ネットショップサイト(EC)の作成担当者向け|おすすめのサービスランキングを紹介
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(目次)
- ネットショップの展開方法は大きく2種類に分けられる
- モール出店型のメリットとデメリットを確認
- 自社EC型のメリットとデメリットを確認
- モール出店型と自社EC型のどちらにするか迷ったら
- モール出店型のおすすめサイト
- インスタント型自社ECのおすすめツール
- まとめ
この記事は、ネットショップかんたん作成のshop byが運営するオウンドメディア「ECナレッジ」から転載しています。 https://shopby.jp/ecknowledge/
ネットショップの展開方法は大きく2種類に分けられる
ネットショップサイトは、大きく「モール出店型」と「自社EC型」の2種類に分けられます。以下ではそれぞれについて詳しく解説します。
■モール出店型とは?
モール出店型とは、インターネット上に設けられたショッピングモール内に自社のネットショップを出店する形になります。
デパートやアウトレットモールなどは、複数のショップがテナントとして出店していますが、モール出店型もこのようなイメージです。ネット上に用意されたモールに出店するため、自社でゼロからショップを構築する必要がありません。
■自社ECとは?
自社ECの構築方法には、スクラッチ型・ASP型・インスタント型の3種類に分けられます。
1. 自社EC(スクラッチ型)
スクラッチ型は「フルスクラッチ型」とも呼ばれており、自社でECサイトを一から作成する方法を指します。自社の商材やサービスにあわせて柔軟に作成できるため、自由度が高いというメリットがあります。
ただし、ECサイトを一から構築するため、サーバーの用意やシステム開発などが必要で初期投資がかかるのがデメリットです。
2. 自社EC(インスタント型)
インスタント型とは、Webサービスを利用してネットショップサイトを始められるサービスです。後述するASP型の簡易版として知られており、非常に手軽にネットショップサイトの作成ができます。
利用料や初期費用といった基本的な手数料は無料ですが、機能制限も多く大規模なECサイト構築には向いていません。
3. 自社EC(ASP型)
ASP型とは、プラットフォームをレンタルして自社でECサイトを構築する方法です。スクラッチ型とは異なり、自社でシステム開発などをする必要がありません。
ネットショップの基本的な機能が備わっているため、スクラッチ型よりも気軽にネットショップに挑戦できます。ただし、自由度はスクラッチ型のほうが高いです。
モール出店型のメリット・デメリットを確認
モール出店型にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。以下では、モール出店型を利用するメリットとデメリットについて解説します。
■メリット
モール出店型では、ある程度の集客はモール側が行います。ネットショップを運営する上で集客は重要な要素ですが、モール出店型ならモールまでは集客してくれるため、比較的ユーザーの目に触れやすくなります。
また、モールに来るユーザーは目的を持っている場合が多く購買意欲は高めです。そのため、ショップの閲覧から購買につながりやすいのはメリットでしょう。
加えて、モール出店型はサーバーやシステム開発なども必要なく、資金が少なくてもネットショップサイトを開設しやすい特徴があります。
■デメリット
モールに出店する場合には、販売手数料がかかります。利用するモールによって手数料は異なりますが、商品が売れるごとに手数料がかかるため、自社ECよりも利益は少なくなってしまいます。
モール出店型の場合にはモールで提供しているテンプレートに沿ってネットショップを構築するため、サイトの変更は自由に行えません。そのため、オリジナリティを出すのが難しくなっています。
モール内には同じような商材を扱っているショップも多く、モール内の価格競争に巻き込まれるリスクもあります。
自社EC型のメリット・デメリットを確認
自社ECにはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。以下では、自社ECの良い点と悪い点を解説します。
■メリット
自社ECを構築する場合には、出店料や販売手数料などの費用が発生しません。余計なコストを削減できるため、モール出店型よりも利益率を高めやすいというメリットがあります。
