ブランドとSEOを組み合わせる方法 | SEO Japan

SEO Japan - 2010年10月25日(月) 12:02
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SEO BookからSEOとブランディングに関する話題を。 ブランディングとSEOといえば別物として考えられる傾向もありますが、使い方によっては相乗効果を上げることもできそうです。 — SEO Japan 2008年、エリック・シュミット氏が、グーグルが“インターネットの悪の巣窟”を一掃するために、ブランドをシグナルとして利用すると漏らしたことがあった。 SEO業者の耳がピクっと動いた瞬間であった。 当時CNETに投稿された記事の一部を以下に掲載する: ウェブクローラは、デジタルに関するアイテムの真偽を判断する作業を不得手としており、集団の知識は、オンラインで大量に流れるデータから遅れを取っている。シュミット氏は、雑誌のパブリッシャーに未来への希望を与えたのだ。シュミット氏はこのように言った。ブランドは悪の巣窟を突破する手段だ… シュミット氏は、私や皆さんのような低コストのパブリッシャーとの競争に直面した雑誌の重役達と協議していた グーグルのアルゴリズムのどの局面が見返りを与えるのかを断定することは出来ないが、ブランドのファクターがますます検索結果で直接的および間接的に影響力を強めていく点は容易に予想できる。シュミット氏は、ブランドが持つオーソリティのレベルについて話していた可能性があるが、“エディター”として信頼されているかどうかも重要視されるかもしれない。しかし、他にも考慮されるファクターは存在する。 また、テーマ/トピックの焦点が明確かどうかも判断材料の一つになるだろう。 ブランドを確立 サイトが、ブランドのアイデンティティに関して、明確な焦点を持っているなら、検索数やソーシャルメディアでのメリットは自然と付いてくるだろう。本筋を外れないリンク、そして、背景等が重要になる。この点については後ほど説明する。 ブランドは単なる名前、絵、またはロゴではない。ブランドは、マーケットで地位を上げるための取り組みから、メールに返信する作法まで、あらゆる事柄を含む。また、本人もしくはそのサイトに人々が自然に関連付けるキーワードの用語の集まりとも言えるだろう。 全国的もしくは国際的なブランドを作成するのは多額のコストがかかるが、ニッチのブランドの知名度を上げることは決して不可能ではない。SEOBook、Webmasterworld.com、そして、SEOMozについて考えてもらいたい。これらのブランドのアイデンティティは明確であり、名前が挙げられると、それぞれの多数のユニークな性質が脳裏に浮かぶはずだ。 ブランドを確立する方法 ケロッグ・スクール・オブ・マネジメントでインターナショナルマーケティングを教えるフィリップ・コトラー教授は、ブランドを作り上げる手順を特定している。その中には以下の手順が含まれている: 価値ある提案を策定する 製品に対するブランドの位置付けを選択する これはマーケティングの戯言のように聞こえるかもしれないが、現実として、どのような意味を持つのだろうか? 価値ある提案 すべての作業を完璧にこなすことは不可能だ – 時間もリソースも足りない – それでは、一番得意なことは何だろうか?それは人々が快く料金を支払う価値があるだろうか? 広範な位置付け コトラー氏は、3つのオプションを特定している: 製品の差別化 低コストで引っ張る ニッチを絞る 皆さんはどの選択肢に当たるだろうか? 3つすべてに当てはまる可能性はあるが、このような万能タイプはいずれか一つに特化している企業に打ち負かされる傾向がある。例えば、ヴェルサーチは安価なアイテムを提供することも*可能*だが、そうすると同社の焦点を傷つけ、高級ブランドのアイデンティティを混乱させてしまう可能性がある。 このようなブランドのアイデアをSEOの利点に変換する方法を伝授しよう。 価値ある提案は、特定する需要に基づいている。例えば、もし事業主が、「ロサンゼルスのSEOサービス」と言うフレーズに対するキーワードの需要を見出したとすると、価値ある提案は次のようになる: 地域に密着したSEOサービスプロバイダー 事業主は、おそらくロケーション、窓口、焦点、そして、経験の長所をもとに「ロサンゼルスのSEOサービス」を提供する仕事に向いているかどうかを判断するのだろう。 ブランドの位置付けは“ニッチ”に焦点を絞る必要がある。このキャッチフレーズは、ロサンゼルスに位置するクライアントに対する地域性、局地性、そして、近接性をを強調している。コピーで用いられる専門用語はこのニッチなアプローチを反映する必要がある – 繰り返すが、サービスと地域性の双方に関連する言葉やフレーズを利用しよう。人々がこのようなウェブサイトにリンクを張る際、彼らは自然と地域性を反映する用語を利用する。なぜなら、それは事業のオーナーが確立した内在するブランドアイデンティティの一部だからだ。人々がツイッター/フェイスブック等でこの事業に関する会話を交わすとき、ブランドアイデンティティと一致する用語が使われていれば理想的だ。何らかの方法でウェブサイトについて会話が交わされている時、グーグルは間違いなく追跡するだろう。 各自にそれぞれ役割が与えられている。事業の焦点、キーワードのテキスト、リンクのテキスト、そして、人々が当該の事業に関して話し合うことが出来るリファレンスの枠組み。とても単純だ。しかし、とても多くのサイトがこの類の焦点を忘れ、キーワードの関連性を見逃している。 また、ブランドにとって個性は重要である。ダニー・サリバン氏は、一般的なテクノロジーの知識を豊富に持っているかもしれないが、大半の人々にとって、サリバン氏は“検索の専門家”である。同氏は、尋ねることなくキーワードが豊富に詰まったリンクを手に入れることが出来る。アーロン・ウォール氏と言えば、SEOBookの名が一番に脳裏に浮かぶ。SEOと言う用語を使わずに同氏にリンクを張るのは難しいだろう。彼らが話題に上ると、人々は自然に検索用語を何度も – キーワードのコピーの中で、そして、リンクのテキスト等の中で – 利用し、これらすべてがSEOの利点をもたらす。これは密接なブランドアイデンティティを持つことで得られるメリットである。 代わりに八方美人になる方法もあるが、これは2010年では、オンラインでもオフラインでもなかなかうまくいかないだろう。不要な情報があまりにも多すぎるからだ。 ブランドの構築は、明確で確立されたアイデンティティを構築することが全てであり、SEOに関して言えば、そのアイデンティティに関するキーワードの用語のリストに関連することが肝要だ。 皆さんは、ブランドのアイデンティティをキーワードのリストとしてまとめることが出来るだろうか? この記事は、SEO Bookに掲載された「How To Combine [...]
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