コンサルティングサービスなどのスカイライトコンサルティングと子会社のシンクエージェントは共同で、消費者が店舗での購買行動でスマートフォンをどのように利用しているか実態調査を実施、オムニチャネル行動が年代や居住地域を問わず定着しつつあることがわかった。
調査によると、買い物前にスマホを使って店舗や商品の情報を収集した経験がある人は全体の56.8%。特に小さい子供のいる既婚女性では、71.9%が事前に情報収集している。一方、「スマホで事前に何かすることはない」との回答は全体の43.2%だった。
買い物中にスマホを利用した経験がある人は全体の51.8%。買い物(来店)後にスマホでアクションする人は全体の24.4%で、店で見た商品を購入した経験がある人は全体の15.5%だった。
来店前のスマホ利用経験については、「商業施設や店の場所・営業時間を確認する」(42.4%)、「商業施設のフロアマップやテナント情報をみる」(26.6%)、「使えそうなクーポンやセール情報を探す」(32.2%)といった行動が多いという。
来店前にスマホで行ったことがあること
「ファッションこだわり層」「家電こだわり層」で、オムニチャネルの「行動パターン」が異なるということもわかった。
「ファッションこだわり層」では、店舗営業時間の確認(51.2%)やフロア・マップの事前チェック(41.0%)が多く、「家電こだわり層」では48.8%が店頭で見た商品の相場価格や最安値をスマホで調べた経験があるという。
来店中にスマホで行ったことがあること
スカイライトコンサルティングは、「ファッションこだわり層は来店前に最もスマホを使うのに対して、家電こだわり層では来店前より来店中によく使っている」とまとめている。
調査概要は以下の通り。
- 調査時期:2014年8月26日(火)~2014年8月27日(水)
- 調査対象:スマホ所有男女824 人
- 調査方法:インターネット調査 全20問
- 調査内容:こだわりのある商品ジャンルでの買物スタイル、およびその買物行動時のスマホの使い方を調査
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オリジナル記事:買い物前に約56%がスマホで商品情報を調査、家電では約半数が店頭で最安値をチェックする | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
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