Google アナリティクス、AMP のサポートを強化 | Google Analytics 日本版 公式ブログ

Google Analytics 日本版 公式ブログ - 2017年5月26日(金) 12:18
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完全な状態のオリジナル記事は 「Google アナリティクス、AMP のサポートを強化」 からご覧ください。
この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事 「Google Analytics is Enhancing Support for AMP」を元に構成しております。

デベロッパーの皆様の間では、この 1 年で Accelerated Mobile Pages(AMP)テクノロジーの導入が進み、ニュース、レシピ、e コマースに至るまで、あらゆる種類のサイトでページの読み込みを速くする対策が取られています。これまでに数十億もの AMP ページが公開されており、Google アナリティクスでは AMP を導入されたお客様をサポートする取り組みを続けております

しかし、これまでは AMP ページとそれ以外のページでサイトの訪問者が別々に識別されるため、顧客の行動経路の全貌を把握することが難しいとのご指摘をいただいておりました。そこでこのたび、サイトの AMP ページとそれ以外のページの両方を通してユーザーがどのように行動したかを、より正確に把握できる仕組みを導入いたします。


新たな仕組み
この変更によって、お客様のドメインの AMP ページと AMP 以外のページで、ユーザーを一貫して特定できるようになります。両方のページで訪問者識別子を統一することで、ユーザー分析の精度が改善します。なお、この変更は Google などの AMP キャッシュから配信される AMP ページには適用されません。


導入時期
この変更は Google アナリティクスのすべてのアカウントに、今後数週間で導入される予定です。


この変更が及ぼす他の影響
今後はサイトを訪れたユーザーが AMP ページとそれ以外のページで一貫して識別されるため、ユーザー数やセッション数、それらに関する指標のデータも、これまでとは変わってくる可能性があります。以前まで別々の ID で識別されていたユーザーが同じユーザーとして識別されるようになるため、ユーザー数とセッション数は次第に減っていきます。ただし、この変更の導入直後はユーザーの 識別子がリセットされるため、[新規ユーザー] の指標が一時的に上昇すると見込まれます。

また、AMP とそれ以外のページのページビューが別々のセッションとして扱われなくなるため、サイト滞在時間、セッションあたりのページビュー数、直帰率などの指標は上昇します。こうした現象は、過去に AMP ページを閲覧したすべてのユーザーの 識別子が統合型のものに変わるまで続きます(ユーザーがお客様のサイトやアプリを利用する頻度によって、この期間の長さは変わります)。


今回の変更に伴って必要となるご対応
お客様側で必要なご対応はございません。変更は自動的に導入されます。


自社ドメインと他社ドメインの両方で自社ページを閲覧したユーザーの識別子統合について
AMP ページは、そのコンテンツの直接のホスト元ドメインで閲覧されずに、AMP キャッシュやプラットフォーム環境で閲覧される場合もあります。しかし、Google ではまずサイト運営者様のドメインでの問題解決に専念いたします。それがお客様に価値をお届けできる早道だと考えているためです。

Google では、AMP ページでもそれ以外のページでも、ユーザーの行動経路の分析に必要な質の高いデータをお届けできるよう取り組んでおり、今回の変更はお客様のドメインで配信される AMP ページの分析を容易にするものです。この改善がお役に立てば幸いです。ぜひ今後とも Google アナリティクスをご活用ください。


投稿者: Google アナリティクス チーム
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