アマゾンジャパンは1月13日、羽田空港第3ターミナルに宅配ロッカー「Amazon Hub ロッカー」を3台設置した。海外から入国し、宿泊施設で隔離を要請されるユーザーが、入国時に「Amazon.co.jp」で注文した商品を受け取ることができるようにした。
現在、海外から日本に入国する際、日本政府が定める規定による予防措置として、日本国が指定する国・地域からの入国者に対し、宿泊施設で待機するなどの隔離措置が講じられている。
羽田空港へのロッカー設置は、検疫所が確保する施設で待機する予定の日本入国者へ、施設に向かう前に「Amazon」で注文した商品を非接触で届けることを目的としている。
羽田空港第3ターミナルに設置した「Amazon Hub ロッカー」
羽田空港第3ターミナルに設置した「Amazon Hub ロッカー」で商品受け取りを希望するAmazonユーザーは、「Amazon.co.jp」で商品を注文し、受取先を空港内のロッカーに設定できる。
今回の取り組みは、日本空港ビルデングと東京国際空港ターミナルとパートナーシップで実現した。
「Amazon Hub ロッカー」は、コンビニエンスストアや駅、スーパーなど、顧客が日常的に利用する場所で商品が受け取れる宅配ロッカー。Amazonが商品を発送、ロッカーへの配達が完了すると、顧客に受け取り準備完了の通知メールを送信する。メールに記載されている受け取りバーコードをロッカーのスキャナーでスキャン、もしくは6桁の認証キーを入力するとロッカーが開き、商品を受け取れる仕組み。
アマゾンジャパンは2019年、コンビニエンスストアや駅の宅配ロッカーなどで商品が受け取れる宅配ロッカー「Amazon Hub」を日本に導入。セルフサービスの宅配ロッカー「Amazon Hub ロッカー」、店舗スタッフの受け渡しによる「Amazon Hub カウンター」を展開している。「Amazon Hub ロッカー」は日本全国で数千か所に設置しているという。
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オリジナル記事:アマゾンが「Amazonロッカー」を羽田空港に設置、入国者向け商品受け取りを実現
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