ハルメクホールディングス傘下のハルメクは、シニア女性向けコンテンツプラットフォーム「ハルメク365(サンロクゴ)」会員専用の「ロボホン」の機能をシャープと共同開発した。
二足歩行コミュニケーションロボット「ロボホン」本体を顧客に貸与。「ハルメク365」を通じて、「ロボホン」から更新情報を定期的に通知する。「ロボホン」「ハルメク365」双方の利用を促す実証実験として位置付け、将来の事業化をめざす。
「ハルメク365」仕様の「ロボホン」を顧客に貸与する
“シニア女性×「ロボホン」”の親和性を検証
シニア女性向けの定期購読誌「ハルメク」を発行しているハルメクは、コンテンツプラットフォーム「ハルメク365」を2022年に開始。会員制のサービスとして、読み物コンテンツの配信、料理レシピなどのオリジナル動画、「ハルメク」の誌面と連動したイベントなどを提供している。
今回の実証実験では、「ロボホン」に「ハルメク365」から届く更新情報を定期的に通知する機能を実装し、「ロボホン」および「ハルメク365」の双方の利用を促す仕組みを提供する。
実証実験期間中は「ハルメク」から「ロボホン」本体を顧客に貸与。顧客は月額費用のみで「ロボホン」を利用できる。
「ロボホン」と「ハルメク365」双方の利用を促す仕組みを構築する
「ロボホン」がシニア女性に与えるポジティブな影響をリサーチ。将来の事業化を視野
実験を通じて、「ロボホン」がハルメクの顧客であるシニア女性のライフスタイルにどのようなポジティブな変化を生み出すのかを検証し、将来の事業化につなげていきたい考え。実証実験ではモニターアンケートの取得やインタビュー、利用データの分析を行うとともに、これらの結果をもとに本格販売に向けた準備を進めていく。
「ロボホン」とは?
シャープが開発した、小型のヒューマノイドロボット。Androidベースで、二足歩行が可能。音声をメインのインターフェースとし、電話やメール、カメラといったAndroid端末としての基本機能に加え、モバイル通信(LTE/3G)やWi-Fiを利用した通話や通信ができる。所有者は、「ロボホン」専用のアプリケーションとして提供される各種サービスを、「ロボホン」と対話しながら使用できる。
※ハルメクとの実証実験で用いる「ロボホン」はWi-Fi専用モデル(モバイル通信機能はなし)
実証実験でのサービス提供方法
- サービス提供:ハルメク 通販事業本部
- 方式:月額課金
- 月額費用:税込4070円(「ハルメク365」本会員は同3300円)
- 申込期間:5月24日~6月7日(モニター応募多数の際は抽選)
- 実証実験期間:11月30日まで
- 申し込み方法:専用の申し込みページから(ページは5月24日に開設)
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オリジナル記事:ハルメク、シニア女性向けに「ロボホン」の実証実験開始。シャープと共同開発した“ハルメク仕様”で顧客に貸与
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