ
ベースフードは越境ECをシンガポール、台湾、香港および中国で展開。2022年5月から香港、2023年5月からは中国で「BASE BREAD」を販売している。2024年1月中旬からは、新たに台湾とシンガポールに商圏を広げている。
香港では、現地の国内ECモール「HKTV Mall」での販売に加え、2023年10月には公式ECサイトもオープン。「BASE BREAD」「BASE Cookies」の現在の累計販売数は30万袋超となっている。
ベースフードの海外展開(画像はベースフードのIR資料から編集部がキャプチャ)
2024年2月期の連結通期業績予想は、売上高が前期比53.6%増の151億4300万円、営業損失は10億9900万円(前期は9億7000万円)、経常損失は11億1500万円(前期は9億9500万円)、当期純損失は11億2100万円(前期は10億800万円)を見込んでいる。
前期からの赤字幅拡大は、2023年10月末に実施した一部商品の自主回収が影響している。
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オリジナル記事:完全栄養食のD2Cブランド「BASE FOOD」、海外向けECで定期販売機能を追加。2024年は海外展開をさらに強化
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