GMOペパボは、「カラーミーショップ」「minne(ミンネ)」「SUZURI(スズリ)」において、OpenAIの「ChatGPT」APIを活用し、SNSの集客に利用できるPR文や商品説明文を自動生成する機能の提供を開始した。
「カラーミーショップ」向け機能を第一弾として提供
第一弾として、3月22日からSNS投稿用の宣伝文章を生成する機能「カラーミーAIアシスタント(β)」(ベータ版)を、「カラーミーショップ」の公式iOSアプリにてユーザー向けに無料で提供を開始。
ユーザーが登録した商品情報をもとにTwitterやInstagramなどのSNSに共通して投稿できる文章をAI(人工知能)が自動生成する。
3月22日から提供を開始した「カラーミーAIアシスタント(β)」の画面イメージ
「カラーミーショップ」のiOSアプリ上の商品設定画面から「カラーミーAIアシスタント(β)」のアイコンをタップすると、ユーザーが登録している商品情報をもとに最短10秒程度でAIがSNS投稿用の宣伝文を作成する。
また、最適なキーワード、ハッシュタグ・絵文字を含んだ文章が生成されるため、ユーザーはより効果的な投稿を行えるだけでなく、SNS投稿のためのリサーチ時間削減にもつながるという。
3月27日からは、ユーザーが入力したアイテム名やキーワードをもとに、アイテムの説明文を自動生成する「SUZURI」向けの機能を提供予定。また、購入者が検索窓に入力した情報をもとに関連するキーワードを提案する機能も3月下旬頃にアプリで提供する予定だ。
「SUZURI」アイテムの説明文の生成画面イメージ
「minne」向けでは、ユーザーが登録している作品情報をもとに、AIがSNS向けの宣伝内容を自動で生成する機能を3月中に提供する予定。
「minne」SNS向けの宣伝内容の生成画面イメージ
最新のIT技術を活用した事業活動やプロダクト開発を実施
GMOペパボは「人類のアウトプットを増やす」をミッションに、最新のIT技術を活用した事業活動やプロダクト開発を行っている。
2022年3月には、Web3に関する取り組みを進める組織「ペパボ3推進室」を新設。「SUZURI」にNFTコンテンツで作成したオリジナルグッズ販売ができる機能を実装するなど、Web3に関する取り組みを進めている。
最近は「ChatGPT」API を活用した「教えてAIロリポおじさん」を提供するなど、Web3やAIなど今後一般化していくと考えられる技術や最新技術・分野に着目し、事業活動やプロダクト開発に取り入れている。
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム - 通販・ECの業界最新ニュースと実務に役立つ実践的な解説」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:GMOペパボ、「ChatGPT」を活用したマーケティング支援機能を提供開始
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