また、自社ECではサイトのデザインを自由に決められます。企業のイメージや商品・商材にあったデザインにしやすく、オリジナリティを持たせられるので他社との差別化が図りやすいでしょう。
さらに、自社で顧客情報の分析・管理ができるため、リピート率や売上向上のための施策を立案しやすいのもメリットです。
■デメリット
自社ECの場合には、集客に力を入れなければいけません。モール出店型のようにモール側で集客してくれるわけではないため、自力でユーザーを獲得する必要があります。SEO対策やコンテンツの充実化、広告などを使いながら集客しなければいけないため、手間がかかります。
また、ECサイトのブランディングやリピーター獲得、売上向上などを達成するには主体的なサイト運営が必要です。ECサイトを運営しながら問題点を解決・改善しなければいけないので、成果が出るまでに時間がかかるのもデメリットです。
モール出店型と自社EC型のどちらにするか迷ったら
モール出店型と自社EC型、どちらが向いているか迷ったときには、以下で紹介する2つの観点から選んでみるとよいでしょう。
■希望するビジネス展開で選ぶ
自社が希望しているビジネス展開によって、向いているタイプは異なります。例えば、「まだ開業したばかりで集客がうまくいくか不安」「安定したECサイトを作りたい」という場合にはモール出店型がよいでしょう。
逆に、商品やブランドの認知度が十分にあり、さらなる売上拡大を狙っている場合には自社EC型が適しています。
■販売する商品で選ぶ
販売する商品が多く、競合も多数いる商材を扱っている場合には、モール出店型が向いています。なぜなら、ジャンルを決めていても具体的な購買対象を決めていないユーザーは、モールを利用する傾向が強いからです。
ブランド品や専門性の高い商品は、すでに購入する商品を決めているケースが高いため、自社ECが向いています。
モール出店型のおすすめサイト
モール出店型でネットショップサイトを開設する場合のおすすめモールを3つ紹介します。
■Yahoo!ショッピング
Yahoo!ショッピングは、ヤフー株式会社が運営しているECモールです。知名度が非常に高く、初期費用や月額費用などが必要ありません。
利用者層も幅広く、50代以降の男性ユーザーも多いため、メンズアイテムを扱っている場合にも向いています。「PRオプション」では、料金を支払うことで検索上位に表示されやすくなり集客効果が高まります。
■楽天市場
楽天市場は、国内でも最大級のECモールです。楽天ポイントや楽天カードなどを活用することでお得に買い物できる環境が整っており、ユーザー数が多いのが特徴です。20代~40代の女性ユーザーが多く、アパレルやインテリア、食品などの出店に向いています。
出店の際は、月額出店料とシステム利用料、システムサービス利用料などがかかります。
■Amazon
Amazonは、世界各国で利用されているECモールです。企業だけでなく個人での出品もできます。ユーザー数が非常に多く、全体としては男性ユーザーのほうが多いです。
アマゾンでは価格競争が起きやすいため、最安値で販売できる場合に向いています。「FBA」という出品代行サービスがあり、料金を支払えば商品管理から梱包、発送まで代行してもらえます。
インスタント型自社ECのおすすめツール
ここでは、自社ECの中でもインスタント型と呼ばれるタイプのおすすめツールを紹介します。
■shop by
shop byは、初期費用と月額費用が無料で、売れるまではコストが発生しないためコストを抑えてネットショップを始めたい方におすすめのサービスです。
無料でありながら使えるフォントの種類も多く、直感的な操作でページを作成できるデザインツールが特徴です。人気のPayPayにも対応しています。
■その他
他にも、BASEやSTORESなど、無料で始められるサービスは多くあります。初期費用や月額料金だけでなく、売上に応じて発生する手数料にも注意して比べましょう。
まとめ
ネットショップの展開方法は、モール出店型と自社EC型の2種類に分けられます。集客に自信がない、競合の多い商品を扱っているならモール出店型、さらなる売上向上を目的としており、ブランド品などを扱っているなら自社ECというように、自社のビジネスにあわせて選択しましょう。
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