ITエンジニアのための英語学習法(その2)
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「CTC教育サービスはコラム「 ITエンジニアのための英語学習法(その2)」を公開しました。」
はじめに
みなさん、こんにちは。今回は、おもむろに宣伝から始めさせてください。待望(?)の「Docker実践入門」が技術評論社より発売になりました。Dockerの基礎から応用、そして内部構造の解説まで、コンパクトに凝縮した一冊です。書店で見かけた際は、一度、手にとっていただけると幸いです。
それでは、前回に続いて、ITエンジニアの英語学習法をテーマに話を進めたいと思います。今回は、「英語で考える練習」についてです。
「脳みその構造」を理解する
前回は、「普段からいろいろな事を英語で考えておくことで、自分の考えを英語で説明することが得意になる」という話をしました。しかしながら、「いきなり英語で考えるなんてどうすれば・・・」という方も多いでしょう。そこでまずは、エンジニアらしく、「脳みその構造」を分析するところからはじめましょう。
図1は、筆者が経験的に感じている自分自身の「脳みその構造」です。ある程度英語が得意な方なら、「そうそう、こうなってるよね」と共感してもらえると思います。人間の頭の中には、特定の言語によらずに物事を考える仕組みが用意されており、それを日本語で表現したり、あるいは、英語で表現したり、ということを行います。Webアプリケーションで言えば、ビジネスロジック層とプレゼンテーション層の違いのようなものですね。
図1 日本語と英語を使う「脳みその構造」
一方、伝統的な日本の学校の授業では、「日本語」と「英語」を互いに翻訳する方法を習います。たとえば、英文の読解では、与えられた英文の文法を解析して、それぞれのパートに対応する日本語の文章を当てはめていきます。鉛筆を握りしめて、英文に区切り記号や矢印をつけていく練習をした思い出があることでしょう。
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http://www.school.ctc-g.co.jp/columns/nakai/nakai74.html
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