大丸松坂屋百貨店やパルコを傘下に持つJ.フロント リテイリングは、コレクター向けトレカ専門店「magi(マギ)」を運営するジラフに出資し、業務提携契約を締結した。
J.フロント リテイリングのコーポレートベンチャーキャピタル「JFR MIRAI CREATORS Fund」(運営はイグニション・ポイントベンチャーパートナーズ)を通じて、ジラフに出資した。
リアルの場でコレクター向けアイテムを核とした業態開発、ファンコミュニティの共創をめざす。第1弾として9月8日、「名古屋 PARCO」にトレカショップ「magi 名古屋 PARCO 店」の出店を予定している。
ジラフは創業事業である買取比較サイト「ヒカカク!」のほか、トレカ・スニーカーフリマアプリ「magi」、コレクター向けトレカ専門店「magi」、ポケモンカード専門店「magipoke」、スニーカーショップ「Magi Kicks」などを展開している。
トレカ・スニーカーフリマアプリ「magi」(画像は編集部が「magi」からキャプチャ)
消費の目的が多様化するなか、J.フロント リテイリングは新たな消費の価値観や目的に対応したコンテンツの発掘、それらを通じた体験価値を共有するコミュニティの共創強化が重要と捉えており、ジラフの優れた「品ぞろえ」「集客力」「売買の利便性」を評価し、出資を決めた。
求人サイトによると、ジラフの2023年3月期売上高は23億1142万円。2023年5月には単月売上高で6億円を突破している。
ジラフは第三者割当および借入によりシリーズDラウンドとして2023年3月に2ndクローズ、2023年7月に3rdクローズを実施し、1stクローズと合わせて累計約13億円(第三者割当にて約8億5000万円)の資金調達を実施した。J.フロント リテイリングのほか、丸井グルー、MIXIなどが出資している。
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オリジナル記事:J.フロントがコレクター向けトレカ専門店「magi」に出資・業務提携した理由とは?
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