Amazonがどうだとか、競合がどうだとか言う前に「来る未来に対して何をやっていくべきか?」を把握しているかどうかが大きなポイントです。その未来に対してどのぐらいの速度で、どのぐらいの期間で到達するのかを考えればいいので、悩みの種類が変わってきます。
「実店舗はECの広告メディア」という考え方も
どうやったらAmazonに勝てるか?:CMO Japan Summit 2017レポート(メモ) | TKzoe.com
http://tkzoe.com/omni-channel/cmojapansummit2017-01/
まとめると、
- 実店舗は販売だけでなく、ECから見れば広告の役割も兼ねる
- 情報に基づいた提案が必要な商材は実店舗が勝つ。専門性を持っているスタッフは財産
- 「来る未来に対して何をやっていくべきか?」を把握していることが重要
「今できているか?」が重要ではなく、「来る未来に対して何をやっていくべきか?」を把握していることが重要。それがわかっていれば、そこに向かっていけばよいだけで、わかっていない、理解しようとしていない場合、既存のリテールはピュアプレイに領域を侵されていく可能性が高いでしょう。
─メガネスーパー デジタル・コマースグループ ジェネラルマネジャー 川添 隆氏
Amazonのホールフーズ買収前のイベントレポートなのですが、最後に書かれているように、この動きは予測されていたようですね。これがまさに「来る未来に対して何をやっていくべきか?」です。
相手の動き、世の中の動きを見て未来へ先手を打っていかないと先はないです。
関連記事
楽しくなければ続かないし結果も出ないのがSEO
SEOにおけるKPI、新指標「トータルサーチカバレッジ」とは何か? | ITmedia
http://marketing.itmedia.co.jp/mm/articles/1706/29/news013.html
KPIは「SEO順位」から「ユーザーの検索体験向上」へ、これからのコンテンツマーケティングで大切なコト | Web担当者Forum
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2017/06/28/25870
まとめると、
- 重要なのは「検索回数全体のうち、リスティング広告または自然検索の結果からサイトへの流入がどれだけ獲得できているか」
- 上位表示からユーザー目線のコンテンツ制作に課題をシフトしたら結果が出るようになった
- 直帰してしかるべきというコンテンツもある。直帰率にこだわる必要はない
(アソビュー株式会社 執行役員 宮本武尊氏は、)コンテンツ施策を「楽しくやっているか」も重要だという。オウンドメディアはユーザーと自分たちの提供するサービスの距離を縮める手段であり、自分たちが楽しくなければ、自分たちが役立つと思っているコンテンツでなければ、ユーザーはついてこない。失敗してチームが楽しく運営できていなかった時代の経験から、それが重要なことだと実感しているという。
SEOの目的や手法、計測方法が今までとはかなり変わってきています。順位、表示回数、クリック率、直帰率といった従来の指標も必要ですが、そこだけ見ていても楽しさが失われてしまいますので、今まで以上に視野を広げる必要があります。
リスティング広告を出稿している場合の「トータルサーチカバレッジ」もわかりやすい指標です。
ASPカートもhttpsに対応し始めています
常時SSL対応 手順と注意点 | FutureShop
http://www.future-shop.jp/fs2/manual/aossl/always-on-ssl.html
まとめると、
- 一度常時SSLにすると、元には戻せない
- 常時SSL対応はSEOの順位を保証するものではない
- Facebookのいいね数については、Facebook側の仕様により引き継げない
これまでhttpsで表示できなかった商品(一覧・詳細)ページやショッピングカートなど、Futureshop2で自動生成するすべてのページ、Webコンテンツ用サーバおよびCMSサーバのページをhttpsで表示できます。この対応によってGoogle社による「HTTPSページのインデックスへの優先的登録」に対応できます。(店舗様にてご対応が必要です。)
楽天のhttps化もあり、フューチャーショップなどのASPも対応してきましたね。しかし、注意点が多いのでよく読んで慎重に対応してください。安易に始めると順位降下や、広告のリンク切れなど、デメリットが大きくなってしまいます。
EC全般
Google マイビジネスの「投稿」機能でオンラインでの存在感を高めましょう | Google AdWords 公式ブログ
https://www.ja.advertisercommunity.com/t5/...
実店舗を持っている人はやっておくべきものがこれ。マイビジネスに登録して投稿を試してみてください。「来る未来に対して何をやっていくべきか?」です。
デジタルマーケが上手なブランド1位は無印良品、SNSやアプリの活用が評価 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/4449
楽天が2位、Amazonは3位ーーネットユーザーが選んだブランド力の高いWebサイト | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/4467
少々モヤっとする結果ではありますが、世間の認知はこうなっているんでしょうね。参考までに。
商品購入の検討時にネットで調べる情報は「商品スペック」「レビュー」「価格比較」 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/4474
それ以外に何を比較するのか? と思いますよね(笑)。定番の項目なので商品ページにはスペックとレビューは必須です。
「宅配ボックス欲しい」が70%、「宅配ロッカー」使用率は2% | 通販通信
https://www.tsuhannews.jp/news/investigation/41492
ヘビーユーザーほど欲しがるものが宅配ボックス。ゴールド会員向けのプレゼント施策などはいかがでしょうか?
国は物流問題をどう解決する? AIやIoTなどを活用する新物流大網の提言を国交省が決定 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/4475
「サプライチェーン全体の効率化・高付加価値を生みだす物流への変革」など、お役所チックな6項目が並んでおりますね。総合物流施策大綱にも反映される予定です。
越境EC事業者は知っておきたい、中国で施行された「インターネット安全法」とは? | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/4437
今のところ規制は起こってないようですが、どんなリスクがあるかは知っておきましょう。
今週の名言
過去に学んだことが、いつどのような形で生きてくるか。それは誰にもわからない。ただ自分の経験から思うのは「自分の時間をそれなりに投じた学びでなければ、後で役に立つようなことはない」ということだ。
この授業は将来何の役に立ちますか?|withComputer
http://withcomputer.jp/yakunitachimasuka.html
冒頭の記事に出てきた「来る未来に対して何をやっていくべきか?」と同じ意味ですね。目的をもって時間を使えば将来が見えてきますよ。
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:Amazonに飲み込まれないための鍵はリアルな顧客接点。実店舗の価値を見直そう【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.