セブン&アイ・ホールディングスは、2023年2月期連結業績で子会社が手がける主要なEC事業の売上高を公表した。
セブンネットショッピングのEC売上高は前期比8.8%減の230億1800万円。2022年9月22日付でギフトの取り扱いをセブン‐イレブン・ジャパン運営のギフト専用サイト「セブン-イレブンネットギフト」に移管したことが減収に影響した。
イトーヨーカ堂のEC売上高は同35.7%減の39億900万円。ネットスーパー売上高は同3.5%減の349億2300万円。
そごう・西武のEC売上高は42億2300万円で同16.7%減。
セブン&アイ・ホールディングスは、グループの総合通販サイト「omni7(オムニ7)」の運用を2023年1月で終了。統合型の通販サイト「オムニ7」から、グループ各社が通販サイトを単独運営する体制へ移行した。
「オムニ7」は終了後、「7iDポータルサイト」へと変更した(画像は編集部がキャプチャ)
「オムニ7」を構成していた通販サービスは、イトーヨーカ堂の「ネットスーパー」とネット通販、食材宅配サービス「セブンミール」、「セブンネットショッピング」「アカチャンホンポ」「そごう・西武」「ロフト」。
今回の発表では「セブンミール」「アカチャンホンポ」「ロフト」のEC売上高は非公表。セブンネットショッピング、イトーヨーカ堂、そごう・西武のEC売上高は軒並み前年割れとなった。
一方、グループの営業収益は同35%増の11兆8113億円、国内コンビニエンスストア事業の売上高は8902億9300万円で同2.0%増と好調だった。
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オリジナル記事:セブン&アイ子会社のEC売上は軒並み前年割れ
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