アマゾンジャパンは、2023年内に全国11か所へ配送拠点のデリバリーステーションを開設すると発表した。当日配送、翌日配送、置き配指定サービスなど配送サービスを拡充する。
デリバリーステーションは、注文を受けた商品を全国のフルフィルメントセンターなどから集約し、周辺地域の消費者の玄関先まで届けるラスト・マイル・デリバリーの起点となる場所。
栃木県、群馬県、富山県、山梨県、静岡県、奈良県、岡山県に初のデリバリーステーションを開設。ほかには、千葉県、神奈川県、兵庫県、福岡県へ新たに設置する。Amazonのデリバリーステーションは日本国内で50か所以上になるという。
配送拠点の新設で、栃木県、群馬県などの新設地域での「置き配指定サービス」を実現。顧客の利便性、再配達削減につなげる。
デリバリーステーションでは、黒ナンバーの軽貨物車を持つ個人事業主がアマゾンと直接契約を結び、稼働する時間帯や日数はドライバーが選択する「Amazon Flex」、地域の中小企業にAmazonの商品配送を委託して報酬を支払う新しい独自の配送プログラム「Amazon Hubデリバリー」、Amazonの商品を配送する起業家を支援する次世代の「デリバリーサービスパートナー(DSP)プログラム」を展開し、効率的な配送を提供していく。
アマゾンジャパンは2022年7月、年内に青森県や沖縄県など全国18か所にデリバリーステーションを新設すると発表。北は青森、南は沖縄まで、700万点以上の商品を翌日に届ける体制を整えた。
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オリジナル記事:アマゾンが置き配、当日・翌日配送を強化。全国11か所にデリバリーステーションを新設
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