【コホート分析】キャンペーンごとに新規ユーザー定着率を確認する方法 | 株式会社イー・エージェンシー
- 編集部の見解や意向と異なる内容の場合があります
- 編集部は内容について正確性を保証できません
- 画像が表示されない場合、編集部では対応できません
- 内容の追加・修正も編集部では対応できません
WEBで実施した施策ごとに、集客した新規ユーザーがどのくらい定着しているのか? その割合を確認したいとお悩みではありませんか?
新規ユーザーの定着率を確認することで、どの施策の効果が高かったのかを知ることができます。
今回はGoogle アナリティクスのキャンペーンごとに、新規ユーザー定着率を確認できる「コホート分析レポート」機能について解説します。
コホート分析の基本的な確認方法と、定着率が高い流入元を分析する方法を見ていきましょう。
Google アナリティクスのコホート分析とは?
Google アナリティクスのコホート分析とは、webサイトに来訪したユーザーを属性や条件でグループごとに分類し、その行動や定着率を分析するものです。
Google アナリティクスのコホート分析レポートを使えば「初めて訪れたユーザーが、その後にどの程度継続してサイトに訪れているか」などの定着率を、初回訪問日ベースで視覚的にわかりやすく確認することができます。
リピートユーザーを呼び込みたい時の施策として、広告・SNS・メルマガなどが挙げられますが、コホート分析ならリピートに効果のある広告などを分析し、施策を評価することも可能です。
コホート分析の使い方
コホート分析レポートは、[ユーザー]>[コホート分析]から確認することができます。
コホート分析では複数の指標を組み合わせることで、様々なデータを確認することができます。
ここでは、定着率をユーザー維持率という指標で表しています。
コホート分析で使用できる指標
- コホートの種類:集客の日付
- コホートのサイズ:日、週、月別
- 指標:ユーザー維持率、等
- 期間:過去7、14、21、30日
コホート分析で確認できること
- ユーザーがいつ再訪したか?
- どの流入元の再訪率が高いか?
特定のキャンペーン(広告等)の定着率を調べるには?
コホート分析では、標準レポートと同様にセグメントをかけることができます。
「すべてのユーザー」と「特定のセグメント」を比較することで、「特定のセグメント」が自社サイトにどれだけ貢献しているか分析することができます。
例えば上の図では、「すべてのユーザー」と「広告キャンペーンのユーザー(特定のセグメント)」を比較しています。
キャンペーンの評価を行う際に、「サイト全体の流入」と「特定のキャンペーン(広告等)からの流入」を比較することで、そのキャンペーンが新規ユーザーの定着率にどの程度貢献しているかを分析することが可能です。
ユーザーの再訪率をあげるタイミングの分析
定着率の推移を見れば、指定した期間にどの程度ユーザーが離脱しているかを確認することも出来ます。ユーザーが離脱したタイミング(維持率のパーセンテージが下がった時)を分析することで、次の施策を打つべきタイミングを検討することが可能です。
例えば、ユーザーの再訪率が下がり始めたタイミングで再度、施策を打つことでユーザーの再訪を促すことが考えられます。
ポイント!
分析当日の再訪状況は分からないため、「2020/05/17-2020/05/23」の第1週や、「2020/05/10-2020/05/16」の第2週は0.00%と表示されます。
いかがでしたか?
webサイトを長期的に成長させ続けるにはリピーターは欠かせない存在です。
集客したユーザーがどんなタイミングで減少するのか? 新規ユーザーがしっかり定着しているか? を定点観測し、状況に応じて施策を行うことが重要です。
是非、コホート分析を活用して、デジタルマーケティングを加速し、コンバージョンUPを目指していきましょう。
ご不明な点やお困りの点がございましたら、気軽にお問い合わせください!
株式会社イー・エージェンシー
コーポレートサイト:https://www.e-agency.co.jp/
ソーシャルもやってます!