ブックオフグループ、売上1/3を15%のアプリ会員が生むアプリ戦略 | ネットショップ担当者フォーラム

ネットショップ担当者フォーラム - 2021年7月21日(水) 09:00
このページは、外部サイト ネットショップ担当者フォーラム の情報をRSSフィード経由で取得して表示しているため、記事の一部分しか表示されていなかったり、画像などが正しく表示されなかったり、オリジナル記事が意図したデザインと異なっていたりする場合があります。
完全な状態のオリジナル記事は 「ブックオフグループ、売上1/3を15%のアプリ会員が生むアプリ戦略」 からご覧ください。

ブックオフグループホールディングスは、主力のBOOKOFF事業においてアプリ会員300万人(2021年5月末時点)を2023年5月末に600万人へ拡大、ブックオフ利用客のうち15%のアプリ会員で売上高の3分の1を占める状態をめざすアプリ戦略を掲げている。

ブックオフグループHDは2018年6月にスマホアプリをリリース。2019年9月に会員数が100万人を超え、2021年5月末時点で300万人を突破した。

ブックオフグループホールディングスのアプリ戦略ブックオフグループHDのアプリ戦略(画像はブックオフグループHDのIR資料からキャプチャ)

アプリには4つの特徴がある。約420万点のなかから一括して商品検索が行えるほか、アプリ経由で購入することが可能。一部店舗限定だが、アプリで購入した商品は近隣の店舗で受け取ることもできる。お気に入り登録してる店舗限定のクーポン、セール情報の配信も行っている。

「売上1/3を15%のアプリ会員が生む」アプリ戦略の実現には、アプリを利用するユーザー層の拡大も重要になる。マーケティング戦略では定常的な集客を目的とした価値訴求型・ブランド広告へ転換。テレビCM、Web、SNS、PR、店頭など、顧客の行動として訴求するアプローチで「BOOKOFF」から足が遠のいている休眠顧客層の来店行動を喚起する。

ブックオフグループホールディングスのマーケティング戦略マーケティング戦略(画像はブックオフグループHDのIR資料からキャプチャ)

富裕層を対象としたリユース市場の拡大も推進する。大手百貨店9店舗に出店している富裕層向けの店舗「ハグオール」、百貨店・商業施設の14店舗に出店している「アイデクト」は積極展開を継続。現在15店舗を出店している総合買取窓口は、都内を中心とした高級エリアに出店を再開する。

ブックオフグループHDは富裕層向けも強化富裕層向けリユースの拡大を推進する(画像はブックオフグループHDのIR資料からキャプチャ)

さらに、店舗・EC間の連携強化、DX推進のほか、老朽化したITインフラの刷新など、大規模なIT投資を実施。ECサイトの刷新、EC庫内システムの強化、公式スマホアプリの強化などに投資する。

ブックオフグループHDの2021年5月期におけるグループEC売上高は137億2700万円。決算期を従来の3月期から5月期に変更したため、2020年度(2021年5月期)は14か月間の変則決算となる。

※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム - 通販・ECの業界最新ニュースと実務に役立つ実践的な解説」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:ブックオフグループ、売上1/3を15%のアプリ会員が生むアプリ戦略
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.

石居 岳
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

アクセシビリティ
広義には、障害者、高齢者を含むすべての人間が、同じレベルでサービスや機器、施設を ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]