「東京靴流通センター」「シュープラザ」「靴Chiyoda」を展開するチヨダは、2026年2月期にEC売上高50億円の目標を掲げている。
2023年2月期のEC売上高は10億円超で、2024年2月期は20億円を計画する。
EC売上高の推移(画像はチヨダのIR資料から編集部がキャプチャ)
マーケティング手法変更策の一環としてデジタル事業改革を推進する。ECサイト活用の新たなフェーズとして、2023年11月までに店舗でもネット注文ができるようにする。店舗で欠品している商品の自宅受け取り、需要が少ないサイズのネット注文、狭小店舗の在庫削減を実現する。
EC強化施策(画像はチヨダのIR資料から編集部がキャプチャ)
12月までには分析による顧客行動の可視化とデータ活用を実現し、店舗別購買実績と店舗別品ぞろえをマッチング。顧客のロイヤルカスタマー化を推進して、ワン・トゥ・ワン・マーケティングに取り組む。
店舗アプリの活用(画像はチヨダのIR資料から編集部がキャプチャ)
アナログ販促からデジタル販促へのシフトも進める。新聞折り込みチラシによる販促を大幅に削減。マスメディアやSNSの活用による顧客とのタッチポイントを増やしていく。
具体的には、テレビCMや新聞、雑誌、Webチラシを活用。インフルエンサーとのタイアップ、SNSを起点としたデジタルチャネルの拡大を図り、テレビを見ないZ世代などにアプローチする。
販促シフトについて(画像はチヨダのIR資料から編集部がキャプチャ)
テレビなどのマス広告で幅広く認知を高め、インターネット検索に誘導して情報を提供。商品の使用を通じてアプリやSNSを使ってもらい、自社商品への共感と情報の拡散につなげる。この流れを作り、商品やブランドに対するファン化を促進、さらなる集客を図る。
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム - 通販・ECの業界最新ニュースと実務に役立つ実践的な解説」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:EC売上高50億円をめざす「東京靴流通センター」のチヨダ、EC事業強化施策とは
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.