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日産自動車 - Google アナリティクス・イン・ビジネス」 からご覧ください。
2011 年 4 月 19 日
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション・コンサルタント
世界の自動車産業をリードする日産自動車株式会社のグローバルマーケティングストラテジー本部は、Google アナリティクスをビジネス改善に活かしています。グローバルマーケティングストラテジー本部が管理するサイトはアジア・オセアニア、中南米や中東、そしてアフリカ各国と、世界中に広がっています。それら各サイト共通で活用されている Google アナリティクスの機能として、ご紹介したいのは、e コマース機能です。
Google アナリティクスの e コマース機能は、主にサイト上で売上がある ネットショップのサイト用の機能です。しかし、日産自動車のサイトで、クルマをクレジットカードで買うことはできません。ではなぜ、e コマース機能を使っているのでしょう?
世界の日産自動車のサイトでは、カタログ請求や試乗申し込の数をGoogleアナリティクス上でコンバージョン数として測定しています。ただし、通常の目標設定を利用したコンバージョン分析では、コンバージョンしたことがわかっても、細かくどのような車種で申し込みが完了したかがわかりません。
e コマース機能を使えば、カタログ請求や試乗申し込みのあったクルマの車種やモデルなどの細かなデータと一緒にコンバージョン分析が可能になります。ネットショップが商品名やサイズなどに活用しているフィールドを、流用することができるのです。
世界中の日産自動車のサイトで e コマース機能を使うことで、どの国でどんなクルマのカタログ請求や試乗申し込みが発生しているのか、それらはどんなサイトから、どんな検索キーワードから来ているのか、確認したい情報が一目で分析できるのです。
さらにプロファイルを各国のサイト毎に分けることで、各国の現地担当者は自らの担当国データのみを確認・分析し、グローバルマーケティングストラテジー本部では、全世界のデータを一度に確認・分析することが可能になりました。確認すべき情報はすべてプロファイルごとのカスタムレポートにまとめていますので、各国の現地担当者もグローバルマーケティングストラテジー本部の担当者も、非常に短時間で必要な状況が確認できます。
日産自動車グローバルマーケティングストラテジー本部の担当者様は、Google アナリティクスとe コマース機能のよい点について、以下のように語ってくれています。
- ひとつのアカウントで全世界の対象国のデータを見ることが出来る
- カスタムレポートを使うことで確認したい状況が一目で把握できる
- 手動であったレポート作成の負荷が軽減(自動化)され、タイムリーなレポート分析に基づく迅速なビジネス意思決定が可能となった
[
日産自動車 南アフリカWebサイト]
※上記リンク先および、以下画像は南アフリカの日産自動車ホームページです。
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[ e コマース機能 ]
e コマース機能の設定方法などは以下のヘルプセンターやコードサイトをご覧ください。
・e コマースの収益 (ヘルプセンター)
http://www.google.de/support/googleanalytics/bin/topic.py?hl=ja&topic=11001・e コマーストラッキング (code.google.com)
http://code.google.com/intl/ja/apis/analytics/docs/tracking/gaTrackingEcommerce.html?hl=ja[Google アナリティクス認定パートナー]
Google アナリティクスでウェブビジネスをサポートする「認定パートナー制度」があります。日産自動車をサポートするパートナーは
アユダンテ株式会社です。
パートナー制度についてはこちらをご覧ください。
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