インターファクトリーは、大規模EC事業者向けの新サービスとしてコマースデータプラットフォーム「ebisu commerce(エビス コマース)」の提供を開始した。
「ebisu commerce」は「コマース」と「データ活用」をサポートするコマースデータプラットフォーム。従来から提供している「ebisumart」のコンセプトを基にしたハイエンドモデルとして開発した。
大規模ECのコマースとデータ活用を支援
「ebisu commerce」は、商品やサービスをECで販売するコマースプラットフォーム機能、 ECに必要なデータを収集・分析するデータプラットフォーム機能を搭載。これらの機能を通じて、ECサイトのコマースとデータ活用をサポートする。
インターファクトリーは基幹サービスの中・大規模向けECプラットフォーム「ebisumart」のほか、スタートアップ・中小企業向けの「ebisumart zero」を提供している。EC事業者はインターファクトリーが提供するクラウドECプラットフォームサービスのなかから、事業規模に合わせたプラットフォームを選ぶことができるようになった。
スタートアップから大規模向けまでEC事業者の事業規模に合わせたニーズに応える
「ebisu commerce」の6つの特徴とは
1. 「大量なデータ」「急激なトラフィック増加」に対応するシステム性能
サーバ負荷に応じて、自動的にクラウドサーバの台数を増減させるオートスケール機能を搭載している。
また、突発的な大量アクセスに対し、運用担当者の作業負荷を発生させることなくサーバの運営を持続することが可能。ECサイトへのアクセスが急増した際にシステム全体に負荷がかからないようデータベースを分散させるマイクロサービスアーキテクチャを用いて開発しているからという。
2. データプラットフォームとしてマーケティング施策への活用
注文情報や商品情報、会員情報に関わるログや行動履歴データなど、各種データを「ebisu commerce」のデータベースに統合・連携する。このため、運用担当者はシステム管理画面から可視化されたデータを基に分析することができ、事業の拡大に向けたマーケティング、広告施策、業務改善といった施策に活用できる。
データの統合・連携によりEC事業者のデータ活用施策を支援する
3. 高水準のセキュリティ環境
- サイバー攻撃を防ぐ「WAFシステム」
- クレジットカード業界の情報セキュリティ基準である「PCI DSS」に準拠した決済基盤
- 情報セキュリティを確保するためのリスクを把握し、適切に管理・運用するための「ISMS認証」に準拠したシステム運用
など、システムから運用まで、高水準のセキュリティ対策を講じている。
4. 事業者独自の柔軟なカスタマイズに対応
販売方法や運用に合わせて、EC事業者の希望に沿ったカスタマイズ機能を持つ。EC事業者が現在利用している社内基幹システム、WMS(倉庫管理システム)などの外部システムとも連携できる。
5. ヘッドレスコマースを実現
「ebisumart」の特長の1つである「ebisumart API」を「ebisu commerce」でも整備している。これにより、ECサイトのフロントエンドとバックエンドでそれぞれ独立した、ヘッドレスコマースでの開発・運用ができる。
6. 導入後も専任担当者制でサポート
「ebisu commerce」専用サポートサイトを開設。また、提案、開発、サイトオープン後の保守まで顧客企業専任チームによるサポート体制を持つ。
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム - 通販・ECの業界最新ニュースと実務に役立つ実践的な解説」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:インターファクトリーがコマースプラットフォーム「ebisumart」の大規模EC向けの新サービス「ebisu commerce」を提供開始、その特徴とは?
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