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エイベックスのEC売上は37%減の89億円(2021年3月期)、コロナ禍の影響が響く」 からご覧ください。
エイベックスの2021年3月期におけるEC売上高は、前期比37.3%減の89億3200万円だった。
新型コロナウィルス感染症拡大で、観客を動員するライヴやイベントの中止、延期、規模縮小による開催が相次ぎ、ライヴ・イベントの積極的な開催が困難となったことが影響した。それに伴い、音楽コンテンツの企画・制作・販売を行う「音楽パッケージ」が減収し、ECにも響いた。DVDやブルーレイなどの販売落ち込みが影響した。
デジタル・プラットフォーム事業の売上高(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)
DVDやブルーレイなどを販売している「音楽パッケージ」事業の売上高は同20.4%減の205億8800万円。2021年3月期はライヴの公演数が前の期と比べて約8割減ったことに伴い、グッズなどの企画・制作・販売を行う「マーチャンダイジング」事業の売り上げが減少したこともECの減収に影響した。「マーチャンダイジング」事業の売上高は、同75.6%減の21億1800万円。
音楽事業の売上高(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)
新しい取り組みとして「a-nation online 2020」などのオンラインによるライヴやイベントの開催、オンラインによるアーティスト公式グッズの販路拡大など、デジタル技術の活用を強化した。
なお、2021年3月期からセグメント分けを刷新。音楽事業に含まれているデジタル・プラットフォーム事業(EC/ファンクラブ/チケットサービス)をデジタル事業へ統合し、デジタル・プラットフォーム事業に再編している。
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オリジナル記事:エイベックスのEC売上は37%減の89億円(2021年3月期)、コロナ禍の影響が響く
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