物流不動産のプロロジスとEC物流業務代行のSTOCKCREWは業務提携し、初期費用・固定費不要の完全従量課金制を採用した小規模EC事業者向け物流サービスを提供する。
小規模EC事業者向けの新たな物流インフラを提供し、小規模EC事業者の事業成長を支援する。
小規模EC向けの物流サービスを拡充
プロロジスは保有するマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク八千代1」内に、小規模EC事業者向けフルフィルメントサービスの専用区画「THE CUBE」を設置。STOCKCREWは「THE CUBE」に新物流拠点「Chiba Dock」を開設し、小規模EC事業者向けフルフィルメントサービスの提供を始めた。
自立自走型ロボット(AMR)を導入し稼働させている「THE CUBE」
既存の物流サービスの多くが中堅・大企業向けに提供されており、荷量の少ない小規模EC事業者向け物流サービスは選択肢が限られていると指摘。また、小規模EC事業者は物流の実務に関連するノウハウや人材不足といった課題を抱えているケースも多いことから、「THE CUBE」は小規模EC事業者が直面するこうした課題を解決し、ビジネスの成長をサポートするとしている。
料金体系は完全従量課金制
配送面は大手配送キャリアと連携。「THE CUBE」では荷物の保管・庫内作業から配送まで物流サービスを提供する。
「THE CUBE」の専用区画は約1万1400平方メートル。自立自走型ロボット(AMR)を100台導入し、標準化した物流オペレーションを提供する。概要は下記の通り。
- 初期費用、固定費は不要
- 1点から荷物を預けることが可能
- 保管料は縦・横・高さ各10cmを一単位として日次計算。保管している商品のみに課金する
「プロロジスパーク八千代1」とは
「プロロジスパーク八千代1」はプロロジスが2022年10月、千葉県八千代市に竣工。延床面積は約16万1200平方メートルで、約6万9300平方メートルの敷地に5階建て。大手食品卸企業や大手貨物輸送会社が入居している。
「プロロジスパーク八千代1」外観
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オリジナル記事:物流代行サービスを初期費用・固定費不要の従量課金制で提供、プロロジスとSTOCKCREWの業務提携で実現
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