Google アナリティクス サミット 2014: これからリリースされる新機能とアナリティクスの今後 | Google Analytics 日本版 公式ブログ

Google Analytics 日本版 公式ブログ - 2014年5月30日(金) 10:43
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この記事は、Google アナリティクス英文ブログ記事 “Google Analytics Summit 2014: What’s Next And On The Horizon For Analytics” を元に構成しています。 
Google アナリティクス 認定パートナーの皆様プレミアムのお客様、および開発者の皆様にご参加いただく Google アナリティクス サミットが、今年もサンフランシスコで 5 月 28 日から 2 日間の予定で始まりました。Google アナリティクス チームでは、常にユーザーの皆様からのフィードバックに基づき製品の改良を行っており、このサミットはそうした声を直接お聞きする貴重な場となっています。ご参加いただけない皆様のため、ここでサミットの発表内容の中からいくつかのツールや機能の概要を以下にご紹介します。

拡張 e コマース

Google アナリティクスの e コマース トラッキング機能は、これまで決済や商品の詳細など購入にフォーカスしたレポートを提供してきました。しかし、今日では、ユーザーの購入前の行動を含む、包括的なカスタマー ジャーニーを理解したいという要望が高まってきています。そこで、本日 Google アナリティクスでは、新たに機能強化された拡張 e コマース機能がベータとしてリリースいたしました。

拡張 e コマースにより、企業はユーザーの行動とコンバージョンについての指標について明確な洞察を得ることが可能となります。それらの中には、商品の詳細情報の閲覧、カートへの追加、チェックアウト、購入といった行動の情報が含まれます。ユーザーが購買プロセスからどの程度乖離しているのか、そして、ユーザーが離脱しているポイントはどこか、といった分析を行うことができます。より詳しい内容については、ヘルプセンターをご確認ください。





拡張 e コマースについて、さらに詳しく知りたい方々には、Ecommerce Analytics: From Data to Decisions と題した アナリティクス アカデミーのオンライン コースもご用意しています。興味のある方は、アナリティクス アカデミーのサイトからサインアップしてください。

柔軟で拡張性のあるレポート機能

統合されたチャネル グループ:新しく統合されたチャネル グループ機能により、ご自身でカスタマイズしたチャネルの定義に基いて、トラフィックを分類できます。集客に貢献したチャネルを独自の視点で分析できるようになります。

データ インポート(旧ディメンション拡張):この度、Google アナリティクスのディメンション拡張機能を大幅に強化され、今後はデータ インポートという名称でご利用になれます。お客様独自のデータや商品詳細、返金データなどのデータを Google アナリティクスにインポートできるようになりました。インポートしたデータは、Google アナリティクスのほとんどの標準的な機能でご利用になれます。インポートできるすべてのデータ タイプのリストについては、ヘルプ センターをご参照ください。

カスタム テーブル:Google アナリティクス プレミアム版のお客様向けにカスタム テーブル機能をリリースしました。独自にカスタマイズしたテーブルにより、お客様のビジネスに合わせた非サンプリング レポートがレポート画面上で利用できるようになります。


エンタープライズ向け機能強化

Google アナリティクス プレミアム版のお客様向けに DoubleClick Campaign Manager および DoubleClick Bid Manager との統合機能を発表しました。DoubleClick の広告メディアからのトラフィックがサイトの訪問にどのようなインパクトを与えたかを解析することができるようになります。インプレッション レベルのデータを分析できるようになっただけではなく、リマーケティング リストを作成し、DoubleClick Bid Manager で利用することができるようになりました。

MaassMedia の Strategic Engagement Director、Melissa Shusterman からのコメントです。
私たちは、リード ジェネレーション キャンペーンの強化のために、Google アナリティクス プレミアムと DoubleClick Bid Manager の連携機能を今年から使い始めました。私たちのリードの 70% はリマーケティングから来ており、この連携によってサイトと広告クリエイティブでの最適化に留まらず、個々のユーザーのセグメントにマッチした広告を出し分けることができるようになりました。
上記に加え、多くのアカウントを管理するエンタープライズ向けの機能強化として、4 つの新 API をご提供します。Provisioning API(招待制ベータ)によって、新規 Google アナリティクス アカウントの作成や、AdWordsフィルタに関する設定が可能となります。Embed API は重要なレポートやダッシュボードを外部から利用可能とします。また、この度、これまでご提供してきた App Gallery を Partner Gallery として新たに立ち上げます。認定パートナーや技術パートナーによるサービスを簡単に見つけることができるポータルが近日中にご利用になれます。

その他にも次々に新しい機能やツールをご提供する予定です。一部の機能は、こちらから先行ホワイトリストのお申し込みができます。日頃より有意義なフィードバックをいただいているユーザーの皆様には大変感謝しております。今後もお役に立てる機能の開発と提供を続けてまりますので、よろしくお願いいたします。
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