GMOインターネットグループ、生成AI活用により2024年上半期で約67万時間の業務時間を削減

リリース情報提供元: プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES
2024年07月05日(金)
GMOインターネットグループ
国内パートナー(従業員)の83.9%が生成AIを活用

 ”すべての人にインターネット”をコーポレートキャッチに、インターネットインフラ、広告、金融、暗号資産事業を展開するGMOインターネットグループ(グループ代表:熊谷 正寿)は、「AIで未来を創るNo.1企業グループへ」を掲げ、グループをあげた生成AIの活用を進めています。

 その結果、グループ全体で約13万2,000時間/月(前回調査差+約2万時間)の業務時間削減が実現しました。過去の調査も踏まえ、2024年上半期で約67万時間削減したと推定しています。(※1)
 GMOインターネットグループは、今後もパートナー(従業員)のAI活用状況を定期的に調査してまいります。そして、すべてのパートナーがAIを活用できる人財となり、削減した時間でよりクリエイティブな業務に専念し、AIを活用した各種プロダクトやサービスの開発を加速することで、すべての人の「笑顔」と「感動」につなげてまいります。

■調査概要
・調査テーマ:「生成AI活用」実態調査 
・回答者数:6,312人(有効回答5,153人)
・調査対象:GMOインターネットグループの国内パートナー
      (正社員、契約社員、アルバイト、派遣社員、業務委託)
・調査期間:2024年6月10日(月)~6月14日(金)

■調査サマリ
削減時間
- 生成AIを活用するパートナー一人あたりの業務削減時間は26.8時間/月(前回調査差+2.1時間)
- グループ全体で約13万2,000時間/月(前回調査差+約2万時間)業務時間削減(※2)(※3)
- 2024年上半期で推定約67万時間の業務時間削減を実現。

利用しているLLM
- 約半数(47.2%)のパートナーが、複数の生成AIモデルを使い分けている。
- 業務において最も優れていると思う生成AIモデルは、GPT-4が65.9%、Gemini 1.5 pro・Claude 3 Opusが約5%ずつ。各AIモデルの特性を理解し業務に応じAIを使い分けている。

注目している技術
- 「動画生成」が最多で50.2%、次いで「ロボット×AI」35.6%。 本調査は、2024年6月18日に発表したGMOインターネットグループのAI・ロボット事業への参入の情報公開前に実施したが、既に「ロボット×AI」について多くのパートナーが注目。(URL:https://www.gmo.jp/news/article/9010/


(※1)2023年11月20日発表 定点調査 https://www.gmo.jp/news/article/8680/
2024年4月9日発表  定点調査 https://www.gmo.jp/news/article/8922/
(※2)国内全パートナー(シフト勤務含む)の約78.3%にあたる4,942人が生成AIを活用していると仮定し算出。
(※3)ひと月労働時間は(1日の勤務時間8時間)×(平均の営業日20日)=160時間で算出。

GMOインターネットグループの生成AI活用調査結果
1.AI活用率、一人あたりの削減時間がともに増加。リスキリング施策で後押し。
- 国内パートナー(シフト勤務除く)の83.9%が生成AIを活用(前回調査差+5.2ポイント)。
- 生成AIを活用しているパートナー一人あたりの業務削減時間は26.8時間/月(前回調査差+2.1時間)となり、パートナーが、次々とリリースされる最新のAIツールをキャッチアップし、一人ひとり使いこなしていることが推測できます。
- また、生成AIを活用しているパートナーの合計により、ひと月あたり約13万2,000時間の業務時間削減を実現しました。(前回調査差+約2万時間)削減時間数は調査するごとに増加しています。
- GMOインターネットグループでは「AI(愛)しあおうぜ!プロジェクト」として、全パートナー受講必須のAIセミナーや、2024年3月からは非エンジニア向けの3か月集中型のAI、RPAのリスキリング企画「虎の穴」を実施しています。このことから、生成AIを活用するパートナーのすそ野が広がり、業務削減時間の増加にも貢献していると考えられます。







2. 複数のLLMの特性を活かし業務に利用
- AIの業務活用を行うパートナーに対し、AIの複数利用について質問したところ、47.2%と約半数が複数のAIを業務で使い分けていると回答しました。
- また、業務において最も優れていると思うLLMについては、65.9%のパートナーがGPT-4と回答。
- 一方で、Gemini 1.5 proとClaude 3 Opusも約5%ずつの支持を集めており、各AIモデルの特性を理解し、業務に応じたAIを使い分けていることが推測されます。




3.「動画生成」「ロボット×AI」「AI搭載スマホ(エッジAI)」に注目
- 現在注目している技術については、「動画生成」が50.2%と約半数となり、次いで「ロボット×AI」35.6%、「AI搭載スマホ」33.3%、「音楽生成」22.6%となった。
- 2024年6月18日に発表したGMOインターネットグループのAI・ロボット事業への参入の情報公開前にも関わらず、多くのパートナーが「ロボット×AI」技術に注目していた。(URL:https://www.gmo.jp/news/article/9010/





【AIを活用しているパートナーの声】(※4)
■2024年4月~6月まで最も成果があった業務効率化の事例について


■AIを使っていて「まだ自分(人間)がやったほうが良い」と感じたことについて

(※4)生成AIの活用においては、グループ各社で利用規定を策定・順守した上で、非開示情報や個人情報の入力、著作権侵害等に配慮して業務を実施しております。

【AIしあおうぜ!プロジェクトリーダー李 奨培(り じゃんべ)コメント】
 私たちのAI活用推進プロジェクトも、開始から1年以上が経過し、業務効率化の“勝ち筋”が見えてきました。
 そして、さらに突き抜けたアウトプットを実現するには、目的に応じた最適なAIモデルを利用することが必須です。
 これらに対応できる社内ツールを我々は開発・提供し、目標の達成に向けてまい進いたします。










【GMOインターネットグループについて】
 GMOインターネットグループは、ドメインからセキュリティ、決済までビジネスの基盤となるサービスをご提供するインターネットインフラ事業を主軸に、インターネット広告・メディア事業、インターネット金融事業、暗号資産事業を展開する総合インターネットグループです。
 また、「AIで未来を創るNo.1企業グループへ」を掲げ、グループ全パートナーを挙げて生成AIを活用することで、1. 時間とコストの節約、2. 既存サービスの質向上、3. AI産業への新サービス提供を進めています。(※5) (参考URL 「AIで未来を創るNo.1企業グループ」実現への取り組み https://www.gmo.jp/ai-history/
 お客様に喜ばれるサービスを迅速かつ低価格で提供するために、サービスは機器の選定から設置、構築、開発、運用までを内製化することを基本方針としています。そのため、グループ110社に在籍する約7,400名のパートナーのうち、ITのモノづくりを担う開発者(エンジニア・クリエイター)が49.5%を占めています。(※6)

(※5)GMOインターネットグループで実施するAI活用促進の例については別紙に記載をしております。
(※6)2024年3月末時点


以上


【GMOインターネットグループ株式会社】(URL:https://www.gmo.jp/
会社名  GMOインターネットグループ株式会社 (東証プライム市場 証券コード:9449)
所在地  東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者  代表取締役グループ代表 熊谷 正寿
事業内容 ■インターネットインフラ事業 
     ■インターネット広告・メディア事業
     ■インターネット金融事業   
     ■暗号資産事業
資本金  50億円

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